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師走も一段と寒さが厳しくなり窯場の水も本当に冷たくなりました。白玉椿と灯台躑躅を釣船にいれました。先日お伺いした東京都庭園美術館の紅葉も、今年は遅れ気味との事ですが、それでも白金でこんなに美しい紅葉が見れるなんて大変ありがたいですね。花を生けて。花を入れて。その花生けで。その花入れで。こんな事、日常茶飯事です💧今回そんな咄です。茶席の花ほど、象徴的な美しさが際立つものはありません。瑞々しい花を見た瞬間に心がすっと和みます。茶事の初座では、床に軸が掛かっていても後
昨日、しばらくお稽古を休みたいと言っていた生徒さんが突然やってきました色々考えた結果しばらく休むと言ったけど自分も80歳本当に、またお稽古を再開できるのか?その時に、きちんとご挨拶できないと悪いので、私にきちんと感謝を伝えたくて、けじめをつける事にしたと挨拶にこられたのだそうです。もし、また始められる日が来たらお願いしますとおっしゃられて。何日も悩み眠れぬ日もありこれでスッキリしたとお顔は晴れ晴れしていらっしゃいました。最近、暫く休みますとおっしゃられてそのまま辞められる方もい
いつもお読みいただきありがとうございます悠(はるか)と申します!昨年4月、人生謳歌塾(以後JO)に入塾。日常を整え、ワクワクする未来を作っていくために、CITTA手帳を愛用しています公務員の保育士として仕事をしながら5歳の長男と2歳の長女の子育てに奮闘中でしたが、この4月に退職。そんな中、長男の出産後に習い始めた「お茶」が、自分の中でとても大切な存在になっていることに気づきました。現在、茶道裏千家助講師の資格を取得、来年宗名をいただく予定。詳しくはプロフィールをご覧ください私がこ
【炉開き】の時期になると【口切の茶事】という話を聞きますね。それは、それは大変にありがたい一大事です。「口切」ですが茶摘が5月初旬として、抹茶の製造過程だと蒸して、乾かして、荒茶となり、茎や不要な部分を取り除いて、石臼で挽く段階まで来た碾茶/てんちゃとなり、この碾茶の状態で、茶壷などに入れられ半年間冷暗所に寝かせ熟成させたものを、開炉の正月祝いに合わせた「新抹茶」としてお披露目されるということです。私の実家のある、つくばの家でも小学校から帰ると親戚のおじさんや
私の茶道具の蒐集の話をすると、まず最初に行くのは呉服系の百貨店の茶道具売り場なんだけど、ちょっとお値段が・・そうこうするうちに、よく考えると、茶道具より普段使い小物、懐紙、帛紗、扇子、菓子切、数寄屋袋、などの身の回りの品物さえ揃っていないことに気が付くからで、そこで次に行くのが、茶道具を扱う店舗最初に行ったのは、知人から「銀座コアの裏に茶道具屋さんがあるわよ」と言われたからで、店の名前はたしか龍泉堂だったかな。ああ、間違い、今日店の前を通ったら龍善堂
先週に続き、本日もお茶会へ紬の訪問着葡萄と菊の干菓子先週のお茶会のお着物こちらは九月始めに着用単衣は6月と9月のそれぞれ一カ月のみ。最近は気温によって4月頃から着たり、10月に入っても暑かったら着てもよいと柔軟に変化。3回も着れて嬉しい☺️アスティエのお香
2019年(令和元年)7月22日:投稿★「前編〉七夕茶会~①趣向・室礼の記録」に続き、この〈後編〉では、みんなの楽しいスナップ写真で当日の七夕茶会の様子をお伝えします。毎回行事レポートは、ついついたくさんの写真になってしまいますが、お付き合いください。お運びくださったお客様(社中とそのご家族・ご友人)、この日のために準備と稽古を重ねた亭主チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。行事が終わってもしっかり振り返りをして、次のステップに繋げていきましょう。↓)当日の朝、まず
こんにちは!シュミネ茶道教室です。お盆を挟んで久しぶりの通常稽古の週です。今週のお菓子は「桔梗」(ききょう)茶席菓子というのは、銘(めい)を聞かないと何を表しているのか初心者さんには分かりにくいものが多いですが、このお菓子は見た目そのままで分かりやすいですね。干菓子器には、皆さんから頂いたお菓子をたくさん盛って、各々頂戴しました。今週の点前座は、いつもと違うものが2つ。風炉先が涼し気な「葦」(よし)になっていることと、水指が「木地釣瓶(つるべ)
2025年令和七年乙巳(きのとみ)水無月6月19日(木)〜待合兼立礼席に色紙凌霄蔓(ノウゼンカズラ)図卒業生のお祖母様のお描きになられた絵画です。裏千家では自分の資格の一つ前まで引次できます。私は準教授です。お茶名まで引次できます。準教授を取得するには(正)教授の先生に弟子入りしなければなりません。お茶名を引次、教授の先生のお稽古場に送り出しました。2023年に準教授拝受の知らせがありました。活躍が楽しみです。
少し前から気になっていたお店こんなところに?どうやって入るのかしら?と運転しているとよくわからなかったお店ですお昼に予約して行ってみました若いご夫婦二人でやっている可愛い感じのお店ですランチセットをお願いしメインはマルゲリータピザと本日のスパゲッティ二人なのでシェアしていただきましたサラダには生ハムが少し散らしてありチーズもかかり美味しいですピザは私の好きな薄い生地で具も程よくのっており美味しいですサイズは大きめです本日のスパゲッティはキャベツとアサリのスパゲッティこち
お茶事では、茶席に入室前、客は腰掛待合(こしかけまちあい)で待つことになる。亭主は席の準備が整うと、蹲踞(つくばい)に打ち水をして、中門を開けて「迎付」(むかえつけ)に出る。客は、2,3歩前に出て出迎えを受け、主客も連客も、無言で、総礼(頭を下げる)をする。客は一旦腰掛待合に戻り、頃合いを見計らって、円座と莨盆を片付けて路地の蹲踞に進む。蹲踞は、手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があるとされている。蹲踞は、茶室に入る前に、
松風会のお茶会がお城の下の文学館横、慶雲庵で行われ素晴らしいお天気に恵まれた日曜日3or4年振りに塩瀬の単を着て行きました塩瀬は雨の日は着ない方が良いと聞いて、なかなか出番がありませんでしたラッキーなことに一席目に入れ朝の清々しい空気の中でのお席主のセンスあるかつ素晴らしいお道具を拝見しつつ美味しいお抹茶を頂いて来ました社中のお仲間がお手伝いをしててお茶を点てるのを見たかったのですが1席目は別の方でした残念お正客に入って下さった方は裏千家の大御所の先
平成28年(2016年)4月20日:投稿今日は新緑映える、いいお天気でしたね~こんにちは、シュミネ茶道教室の西田宗佳です。毎月20日は、生國魂神社の中の玉秀庵にて、「静和会」というお茶会があります。裏千家淡交会・大阪四支部に所属している会員対象の月釜で、着物が原則となっています。この他にも在籍している「玉秀会」などもあり、月に2回はせっせと着物を着て、四季を通じてこの場所に通っています。…ということで、今日も行ってまいりました。大阪では結構、歴史も由緒もある神社です
厳しい暑さが続きますね。床の間には祇園祭のものを。長刀鉾の辻回しの絵扇🪭庭の木槿は今を盛りと咲き乱れその一輪を床の間にお祭りですので笛の花入に祇園祭に想いを馳せてお菓子は涼やかに『荒磯』森の香製
いつもお読みいただきありがとうございます悠(はるか)と申します!昨年4月、人生謳歌塾(以後JO)に入塾。日常を整え、ワクワクする未来を作っていくために、CITTA手帳を愛用しています公務員の保育士として仕事をしながら5歳の長男と2歳の長女の子育てに奮闘中でしたが、この4月に退職。そんな中、長男の出産後に習い始めた「お茶」が、自分の中でとても大切な存在になっていることに気づきました。現在、茶道裏千家助講師の資格を取得、来年宗名をいただく予定。詳しくはプロフィールをご覧ください私
初夏を迎えた白鳥庭園では梅雨空の下、紫陽花茶会が開かれました。(6月14日撮影)裏千家加藤席主ご一門の中には「茶道大好き」という外国人の方がお点前を披露し。席主による英語での茶道レッスンの一部も紹介しながらの楽しい茶会でした。お茶会の途中から雨が降り始め。終わる頃には大粒の雨が降るお茶会でした。
ブログ「前編〉許状引渡式①~利休堂の前で厳かに」に引き続き、後編です。無事、許状を皆さんにお渡しし、あらためて薄茶席へのご案内。またまた席入り。この日のお菓子は「薄紅葉」(うすもみじ)、末廣屋製。↓)お正客は高橋君、半東は先輩(1期生)の松村さん。点前は10月なので「中置」ですが、これ出来るのがまだうちの社中にいないので、私が。久しぶりに中置の点前したら、「あれ?」という箇所がいくつか(笑)ぎこちない正客と半東の会話は続かず
茶道教室のお問い合わせはコチラから。1月最後の稽古日でした。真之行台子の稽古をしました。寒い日が続いていますが、熱心にお越しくださいますので、嬉しいです。奥伝の稽古は台子や皆具を出したり、御菓子を用意したりと準備は大変ですが、その様に先生のお手を煩わせて、私も教えて頂きました。今は私がお伝えする立場です。楽しくしっかりと稽古をしましょうね。そして出来れば次の方にお伝え下さい。真之行台子の御菓子は七種です。左上から時計回りこなし、練切、外郎、水菓子、金団、羊羹、そして真ん中が薯
ご訪問いただきありがとうございます(^^♪ホームページはこちら今日は月1回の楽しい七事式の日今日は先月に続き濃茶付花月をしてそれから投げ込み花月をしてみました。投げ込み花月普通に平花月なのですが、月花の役札を折据に戻す事からお点前の人がまたお点前が当たったり連続してお茶を飲んだりするのです。末座に座った人は都度、お点前さんに折据を運んだり取りに行くので忙しいです。今日のお菓子桜の薯蕷饅頭🌸今年の冬は振り返ると寒い冬でしたが、桜だよ
今日も涼しく秋らしい1日となりそうです。今日の棚は、「扇棚」です。この棚は、表千家13代宗匠即中斎とが裏千家の先代宗匠淡々斎と相談されて好まれた棚です。桐木地の三本柱で、天板と地板が共に扇面形で扇の要にあたる場所にある向こう柱の幅が広く、その向こう柱に「壺々透かし」が入っている棚です。お点前は、「丸卓(まるじょく)」とほぼ同じで、柄杓と蓋置を飾る時は、「入り飾り」となります。ただ、「丸卓」の場合、桐木地の時は、柄杓を伏せて飾りますが、「扇棚」は、仰向けにし
札幌・テーブル茶道花ひらくの山田恵です♪新緑が目に美しい過ごしやすい季節になりましたね♪7月21日(月・祝)に大通りの日本茶にちげつにて茶道体験+お着付け体験を開催いたします。昨年から、東洋カメラハウスで毎月着付け体験の活動をされている行李(こうり)さんともっと気軽に日本文化に触れる機会を、と始めたイベントで今回は4回目の開催となります今回は、禅語やお花など触れながら「洗い茶巾」という裏千家の水の涼し気な音を楽しむお薄茶点前で一服の後、お抹茶点て方
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。4月は新しい生徒さんも増えて、私(西田)も何度も何度も基本を確認できるいい機会となりました。4/25(火)、26(水)のお稽古日記です。今週のお菓子は、銘「広沢」(ひろさわ)新緑の季節になってくると、水や緑や風を連想させる意匠が多くなってきます。「広沢」って、京都の「広沢池」のことだろうなぁぐらいにしか分かりませんでしたので、調べてみました。(以下、ネットからの説明文)京都市の嵯峨広沢町にある「広沢池」(ひろさわのいけ)、
令和3年(2021年)10月8日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。先日10月3日(日)、「令和3年度許状引渡式」を、無事教室にて執り行いました。朝からいいお天気で、まだまだコロナ禍ではあるものの、長い緊急事態宣言もようやく解除されて、この日を迎えることができました。初心者さんの多いこの教室では、まだ奥伝の許状取次ぎがないので、今年も「入門」と「四ケ伝」のみですが、たくさんの引渡しをすることができ、有り難いことです。■午後1時半・「四ケ伝」
二ヶ月半振りの更新です八月もあっという間にあと一日。。。七十二候では処暑の次候「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」ようやく暑さが収まりはじめるころ夏の気が落ち着き、万物があらたまる時期とされていますが。。。今日も関東地方は猛暑でした台風もまた発生しているようなので、注意しないといけませんねかなり久しぶりの更新になってしまいましたが茶道教室「紫庵」では楽しくお稽古をしております♪八月は通常のお稽古をお休みしているのですが
皆さんこんにちは♪おかんです!以前発行された時は欲しかったけど買わなかったんです!https://item.rakuten.co.jp/bookoffonline/0017404247/でも内容はすばらしかったですよ!それから何年もたって、雑誌で久しぶりにせい子さんをお見かけして、その着物のセンスに目がくぎずけになってしまいました。光琳松(林派松とも言う)の訪問着です!この極端に単純化された高度なデザイン性は林派の特徴です。林派ラブのおかんです。お若い時の写真裏千家のお茶の先生
裏千家でお茶を習っていると、裏千家の4期の家元の花押は、余りにも見慣れすぎていて、ここでアップするのも、ちょっと気が引けるが他の流派の方もいるかもしれないので、アップして終わろう。さて、表千家と裏千家で、いつも迷ってしまう花押がある。そしてこれもこの3つが、すらすら分かると、花押の知識も、かなりなもの答えは最初が、表千家7代の如心斎次が、裏千家9代の不見斎最後が、表千家13代の即中斎さて、これは分かるかな、そして、時々見かけるのが、これに似てい
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会開催中⇒詳細はこちら五月も雨の日が多く、六月に入梅し大雨が続き茶花の成長に必要な日照量が少なく心配しています。特に毎年楽しみにしている鷺草が根腐れした株が増えて心配です。そんな中お稽古はつつがなく進みます。初炭。名水点。茶通箱。去年は基本点前を重点的に稽古しましたので、今年は色々な点前をやろうと思います。生徒さんのなかには、少し道具を変えるだけで他の部分までグダグダ
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら「稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一」、裏千家では一番上の点前と言われる真之行台子のお稽古が終わりました。これで十まで知った事になります。当庵では真のお稽古の時は、必ず真之炭を行います。(鱗灰は勘弁して貰っています。)真の炭の後掃きです。いよいよ真之行台子が始まります。拝見物を持って帰ります。(真の点前ですので途中の写真は遠
2019年(令和元年)6月17日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。6/15(土)、心斎橋の当教室で、初めての「茶花勉強会」を開催いたしました。今回は、〈前編〉で皆さんの様子を、〈後編〉では花姿のご紹介を、2回に分けてこの行事の記録としてお伝えしたいと思います。社中向けに書いてるので、写真もたくさんで少し長いレポートですが、お時間ある時にゆっくりお付き合いください。教室を開いて3年目、初めての取り組みでまず一番心配だったのが肝心の花材集めでした。茶花