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令和2年(2020年)9月28日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。めっきり朝晩肌寒くなってきました。今日は初めての〈茶箱〉のお稽古風景を。月に2回土曜稽古を開催していますが、9/26(土)の午後の研究会では、初めて茶箱のお点前をしてみました。まずは、茶箱の平点前(入門編)とも言われる「卯の花」点前を。茶箱には他に「雪」「月」「花」のお点前と、「和敬点前」「色紙点前」などがありますが、この「卯の花」のお点前は、仕覆や細かい小道具を使わず、手続きの
掛けるのを忘れちゃいそうだったお軸。今頃掛けると良いのだけど、毎年忘れがち。関南北東西活路通(かんなんぼくとうざいかつろつうず)大燈国師(大徳寺を開山した鎌倉時代の禅僧)の言葉。そこさえ通過できれば、あとは東西南北どこへでも自由に道が続いているという言葉。「関」とは悟りへ続く関所のこと、「活路」とは生きられる道、助かる道のこと。解き放たれた瞬間、東西南北に道がひらけるような、本物の自由が待っているということ。なぜ今頃かと言うと、入試シーズンだからなんです
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら11月に炉の季節に変わり、まず平点前から始め、次に四カ伝をみっちり稽古、行之行台子を経て大円之草のお稽古が終わりました。先ずは炭手前からです。茶入れを清めます。唐物茶入れのお茶を入れます。お茶を練ります。大円之草のお稽古は奥伝に必要な基本的な所作の繰り返しですので、とても良いお稽古になります。今月はいよいよ真のお点前のお稽古が始まり
お越しいただきありがとうございます心を整える茶道教室《和心庵》茶道セラピスト~和~です✨2021年2月54歳の誕生日子宮体がん(1A期G2)が見つかり7時間半もの手術を受けましたお陰様で経過は順調がんサバイバーになり痛感したことなんだかんだ言ってもまずは自分を癒すこと何より重要ですそしてなかなか難しい…茶道で心を整えます心が和む心を休めるこのひと時を大切に過ごすために人生全てが一期一会さぁ、楽しみましょう茶道教室
明日の、茶道教室のお稽古のためのお菓子を買いに、「桂離宮」畔の「中村軒」さんへ嵐山「渡月橋」下流、「桂川」沿いを下流へ歩く空模様は、何とかもちそう「桂離宮」畔の「春日神社」の桜「桂離宮」の垣根越しに「椿」の花明後日(3月30日)にお茶会が開かれる、「下桂御霊神社」境内の桜「桂離宮」構内の桜も咲き初め桂川堤防上の花々「中村軒」さんでは、「春爛漫」を購入帰宅して、自分用に余分に買ったものをいただいて、抹茶を数服いただきました。(了)
関東は、今日は曇り。でも、また、新しい台風が発生しているようです。天気の変化を毎日、チェックする必要がありますね。今日は、「半東(はんとう)」について、書いてみようと思います。まず、「半東」の意味ですが、簡単にいうと、「亭主を助ける役」になります。亭主のことを「東(とう)」と言います。その補助役なので「半東(はんとう)」と言います。茶会などで、通常「半東」は「亭主」の後ろに客の方へ斜めに向いて、控えてすわっています。亭主と客の両方に目を配ります
お彼岸のお中日の茶事備忘録です後座菜の花お濃茶の井戸茶碗銘「巖」袴田巌さんの無罪判決のお祝い記念として手に入れた茶碗です菜の花と言えば利休忌表千家では利休忌は3月27日この日は巌さんが釈放された日と合致していました!そして利休さん自刃の日は紅雲庵さんが書かれていましたが西暦になおすと1591年4月11日だそうですなんと!4月11日は娘の命日です
表千家では3月に透き木釜をつかいます拍子木の超小型の板2つを点前座の左右の炉壇に置きそこに羽の部分を掛けます隙間をつくるために透かせる木を使うから透き木釜我が家のものはこのような模様があります桜の花と網目垣根?いやいやこれは網を表しています能楽に「桜川」という曲がありますシテ=主人公=母桜子(さくらご)という娘が貧しさゆえ人商に自分を売り母に手紙と身代金を渡すよう言付けて姿を消します
今日はお稽古の日。老爺二人のマンツーマンになりました。床の間には、唐銅の花入れ。曙椿とアブラチャンの木。お菓子は、桂離宮畔の「中村軒」さんの「春爛漫」。今日も、利休好の「丸卓」の薄茶点前。愚直に、初級のお点前を続けています。炉用の蓋置を忘れたので、風炉用のもので代用。気楽な教室です。薄茶器を倒し、抹茶を畳の上に撒いてしまって大慌て。軽く取り除いて、後は掃除機で始末します。次回も、一緒に楽しみましょう。(了)
利休さんの命日は天正19年2月28日旧暦のことなので新暦に換算すると3月か4月になるそうですそこで表千家では3月27日の今日利休忌が営まれます裏千家では明日3月28日で日にちをずらして行われているそうです3月最後のお教室は利休忌にあわせてお茶湯軸:利休立像花入:下蕪花:菜の花去年も見た方そして初めての方お二人のお稽古ですまずは主菓子をいただくお稽古縁高から順番に取っ
先生のところで「盆香合」のお稽古をしていただきました竹台子で寄せ皆具「盆香合」はお盆に香合を乗せて飾っておいてそれを拝見に出すお点前です当然炭点前がついてきます香合は拝領品などの格が高いものですこの日は仙洞御所菊桐蒔絵の四角い香合でしたお香は焚き切なので2枚しか入れず炭点前のときに全て灰のうえに置くので拝見のときには中身空です拝見の際も香合を極力触ることがないように袱紗の上に置きます色々と忘れていたことを思
「春青能」という能の会を主催してきましたこの春青能第2回の演目が「隅田川」でしたこの時紋切り型の切り絵作家角佳央梨さんに「隅田川」と題していくつかの作品を作っていただきましたその中の最大の作品を衝立に作り直し風炉先屏風のようにして使いました能「隅田川」も狂女物です息子をさらわれた母が京都から息子を探して武蔵の国までやってきますそして春の夕暮れ「隅田川」の渡し場でこの日最後の舟に乗せてくれと舟頭に頼
_/_/_/_/_/_/_/_/「抹茶は甘い飲み物です」_/_/_/_/_/_/_/_/お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?お茶会ってどんなところでしょ?茶道ってどんなことしてるんでしょ?■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしな
6月5日月曜日「熱田まつり」でした姉弟子と一緒に参加神楽殿にて表千家左海宗匠がお献茶をされるということで参列したくて8:00名鉄神宮前駅で待ち合わせましたお互いに早めの集合約束の時間より前に合流し早朝の熱田の杜を歩きます通学するランドセルを背負った小学生を見負けます清々しさが際立ってます神社+朝は素晴らしいです月釜の茶券は先生から購入しておりまず受付へなんと!一番?でも一番でお正客とかになると困るので他の皆さ
岡山県博物館の「茶碗茶の湯に触れる」の展示を存分に楽しみさて遅いお昼を・・・クラフトビールのお店に入って串カツをつまんでビールをいっぱい満足して駅まで歩いていこうと思ったら「茶」の文字が私を呼んでいます何かな~?と近くによるとお茶をいただけるようですそれもなんだか凝った作りのお店です素敵でしょ!(お店のスタッフさんが撮ってくださいました)茶葉の販売とお茶を飲める場所は入口が違うようです丁度お客は私一人大体
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先日、大円之草のお稽古をしました。裏千家13代円能斎鉄中が考案した点前です。2碗点ての長い点前であまりやらない点前ですが、基本や所作が学べる点前です。柄杓蓋置を右手に持ち、左手で建水を持ち居前に座り、蓋置を定座に置き柄杓を引くのですが、右手から柄杓を抜くときに曖昧な所作をされる方が多いようです。この時の所作は、真之行台子の杓立から柄杓を2度抜きする所作からきていますので、意識すると所作が綺麗になります。水指の蓋の
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。続き薄茶の稽古をしました。続き薄茶は、朝茶事や夜咄の茶事では約束になっていますので、続き薄茶の問答は亭主側から「時が移りましてはご迷惑と存じますので・・・」などと挨拶して薄茶点前にかかります。普通の茶事でも、亭主側の特別な趣向で続き薄茶にすることがあります。私が問題と思うのは、客側が所望する場合です。「連客中に急ぎの者がおりますので・・・」人間ですので本当に急用ができることもありましょうから、こういう場面を想定することも必要かも
今日は、恒例の「下桂御霊神社」のお茶会で一服いただき、心地良いひと時を過ごさせていただきました。昨年と同様に、2時間ほどの桂川沿いのウオーキングを兼ねて、ラフな格好で、「桂離宮」近隣の「下桂御霊神社」へ伺いました。「桂離宮」の前庭の桜も開花しています。東側の鳥居。境内は、桜の花が一杯南側(正面)の鳥居。お茶会の案内の氏子さんが多数。下足札まで用意して、親切に案内してくださいます。まずは、「御本殿」にお参り。「能舞台」も設けられている、立派な境内です。外側から見る「待
(貝母ばいも、西王母椿韓国花器)今日は、朝からの冷たい雨で、昨日の夏日から、冬日へと、変わりました。この気温の変化は、原因は、何なのでしょうか?これほど、気温差が激しい体験は、私は初めてのような気がします。皆様、気温差により、自律神経が乱れやすいそうですので、十分気を付けて、お過ごしくださいませ♥️今日は、2つの美しい椿を紹介します✨(日光椿、木瓜曽呂利花器)上の椿は、「日光椿」です✨読み方は、「じっこうつばき」です。(月光椿箱根空木亀甲竹
本日は旧暦三月一日、乙巳年庚辰月丁酉日。弥生朔日です。旧暦一月から始まった春も今月で終わりを迎えます。弥生は草木が生い茂る意味の「木草弥や生ひ月」が短くなったものと考えられるそうです。晩春、季春ともいい、春の最後の月です。さて、弥生の別名というと桜月【さくらつき・さくらづき】桜の咲く月だから雛月【ひいなつき】三月三日がひな祭りなので早花咲月【さはなさづき・さはなさきつき】早咲きの花が咲く月の意味夢見月【ゆめみづき】夢見草(桜の
春になり気持ちもウキウキ着物をお召しになるには良い季節です🌸パステルカラーの取り合わせは指導に伺っている小学校のお子様にも好評です♪別日には帯を変えて👘見上げれば満開の白木蓮花言葉は慈悲、気高さ、高潔な心…乙女椿社中の皆様も稽古時にお着物を楽しまれていますよ♪ぜひ着物を着てお稽古しましょ☺️
三重棚で盆香合のお稽古をしていただきました「盆香合」は表千家の習事八箇条にあります「香合」が名物とか、由緒あるものの場合盆に乗せて扱う炭点前ですこの日の香合は由緒あるものということにして創作して問答をしました(本当は作り事はいけないようですが・・・)これは我が家に伝わる香合でして三方ヶ原の合戦のおり武田軍におされ徳川家康公が浜松城に敗走する途中農民であった我が祖先がいっとき家康公を匿ったそうですその恩義に対する褒美として家康公から賜った
茶道を、さまざまな理由で辞めてしまった人、離れてしまった人がいます。経済的な問題。距離的な問題。家庭的な問題。人間関係的な問題。そして【流儀を強制される問題】。正直にいいますと、上の4つについては「どうしようもない」と私は考えます。それは、それぞれが、乗り越えるべき問題だからです。経済的にどうにもならないなら、収入を増やすか、支出を見直すかで、月謝を捻出すべきです。月5~1万円というのは、そんなに高額でしょうか。私にはちょっと分か
五週目のある日曜日と水曜日に奥伝の稽古をするようにしています。今日は奥伝の稽古日でした。行之行台子の稽古をしました。入門から指導した方もベテランさんに交じって初参加してくれましたので嬉しいです。奥伝の一歩目を楽しく学んで下さいね。稽古後は薄茶を一緒に頂きました。今日も楽しく稽古をしました。お蔭様。茶道教室のお問い合わせはこちらから
貝母百合…別名編笠百合修行中のお坊さんがかぶっているイメージからかお彼岸に使う事が多いです今咲いているのでお彼岸には終わってしまっているでしょうか庭の何カ所かに植えてあるので遅く咲く花があると良いのですが😅胡蝶侘助と合わせてみました
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先週行之行台子をしましたので、今回は真之行台子の稽古をしました。裏千家ではこの点前を取得すれば、全ての点前を取得したものとされる奥義です。奥義ですので道具組だけ。真之行台子は、四カ伝の台天目と盆点の点前を基本として、茶碗の仕覆の紐結びやふくみ帛紗の扱いを覚えれば、後は基本点前をしっかりやれば大丈夫です。とても整った点前です。若狭盆に大名物の唐物茶入、天目茶碗と仕覆の真の結び、筅皿に大茶巾と茶筅を仕組みます。小習事や茶
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら東京オリンピック2020がいよいよ始まりましたが、暑い日が続くなか皆さんお稽古に励まれています。四カ伝、行之行台子、大円之草とお稽古を進めてきて、いよいよ真の点前として真之炭と大円之真のお稽古をしました。真形釜を釜敷におろしました。炭をついで羽を清めています。炭に火がまわりましたので、いよいよ大円之真のお稽古です。大名物の茶入れを清めてい
本日は旧暦二月二十八日、乙巳年己卯月乙未日。天正十九年(1522)に千利休が切腹した日です。利休を祖とする三千家では利休忌が行われます……といっても、表千家は新暦3月27日(たまたま今年は同じ日ですね)、裏千家と武者小路千家は新暦3月28日に追善供養を済ませます。あくまで、旧暦に拘る方(私みたいに?)向けのご案内ということにしてください(笑)三千家では、利休坐像遺偈賛の掛軸に、楽焼の三具足(香炉、華瓶、燭台)と供茶茶盌、盛物台を用いるようになっています(これでなければな
昨晩、華流歴史ドラマを観ていて、母から「偉そうに」と言われました。偉そうに言ったわけでもなく、雑談の中で、「仁宗が名君であるのは仁という諡で分かる」と言いましたら、「なんで?」というので「仁は仁愛の仁だから」と言ったのですが、「意味がわからない」と言われたので、「仁の字には思いやりがあって寛大であり、民を愛して徳が高かったという意味があるの」と説明したら、「偉そうに」と(苦笑)え?どこに偉そうな物言いがあったんでしょうか。その後しばらく、母の友人らが「知識をひけらかさない」という
今日は、「亭主(お茶を点てる人)」と「客」の問答(やり取り)の様子をお伝えしたいと思います。「茶事(ちゃじ)」のやり取りは、たくさんあり、日頃のお稽古では、なかなか、できませんので、「割稽古(わりげいこ)」の場面をお伝えします。「お濃茶」では、亭主が点てたお濃茶を正客(しょうきゃく)が、一口飲んだ後、「お服加減はいかがでしょうか」と尋ねます。すると、正客は、「結構です」「美味しいです」等の返事をし、さらに二口、三口と飲み進めます。飲んだ後は、茶碗の飲み口を