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紅雲庵あかね塾のお稽古ご希望の方には立礼卓(りゅうれいじょく)での点前をお伝えしています。流儀の決まりの立礼卓ではなく、市販の既製品で余計な装飾なし、シンプルモダンなもので稽古場にいつも備えてあります。表千家と裏千家の立礼卓はこの記事の一番最後にご紹介しています。正座でのお稽古前にこちらで帛紗捌きや柄杓の扱いなどを覚えていただくと正座のお稽古への移行がスムーズですね。また正座が出来ない膝が痛いなどの方やおうちのテーブルでお茶を点てたいという方もこちらでお稽古です。
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。■月桑庵の特徴①点前偏重はしない月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪月桑
★Instagram11月市ヶ谷教室茶道稽古市ヶ谷教室も炉が開きました『10月茶道稽古~開炉~/海老澤宗香茶道教室』夏にお世話になった蓮こんなにきれいなドライフラワーになりました10月21日海老澤宗香茶道教室のお稽古急に寒くなりましたね茨城ではもう美しい紅葉が街中で見ら…ameblo.jp『11月茶道稽古茨城笠間〜新嘗祭〜/海老澤宗香茶道教室』★Instagram11月5日〜8日笠間教室茶道稽古奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋
そういえばですが、連翹を茶花として使用した記憶があまりありません。改めてじっくり見てみて、、、あれ?レンギョウって、こんなに俯いて咲く花だったかしら?レンギョウは中国原産ですが、朝鮮半島や日本にも自生しています。英名はゴールデンベルス(金の鈴)です。なるほど、下向きに咲いても差し支えありませんでしたね。ともあれ、春は黄色い花を多く見かけます。今日の稽古では、同じく俯いて咲くクリスマスローズと共に、煤竹掛け花入れに入れました。クリスマスローズの和名は寒芍薬(カンシャク
先日のお稽古は茶器で初めて扱うものでした薬器(やっき)先生から勧められ購入した茶器六種の中にありましたので我が家で復習しましたまず茶の掃き方山に入れますまだ頂上が真ん中に来ていなかった目で見たら大丈夫に見えたのですが写真で見ると中心がずれていました・・・茶器にたっぷりと茶が入っていないと掬えないので山の下の方にしっかりと茶が入るように左右に優しく揺らして均しながらだんだんと山にしていきます茶を掬うときお稽古では失敗しました
本日は旧暦二月六日、乙巳年己卯月癸酉日です。二十四節気第三の「啓蟄(けいちつ)」です。啓は「ひらく」、蟄は「土に潜った虫」という意味で、春の気が地に満ちて冬眠していたものたちが蠢きはじめるという意味になります。この虫は「動物以外の小さな陸上生物」の意味です(厳密には蟲が昆虫で、虫は爬虫類を意味します)。もともとは龍を意味した漢字だそうです!蛇や蜥蜴などが冬眠から目覚めて動き始めるころ……ということですね。啓蟄は仲春の始め、啓蟄が終わるころまでには春一番が吹いて春分を迎え
茶道具ガチャのラインナップについて松永弾正の「平蜘蛛釜」をまっさきに思い出す!というコメントをいただいたので過去の茶道具ガチャについて調べて見ましたやっぱりもう出ていました!!だれでもい知ってる平蜘蛛釜ですかねーーー私「平蜘蛛」の釜が入っていシリーズが一番そそられてます京博「茶の湯」展で見て気に入って見た「白天目茶碗」徳川美術館蔵ではありませんが似ている「紹鷗白天目」や「平蜘蛛釜」や「蘭奢待(らんじゃたい)」がありますねーー
山口県・長門萩焼大野瑞峰さんの茶碗です。鹿背(かせ)模様が綺麗に出ています。大野瑞峰さんは独立して窯を開いた後に、その腕をかわれて坂倉新兵衞さんの窯に招かれ、十年あまり坂倉新兵衞さんの窯で作陶後再び自らの窯に戻ったという経歴の方です。萩茶碗の王道をいく、典型的な形、色合いです。茶道の世界では「~代目」という作家に評価が集中してしまいがちです。そうした作家は家元の箱書をもらいやすい実態もあります。大野瑞峰さんは、素晴らしい技量を持った方として知られていた方でし
横山宗顕の茶杓を手に入れまして、ヤフオクを眺めておりましたら、「横山宗樹」の名前があり、落札してしまいました。横山宗樹は裏千家業躰長で、平成28年に亡くなられたようです(淡交平成28年7月号に訃報掲載)。こうした祖父と孫、親と子、師と弟子という組み合わせは、個人的にとても好きで、「繋がり」という絆を強調させるようでいいですね。横山宗顕の馬盥茶盌から始まったこの繋がり、このあたりで打ち止めにしておきましょう(笑)キリがありませんからね!それにしても、茶杓を
令和元年(2019年)10月16日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。先日10/14(月・祝)、教室にて「和装じたく勉強会」を開催いたしました。今年は3つの勉強会を開催。一つ目が、6月の「茶花勉強会(花寄せ)」、二つ目が、9月の「正午の茶事(炉)勉強会」、そして最後の三つ目が、今回の「和装じたく勉強会」です。普段の稽古は、私も含めみんな普段着で楽にやっていますが、教室の行事やお茶会等、いざというときは自力で着物のお支度は必要です。その着物が貰い
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら11月に炉の季節に変わり、まず平点前から始め、次に四カ伝をみっちり稽古、行之行台子を経て大円之草のお稽古が終わりました。先ずは炭手前からです。茶入れを清めます。唐物茶入れのお茶を入れます。お茶を練ります。大円之草のお稽古は奥伝に必要な基本的な所作の繰り返しですので、とても良いお稽古になります。今月はいよいよ真のお点前のお稽古が始まり
今日は、朝から冷たい雨が降りました。3時過ぎに雨は止み、寒さも半減しました。今日は、お点前の正しい位置について書きます。正しい位置に座ったり、道具の置いたりすることで、お点前がやりやすくなるからです。上の写真は、「炉の内隅」に、体の中心を一畳先の畳の角に合わせて座っています。そして、茶碗と、薄茶器を置く間隔も、考えて座っています。上の写真は、蓋置、釜の蓋の位置が体と、並行の向きになっており、袱紗の扱いも美しいです。上の写真は、袱紗を建水の後ろに
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら一か月にわたり運びの平点前のお稽古をしましたので、今日から小習事のお稽古を始めました。それぞれ荘り物のお稽古をしましたが、茶筅荘の水指の拝見はめったにやらないのでお稽古しました。茶入、茶杓、仕覆と水指、蓋の拝見を乞います。正客は、茶入、茶杓、仕覆を引いて帰り、亭主が水指を清めている間に拝見に回します。亭主は水指の正面を正し正客の前に出します。正
(桃の花フリージア青磁花器)今日は、昨夜からの冷たい雨が降り続け寒い、寒い、冬の一日に、戻ってしまいました😨雪の予報が出ているので、気をつけて過ごしたいと思います😊(雛人形の朱塗蒔絵津軽塗)3月3日、今日は、ひな祭りですね✨五節句の一つ「上巳の節句」にあたり、桃の節句(もものせっく)、雛の節句(ひなのせっく)とも呼ばれているそうです。この「上巳の節句」という名称は古代中国で旧暦3月の最初の巳の日である上巳(じょうし)の日に行
先日の投稿をご覧になった先生からご指摘をいただきました信楽に松摺漆丸香台これは間違った組み合わせです信楽には木地の薄板!なぜこのような間違いを犯したのか考えてみました一年以上前に書いたブログを見ると矢筈板真塗→真蛤端→行丸香台→草としか書いてありません焼締?施釉していない信楽は「草」?じゃあ「丸香台」に載せよう!ということでしたでも考えてみると施釉していないものなのだから竹・備前・信楽などは「木地」に乗せたほうが合いそう、と
京都旅行1日目2月22日京都到着後地下鉄烏丸線北大路駅へ賀茂川(鴨川)水鳥で、水鳥を見ていたら見たこともない動物がいてビックリ!!なんなん??調べてみたら「ヌートリア」という動物。別名「沼狸(ぬまだぬき)」別名があんまりだなぁ(笑)京都府ホームページヌートリア(特定外来生物)に餌を与えないでくださいwww.pref.kyoto.jp特定外来生物として生息しているみたい。誰か
令和2年(2020年)9月28日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。めっきり朝晩肌寒くなってきました。今日は初めての〈茶箱〉のお稽古風景を。月に2回土曜稽古を開催していますが、9/26(土)の午後の研究会では、初めて茶箱のお点前をしてみました。まずは、茶箱の平点前(入門編)とも言われる「卯の花」点前を。茶箱には他に「雪」「月」「花」のお点前と、「和敬点前」「色紙点前」などがありますが、この「卯の花」のお点前は、仕覆や細かい小道具を使わず、手続きの
今日も、埼玉県では、「熱中症警戒アラート」が発令されました。毎日35度を越えるくらいの暑さですので、気を付けなければならないですね。今日は、「沢庵和尚」について調べてみました。「沢庵宗彭」は、安土桃山時代から江戸時代前期に活躍した、臨済宗の僧侶です。10歳の若さで出家をし、様々な寺を転々としながら修行を重ね、37歳という若さで京都にある大徳寺住職に就任したそうです。「大徳寺」と言えば、茶の湯や利休と非常に縁のある寺で、茶道の床の間にかける掛け軸は、
紅雲庵あかね塾茶の湯に、和のしつらえにご興味のある方は随時ご入会いただけます「お茶をしたいな、どうしようかな」と迷っていらっしゃる方は多いと思います稽古日が決められてると通えないかも…夜しか時間が取れないけど…それでもお稽古予約制の紅雲庵なら大丈夫です詳細はこちらご一読ください『茶の湯のすゝめ紅雲庵あかね塾のお稽古』2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要のご
松山桃夭会では現在受講生を募集していますが、令和7年度第一回講演が3月30日に開催されます。詳細は下掲の連絡先までお問合せ下さい。桃夭会(とうようかい)とは茶道研究家の筒井紘一先生が昔の茶会記を読み解き、お茶に係るあらゆる事、例えば、歴代裏千家宗匠の話、茶室の話、唐物、高麗物、和物のお道具や作者の話、古今の数寄者の話などを学ぶ会で、全国各地に約20か所以上の会があります。会の活動は主に2つ。上述の筒井紘一先生の年4回の講話と全国各地の桃夭会で催されるお茶会への参加です。講話の様
「香狭間透かし」透かし模様の形の呼び名です読み方こうざますかしスネ夫のママが画像お借りしています「こうざますか」というのにちょっと似てますこれは抱清棚ですがこの透かしの模様を言います上部は火灯形下部は椀形の曲線からなる形だそうです火灯とは「火灯窓」の略でこの窓は寺社建築・城郭建築などに見られます炎のような形を火灯香狭間透かしは上が炎下がお椀これも香狭間透かしお椀部分に高台が付いてるバ
数奇屋袋、素敵なのがあります。唐織や名物裂、ご自作をお持ちの方もいらっしゃいます。でもどんなに素敵でもこれはセカンドバッグではありませんよね。茶会の会場まで懐紙や帛紗を持ち運ぶ、携帯用の袋であって茶室に抱えて入って行くものでは無いはず。きもので出掛けたら寄付で懐紙と帛紗は懐に、扇は帯に、ハンカチはすでに袂に入っていますから手ぶらが基本です。洋服の場合も手ぶらになれることを前提にポケットのあるものをお召しください。こういうお話をしますと必ず「私は数奇屋袋を帯のお太鼓に入れて
懐石で使われる箸お客様のお膳には杉でできた「利休箸」というものをつけます料理を食べるときは「杉の箸」です口当たりが柔らかいと感じます料理の取り箸は「竹」でできたもの菓子をいただくときには「黒文字」をつけます縁高には一人一本ずつ取り回すように人数分菓子鉢(食籠)には二本つけ挟んで菓子をとるためにつかいますこんな使い分けと理解していましたが今回の無庵茶事では初めての使い方を体験しました善哉に赤杉箸一本と黒文字一本で一膳の箸として使うという方
コロナの時期に取りやめていた濃茶の茶カブキ。毎年利休忌の時期に行うのですが先日コロナ後、初めての開催となりました。濃茶を5服も頂くので結構な量になります。社中では、少しだけ薄めに一人2口。どのお茶なのか当てていきますので1口分少ないのはハードルが高くなりますが酔わずに乗り切れるのです。私個人はそちらの方が肝心そしてまさかの全問正解。画像の記録紙をいただきました。この後は回り花へ。お花を入れるお稽古です。茶事にまつわる稽古ではあるのですが洋花を入れて
炉の桑柄火箸を考案したのは千利休とされており、美津火箸(中が空洞になっている針形の鉄火箸)を明珍に依頼して作らせたのも利休です。では、それ以前に火箸の好物はあったのか?というと、・村田珠光の蕨頭鉄火箸(竹皮巻気なし)・武野紹鷗の砂張火箸が知られています。蕨頭鉄火箸は、珠光が台子小の為に作らせたと考えられ、ここに炉の火箸の扱いが生まれたと考えられます。それ以前の数寄屋の台子でも、火箸を飾らない行の組み合わせや、杓立そのものを飾らない草の組み合わせが試行されていますから、そこに運
★Instagram11月12日光悦会に行って参りました◆光悦会の歴史◆道具の価値だけでなく趣向も素晴らしい光悦会今京都国立博物館にて開催されている歴史的な展覧会「佐竹本三十六歌仙と王朝の美」ひとつひとつが煌びやかに表具され展示されている様は圧巻でした切断の発起人となった益田鈍翁に縁のあるお道具を通じ今回は特に光悦を感じる会でした薄茶大阪世話人「三巴亭」寄付には抱一の色紙鮮やかな一面の烏瓜になんて美しい裂地!と思わず歓声が上がりますが抱一の弟子・孤邨
昨日主人が病院へ検査結果を聞きに行きました例年十分ほどで終わるため今年もそうであろうと送っていきそのまま車で終わるのを待っていましたしかしなかなか戻ってきませんそして電話がきました「12日か19日入院するならどっちが都合良い?」となんと検査入院となったそうです結果医師の都合で12日入院となりました十年前の大病の経過観察で年に一回受診していたのですが努力もし順調だった分ショックが大きいようでしたそして私は入院2週間前から県外への移動を禁止付添人も同様と
火入れは、茶事の時に待合・寄付、茶席で客に出される煙草盆にのせられている火の点いた小さな炭が入っている陶器です。かなり昔は実際に待合・寄付、茶席で煙草を吸う客もいたようですが、現代は煙草を吸ったら超ひんしゅくをかいますね。いまは、客をもてなす形式的な道具となっています。今回は火を点けていませんが、真ん中の炭に火を点けておきます。灰には筋をいれておきます。かなり下手ですね。恥ずかしい感じです。筋を入れる練習しなければ。安南はベトナムの陶器で、安土桃山時代から江戸時代にかけて、多数輸入さ
さて、書き連ねた「不・邪気」を落とす方法の実践ですがしごく簡単です。意識・呼吸・儀式この三本柱意識まずは、心に重く溜まった「不・邪気」黒いドロドロが剥がれ光で消えるをイメージして意識を持つ呼吸は、吐くが大事です。吐く息に力を込めて体内から黒いものが消えるとイメージしながら、ス~(吸い込む)ハム(吐き出す)と繰り返す。そして儀式化ここが重要なんだけどね心に溜まった邪気を落とすには、日常の茶飲みじゃ駄目
庵主御挨拶お茶はじめてみませんか?愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。茶道に興味はあっても伝統文化なので敷居が高そうとお思いの方もいるのでは?「喫茶去」とは、「まあ、お茶でも召し上がれ」という意味です。硬くお考えにならず、いつでも美味しいお菓子とお茶を飲みにお寄りください。初心の方、またお茶に少しでも興味をお持ちの方、奥深くお茶を学びたい方、転勤で稽古場をお探しの方(庵主も転勤族)、お気軽にお問い合わせ下さい。裏千家茶道教室「晃々庵」の御案内