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懐石料理~ご飯汁物①~の続き。懐石料理の初めにでてくるご飯。一文字なんですこの一文字は裏千家のもので、他の流派では丸にしたりと違うそうです。でも、一口分だというのは同じ。このご飯、炊きたての蒸らしていないご飯なんです。まだ、べちゃっとして芯が少し残ってるかな?って感じの。とりあえず、炊きたてを一口召し上がってください、ということのようですこのご飯はこれだけではなくて、後からおかわりを出すのですが、最後までご飯というのが続くなぁと水屋にいて思っていました。炊きたての白いご飯て、
北九州で表千家茶道教室を30年、オンラインとオフラインで体験教室や茶道講座を行っております、木本桐綾です。着物を着たときには、扇子を帯に差します。本来は、生活と共にあった扇ですが、扇子となり今では冠婚のみで使用されたり、飾りの用途だけとなりつつあります。茶道では、必ず身につけ、人や道具に対して礼を尽くしたり、結界の意味で膝前において、手をついてお辞儀をします。結界ですから、扇子の先に手が出ることはありません。また、金封を渡す際に扇子に乗せて出します。敬意をこめて扇子に
茶道を習い始めてもう40年になります。長いことお茶をやっていると何でもわかる・・・というわけではなく分からないということを知っていくことが増えていくばかりです。それが、まさに茶道は奥が深いという所以です。その筆頭なのが、「茶杓」毎回、拝見で出てきますが、「何を拝見するの?」と思っていました。竹で作られた、抹茶をすくう道具。約20センチの長さのものですが、色と形以外見るところなど10秒とかからないのではないでしょうか?分からないことがわかっていない状況でした。でも
「炭」と聞いて思い浮かべるのはBBQと関連付ける方が多いのではないでしょうか?その他には、焼き鳥の炭とか、うなぎの蒲焼きの備長炭とかおいしいものと結びついているイメージです。ガスや電気が普及する前は、薪や炭を使って火をおこしていました。茶の湯・茶道においても、炭を使って釜を沸かしています。茶の湯や茶道の炭は、備長炭ではなく「菊炭」を使います。聞きなれない言葉ですが、炭の断面が菊の花のように美しいのでそのような通称がついています。元はクヌギなどの木を伐りだして、炭職人が時
こんにちは!30年北九州で茶道教室をしております木本桐綾です。菓子切りは、茶道の茶席のなかでは、当然お菓子を切るために使います。でも、すべてのお菓子を切るわけではありません。練りきりや羊羹などは菓子切りで切れます。お餅や牛皮、薯蕷饅頭などの蒸饅頭は非常に切りづらいです。無理に菓子切りを使おうとするとぐちゃぐちゃになったり懐紙に貼りついたりしてかえって時間がかかることになります。それではどうするのか?饅頭類は手で割る。餅類はそのままかぶりつくのが正解です。菓子切りは
茶道教室にかかわらず、すべての事業者にかかわってくるこの時期、そう!確定申告!!毎年、バタバタしていて、胃が痛くなるほど苦しめられてます。それはなぜか?日頃からやっていないからですね💦。そうです。夏休みの宿題は最終日に苦しめられていた一人です(笑)おかげで、その他のことは手につきません。終わると、次こそはと思うのですが、同じことの繰り返し。・・・と、それではいけません!!今年こそは・・・と、気持ちも新たにして、頑張ります。