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昨日このブログにワークショップの告知をいたしました。私にとってはじめて企画した思い切った試みです。「キャリアコンサルタントにおける事例指導」をテーマとしたワークショップなので、多くのキャリアコンサルタントの方に届けられたらと思っています。地道に準備を進め、8年間の関わりの中で得たご縁を頼って、ブログ告知前、最初に127名の1級ホルダー方へドキドキしながらご案内メールを送りました。【参加募集】としつつ内容には私なりの思いと工夫を込めて伝えようとしています。早速、18
来る7月5日(土)にオンラインにて、キャリアコンサルタント同士における「事例指導実践ワークショップ」を開催いたします。スーパービジョンや事例指導に興味関心をお持ちの方、ぜひ奮ってご参加いただましたら幸いです。キャリアコンサルタントにとってのスーパービジョンや事例指導の実際やあり方、また事例指導を受ける際の効果などをご一緒に感じ考えられる場となるはずです。さらには、日頃スーパービジョンや事例指導を実践されている方にとっても、学習者である事例相談者への関わり方、様々な問いかけの
昨日、6月に開催する予定の1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座のご案内をいたしました。現在、福岡会場、横浜会場、そしてオンラインでの講座についてお席に空きがございます。※各日程、あと若干名様となりますので、ご都合のよい方はご検討ください。なお、大阪会場は満席となっております。大阪会場で受講をご希望いただいた方(お問い合わせいただいた方)には誠に申し訳ございません。今回は、1級試験対策講座の内容に触れながら、事例指導の実践力向上に向けた取り組み方について一つご紹介いたします
本日はゴールデンウィーク最終日ですね。私の住む福岡市では、昨日夕刻くらいから雨が降り始めていて今朝は雨模様です。今日は西日本全般的にお天気がよくない予報が出ています。CVCLABでは、今年度の1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座の6月プログラムについて、本日朝8時から受講のご予約受付を開始する予定です。6月は、4月〜5月での学びからの気づきや体験などを、受講者の皆様それぞれが自分の中にしっかりと落とし込み、徐々に定着させていくための重要なタイミングになると思ってい
なんの前触れもなく、昨夜、127名の1級キャリアコンサルティング技能士の方へ、メールでオンラインワークショップ企画のご案内をしました^^テーマは「キャリアコンサルタントにおける事例指導実践ワークショップ」です☆私が把握しているメールアドレスで送信したのですが、結構な数でのバウンスメールが…トホホ。。。そりゃ何年間も連絡をとっていないし、皆様、様々にご事情もあって、諸々変わることもあるでしょう。今でもこのブログをお読みいただいていて、上記のメールが届いておらず、心当
この時期、多くの企業様では新入社員の皆様を対象とした研修が盛んに行われています。CVCLABでも、昨日もいくつかのオンライン研修を実施いたしました。多くのフレッシュな方とお会いする中で、自身の20代前半をふと思い出すこともあります。さて、本日からゴールデンウィーク後半に入られる方も多いのではないでしょうか。例年、この時期は旅行やレジャーに出かける方が目立ちますが、近年では宿泊施設や交通機関の混雑、また経済的な観点からも、過ごし方に工夫を凝らす方が増えてきているように感じます。そ
今朝、来月6月の講座ご案内を行ったところです。早速お申し込みをいただいた方、どうもありがとうございました。また参加をご検討中の方も感謝しております。なお、日程が合わなかったという方は本当に申し訳ございません。また機会がございましたら、ぜひご参加いただけたら幸いです。さて突然ですが、人は与えられる情報が豊富にあるほど、実は認知的な負荷がかかり過ぎるという研究があります。例えば、誰かに何かを教えるとき、つい「きちんとわかりやすく伝えよう…」と思いがち。。。みやすい整った資
今回は、第13回と第14回1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の事例記録を用いて、問2について「相談者視点と事例指導者視点の取り組みの有用性」を事例相談者が気づいていない視点で捉えます。第13回相談者視点での取り組みについては、以下の通りです。相談者Aは、今後のキャリア選択において管理職昇進とスペシャリスト志向の間で迷っている自分の状況を整理するため、まずはそれぞれの選択肢が自身の価値観や将来設計にどう関係するのかを明らかにしていく必要があります。そのためには、これまで
今回は、第13回と第14回1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の事例記録を用いて、問4について「事例相談者の対応の問題を相談者、事例相談者、事例指導者視点」について、事例相談者が気づいていない視点で捉えます。第13回の問5について、相談者視点で述べます。Aは現在、プロジェクトリーダーとして働いており一定の成果も上げていますが、今後のキャリアについて、管理職に進むべきか、スペシャリストとして専門性を高めるべきかで悩んでいます。管理職になるには予算管理が求められますが、Aは
昨日の講座でも説明したのですが、事例相談者の対応の問題を、単に〇〇不足という視点からで展開するのでは、指導者としての人間性を基盤にした資質が向上しない…というか、指導者としての伸びしろが期待できない勿体なさがあるかもしれません。※かくいう私もそうですが…汗毎年必ずといっていいほど「〇〇不足と記述して論述が合格水準に達した」という人が一定数いらっしゃるのは事実です。もちろんそのような文章表現ではない方も多いです。人それぞれなんですよね。もしかしたら、ただこの試験に必要なワ
1級キャリアコンサルティング技能検定実技面接試験では、例年、最初に1分程度の自己紹介を行うことが示されています。この自己紹介について、諸説あるように伺いますが、あまり神経質にならないようにしたいものです。もちろん、気になってしまう方もいらっしゃると思いますので、仮の仮ということで、1分間程度で示すことのできる自己紹介の例を表現してみたいと思います。※はなし言葉として標準的なペース(速度等)や間合いを加味して表現しています。「こんにちは。小林幸彦と申します。どうぞよろしくお
今日は、「第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技(面接)試験ケース内容1」について、タンタンのオリジナルの事例記録を考えました。ロールプレイの練習に自由にご利用ください。
本日の福岡市内は一日曇りと予報されていて、最高気温も20℃くらいだそうです。もしかしたら、福岡は日中でも少し肌寒い感じもあるかもしれませんね。今日は福岡会場で1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を開催します。CVCLABの5月プログラム(No.2)はここからスタート。本日受講いただける予定の6名様、どうぞよろしくお願いいたします。会場でお会いできることを心から楽しみにしています。福岡での学びには、私自身たくさんの大切な思い出があります。そんな思い入れのある場所だ
今回は、第14回1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の事例記録を用いて、問1について「相談者の来談目的は」何かという視点で考えます。相談者Aの現在の状況を深掘りしていくと、Aが抱える問題は「自己PRがうまくできない」といった表面的な悩み以上のものがあることがわかります。実際、Aは現在失業中であり、家庭に専念している状況です。再就職活動に対して積極的な姿勢を欠いており、その理由としては、自己肯定感の低下とともに、家庭と仕事のバランスをどう取るべきかという大きな葛藤が存在し
今回は、第13回と第14回1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の事例記録を用いて、問3について「相談者視点の環境への働きかけと事例相談者視点のネットワーク、さらに事例指導者視点」について、事例相談者が気づいていない視点で捉えます。第13回、第14回の論述問題問3について、相談者視点で自身の問題解決のための環境への働きかけに関して述べます。第13回では、相談者Aはプロジェクトリーダーとしての経験を積んできたが、管理職昇進に伴う予算管理に強い不安を抱えており、スペシャリスト志向と
今回は、第14回1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の事例記録を用いて、問2について「相談者の取り組みは」何かという視点で考えます。43歳の女性Aさんは、これまで企業でマネージャー職を経験し、部下の育成やチームマネジメントを通じて実績を積んできました。これまでのキャリアは順調だったように見えますが、実はここ1年ほど、仕事と転職活動が思うように進んでいません。「自己PRが苦手で……」とAさんは言いますが、初回面談でその理由だけで全てを理解することはできませんでした。よく話を
今回は、第13回と第14回1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の事例記録を用いて、問1について「相談者の訴えた問題」を事例相談者が気づいていない視点で捉えます。第13回解答例を相談者の気持ちになって、以下の通り分析します。相談者は、管理職として予算管理を担う道に進むか、プレイヤーとしてスペシャリストを目指すかで将来のキャリアに悩んでおり、その不安や迷いを整理したく
1級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験で、多くの方が《事例相談者に気づかせる必要がある》と思っていることがあります。「部下に気づかせる」「教えずに気づかせる」など、どれをとっても相手がミスをしているとか間違っているような前提で、そこに気づかせていく方法をネットやハウツー本等で指南しているものも目立ちます。キャリア形成支援者同士での事例指導面接において、本当にそうした《気づかせる》が優先になるのでしょうか。キャリア形成支援のあり方は実に多様であり、事例指導者が
今日は、「キャリアコーン」について考えます。シャイン博士のキャリアコーンは、3つのキャリアで構成された「組織の3次元モデル」のことです。第1のキャリアとして、組織で働く人々は、概ねキャリア進行中は階層次元に沿って垂直に移動します。「係長」「課長」「次長」「部長」「社長」ように、一定の昇進や昇格をしながら、所属部署の職業で組織内の一定水準に到達します。定年で退職するまで昇り続けて、社長という最高レベルまで出世する人もいるでしょう。逆に、キャリアの初期から昇進には無縁の
昨日のブログ記事をお読みいただき、7月5日のワークショップへお申し込みをいただいた方が複数いらっしゃいました。どうもありがとうございます。それぞれの方へ様々にメッセージが届いているのかもしれない…と感じています。心から感謝申し上げます。引き続き、ワークショップについて参加者様の募集をおこなっております。ご関心のある方は下記URLかバナーをご確認いただければ幸いです。https://ameblo.jp/cvclab/entry-12902766353.html『【参加者様募集】キャ
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述)試験の問題をシュロスバーグ博士の転機(トランジッション)の理論を用いて考える場合、4Sの点検の仕方について理解を深める必要があります。博士は「転機の乗り越え方を教える」ために、下記の2段階の方法を提案しています。第1段階:リソースを点検する転機を乗り切るためのリソースにはどんなものがあるか第2段階:変化を受け止める転機を乗り切るための戦略を立て、そのためのリソースを強化するでは、シュロスバーグ博士の4S理論(Si
こんばんは、中山です。受検生の皆さん、12/8(日)は学科試験・論述試験お疲れ様でした。1級・2級ともに、中々に手強い内容でしたね。まず1級の論述です。昨年第13回で大きく形式が変わった論述試験。だからこそ、今年は変わらないだろうと思っていた人が多いのではないでしょうか。しかし、蓋をあければ、問3と問5の表現が変わり、戸惑った受検生が多かったようです。人は変わることを危険(リスク)と捉え得てします機能があります。問3そして問5もわずかながら文章表現が変わ