ブログ記事291件
鼻尖縮小術を受けると、鼻孔縁が挙がりアップノーズになったと修正の相談にご来院される方がいます。これは下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)のある形態が原因で、全ての方が鼻尖縮小後そうなるということではありません。当院ではそのような下外側鼻軟骨の形態の方に鼻孔縁が挙がらないように、SAD法による鼻尖縮小術を行っています。この方法の欠点は下外側鼻軟骨の状態によって本法が行えるケースと行えないケースがあることです。また、できるかどうかがわかるのが術中という点です。そ
鼻尖の太さと小鼻が大きいことが気になり来院されました。患者様との話し合いの結果、まずは鼻尖縮小術と鼻尖部と鼻柱上部に耳介軟骨を移植し、経過を見て、今後の小鼻縮小術について決めることになりました。↓術前の正面↓術後2週間↓術前の下から画像↓術後2週間(鼻柱に茶色の消毒液の色が残っていますが今後消えます)術後2週間であり、まだ腫れており、今後もっとすっきりした鼻になります。鼻尖形成術である鼻尖縮小術、鼻尖部軟骨移植術、鼻中隔延長術などと
手術したことが気づかれない程度に団子鼻の治療を希望されました。術後2ヶ月で手術した部位に瘢痕を認めましたが、テーピング圧迫固定で術後3ヶ月時には軽快しました。↓術前正面↓術後3ヶ月↓術前右からの斜位‐①↓術後3ヶ月↓術前左からの斜位‐②↓術後3ヶ月↓術前下から↓術後3ヶ月患者様の下から見た写真でも判るように鼻翼軟骨の形成で鼻穴のかたちがすっきりした上、鼻尖は小さくなり、患者様はさりげ
鼻骨々切り幅寄せ術+鼻尖縮小術(SAD法)の適応は、・鼻骨幅が広い・鼻尖の狭小化を希望する方で鼻唇角が広い場合です。特に鼻根から鼻尖まで「すっきりさせたい」「鼻がはっきりしない」といったケースでは、皮膚の性状、下外側鼻軟骨の形態など、条件を満たせば、行うことができます。目立たない、”すっきりした印象に変える手術”です。左:術前右:術後6ヵ月ただし鼻翼幅には変化がない手術であり、鼻翼が張り出すケースでは、鼻根から鼻尖まで細くなるため相対的に鼻翼が
鼻をすっきりさせたい・・・とのご希望で来院されました。特に鼻部中央から鼻先が太いこと、また鼻尖が垂れた印象であることを気にされてました。そのため以下の手術を行いました。・鼻骨々切り幅寄せ術・鼻根部細片耳珠軟骨移植術・鼻尖縮小術・鼻尖部耳珠軟骨移植術・鼻尖挙上術↓術前正面から↓術後4ヶ月↓術前斜め左前から↓術後4ヶ月↓術前斜め右前から↓術後4ヶ月↓術前横から↓術後4ヶ月術後4ヶ月でありまだ
8月12日に紹介した団子鼻、脂腺肌の患者様の術後の経過です。鼻尖の太さと小鼻が大きいことが気になり来院されましたが、術後の瘢痕増殖の可能性を考え、まずは鼻尖縮小術を行い、小鼻縮小術は鼻尖部の瘢痕が減少したのち検討することになりました。↓術前↓術後1ヵ月鼻尖はご希望通り、細くなりましたが、やや硬くなったことを気にされていました。これは手術による瘢痕増殖のためで、徐々にやわらかくなっていきます。通常、瘢痕の増殖は術後3~4ヶ月がピークで、そ
鼻先を細くしたいというご希望で来院されました。またハンプも気にされていたのですが、鼻骨を含むハンプの減量には抵抗がありました。そのため鼻尖縮小術に加え、上外側鼻軟骨部から鼻尖に耳の軟骨を移植しました。この患者様については2018年11月13日に術後2ヵ月で紹介しており、その後の経過です。↓術前前から↓術後7ヵ月↓術前左斜め前から↓術後7ヵ月↓術前右斜め前から↓術後7ヵ月↓術前横から↓術後7ヵ月
コルメラストラット+スーチャーテクニックは、大鼻翼軟骨を補強する目的で使用される術式となります。鼻中隔延長術と異なるのは固定源で、鼻中隔には固定しないのがコルメラストラット法となります。固定源が鼻翼軟骨なのでぐにゃぐにゃと鼻先を触ったときに可動性が出る点がメリットですが、一方でデメリットは、豚鼻になりやすいことと、延長量に限りがある点、更に将来的な沈み込み・後戻りの懸念があることが挙げられます。*延長量はスーチャーテクニックで幾分か改善は出来る鼻中隔延長術と比較すると固定源が弱いので
2022年3月22日のブログで鼻尖縮小SAD法について紹介させて頂きましたが、ケース3の患者様が術後1年7ヶ月に経過診察で来院されました。(以前の掲載は術後1ヶ月でした)左:術前右:術後1年7ヶ月鼻尖形態の後戻りはなく、鼻孔縁の下降は維持されていました。↓術前正面↓術後1年7ヶ月↓術前左斜め前から↓術後1年7ヶ月↓術前右斜め前から↓術後1年7ヶ月↓術前下から↓術後1年7ヶ月鼻骨々切り幅寄せ術
6年前に他院で鼻尖縮小術を行い鼻尖が尖り、鼻尖と鼻翼の境界が凹みました。その3年後の今から3年前に当院を受診しました。↓初診時患者様との話し合いで鼻尖と鼻翼の境界に皮膚側から触れないように非常に細かく砕いた耳の軟骨を移植しました。移植の効果はあったのですが、もう少し膨らませたいとの希望で1年後に追加の細片軟骨移植を行いました。2回にわたる移植で陥凹部は初診時より平坦化したのですが、鼻尖鼻翼境界をよりスムースにしたいとのことで今回は遷
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。今回ご紹介するのは、鼻尖形成術+鷲鼻形成術を受けられた方です。手術の詳細に関しては、私のコラム『美容外科話』をご覧頂きたいと思います。ここでは、術直後の腫れと固定についてご紹介します。手術直後の腫れ方は、こんな感じです。鼻骨の腫れと鼻尖の形状を維持するためにテープで固定します。この上からギブスを固定しますが、ギブス固定の意味は『形状を出す』ためではなく、衝撃から守る『プロテクタ