ブログ記事291件
コルメラストラット+スーチャーテクニックは、大鼻翼軟骨を補強する目的で使用される術式となります。鼻中隔延長術と異なるのは固定源で、鼻中隔には固定しないのがコルメラストラット法となります。固定源が鼻翼軟骨なのでぐにゃぐにゃと鼻先を触ったときに可動性が出る点がメリットですが、一方でデメリットは、豚鼻になりやすいことと、延長量に限りがある点、更に将来的な沈み込み・後戻りの懸念があることが挙げられます。*延長量はスーチャーテクニックで幾分か改善は出来る鼻中隔延長術と比較すると固定源が弱いので
眉骨プロテーゼのメリットは、男性のゴツい額の横ジワを無くすることが出来る点です。男性の横顔や女性でもゴツい方の横顔は、眉骨が出っ張っていて、綺麗ではありません。鬼滅の刃「炭治郎」の横顔は丸みを帯びていて、綺麗な輪郭が出来上がります。眉骨プロテーゼを入れるときに綿密に計画を練って、1か月前くらいからアルツのヒアルロン酸注射でのシュミレーションや頭蓋モデルの作成までやってみたりと、当日言っていきなりできるような質の手術ではないですが、ちゃんと計画的に輪郭手術が出来ればより精密なデザ
ストラット法と鼻中隔延長術との違いがあるのでまずは鼻先の手術を受ける上での理解を深めるようにして下さい。・鼻柱強化(ストラット法)→大鼻翼軟骨の内側脚に固定される。鼻中隔軟骨との固定が無い。・鼻中隔延長術→鼻中隔軟骨と延長材料が固定されている。ストラット法は大鼻翼軟骨の土台を固めますが鼻中隔に固定源に持たないので、無理な負荷を与えると沈み込みが起こります。これは鼻尖形成3Dや耳介軟骨移植でもよく起こり得るトラブルです。また、ストラット法は高さを出しながら鼻を長くする方向には難しく
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。今回ご紹介するのは、鼻尖形成術+鷲鼻形成術を受けられた方です。手術の詳細に関しては、私のコラム『美容外科話』をご覧頂きたいと思います。ここでは、術直後の腫れと固定についてご紹介します。手術直後の腫れ方は、こんな感じです。鼻骨の腫れと鼻尖の形状を維持するためにテープで固定します。この上からギブスを固定しますが、ギブス固定の意味は『形状を出す』ためではなく、衝撃から守る『プロテクタ
鼻尖部の鼻翼横の付け根のふくらみの原因は、必ずしも軟骨とは限らない。軟骨が横に飛び出ていたり、脂肪組織が多いなどの症例は多いですが、それぞれに合った術式の選択をしなければ治療プランは失敗に終わります。団子鼻に見える原因ですが▽・脂肪が分厚い・皮膚が厚い・筋膜が厚い・鼻翼軟骨が左右に開大している・鼻尖部が短い・鼻骨が太いなど日本人にとても多いのが、鼻尖部が短いタイプです。脂肪を取るだけでは効果が全然でないことがわかると思います。もし、糸を使った鼻尖縮小で鼻幅
鼻尖形成(耳介軟骨移植)と鼻中隔延長術は同じく鼻先を延長する効果があるのですが、よく見ると延長されている箇所がそれぞれで異なっています。具体的には、鼻尖形成(耳介軟骨移植)→鼻翼軟骨の上だけ鼻中隔延長術→鼻翼軟骨の上+鼻の穴が延長されます。つまり鼻を下から見た時には、鼻尖形成(耳介軟骨移植)の場合、鼻の穴の丸っこさは改善しないことが分かります。これは、鼻尖形成(耳介軟骨移植)は、鼻翼軟骨の上に耳介軟骨を載せているだけの手術であるからに他なりません。鼻中隔延長術で固定する固
濃厚肉厚鼻の癖に、プチ整形でなんとか出来ると考えている人はうぬぼれすぎです。というのも、初心者の方が陥りがちなのが切らない鼻尖縮小や小鼻縮小系の手術なのですが、色々なマイナス面が報告されています。ダウンタイムが無いなどの簡単なやり方、PCL素材や糸を入れる治療は技術のないチェーン店美容外科がよくやっている治療方針です。しかしこれらの治療法は後戻り・ポリービーク変形・ピンチノーズ変形・軟骨が曲がる・鼻底基部が盛り上がることによる多くの欠点があります。仕上がり面においても安かろう
団子鼻整形でプチ整形で改善すると考えている人は95%くらいはカウンセリングで現実を味わうことになります。というのも、日本人の鼻尖部は、鼻尖の肉が厚ぼったいケースが高く、脂肪をとってもぼてっとした鼻の改善がむずかしいです。鼻尖形成で考えられる施術としては・鼻尖縮小の糸(これは効果がない可能性が高いです)・鼻中隔延長術でACRを整えることで目立たなくする・耳介軟骨移植・コルメラストラット法・鼻尖形成3D法・鼻尖縮小の皮膚切除法といった選択肢があると思いますが、鼻尖縮小の糸で
貴族手術、プロテーゼの場合、・骨格からくるほうれい線が薄くなる・顔の立体感が出るようになった・横顔がきれいに見えるといった恩恵があります。一方でデメリットとしては、・鼻翼の幅が広がってくる(3ミリ位)・下から見ると鼻の穴が広がる・豚鼻など、貴族手術単独で現れる変化としてはこうしたマイナス面もあります。貴族手術は単独の適応が限られるので、そこで、鼻フルでディティールを整えていく治療プランを計画する方が多いです。それぞれの貴族プロテーゼのデメリットを解消する修正
肉厚鼻の人がその団子鼻感を解消しようとして間違った整形することがあります。例えばメッシュやオステオポアなどの施術をやってしまったり、切らない鼻尖形成・切らない小鼻縮小といった整形初心者がいかにもとっつきそうな整形に手を出してしまうのですが、たいていが悲惨な長期的結果に陥ります。そこでそもそも最初から、予算30万で鼻の整形しようとしている人が現実的には無理があるとはっきり説明したほうが、その人のためになります。日本人の鼻の特徴でよくある・皮膚が分厚い・鼻翼軟骨が小さいこ
鼻フルの整形で80万円以下の料金で手術をしている病院が地雷だと言われることがあるのですが、それは安い料金を設定している理由にあると考えられます。一般的に料金相場は手術プラン次第にはなりますが、フルセットで150万くらいかかることが多いです。ですが、80万円で受けられるというのは、以下のような理由gああると考えられます↓・美容業界で未熟な研修医がオペをする・手術時間を他院よりも短くする・麻酔の専門医師を付けない(全身麻酔の設備がない)・CTを撮らないで検査なしの勘で手術する・
鼻整形が崩れてしまっている事例が増えてきました。内容を見ると、鼻フルと言っても内容物に寄贈軟骨やメッシュとかを入れられていることがあります。アップノーズの派手鼻に直後は出来ても、数年経過すると後戻りして低鼻に戻ってしまうという訳です。Gメッシュやオステオポールは軟骨をつぶすので修正がしにくい点もデメリットにはなります。ゴアテックス素材自体は、何か問題が出ていないのであれば、そのまま使用することが出来ますし、感染リスク以外にはそんなに悪い素材ではありません。シリコンプロテーゼのよ
最近になって口コミで鼻尖形成=耳介軟骨移植+コルメラストラット法をしたのに後戻りしたという事例が多発しています。これの可能性としては、いろいろあると思いますが、・元々肉厚鼻でストラット法では不十分だった・小鼻縮小のデザインを誤った・鼻尖部の高さが足りなかった=デザインのミス・想定よりも後戻りしたなどの失敗理由が考えられます。術後2週間以降はほとんど大きくは変わらないですし、耳介軟骨移植だと将来的に沈み込みが起きることも十分に想定できますので、さらに高さを失っていくリスクは今
団子鼻修正の整形後に、ギプス固定をすることがあります。これの効果・目的は、・鼻曲がりを防ぐため・内出血や腫れを抑えるため・内出血によって丸みを帯びてしまうのを防ぐためとなります。傷は抑えたほうがその形に収まってくれるのと、ギプス固定がある無しでは腫れの出やすさが違ってきたりするので、執刀医の指示の下で継続していきましょう。医師によっては寝ている時に数か月間つけておいても良いとしている医師もいるくらいです。ずっと付けていても問題なく、形を保持してくれます。一般的には、
団子鼻のアプローチとして、10年前は糸で鼻翼軟骨を結ぶしかなかった手段が、最近では手法が確立されて、鼻柱を立てることが基本的な考え方になってきています。鼻柱を立てるためには、ストラット法や鼻中隔延長術がありまして、ちゃんと沈み込みが起きないように長期的な構造の変化を行っていくのが賢明です。糸で行う鼻尖縮小は、埋没法と同じく、糸が緩むと後戻りしてしまうのと、中で組織を壊して変形しまう、ポリービーク変形の原因にもなるため、縛る鼻尖縮小は基本的に修正ありきの術式にはなります。また
鼻先の団子鼻感を解消するためには、鼻尖縮小・鼻尖形成・鼻中隔延長術などの方法がありますが、アプローチはオープン法なのかクローズ法なのかで術式を選ぶことが出来ます。それぞれ、・クローズ法→見えないのでばくち的な要素が出る・オープン法→軟骨の位置をしっかり移動させることが出来る、余分な組織を切除するときにもちゃんと見えるといった違いがあります。鼻尖挙上は、鼻先が垂れ下がっている人に向いている鼻に効果的です。つぶれてしまっている軟骨を高くするために、柱を立てる=コルメラストラット法
だんご鼻整形手術で普通のクリニックで行われているものは以下のような術式となります。・鼻翼軟骨が開いている→糸で引き寄せる・鼻尖部の脂肪が多い→脂肪取りをする糸で引き寄せる術式の問題点は、・正面から見て細くなっても横から見るとポコッと鼻尖が上に上がる・指でつまんだようなディルド鼻になる・下から見ると鼻の穴が縦長になってしまうポリービーク変形やピンチノーズともいわれています。日本人の多くの人の鼻の構造としては、内側脚が極めて細くて弱く土台が脆弱なので鼻を指で押すとつぶ
まず、このお話にご協力頂いたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。今回ご紹介するのは、鼻尖形成術(団子鼻手術)後の固定についてです。私の手術は、術式が少々違いギブスで固定して形状を作る訳では無いのですが、術後の腫れを抑えるために固定は、非常に重要です。では、術直後の状態をお見せしたいと思います。鼻先が紫色になっているのは、手術用のペンのインク色ですので、気にしないで頂きたいのですが、こうした術後の形状を維持するために、テープにて固定します。この固定法が悪いと
新宿山本クリニックスタッフの伊藤です今回は、男性の【鼻尖形成術】の症例をご紹介したいと思います若干上向きだった鼻先が下向きに変化しました横から見ても鼻先の位置が変わったのが分かりますね鼻先の大きさが小さく変化しました。鼻尖形成術を行うと、小鼻が小さくなりますかというご質問をされる方もいらっしゃいますが、鼻尖形成術では、小鼻の大きさに影響しませんので、変わりません。正面から見ると、あまり変化が分かりにくいのですが、ご自身ではスッキリした変化というのがお分かり頂けます
土台を強くする目的でコルメラストラット法をした結果、アップノーズ鼻になってしまったという例が後を絶えない。ストラット法で鼻尖部を延長させようとしている症例の最大のデメリットは豚鼻になるという点。これは鼻先が上向きになりやすくて、慎重にデザインしなければ適応を誤ってしまう。鼻フルで失敗の多い手術がこれ・鼻尖形成の軟骨縛り系の手術方法・豚鼻にストラット法・切らない小鼻縮小・鼻先ヒアルロン酸注射(膜性鼻中隔含む)・クローズ法による鼻中隔延長術・寄贈軟骨での鼻先移植・筋膜で包
小鼻縮小の術式は先生によって方法が全然変わります。小鼻手術後にギャザーができてヨレ感が強く目立ってしまっているのは、縫合の仕方がとても下手である先生でしょう。単純に曲線に切って曲線に縫うというシンプルなものではないので、傷跡が合っていないのです。鼻は曲線の極みなので、直線的な無理くりの縫合にならないようなデザインで縫合をしなければなりません。紡錘状に切って縫うといったものでは、傷跡がかなり目立ってしまうのでNGです。鼻縮小の最も高いクオリティの手術では、特殊な切開技術を用いて不
耳の軟骨を使用して鼻尖部軟骨移植をするメリットとデメリット。・イヤホンが出来にくくなる程度のリスクで抵抗は少ない・柔らかい素材で触感が良い・手術時間も肋軟骨よりも短くて済む・某ド〇ゴンクリニックで起きた気胸の医療事故が無い・鼻中隔延長術では耳介軟骨2枚で曲がりリスクを減らすことができるなどが挙げられるかと思います。例えば鼻尖形成+耳介軟骨移植(オンレイグラフト)の術式、鼻中隔延長術、鼻柱下降術などの術式がありますが、鼻翼軟骨が押されやすくて鼻先が潰れがちな症例では、鼻柱強
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。今回ご紹介するのは、鼻尖形成術(団子鼻手術)後の固定です。手術後は、以前はテープ固定だけにしていたのですが、触る方もいらっしゃるので、触り難いようにテープ固定の上から、ギブス固定しています。どの程度テープ固定をして、息苦しそうになるのか、実際の状態をお見せします。いかがでしょうか?テープ幅は同じものを使います(固定力を変えないため)ので、鼻が小さい方は、『結構しんどい』と思います。こう
ようやく団子鼻修正は脂肪をとっても意味がないということの理解が深まってきました。一昔前は、鼻尖縮小、団子鼻整形と言えば、鼻先を糸で縛るだけだったり、鼻尖部の脂肪を取るだけの手術が良く行われていたのですが、当然、ほとんど効果が無いばかりか金ドブになってしまうことがあって廃れていきました。アジア人の中でも日本人の鼻は指で鼻尖を押すとすぐにべちゃっと潰れてしまたり、鼻尖部が短いことが原因で団子鼻に見えている症例が多く、根本の原因を解決する鼻整形でなければ効果を上げることが難しかったのです。
某ゆ〇こ鼻と称するネーミングの鼻の整形がやばいとツイッター上で噂になっています。何故でしょうか?グローバルな美容クリニックについての問題点がネット上で多数報告されておりましたので、まとめていきたいと思います。某ビューティクリニックについては安さ以外に選択する理由は無いと指摘がありました。例えば・S医師、I医師、H師など形成外科専門医ではなく、学会研究もなし・I医師は形成外科専門医もなく美容外科医として1年の研修医・H医師は形成外科の経歴が一切なくFラン大学の皮膚科出身・失
小鼻縮小術の内側法と外側法の違いは分かりやすいです。内側法→鼻翼基底幅が広い人向け外側法→鼻翼の張り出しが強い人向け内側法の手術ではいくつか注意点がございます。内側を切り取った際に、鼻柱が外側方向の力が働きます。その結果、鼻の穴自体は小さくなったけれど鼻翼幅自体は小さくならなかったという現象が起きてしまうことがあります。これが小鼻縮小術における後戻りの失敗です。そこで単純に切除量を大きめにとって後戻りを考慮したデザインで切り取るという方法もあるのですが、これは後戻りの程度が個
新宿山本クリニックスタッフの伊藤です今回は、小鼻縮小術と鼻尖形成術を同時に行った症例をご紹介いたします。鼻の穴が見えにくく変化しました。鼻先も若干下に下がりました斜めからの方が、鼻先が下向きに変わったのが分かりやすいかもしれません。小鼻と鼻先も自然な形状でスッキリしました複数の手術を行っても、整形したという変化ではなく、元々このような鼻だったというくらいとても自然な形ではないでしょうか。バレにくい整形変化をご希望されていらっしゃる方は、山本院長にご相談してみ
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。今回ご紹介するのは、鼻尖形成術(団子鼻手術)の腫れについてです。どの手術でも、術後の腫れ方は、患者さんにとっては大きな問題だと思います。この手術は、腫れが少ないことが、特徴の一つなのですが、時として腫れる方にお会いする事もあります。この方も、『腫れた』方ですので、これぐらい腫れることもあるという参考にして頂けたらと思います。それぞれの方向を、術後5日目、抜糸時、術後1か月でご紹介します。
鼻尖形成を単独で行った場合、皮膚が寄せられるので、横から見た時にポコッと丸い鼻先になってしまうことがあります。ポリービーク変形と言われていますが、これが起こらないための方法論として・鼻尖形成3D法・鼻中隔延長術・耳介軟骨移植+コルメラストラット法などの手術は行われることがあります。鼻先の軟骨移植では、指で鼻先を押してみてグニャグニャ柔らかく察われてしまうタイプのお鼻でしたら、耳介軟骨移植だけでは鼻先が押し潰れてしまうことが懸念されます。すると、将来的な経過が悪く、鼻翼が潰れ
鼻中隔軟骨での鼻中隔延長術が色々と問題になっている訳なのですが、韓国や国内で起きたトラブルをまとめると以下の様になります。鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨の使用)で・鼻中隔軟骨が7ミリしか残されていなかった・シャドードクター・鼻中隔軟骨を切って移植するだけで鼻中隔延長術と謳っている病院もともと日本人は鼻中隔軟骨が薄くて弱いので、土台を崩してしまうことにつながるという指摘です。一方で、過去に学会論文を見ると分かりますが、鼻中隔軟骨を2枚重ねて使用している症例では鼻曲がりの確率が低いとい