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山寺の僧は御所様から褒美をもらって帰るが、御舎弟の家では、水無瀬さまが少々ご不満?この物語は一応、今回で終わります。最初はこちらです。まとめはこちら。足利家の執事(54百鬼夜行の巻)です。
今回はこういうお題でいきます。日本史のカテゴリですね。あんまり怖い話にはならないと思います。さて、新田義貞は、『太平記』に登場する武将の中で、楠木正成、足利尊氏と並ぶ3本の柱の一人ですが、他の2人に比べるとマイナーというか、歴史的評価もあまり高くないですよね。『太平記』は戦前、天皇に忠義をつらぬく物語として皇国史観に利用され、その反動から、戦後はあまり読まれなくなりました。中学校の古典教材に『平家物語』は出てきても、『太平記』が出てこないのは、『平家物語』のほうが文章が優れてるため
なんか凄いお留守になってしまいました…申し訳ございません。『鎌倉殿の13人』『逃げ若』『ノイエ銀英伝』と溜りに溜まった宿題がようやくひと段落しそうなのでようやくの『ナポレオン』再開となりました。本当、遅れた分を取り返さないといけないな…さて今回はあれですよ、やはりこの方の大活躍ぶり敗戦国のくせに戦勝国に要求突き付ける外務大臣タレイランの大活躍なんだか戦に負けたくせに論功行賞を行う某征夷大将軍とクリソツすぎて非常に痛快痛快。もちろんこんな芸当ができるのはよほど「空気の読めない愚
今回の話のメイン感想はやはりこの人と言ってもいいでしょう。第1回人気投票で3位を獲得した皇子武将・護良親王初登場時から松井センセイも凄い感情移入している様子が絵越しからもヒシヒシと伝わってきました。鎌倉幕府倒幕においても彼もまた不可欠な武将として活躍した存在。にもかかわらず、南北朝時代の絶対的主人公・南北朝のラスボス足利尊氏によってその存在は霞んだものとなってしまい、おまけに本作では誰よりもラスボスが「人間にあらざる存在」であることを誰よりも看破しながら、尊氏の前に惨敗して、失脚…今回彼は
ランチタイムを逃した多治見お祭りイベント催事の開催があり市街への交通規制に阻まれ目指してたお店ご縁無しリストアップしてたお店臨時休業諸々見事にアウトそれならと久々に虎渓山へ🚗紅葉🍁にはまだ未だ早かった今年の秋国宝開山堂1352年頃足利尊氏が建立した室町時代初期の代表的な建築だそうです遅めのランチは手包みワンタン麺たゆたふあっさりに見えたスープコクがあり海老とお肉のワンタン包みも美味しく満足😊帰路に付く前に二女お勧めのカフェにTV情報番組でも
北方謙三〈南北朝〉三部作。第1弾『悪党の裔』、第2弾『道誉なり』、第3弾『楠木正成』。あるとき宇城シティーモール内蔦屋書店にて第2弾『道誉なり』が目についた。北方謙三の名前ぐらいは知っているが、一冊も読んだことがない。だから北方謙三の名前でこの本を手にしたわけではない。まさしく『道誉なり』を見て、手にしたのである。佐々木道誉については、安部龍太郎『道誉と正成』、『義貞の旗』を読み、足利尊氏、足利直義、高師直については、岡田秀文『足利兄弟』を読んだ。足利尊氏が鎌倉幕府を倒し、後醍
今回はアニメオリジナル要素は殆ど無く、概ね原作要素を忠実に描いていました。その分、感想について何を書こうかと悩んでいて、なかなか書こうかと悩んでいたのですが…とりあえず小笠原貞宗(CV青山譲)をキャスティングしたのは神采配。アニメ・洋画吹替でも時に悪役の常連を務め、時にはイケボで渋い人間まで様々なバイプレーヤーの役割を担う青山さん。小笠原貞宗という逃げ若では時行くんに立ちはだかる強大なる敵(第1部で時行くんの逃げ上手能力を破ったのは小笠原貞宗だけ)にして、師匠としてランバ・ラルポジションを担
うーん、この絶望のどん底に堕とされた時行くんの表情!瞳孔の焦点が定まっておらず、目に涙を浮かべながら泣くこともできないまさにどん底状態。でも今回で「覚醒」したように全裸逃亡変態稚児の片鱗を見ることになるのだから不思議なモノ。いやぁ、放送前は懸念していた時行くんの美ショタがアニメ絵で表現できるかどうか、不安要素だったのですが、前回今回と払拭されました。2回目以降でもこんだけできるのだから、もう問題なし。原作から比較するとアニメ版は後々の展開を見据えた上での原作における台詞や描写をごく自然な形に
私もテキストタワーやってみました倉庫に眠っているテキストたちを呼び出し、朝からイソイソと積み上げる母。あれ?ノートってこんなもんだっけ?捨てたかな?笑ま、いっか。という感じで。じゃーん。ステップアップだぜって長男登る。ってほどでもないか?ちなみに一番右側は四年生の時のN能研テキスト。他にもあったはずだけど笑これだけ。で、一番多いもの。それはもちろんプリント‼️やばい。もう出せれない。ダメ母披露。こんなダンボールが何箱かいます。。かろうじてファイリングし
今回はストーリー面では大きなアレンジは無く、概ね原作に忠実に描写されていました。その代わり…原作漫画よりも遥かにぶっ飛んだ映像表現に思わず息を呑んでしまったギャグパロディも、お色気シーン(爆)も、そして残酷描写もアニメ版の方が遥かにパワーアップしている…いや、普通大体、残酷描写の出てくる作品って、原作漫画よりもアニメの方がマイルドな描写に抑えるのが普通じゃないですか。『犬夜叉』だって、あの『ジョジョ』でさえ原作者先生が織りなす残酷な絵面がアニメではかなり抑えた描写になっていることが多い。
遂に南北朝のラスボス声優が公開!!…いや長かったよ…本当にどれだけこの日を待ち焦がれたことか。長らくシークレットキャスト扱いで6月初頭の発表会でも遂に明かされなかったのですから。6月23日といえば、鶴岡八幡宮でプレミアム公開された日。つまり秘匿が不可能になるギリギリまで伏せられたことになります。それだけ公開がギリギリまで伏せていたからにはよほどの大物でないと説明がつかないと半ばイライラの気持ちがこもっていました。CV:小西克幸最初、正直言うとですね…「いや、確かに小西さんはベテランだし、演
『逃げ若』は大河ドラマ『太平記』を意識していているように思えてならない。今回の大楠公と後醍醐帝とのやり取りがかつての『太平記』と構成がよく似ているのですね。後醍醐帝が持つ多くの人々を惹きつける魅力とそしてその長所を台無しにしてしまう欠点が露呈する『太平記』第3話で主人公である南北朝のラスボス足利尊氏が初めて一目見て一目惚れに近い形でゾッコンとなったように、後醍醐帝という帝王は多くの人々がその魅力で惹きつけるほどの稀代のカリスマ帝王でした。実際、多くの人が「この御方なら乱れ切った世の中を変えて
こんばんは。およそ2年9ヶ月ぶりの「アメダスへゆく」ということで、JR山陰本線山家駅にやってきました。駅から歩いて約10分、小中一貫校の駐車場の一角にアメダスの雨量計があります。積雪も考慮してかさ上げされています。2021年に、綾部市の中心地から移設されたので、まだ真新しい感じですね。気象業務法(気象測器等の保全)第37条何人も、正当な理由がないのに、気象庁若しくは第6条第1項若しくは第2項の規定により技術上の基準に従つてしな
1月1日、嵐山にある「天龍寺」へ行きました。臨済宗天龍寺派の大本山のお寺です。足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために創建したお寺です。室町時代には京都五山の第一位となっています。堂内参拝受付がある「庫裏」。大きな屋根と、白と黒のコントラストが特徴的です。庫裏の玄関正面に大きな「達磨図」の衝立があります。禅宗の開祖・達磨大師の姿を描いたものです。「大方丈」からの「曹源池庭園」の眺め。池泉回遊式庭園で、創建当初の姿を残しているそう
京都府綾部市にある安国寺に行ってきました。993年に創建され後に足利尊氏によって尊崇を受けるようになった大変由緒あるお寺です。足利尊氏が生まれた時に産湯に使った水を汲んだ井戸や足利尊氏のお墓があります。それともうひとつ、ここはアニメ・一休さんに出てくるお寺のモデルになったお寺です。とても静かな環境にありました。境内横に無料の駐車場があります。ここ、地域の紅葉の名所でもあり、ということは、きっと新緑もキレイなはず、と今の時期に行ってみることにしたのです。境内はまさに輝く新緑に包まれて
遂に強大なる南北朝のラスボス足利尊氏が立ち上がる!!いやもう分かっていることなんだけどね…ラスボスの腹黒い弟直義を敗北に追い込んでも次に来るのはラスボスの出馬…そしてその結果どうなるかも。時行くんに有力な味方が増える一方で、南北朝のラスボスが遂に動き出したことで歴史は大きく展開していきます。このラスボスの出馬こそが当人の意志とは裏腹に色々な意味で時行くんだけでなく、当時の人々の運命を大きく変えることになります。それはまさに荒波のごとし。そして翻弄される最初の相手となった時行くんたちは…それでは
京都マムです。NHK「究極ガイド2時間でまわる嵐山」のメモです。嵐山へお越しの際はご参考になさってください。スタート地点は嵐電の嵐山駅。朝8時からまわるのがおすすめ。↓地図はこちらからゲットできますhttps://www.nhk.or.jp/program/2hguide/arashiyama.pdfエリア1必見箇所は8カ所。No.1天龍寺参道天龍寺は嵐山エリア唯一の世界遺産。およそ700年前、室町幕府初代将軍の足利尊氏の命によって建立。
極楽征夷大将軍Amazon(アマゾン)本の概要第169回直木三十五賞受賞作やる気なし使命感なし執着なしなぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ
遂に逃げ若は南北朝時代に突入!…これまで散々「南北朝を舞台にした漫画!」「南北朝鬼ごっこ」と謳っていたものの実は、まだ南北朝時代では無かったという矛盾。今回の湊川の合戦とその結果としての大楠公・楠木正成の死によって遂に世は南北朝時代に突入したのでした。三国志でいえば、ここまでは後漢末期の群雄割拠時代とよく似ています。三国志も「曹魏・孫呉・蜀漢」という三つの国が成立した時期よりもむしろ後漢王朝が実質的に形骸化した後の群雄割拠の時代から語られます。それはまさにこの時期をキチンと押さえておかない
歴史系図トリビアこれは楽しい!おもしろい!そう感じるような歴史上の人物の系図を紹介していきますみなさんこんばんは(´Д`)。本日は歴史好きなぶたさんの大好物!楽しい歴史系図でございます(´Д`)!ぶたさんは歴史上の人物の系図がとにかく好きなんです。本日注目するのは坂上田村麻呂(´Д`)!平安時代初期に征夷大将軍となり、蝦夷征討で活躍した人として有名ですよね。でもでも(´Д`)。坂上田村麻呂は有名だけど、子孫はあまり歴史の表舞台には出てこない気がしませんか?はて(
娘が今、どハマりしている漫画「逃げ上手の若君」ある日、鎌倉に行ってみたいと言い始め、調べると丁度、「逃げ若」とコラボをしているではないですか!11月22日からの一ヶ月、コラボ期間で、コラボホテルもありました。アクスタや、グッズがつくにしても、この値段…と思うくらいかなり高いホテル。にも関わらず、もう、予約がいっぱいで、ひと部屋しかない程…。予約取れる日と、私が休める日がこの日しかないので、学校は「ラーケーション」を使ってお休みです。私、旅慣れていないので、ホテル予約するのも
楠木正成を代表とする「悪党」とは何か、彼等はなぜ後醍醐天皇のために最後まで戦ったのか、って話をします。「悪党」とは、鎌倉幕府から認められた御家人ではない、「武士とは認められていない」非正規武士のことです。悪党は幕府体制に入らない者を差していますから、悪の意味は「bad」ではなく「irregular」です。元寇をきっかけに、鎌倉幕府は従来勢力範囲外だった西国の武士たちを組織化することに成功しました。かえって幕府の威勢は高まっています。ところが。鎌倉幕府が滅亡したのは、貨幣経済の浸透です。
南北朝のラスボス、圧倒的絶望感で降臨!!今回の絶望的なまでの展開、これまで見てきた読者もまた時行くんと同様に絶望するしかありません。何しろあと一歩まで迫りかけたラスボスとの対決は一気にひっくり返され、更に最強の味方か敵になり代わってしまうという最悪の展開。そして遂に「その時」が迫りつつあります。これまで一心同体で進んできた保護者である頼重さんとの別れ…残念ながら南北朝のラスボス・足利尊氏は余りにも人間離れした存在だったで勝つことが出来なかった。南北朝のラスボス「ちょっと我が本気出すと真の
天龍寺(てんりゅうじ)は暦応二年(1339年)に、吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が夢窓国師を開山として創建された寺院で、康永二年(1343年)には七堂伽藍が整った。夢窓国師の門流は隆盛し、天龍寺は京都五山第一位の寺格を誇った。この地は、壇林皇后(嵯峨天皇の后)が開創した壇林寺のあったところで、後に、後嵯峨上皇の仙洞御所・亀山殿が営まれた。創建以来、延文元年(1356年)をはじめ、8回の大火に見舞われ、現在の堂宇の多くは、明治期に再建されたものである。夢窓国師による曹源池
さていよいよ『逃げ若』オリジナルフィクションでの主人公時行くんがラスボス尊氏暗殺に乗り出したのですが、結果はもうネタバレになってしまいますが予想通りの大惨敗に終わります。まあもちろん史実を知る者でなくてもあの圧倒的過ぎるラスボスに勝てる気がしないのは当然の事。松井センセイは過去作品でも主人公が一度ラスボスと対決して大惨敗させているので、センセイ流の作品モチーフです。問題はここから時行くんがどう成長していくのかが楽しみであるのですから。そんなわけで筋書きそのものは今更ネタバレもクソもないのです
今回は「逃げ上手の若君」がどのような最終回をむかえるかについてまとめました!北条時行が史実でどのような最期を迎えるのかについて調べてます<史実ではこうなります!>①足利尊氏に勝利して鎌倉を奪還する②若君が足利側に捕らえられて処刑される詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください!【完結?】「逃げ上手の若君」いつ最終回?打ち切り理由3選-「逃げ上手の若君」打ち切りは本当?最終回の内容は今回は「逃げ上手の若君」が完結してるのか?打ち切りの噂は本当かについてまとめました。「
現在の天皇家は「北朝」の子孫です。なのになぜ、「南朝が正統」とされているのか?足利義満が「南朝を正統と認めます」という政治的決着で南北朝を合一したから、です。そんな馬鹿な、南北朝は「北朝勝利」で終わったから、南朝の子孫は消えて、北朝の子孫が今の天皇に至るのではないのか?実質的にはそうでも、形式的には、南北朝の分裂は「南朝正統」で決着したんです。「南北朝の戦い」というのは、実は「源平合戦」と同じくらい、誤解を招く表現です。南北朝時代を「南朝と北朝が戦った時代」と考え「北朝の勝利で終結し
御所様は、雨に打たれて風邪をひかれた・・?
な「逃げ上手の若君」アニメが始まったので、観てます。TVアニメ「逃げ上手の若君」公式サイト松井優征が描く、「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の歴史スペクタクル漫画がついにアニメ化!nigewaka.runなるほど、北条時行が主人公だから、鎌倉を滅ぼした足利尊氏は、問答無用で悪役なのかな、このドラマでは。面白いね。歴史は、視点をひっくり返すと、正義がどちらか、全然違うようにも描けるってことだわな。https://youtu.be/JjOLjAB0bcI-YouTubeYouTube
「ネウロ」「暗殺教室」の松井先生が挑む「歴史もの」である。歴史もの利点は「その人物が持っている魅力」や「ドラマのような展開」をまんま使うことができることである。一方、欠点は「結末が分かっている。勝つときはかち、負ける時は負け、いつどんな風に死ぬかまで分かっている」ことであろう。よって、読者は「分かっている過程を作者がどう膨らませるか」を楽しむのが歴史ものの常であるが、ここにおける「若君」の最大の特徴でありうまさは、「主人公を歴史の敗者:北条時行」に据えるだけでなく「逃げているときに最も