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池井戸潤さんの『俺たちの箱根駅伝』上下巻のレビューになります。超泣けるのでハンカチのご用意を。さっそくですが、以下にあらすじと解説をどうぞ!あらすじ明誠学院大学4年の青葉隼斗は、予選突破確実と言われていたレースで、主将でありながらも足を引っ張り、箱根への切符を逃してしまう。しかし、隼斗は予選会を通過できなかった大学の選手から、成績順に各一名ずつが参加できる「関東学生連合チーム」のメンバーに選ばれ、自分だけが箱根を走れることに。さらに監督の諸矢からは今大会をもって辞任すること、新監督
江國香織さんの小説『はだかんぼうたち』のレビューになります。こちらは偶然ドラマの予告を見て知った小説。題名がインパクト大で「どんな話なの?!」と気になったので読んでみました。しかも原作が江國香織さんだと知って驚き!さっそくですが、簡単に内容を紹介していきます。《あらすじ》終わりも答えもない恋愛の真実桃は35歳の歯科医。入籍間近と思われていた恋人と別れ9歳下の鯖崎と付き合い始めた。だが鯖崎は桃の親友の主婦・響子にも興味をしめす。一方、ネットで知り合った60歳の男と同棲していた響子の
東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』(原作)の要約レビューになります。*あらすじ*幸せな日々は、もう手放さなければならない。遺体で発見された善良な弁護士。一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"、その絶望――そして希望。「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。白鳥とコウモリAmazon(
三秋縋さんの小説『君の話』のレビューになります。こちらは『出会う前から続いていて、始まる前に終わっていた恋の話』というキャッチコピーの通り、少し不思議な恋愛小説になっています。普段あまり読まないジャンルですが、想像以上に面白かったので皆さんにも共有します。架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。(あらすじより)君の話(ハヤカワ文庫JA)Amazon(アマゾン)評価★★☆男性パートと女性パート
横溝正史さんの小説『八つ墓村』のレビューになります。実を言うと、読むのは初。「八つ墓村の祟りじゃ〜」という映画版の名台詞を知っている程度で、ずっと内容が気になっていたので、ついに読んでみることにしました!◆あらすじ◆戦国の頃、三千両の黄金を携えた八人の武者がこの村に落ちのびた。だが、欲に目の弦んだ村人たちは八人を惨殺。その後、不祥の怪異が相次ぎ、以来この村は“ハつ墓村”と呼ばれるようになったという__。大正x年、落人襲撃の首謀者田治見庄左衛門の子孫、要蔵が突然発狂、三十二人の村人を虐
藤まるさんの『時給三〇〇円の死神』のレビューになります。▼簡単なあらすじ「それじゃあキミを死神として採用するね」ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。曰く「死神」の仕事とは、成仏できずにこの世に残る「死者」の未練をはらし、あの世へと見送ることらしい。あまりに現実離れした話に、不審を抱く佐倉。しかし、「最後まで勤め上げれば、どんな願いも叶えてもらえる」という話を聞き、半信半疑のまま死神のアルバイトを始めることとなり――。初恋相手の幼馴染、
松下龍之介さんの小説『一次元の挿し木』のレビューになります。あらすじ二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致!?ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻
打海文三さんの『時には懺悔を』のレビューになります。こちらは昨年に映画化が予定されていたのですが、いろいろと問題があり、公開が今年にズレてしまった作品でして…、当時Xで話題になっていたので興味本位で映画のあらすじを調べてみたら、それがなんと面白そうで!物語は、一人の探偵が殺された事件から始まる。その真相を探る中でたどり着いたのは、9年前の誘拐事件で連れ去られた、重い障がいのある少年・新。過去に傷つき、絶望の淵に生きる大人たちが、今を必死に生きる一筋の小さな命に触れたとき、凍り
東野圭吾さんの『殺人の門』のレビューになります。本書は2027年に映画化されるようで、SNSでも「面白いよ!」と話題になっていたため、久しぶりに図書館まで行って借りてきました。分厚い(単行本で442ページ)、しかも二段組!!しかし長さの割にはサラッと読める小説なので、みなさんもぜひ読んでみてください!殺人の門(角川文庫)Amazon(アマゾン)あらすじ/登場人物まずは簡単なあらすじと登場人物を紹介します。あらすじあいつを殺したい。奴のせいで、私の人生はいつも狂
雨穴さんの『変な絵』のレビューになります。あらすじ80万部突破!コミカライズ開始!ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!タイトルは『変な絵』。あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められ
曽根圭介さんの『藁にもすがる獣たち』の小説レビューになります。とても読みやすくて面白かったのでオススメです!◇あらすじ◇大金に目が眩んで泥沼にはまりこむ亡者たち。追い詰められて犯罪に手を染め、破滅への道を突き進む彼らを待ち受ける驚愕の結末とは?◇内容紹介◇サウナの客が残していったバッグには大金が!?持ち主は二度と現れず、その金で閉めた理髪店を再開しようと考える初老のアルバイト。FXの負債を返すためにデリヘルで働く主婦。暴力団からの借金で追い込みをかけられる刑事。金に憑かれて
朝倉かすみさんの『けんぐゎい』のレビューになります。題名の『けんぐゎい』とは、『圏外』、つまり普通からはみ出た人たちのことを意味します。さっそくですが、あらすじをどうぞ!利発だが酷い痘痕の姉ふゆ。逆上せ癖で縹緻よしの妹りよ。幼くして父を亡くし、ふゆは手習師匠の手伝いに、りよは船宿の下女奉公に出された。師匠の養子で禍々しいほどに歪んだ性癖をもつ宗三郎から手籠めにされたふゆは懐妊するが、現人神と崇められる女医者と出逢い、彼女の人生は大きく変わっていく。自我に目覚めた主人公が、女の生と向き合う、
森バジルさんの『探偵小石は恋しない』のレビューになります。こちらは今年流行った本格ミステリということで読んでみることにしました。かなり話題になっているのと、各SNSでも絶賛コメントで溢れているのを見て気になっていたんですよね〜。ざっくりとしたあらすじはこんな感じ・ミステリ小説オタクの小石は、自らがスカウトしてきた蓮杖と探偵事務所をしている。しかし実際の依頼の9割9分は色恋調査ばかりでやる気が出ない。・プロローグ+第四章からは、照屋、春風、一吾、ニ斗、藍沢姉弟、雪村先生という謎のメ
額賀澪さんの小説『沖晴くんの涙を殺して』のレビューになります。こちらは余命わずかの音楽教師が、絶望的な日常を必死で生きている男子校生を見ているうちに、逆にネガティブな気持ちから救われていくという物語。もっと生きたい人が、もう生きていたくない人に励まされるパターンは珍しいのでは?「自分が死ぬ前に彼をどうにかしてあげないと」という気持ちが「生きること」と「死ぬこと」を同時に奮い立たせてくれるなんて!!と、そう思わずにはいられない、ちょっと不思議な小説になっています。◆あらすじ◆
小川哲さんの『君のクイズ』のレビューになります。こちらは2026年に映画化が予定されていますが、キャストや公開日は謎に包まれたままであることが話題になっています。ここでは映画に先駆けて、原作の紹介(ネタバレあり)をしていこうかなぁと思うのですが、念のため小説を未読の方向けに、あらすじと考察まで読んでストップできる構成にしておきました。もちろん既に読んだよーという方は解説と感想までお付き合いください。さっそくですが、以下にあらすじ→考察→解説→感想を書いていきます。と、言って
アンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のレビューになります。超面白いと評判の、このSF小説ですが、ネットであらすじを調べても「難しくてよくわからん」と言う方が多いのではないでしょうか?実際、私もその一人で、各サイトの解説を読んでもちんぷんかんだったので、結局自分で読んでみることにしました。そして読み終えた今、はい、はい、はい、はい、なるほどねー。確かにこれは物理学や天文学の知識がないとスラスラ読めないタイプのストーリーかも!と思いました。そこで今回は小難しい説明は省略し
アンディ・ウィアーさんの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』下巻のレビューになります。上巻の内容はこちらからどうぞ『プロジェクト・ヘイル・メアリー|原作を簡単に解説①』アンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のレビューになります。超面白いと評判の、このSF小説ですが、ネットであらすじを調べても「難しくてよくわ…ameblo.jp↑長いので上下巻わけてレビューしています。上巻はあらすじ解説、下巻ではネタバレを含む感想になるのでご注意ください。さっそくですが、今回も難しい
ノンフィクション作家・溝口敦さんの『細木数子魔女の履歴書』のレビューになります。※本書は『週刊現代』で連載されたルポルタージュを書籍化したものネトフリで細木数子の半生を描くドラマ『地獄に堕ちるわよ』が放送されると言うことで、久々にこのお方を思い出しました。私も買ったなぁ『六星占術本』(ちなみに火星人−でした)。今は買っていませんが、当時は毎年買っては「やれ大殺界だ」「やれ幸運期のスタートだ」と騒いでいました。まだテレビが元気な時代だったので『ズバリ言うわよ!』も毎週観てたなー‥でも突然
永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』のレビューになります。さっそくですが、あらすじと感想をどうぞ!木挽町の仇討睦月晦日の戌の刻。辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手にて一件の仇討あり。雪の降る中、赤い振袖を被き、傘を差した一人の若衆。そこに大柄な博徒が歩み寄り、女と見間違え声を掛けた。すると、若衆、被いた振袖を投げつけて白装束となる。「我こそは伊納清左衛門が一子、菊之助。その方、作兵衛こそ我が父の仇。いざ尋常に勝負」朗々と名乗りをあげて大刀を構えた。対する博徒作兵衛も長脇差を抜き
肌寒いある日の夕方。3歳の女児が行方不明になる。公園で一緒に遊んでいたはずの親子は知らないと言い、いくら探しても見つからなかった。一方、浜名湖畔で父とともにペンションを営む楓。無愛想で無口な父親に反感を抱きながらも仲良くやっていたが、あることをきっかけに、父親に対して不信感を抱く。楓自身に起きた秘密も相まって、楓が頭を悩ませていたが、ある人物がペンションにやって来たことで、事態は大きく動き出す。というお話。重かったし、辛かったなぁ。最後は救われたけども。何人かは、たぶ
東野圭吾さんの小説『トキオ』のレビューになります。こちらの作品、旧題は『トキオ』というのですが、現在は『時生』に改題されているのでご注意を!◆あらすじ◆1979年、浅草。時を超えた奇跡の物語男は父親になっていく。「彼」との出会いによって。俺は、あんたの息子なんだよ、宮本拓実さん。未来から来たんだ。あと何年かしたら、あんたも結婚して子供を作る。その子にあんたはトキオという名前をつける。その子は17歳の時、ある事情で過去に戻る。それが俺なんだよ。簡単に言うと、息子が独身時代の父
伏尾美紀さんの『百年の時効』のレビューになります。昭和〜令和にかけての壮大な物語。読んで損なしのオススメ本です!今回は私の推理ノート的なレビューになっているので、あらかじめ本書の内容が入っていないと、ちょっとわかりにくいかもしれません。あらすじ刑事たちの昭和は終わらない。真犯人が見つかる、その日まで。1974年に起きた一家惨殺事件。未解決のまま50年――。アパートで見つかった、一体の死体によって事件の針は再び動き出す。嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実
読書感想になります。「ごみ屋敷に住む人の心理と支援がわかる本セルフ・ネグレクト、孤立、ひきこもり、支援拒否に寄り添うアプローチ」認知症など高齢者から、若者や中高年のひきこもり、虐待し子供を放置する家庭などまで、幅広くカバーした内容です。序盤は、どういう人がごみ屋敷になってしまうのか?隠れた疾患は何か?それはどういった疾患か?という内容。中盤は、ごみ屋敷の住人の心理や、どう支援していくか?終盤は、事例です。また序盤から終盤まで、ちょこちょこ事例を挟みます。終盤の
第四境界さんの『人の財布〜高畑朋子の場合〜』のレビューになります。こちらは体験型の本ということで気になって読んでみました。ARG小説の意味もわからず手を出してしまったのですが、簡単に言うと『読者がサイトを調べたり、小物を確認したりするような擬似体験を促す小説』らしいです。まぁ、フィクションと現実を曖昧にした体験型読み物といったところでしょうか?最近はQRコードや画像を使った小説も多いので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください!↓公式の説明はもっとわかりやすいです(笑)《概要》話
久坂部羊さんの小説『MR』のレビューになります。全38章&539Pもある大作ですが、とても読みやすいのでオススメです。MRAmazon(アマゾン)評価★★☆前半は似たようなエピソードが多く、噂通り少し飽きてしまったものの、後半になるといろいろな事件が発生して面白かった。最初は登場人物が多くて尻込みしたが、案外だれがどんなキャラなのかわかりやすく、きちんと物語に没頭できた。あらすじ・登場人物本書はMR(医薬情報管理者)たちの奮闘を描いた一冊になります。《あらすじ》
続きを読むのを楽しみにしていた成瀬シリーズですが『【今さら読んだ】『成瀬は天下を取りにいく』が最高すぎた!|子どもにも読んでほしい一冊』にくまんが『コロちゃお』で読んだ『『コロちゃお』買ってみた!気になってた付録のポケカ開封』箱根駅伝をテレビで応援しながら、のんびり色々やっているザ・お正月で…ameblo.jpあっという間に、2冊読み終わってしまいました※以下、内容に少し触れるかもしれません(結果、少しどころか、毎度のごとく、思いが溢れて触れまくりました)あー、楽しかったなぁ次巻
先日、『自問自答ファッション』という本を読んでから、クローゼットを見直しています。本を読んだ感想はこちらの記事にまとめています。『【本感想】『自問自答ファッション』を読んで』自問自答ファッション制服化スタイリストが教える自分らしく生きるヒントAmazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場…ameblo.jpそして、服を買いに行き、「今の自分が本当に欲しい服」を買いました。バレルレッグジーンズB+EC(丈短め68.0cm)GU
本日はこちら。令和という時代性をうまく生かしたホラー短編集。『令和最恐ホラーセレクションクラガリ』読みました。令和最恐ホラーセレクションクラガリ(文春文庫)Amazon(アマゾン)出典とkindleはこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/B0FHH2LBT2令和恐怖のアンソロ。いろいろ違った切り口で面白い。『オシャレ大好き』:背筋ハイブランド、色々コワイ『鶏』:澤村伊智深夜に来た客人、色々コワイ『
本日はこちら。『比嘉姉妹』ビギニングの一冊。比嘉家の子供たちが受ける受難…。親!親っ!!『ととはり屋敷』読みました。kindleはこちらから→https://www.amazon.co.jp/dp/B0GXS943LF最強の霊能力者・琴子にはたくさんのきょうだいがいた。だが今生き残っているのは琴子以外では三女の真琴だけ。キャンプで亡くなった双子、その下の弟は野球観戦中に死亡、末っ子の栞もまた怪異によりKILLされ、次女の美晴もとうに亡
大好きな人、死んでくれてありがとうまさきとしか大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)[まさきとしか]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}あらすじ解散した男性アイドルグループの一員、南田蒼太が何者かに殺された。北海道Y市の廃ホテルで、めった刺しの遺体で発見されたのだった。メディアは騒ぎ立て、警察は地道な捜査を開始する。事件当夜に南田と会った同じ職場のパート女性、グループの元メンバーたち、十代で孤児となった南田を引き取った伯母とその娘……。誰もが