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こんばんは。今回で実技試験2の最後の問題となります。最後は図4〜図7、図9、図10を用いて30日9時〜21時に米子市に対して発表される、または発表される可能性が高い注意報を3つ答えよ、という問題です。ただし風に関する注意報は除くとあります。注意報がいくつあるか、その中で適用され得るのはどれか、試験直前に再度確認を兼ねて考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(5)(気圧)(5)①②の結果より渦Bが米子に最接近すると考えられる時刻は17時30分という予想でしたが、①では30分刻みでの解答でしたので、図10の時系列図において実況でしかも10分ごとでみた場合では多少のズレが考えられます。これを念頭に気圧から見ますと、17時20分に極小になっており、概ね最接近時で極小になっていることがわかります。したがって、15字程度で、概ね最接近時に極小になっている。(16字
こんばんは。今回は図10(下)の米子の時系列図を用いて、渦Bの通過に伴う気圧、10分間降水量、気温の変化の特徴についてそれぞれ述べよ、という内容の問題です。文字数がそれぞれ15字、20字、15字程度と短めですので、見てわかることを素直に解答すればOKと思います。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2。問3(5)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。23日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(5)まず、前問の(5)①では、米子に最接近すると予想される時刻が17時30分で、渦中心の経路を外挿すると、米子の南側を通過する予想であることがわかります。では、実際に通過したのは米子の北側または南側のどちらなのか、問3(3)の結果と図10(下)の風向の変化から求めてみます。(5)①で概ね予想通り17時30分に米子に最接近と考えて16時以降の風向の変化を見ますと、西→南西→南→南東→北東→北西と反時計
こんばんは。今回は、図9の渦Bについて、②の問題では、図10に時系列図を用いて、渦Bの中心は、米子の北側または南側のいずれを通過したかを答え、そのように判断した理由について、(3)の考察に着目して「渦Bの通過時に、」の書き出しに続けて述べよという内容の問題を次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(5)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。21日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3図9では渦Bの中心位置が、13時から16時にかけて+印で記されていますので、13時以降米子付近に向かってどう移動したのか、1時間ごとにトレース用紙に写し取りながら追跡して17時の図に重ねてみますと上図のようになります。この結果、13時から16時にかけての渦Bの移動方向は概ね東南東で16時における渦Bの中心位置は米子のほぼ西側にあることがわかります。次に、13時から16時にかけての移動距離を見ますと、図
こんばんは。今回は、図9と図10(下)を用いて米子の気象状況について考察する問題です。まず、今回の①は図9のレーダー合成図の渦中心を追跡し、外挿することにより、渦Bの中心が米子に最接近する時刻を求める問題について次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。19日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(4)③まず、前問の問3(4)②でも触れましたが、問3(2)②において渦Aの移動方向は東南東で西郷の北側にあることがすでにわかっています。したがって、11時50分から13時10分の時間帯における、一般的な風向の変化は南西→西→北西と時計回りに変化することになります。④③では、一般的にある地点の北側を渦が東南東に通過する際の風向の変化は時計回りに変化することを述べました。ところが、図10(上)の11時50分
こんばんは。今回は問3(4)の③と④の問題をまとめて考えて見たいと思います。③では一般に渦が問3(2)②の移動方向でかつ(4)②の位置関係のままで接近するときに見られる風向の時間変化は、「時計回り」、「反時計回り」のいずれかを問う内容、④では、11字50分から13時10分までの時間帯に③とは異なる風向の時間変化が見られた理由は何か、という問題です。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(4)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センター
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(4)まず、渦Aが13時00分に西郷に最接近する前後1時間に着目し、図10(上)の風向の変化と、問3(3)の結果から、渦Aの中心が西郷の北側または南側のどちら側にあるのか考えてみます。問3(3)の結果より、もしも渦が北側にあるとしたら風向はどう変化するはずか。渦Aは問3(2)②より東南東に移動していることはすでにわかっていますが、単純に渦が西から東に移動していると考えた場合、渦は西郷から見
こんばんは。今回は、図10(上)の西郷の時系列図を用いて(3)の結果に着目しながら渦中心の最接近前に風速の最大が現れた12時10分に渦の中心は西郷の「北側」または「南側」のどちら側にあるか解答し、その理由も述べよ、という内容です。12時10分に風速が極大になっていることと12時10分の風向を基に(3)の結果からどう理由を導き出すのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(4)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用していま
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3(気温)まず気温から見ていきますと、最接近した13時00分の前では12時40分から急激に2℃以上上昇しており、後では13時30分までに急激に約4.5℃下降していることから極大になっていることがわかります。なお、「最大」としてしまいますと、図10の9時00分から21時までの対象となっている時間帯において、例えば11時00分では13時00分よりも気温が高いですので適切ではなく、なおかつ13時00分の前後と比
こんばんは。今回は図10(上)の西郷における地上要素の時系列図を用いた問題です。①では13時00分に最も接近した渦Aについて、最接近時における気温と風速の特徴を前後と比較して数値を用いずに簡潔に答えよ、という内容です。「数値を用いずに」という指示を見落とさないよう、問題の終盤も慌てずによく読んで解答しましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。13日分の考察編
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。さていよいよ最終問題(6)を解きましょう。米子市に発令される可能性の高い注意報を3つ答える問題です。今まで考えてきた問題から・12月の天気図である・JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が現れて
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3まず、表の①〜⑥を明らかにするために図を描いてみます。ここで問題文の最後に、「ただし、風は傾度風であるものとする。」という文言がありますが、これは換言しますと、「摩擦力は考えなくてよい。」とも解釈されますので、円形等圧線に沿う形で風が反時計回りに吹いているものと考えよい、ということになります。(北西側)①④渦が地点Xの北西側にあるときは、地点Xの風向は南西となり、南風成分は①正、西風成分は④正
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。さて問3は私にとって混乱の問題でした。気を取り直して(5)を考えていきます。米子の気象状況に関する問題ですね。①は図9の渦中心を追跡し、米子に最接近する時刻を答える問題です。図9の13時
こんばんは。今回は、一般論として季節風等の一般風が吹いていないときの、渦に伴う風について考察するという問題で、ある地点Xにおける、反時計回りの渦に伴う風を、南風成分と西風成分に分けて考え、例えば渦が地点Xの南西側にあるときは、地点Xの風向は南東となり南風成分は「正」、西風成分は「負」というように、下の表の①~⑥を穴埋めせよ、という内容です。一般論とありますので、実際に図を描いてみてどうなのか求めてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。さて混乱の問3(3)から気持ちを切り替え、(4)を考えていきます。模範解答を見て思ったのですが、この(4)は(3)の答えがこの問題の答えに少し関係してくるようですよ。では問題を見ていきます。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3今回も、本文を読みながら、空欄に入る適切な語句、あるいは数値を考えてみます。まず、「13時のレーダーエコーによると、西郷付近に楕円形の渦Aが見られ、西郷の西約(①)kmにも渦Bが見られる。」とあります。13時の図において、渦Aの中心付近と見られる西郷の位置から、その西にある渦Bの中心との図上の距離を測りますと42mm、一方の緯度1°の図上の距離は23mmとなりますので、42÷23
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日は問3(3)を考えていきます。問題文に「図10」とあるのでそれに関する問題かと思いきや、なんとこの問題、提供されている図を全く使わないで解く問題です。2行目に「この項目(3)では一般論として
こんばんは。今回は、図9のレーダーエコー合成図を用いて、30日12時〜17時のレーダーエコーに見られる2つの渦エコーの推移について述べた文の穴埋め問題です。問題の終盤で計算を要する穴埋めは慌てがちになりますが、落ち着いて求めてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。9日分の考察編は次回更新の予定です。
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日は問3(2)を考えていきます。図9を見ながらの穴埋め問題ですね。試験後半の穴埋めは少しホッとします。図9レーダーエコー構成図13時のエコーを拡大してみます。西郷(黒丸)か
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2①12時間後の図4(下)および24時間後の図5(下)の地上予想図を見ますと、12時間後では、収束帯(赤い線)は朝鮮半島東部から北陸地方西部まで延びていますが、24時間後になりますと、日本海西部から山陰地方に延びており、収束帯は西に移動する予想であることがわかります。したがって、移動方向は4方位で、西となります。②図5(下)において、24時間後では、収束帯は山陰地方の島根県付近の海岸線と交わっており、これを
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日から問3を考えていきます。この問3、基本的な知識を問う問題が多く、私は時間がなく焦っていたこともあり少し頭がパニック状態になってしまい、後回しにして(5)、(6)から解いていった非常に悩ましい問
こんばんは。今回は、12時間後と24時間後の地上予想図において、朝鮮半島から、東日本あるいは西日本の日本海側にかけて収束帯があり、、それに伴う降水が予想されていることについて、この収束帯の30日9時から21時にかけての予想に関して、①では収束帯が日本海側の海岸線と交わる点の30日9時から21時にかけての移動方向を解答し、②では収束帯が21時に日本海側の海岸線と交わる点の、両側における地上の風向と風速を推測して、風光と風速の特徴を、両者の違いがわかるように述べよ、という2つの問い
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日は問2(3)(4)(5)を考えていきます。(3)について図8(C)を見ていきます。図1の九州付近の低気圧に対応する前線面の高度を答える問題です。前線面は気温の逆転層の上端で、風向が上層に向か
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2・問2まず、(A)について見ますと、湿数は全層にわたって湿潤で、図6(上)の予想においても湿数3℃以下の湿潤域と700hPaと一致していること、また地上における風向については、図4(下)の等圧線の走向から北から北西と推定され、状態曲線でも地上付近で弱い北から北西の風向となっていることから、秋田と判断されます。したがって、(A)は秋田となります。次に(B)について見ますと、(2)でも考察しましたように、風向が全層
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日は問2(2)を考えていきます。図8(A),(B),(C)をならべて見ていきます。真ん中の(B)の湿数と風向の鉛直方向の変化が他の2地点と異なる特徴を答える問題です。湿数については(A),(
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日は問2(1)を考えていきます。(1)は図8(A)を見ていきます。問題文に「気温と風向の鉛直分布から判断される、最下層から2つ目の前線面の高度」を20hPa刻みで求めると書かれています。ま
こんばんは。今回は、問2の(1)〜(4)のこれまでの考察に基づいて、(A)(B)(C)の状態曲線がそれぞれどの地点のものなのか、という問題です。気温減率、湿数、風向からその地点と判断できる決め手は何かを考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいとお見ます。第62回試験・実技試験2・問2問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。5日分の考察編は次回更新の予定です。