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こんばんは。先月の8月23日に行われました第66回気象予報士試験の解答例が9月2日の予定通り、気象業務支援センターから発表されましたので、当ブログ「てるてる風雲録」も本日から、次回2027年1月31日に行われる第67回気象予報士試験直前まで、今回の試験問題を中心に採り上げ、考えてみたいと思いますので、宜しくお願いします。今現在、受験勉強をされていて次回の合格を目指しておられる方はもちろん、これから受験を考えておられる方で勉強を始められるきっかけとして当ブログを利活用いただければ大変うれしく
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験2(第一段落)まず、「図1の地上天気図によると、東シナ海には、東⻄にのびる停滞前線上に低気圧があり、($①$)ノットの速さで($②$)へ進んでいる。」とあります。図1の東シナ海付近を見ますと、東西に伸びている停滞前線上に中心気圧1004hPaの低気圧があり、この低気圧についてその北側の白抜きの矢印で示されている進行方向と15KTと示されている移動速度を読み取ると、①15、②東北東、となります。次に
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識今回は、ウィンドプロファイラ観測において、4月のある日の9時の地上天気図の状況から天気図中にある(a)〜(d)の各地点はア〜エのどの高層風の時系列に当てはまるかという問題ですが、初めに「ウィンドプロファイラ」とはどういう観測機器なのかについて簡単に触れておきたいと思います。(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく。」より)ウィンドプロファイラは波長22
こんばんは。今日は長丁場の試験お疲れさまでした。試験の結果が気になるところかもしれませんが、全力を尽くされたかと思いますので、まずは、ゆっくり休んでください。寒い日が続き、インフルエンザ等が流行っていますので体調を崩されませんようにご自愛ください。さて、ブログ「てるてる風雲録」ですが、1/26(月)~2/3(火)まで、お休みさせていただきます。気象業務支援センターから解答例が発表される予定の2/4(水)から再開する予定ですのでよろしくお願いします。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問3まず、館野の1000hPaにおける空気塊の気温と露点温度を見てみますと、気温が28℃、露点温度が24℃となっています。次にこの空気塊がどこの高さで飽和に達するのか、空気塊は飽和に達するまで気温は乾燥断熱線に沿って上昇し、露点温度は等飽和混合比線に沿って上昇していきますと、ある高さで両者が交差するところができます。この高さのことを「持ち上げ凝結高度」といいます。実際の高さを見ますと940hPa付近となります。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・一般知識(a)国際標準大気とは「一般気象学」p46の表にありますように、地球大気の圧力、温度、密度、および重力の加速度が高度によってどのように変化するかを表したモデルのことをいいます。これによりますと、対流圏における気温減率は6.5℃/km、すなわち高度が1km増すごとに、気温が6.5℃ずつ低下していることになります。一方、ここからは、大気の熱力学で詳しく学習する内容になりますが、温位とは何かといいますと
こんばんは。今日は長丁場の試験お疲れさまでした。試験の結果が気になるところかもしれませんが、全力を尽くされたかと思いますので、まずは、ゆっくり休んでください。まだ暑い日が続きますが、熱中症など体調を崩されませんようにご自愛ください。さて、ブログ「てるてる風雲録」ですが、8/24(月)~9/1(火)まで、お休みさせていただきます。気象業務支援センターから解答例が発表される予定の9/2(水)から再開する予定ですのでよろしくお願いします。では。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識3つの異なる年の2月の天候について、その3つが「冬型の気圧配置が例年より強かった年」、「北海道付近は低気圧の影響を受けやすく暖かい空気が流れ込みやすかった年」、「冬型の気圧配置が例年より持続しなかった年」としたときにまず、図A、B、Cにおいてどれに該当するのか考えてみます。(図A)平均気温平年偏差では全国的に気温が高く、特に東北から山陰にかけての日本海側において日照時間が長い傾向を示している特徴から、「冬型の
こんばんは。今回の専門知識は、ウィンドプロファイラ観測についての問題です。図Aの地上天気図および図Bの水蒸気画像に基づいて、図A中に示されている(a)〜(d)の各地点にあてはまる適切な高層風の時系列図はどれか、という内容です。各地点の決め手となる着目点は何か、次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。11日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識(気象庁HP知識・解説>降水ナウキャスト、降水短時間予報より)気象庁では、2018年6月から、新しいスーパーコンピュータの運用に伴い、降水短時間予報をそれまでの「1~6時間先まで」から、「15時間先まで」に延長されました。現在の降水短時間予報は、「1~6時間先まで」と「7時間から15時間先まで」とで発表間隔や予測手法が異なっています。「1~6時間先まで」は10分間隔で発表され、各1時間
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)竜巻発生確度ナウキャストとは、本文にあります通り、竜巻やダウンバーストといった激しい突風が今にも発生する(または発生している)可能性の程度を推定するもの、つまり「発生する可能性の程度」を発生確度とよんでいるのですが、発生確度を10km格子単位で解析し、1時間後までの予測を10分ごとに更新して発表しています。(気象庁HP知識・解説>竜巻・ダウンバースト・ガストフロント>気象ドップラーレーダーによる観
こんばんは。(一財)気象業務支援センターHPによりますと、第66回試験の申請者数は4,544名、最年少8歳の方から最高齢88歳の方まで、今回も多くの方が試験に挑まれるようですね。当ブログ「てるてる風雲録」では、2月から前回の第65回試験を中心に過去の試験問題をご覧いただいている方と一緒に考えてまいりました。微力ながらではありますが、これまでの日々の受験勉強の支えとしてお役立ていただけたらなら、大変うれしく思います。なお、今期は会社の仕事や家庭の用事など、多忙な時期が重なり更新が遅れてしまい
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・一般知識(a)(気象庁HP:知識・解説>竜巻・ダウンバースト・ガストフロント>竜巻などの激しい突風とはより)まず初めに、ガストフロントとはどういう現象なのかを含めて「一般気象学」p211の図8.7、『雷雨に伴うガストフロントの生涯の4段階』を見ながら本文の内容が正しいか考えてみます。成熟期の積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、第Ⅰ段階(形成期)から第Ⅱ段階(減衰期)にかけてその重
こんばんは。今回の専門知識は、ガイダンスについての問題です。気温、風、発雷確率のそれぞれのガイダンスの特徴は何か、次回、一緒に考えてみたいと思います。第64回試験・専門知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。26日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識まず初めに、「天気予報ガイダンス」について、簡単に概要を述べておきたいと思います。(気象庁予報部数値予報課:ガイダンスについて〜近年の特性と降⽔量ガイダンスの改良〜p5より)天気予報ガイダンスの目的は大きく2つあり、一つは①「天気翻訳」、もう一つは②「誤差修正」です。①天気翻訳数値予報において数値予報モデルの各格子点の物理量が計算された結果、予測値すなわち数値予報プロダクトが出力されるわけですが、こ
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)まず、本文中の「水蒸気の混合比が高度によらずほぼ一様な対流混合層」について「一般気象学」p155図6.24「地方時の正午ごろ、大気境界層内の温度、温位、風速、混合比の高度分布の模式図」を見ながら考えてみます。上図はその飽和水蒸気圧の値について模式的にグラフで表したものです。このグラフからわかることは、飽和水蒸気圧の値は温度が高温になるにつれて空気中に多くの水蒸気を含むことができることです。す