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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験2①12時間後の図4(下)および24時間後の図5(下)の地上予想図を見ますと、12時間後では、収束帯(赤い線)は朝鮮半島東部から北陸地方西部まで延びていますが、24時間後になりますと、日本海西部から山陰地方に延びており、収束帯は西に移動する予想であることがわかります。したがって、移動方向は4方位で、西となります。②図5(下)において、24時間後では、収束帯は山陰地方の島根県付近の海岸線と交わっており、これを
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第60回試験・実技試験1・問2(3)今回は、図5(下)の地上気圧・降水量・風12時間予想図を用いて、太破線で示されている地上の気圧の谷付近で予想されている地上風の分布の特徴について気圧の谷の両側の違いに着目して述べよ、という内容の問題を考えてみます。まず、前回の問題編でも少し述べましたが、地上の気圧の谷を挟んでこの付近の南西側と北東側の風向・風速を示す矢羽のデータに着目しようにも、そのデータが乏しく、したがって、矢羽
こんばんは。今回は、12時間後と24時間後の地上予想図において、朝鮮半島から、東日本あるいは西日本の日本海側にかけて収束帯があり、、それに伴う降水が予想されていることについて、この収束帯の30日9時から21時にかけての予想に関して、①では収束帯が日本海側の海岸線と交わる点の30日9時から21時にかけての移動方向を解答し、②では収束帯が21時に日本海側の海岸線と交わる点の、両側における地上の風向と風速を推測して、風光と風速の特徴を、両者の違いがわかるように述べよ、という2つの問い
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・専門知識(a)気象官署における地上風の観測につきましては、本文の通り、観測は風車型風向風速計を使い、0.1m/s単位で行われていますが、地上実況気象通報式(SYNOP)では単位にノットを用い、その1の位まで通報します。(超音波式風向風速計2023.04.09「アメダスへ行く60今津」より)なお、アメダスにつきましては、令和3年3月から、特に冬季に積雪が多い地域において湿った雪が風車などの駆動部が凍り付
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・専門知識まず、問題に入る前に、ウィンドプロファイラとはどういう観測機器なのか、概要に触れておきたいと思います。(ウィンドプロファイラ美浜(和歌山県)2019.02.04美浜のウィンドプロファイラへゆくより)ウィンドプロファイラは、地上から上空に向けて電波を発射し、大気中の風の乱れなどによって散乱され戻ってくる電波を受信・処理することで、上空の風向・風速を測定する機器です。雨が降って
こんばんは。今回は、図5(下)を用いて地上の気圧の谷付近で予想される地上風の特徴について気圧の谷の両側の違いに着目して述べよ、という問題です。この気圧の谷付近の風のデータは?と見てみますと、風向・風速を表す矢羽のデータが乏しく、矢羽のデータで述べるのは困難です。そこで、何に着目して特徴を見つけるのか、一般知識で学習した内容を思い出しながら考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第60回試験・実技試験1・問2(3)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援セン
こんばんは。今回の専門知識は、地上気象観測から、風向・風速の地上気象観測及び通報についての問題です。地上風の観測機器、10分間平均風速とは、などについて問題を通して学んでいきましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。7日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今回は、前問の④に基づき、③の北西から南東に延びる500hPaの正渦度極大域に対応し、かつ気温と風の特徴的な分布が鉛直方向に連続して地上にまで達しているという特徴を表わしているのは下枠のどれかを解答せよ、という内容です。主に図のどこに着目点を置いて判断するのかについて次回一緒に考えてみたいと思います。第57回試験・実技試験1・問2(1)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。5月1日分の考察編は次回更新の予定です.
こんばんは。約1年ぶりの「アメダスへゆく」、近鉄・榛原(はいばら)駅にやってきました。駅の北口から出る針インター行きのバスに乗ること約25分、名阪国道・針インター近くの中学校の敷地内にアメダスがあります。現在は奈良市ですが、2005年3月31日まで山辺郡都祁村でした。そばに近づくことはできませんが、道路から全景を見ることはできます。観測は四要素(降水量・気温・風向風速・日照時間)です。気象業務法第三十七条何人も、正当な理由がないのに、
こんばんは。今回の問題は、図12の鉛直断面図の予想時間を図9~図11を用いて予想時間と水平方向の範囲を下のⓐⓑⓒのどれが適切かを判断する内容です。問題ではどの気象要素に着目するのか、図9~図11から検討すべき着目点はどこか、などについて次回一緒に考えてみたいと思います。第57回試験・実技試験1・問2(1)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。29日分の考察編は次回更新の予定です
こんばんは。今回の専門知識は、ウィンドプロファイラ観測から、本文中の表に基づき、ある晴れた日の時刻Aと時刻Bある高度でそれぞれ測定された各方向のドップラー速度から風向および両者の風速の大小関係を求める内容の問題です。まず、ウィンドプロファイラとはどのような観測機器なのかその概要に触れ、その次に問題を実際に考えていくという形で次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。10
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第52回試験・実技2・問3図13に基づいて、屋久島における6月7日の各気象要素の経過について、①と④は16方位で、②と③は時刻(24時制)を10分刻みで、⑤は整数値で穴埋めしていくという設問です。①これまでの設問で帯状エコーP-Q-Rは地上の前線に対応しているということで、各設問について考察してきました。図10(上)の7日16時、図10(下)の7日18時の両方とも、前線は屋久島の位置からは北西にあることがわかります