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Side−S初めて迎えた『後夜祭』で、オレは相葉先輩がどんなに凄い人なのかを思い知った。『後夜祭』は、相葉先輩の司会で、『最優秀クラス賞』や『最優秀個人賞』などなど…淀み無く進行していった。そして、相葉先輩から松本先輩へと『生徒会長』の引き継ぎ式が終わり、フォークダンスが始まった。学年毎ではなく、ランダム組まれた輪が作られ、外側に男子、内側の輪に女子とに別れて、誰もが笑顔を浮かべながらダンスに興じている。やがて、音楽が鳴り止むと…『…パァーン!』と、打ち上げ花火が上がった。『毎年、市
再アップのストックも尽きてブログの継続悩みに悩みました書き上げれるか自信はないし書いたとしても果たして需要があるのかどうか引き際も肝心だしな、、と。。。そんな最中一枚の画を櫻葉の2人にしたくて描いて眺めていたらこんなタイトルが浮かびましてもう一度だけ奮起してみようかと思えました1日おきの更新だったり不定期更新になってしまうかもしれませんがそれでも良いよ、っていう優しい読者様どうか、フォロー申請をし、更新通知ONにして気長に気楽にお待ちください🌸🍀
〜side智〜高3の初夏。とうとうその日はやって来た。その日は朝からけたたましいサイレンの音が響いてた。おいらが登校する時間にはすでに街は騒然としてた。でも何かあったのかな?くらいで普通に学校に行った。学校ではすでにバス事故の事が囁かれてた。あのサイレンの音はバスの事故なんだと思った。でも……翔くんが……翔くんが……被害者だなんてまるで想像していなかった。1限定、2限目、と普通に授業は終わっていき3限目、4限目、昼休み……いつもと変わらない学校の生活……5、
Side−A「ごめんください…」「いらっしゃいませ…あ、武蔵…さん」「すみません…。また、来てしまいました」「いいえ?それより…また、お仕事ですか?」「いえ、今日は相葉さんのことを知りたくて、来ました。」「えっ?僕の…こと?」「ええ…。どうして花屋をやっているのか、気になってしまって…」「そうですか…。あ、じゃあ…そこのテーブルに掛けてもらってもいいですか?」「えっ?」「だって、僕のことを知りたいんでしょ?だったら、長くなる前提でそこに腰掛けてもらえれば、いくらでもお話ししま
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸帰り道は、また電車に揺られ家路に着いた。コッキング苑で、軽く食べ歩きしていた事、そして前日のテスト勉強と江ノ島で思いっきり遊んだ事もあり、少しだけ空腹も満たされていた俺たちは、電車では2人揃っていつの間にか眠ってしまっていた。翔ちゃんは途中で目が覚めてたみたいだけど、爆睡してしまっていた俺は、思いっきり翔ちゃんに身体を預け眠っていたようで、翔ちゃんに最寄り
〜side智〜「大ちゃん…今日くらい、いっぱい泣いていいよ」「うん…」隣で泣き始めた俺のことに気付いて翔くんは小声でそう言ってくれた。でも翔くんの目線はずっと夜空だった。泣いてるおいらの顔を見ないようにしてくれてるのがわかってありがたくて……やっぱりまた泣いた。星空はキラキラキラキラ……笑いかけるようにして輝いていた。翔くんはしばらく俺を泣かせてくれたあと「そっちのジュースひとくちちょうだい?」って言った。はい、と渡すと軽く飲んで「これも美味しいね」って言っ
その日は朝からついてなかった。家を出る時にコーヒーをこぼしたし移動してた時、別の部署の人に呼び止められて次の予定がずれた。少年課では急な対応が入って、昼食を食べ損ねたし後輩と警ら車(パトカー)に乗り込む時、後輩がキーを忘れて取りに戻り、ずいぶん待たされた。小さなことばかり。だけど立て続けに起こると『ついてない』と実感するに至ってしまう。そうなると胸の奥が落ち着かない。なにか悪いことが起きそうな気がしてしまう。そんな一日だった。仕事が終わり、署内の人も1人、また1人と帰っ
〜side智〜電線ごしの満天の星空。翔くんの汗と柔軟剤の匂い。手に持っているジュースの冷たさ。ぬるい風が頬を伝う感触。そして……甘いジュースの味。何もかも全てが眩しいほどに心に残って生きてるんだなぁと実感した。「なんか……嬉しいや。」「え?」「大ちゃんがちゃんと笑ってて。」「あ……ふふふ。翔くんが笑わせるからwww」「まぁ…俺の、『恋に疎い感覚』が少しは役に立ったんなら良かった。」「『恋に疎い』って認めた🤣🤣🤣」「また笑うーーーっ!しょうがねえだろ?サッカーし
「あー、お迎え来ちゃったか。」苦笑しながら大野先生は僕の肩を叩いた。「櫻井くんも井ノ原くんも君を名指しで言ってきたんだ。彼らの頼み、聞いてくれないかな。」「相葉くーーん」カズくんの声と大野先生の何回目かのため息が重なったときにかちゃり、とドアが開いた。大野先生が待たせたかいってもちろんですよってカズくんが「はいはい、じゃ相葉くん帰りましょう。」「まったく、二宮は相葉の彼氏か?」「ええ、そうですよーって。あ、相葉くんが彼氏です。僕の。じゃ、連れて帰ります。いーいーで、す、よね。
Side−S雅紀の無防備な寝顔を見ながら、こうして何気ない時間を過ごす事が、オレにとって唯一、幸せな時間なんだと、つくづく思い知らされる。そして、それは隣りに雅紀が寝ていても気にならないのは、オレも無防備で居るということなんだと…「…ん、しょお…さん?」「ごめん…起こした?」「ううん?それより、しょおさん。眠れないの?」「いや?雅紀の寝顔を見ていたかっただけだから…」「くふふっ…。なんか…照れるなぁ…そういうの」「ふふっ…照れていいんだよ。って、なんかオレのほうが照れ臭いわ」『
Side−S4時間目の授業が終わると、オレは屋上へまっしぐらと急いだ。だって、相葉先輩を持たせる訳にはいかないもんね。それに、今日の弁当の中身も気になるし…。屋上はやっぱりカップルだらけで、オレだけだと物凄く肩身が狭い…。相葉先輩、早く来てくれ!と心で願い、昨日二人で座ったベンチに腰掛けた。「櫻井くん、ごめんね?待たせちゃって…」相葉先輩が息を切らせてやって来た。「いいえ?オレも今来たばかりなんで…」オレは、ありきたりな科白しか、浮かんで来なかった。「待っててくれて、嬉しいな」
Side−Sオレは雅紀の顔色をいつも気にしていた。生田コーポレーションが、事実上解体した今は、尚更。「雅紀、しんどく無いか?」「…ううん?大丈夫」「『大丈夫』なわけ、ないだろ?少し休めよ。親父だって、『休め』って言ってただろ?」「休んでる暇があったら、料理をもっと頑張らなきゃ…」「おい!雅紀!」般若のような顔をした親父の怒鳴り声が、調理場に響いた。「そんな湿気た面(つら)してちゃ、頑張っても良いものは作れねぇぞ!」親父のひと言が堪えたのか、雅紀は小さく「はい」と返事をして、
Side−S雅紀が昼間店であったことを、腹立ち紛れに報告してくれた。「本当に信じらんないよ!親方の味を何だと思ってんだか!」「も、もう分かったから…」雅紀はまるで自分のことのように怒っているのが、少し嬉しかった。「『さくらい』のことを大事に思ってくれて、ありがとう。」「そ、そんなの当たり前だし!」「いや、本来ならオレがその場に居なきゃいけないのに…。雅紀や松兄に任せっきりで、本当に申し訳ないって思ってる」「いや、そこは弟子として当然のことをしたまでだから…」「それでも、やっぱり
Side−A「ごめんください」「はい、いらっしゃいませ…。あ…あなたは」久しぶりに見る顔だ。忘れたくても忘れられないその人は…「武蔵刑事さん…でしたよね?」「武蔵で、いいです。『刑事さん』って呼ばれるのは、流石にちょっと…」「そうですよね?すみません…。それで、今日はどういったお花を?」「いや…。花を買いに来た訳じゃないんです。少し…聞きたいことがあって…」「何をでしょう?」武蔵さんは『コホン…』とひとつ咳払いをして、何か言いにくそうにしていたけれど…「以前、とある政党の、結
Side−A「風間ぽん、いらっしゃい…」「もう…相葉ちゃんたら、なに呑気なことを言ってるの」「株主総会のことならニュースで…」「そのニュースより先に、ちゃんと言っておこうと思って…」「その前に、水を飲め。ほら…」親方が風間ぽんに、グラスに水を注ぎ、手渡した。風間ぽんはグラスの水を半分飲み、「はぁ…」とひと息つくと、口元を手の甲で拭った。「あの、ね…?社長と専務は要求通り、解任されることがほぼ本決まりになった。」「不正が発覚したから?」「うん…。それと、新しい社長と専務は外部から
〜side智〜ゾーンに入った時の絵は凄いものがあった。描き終えてふと我に返るおいらは出来上がった絵を見て自分で驚いた。「すげ…」まるで生きてるみたいなその絵。翔くんの身体使いの凄さや筋肉…表情までも美しく描かれてた。「こんなのが描けるなんて……」夢中になってこんなのが描けるなんてさ……なんか凄すぎて……新たな自分にまだ出会えるものなんだな……というか翔くんのおかげで出会わせてもらえたというか……とにかくそこには生きる力がみなぎっていて……描いたおいらも絵の
【BL/妄想/小説】アメンバー希望の方はこちらを読んでね💙〜読み切り・短編〜on・この手の中には恋の終わりがあるan・冬の春ショート/ポエム「PartTimelover」連載中(SO/ON/SN他......)親友だと思っていたSさんに手を出されそうになってショックのOさん。そんな時、Oさんの心の傷を癒してくれたのはNさんだった。複雑に恋も体も入り乱れる関係なのに、心はいつも一方通行。ちょっと可笑しくて変態ぽい恋の行方
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸雅紀の何でもって言葉に完全に持っていかれ、気付いたら、雅紀の手を握り俺の近くに引き寄せていた。「⋯翔ちゃん⋯///」雅紀のか細い声で、ふと我に返った!!!俺は雅紀の手をパッと離した。危ねぇ!!!思わず抱きしめるところだった///抱きしめて、俺の想いを伝えて⋯キスして⋯///頭の中ではイケナイ妄想が膨らむ。頭を左右にブンブンと振り、イケナイ妄想を
Side−Sそれからも、相葉先輩とはなかなか話も出来ず、とうとう文化祭当日を迎えた。『焼きそばは、いかがですかー?』『チキンナゲットにフライトポテト、コーラもありますよー!』『熱々の揚げタコ!美味いよー!』模擬店が連なるテントの周りは、思っていたよりも凄く賑やかだ。『おーい!櫻井ー!』『モザイクアート、傾いてないかー?』おっと…!そう言えば、校舎の3階の渡り廊下にモザイクアートを飾るから、下から見てくれって頼まれてたっけ。「もうちょい右ー!あ!行き過ぎ!」なんてやり取りをして
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸シーキャンドルから見下ろす景色は、また下で見る光の世界とは違ってすごく綺麗だった。海の方には、灯台の光がクルクルと廻りながら光っているのも見える。遠くには藤沢の街の光も綺麗に見えて、こんな場所に大好きな翔ちゃんと来れているのはキセキだなぁ⋯なんて思いにふけっていると、翔ちゃんが急に顔を覗き込んできて、その距離の近さに驚いた俺は、ガバッて音がしたんじゃないか