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〜side翔〜安藤先生のお宅で手伝いをするようになり何度目かのこの日。ファイブがいつものように姿を現す。《おう、イケメン翔、待ってたぞ!》ファイブは嬉しそうに尻尾を大きく振ってくれるようになってた。その姿が嬉しくて俺もファイブにたくさん触れる。その後、先生の仕事の手伝いのため奥の部屋に籠るんだ。数時間後休憩になった。俺の視線は自然とリビングの奥へと向かう。そこには、小さな車椅子に座ったまま、じっと庭の方を見つめているいよちゃんの姿があった。安藤先生の話の通り、彼女は
「・・・探そう。」松潤が言う。「うん。」俺は頷く。「・・・松潤。」「ん?」「ボランティア活動・・・翔太さんと翔が会った場所。そこを探せないかな。」「活動先が分かれば、参加者名簿が残ってる可能性はあるな。」「うん。」「ただ、翔くんが偽名を使ってたなら・・・」「それでもいい。」俺は即答した。「何かわかるかもしれない。」お母さんが静かに口を開く。「翔太が話していたことなら・・・」俺たちは振り向く。「確か、最初にその方と会ったのは、あの災害のあとです。」「はい。」「避
ふぅ〜疲れたぁ夜間診療を終え、重い脚を引きずり自宅へ戻るん?玄関のドアを開けたとたん鼻に届いた炊き立てのご飯の香りその匂いにつられキッチンへ向かうと相葉さんが振り返り笑顔で迎えてくれた「あ、先生、お疲れ様でした。勝手に台所使わせて頂いてます」『いえいえ、どうぞ。ご自由に使ってください。相葉さんって料理するんですね?』「手の込んだ料理とかは作れませんが、簡単なものくらいなら、、お口に合うかどうか分かりませんがお夜食作ったので良かったら食べてください」『え⁈僕の分まで⁈
〜side翔〜安藤先生の恐妻と言われる、奥さんのことが少しわかった。奥さんはここから少しのところで、子供食堂をやっているらしい。いよちゃんが生まれる前からもう何十年もされていて、いよちゃんが生まれた時、お世話をするのに手がかかるからと1度は子供食堂をたたもうとしたらしいけど、要望が強くて、たたむことはできなかったんだと安藤先生から聞いた。そのため今もかなり多忙で、家に帰ってくるのも遅い日も多いらしい。そしていよちゃんは元々すごく明るい子だったそうだが、半年ほど前くらいから、心を
本日の「キミだけを見つめてる⋯」はお休みします櫻葉短編1話ぽっきり小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸🍀︎*。,。*゚*。🌸🍀︎*。,。*゚*。🌸🍀︎俺は大学病院の外科医。今日も今日とて、いつもと変わらない朝を迎え、いつも通りフルーツ、牛乳、シリアルを胃の中に流し込み、いつも通りの満員電車に乗るため、駅のホームでいつもの電車を待っていた。はぁぁぁ、今日もいつもとなんの変わり映えもしない一日の始まりかぁ⋯つまんない人生だよなぁ⋯。
ショウちゃんは僕の家の前まで一緒に歩いてくれた。もう少し一緒にいたかったです、と素直に言えたのはショウちゃんのおかげだと思う。「また学校で。PVのお披露目もあるからな。マサキが一気に注目されることになるから覚悟しとくように。」冗談ぽく言われてはいって頷き返した僕をのぞき込んで—ん。つい、と頬を触られた。そこがまたかぁっと熱くなる。「さくら色がまだ残ってる。」「あなたのせいです。ショウちゃん。」ショウちゃんはそっと周りをうかがって僕の頬にまた指を伸ばして、、、—ふ、ちゅん
「も、カズくんっ」「あれ、なんで怒るかなぁ」カズくんにからかわれているときにスマホがぶるると震えた。すぐに止まったから緊急じゃなくてメールのほう。だからカズくんの相手をしていた分、確かめるのが遅くなって、、、スマホを開いたのはだいぶ経ったあとだった。「え、ショウ、ちゃん?」思わず出た声が聞こえたみたい。すぐにカズくんが「おやぁ?なにか来ましたね♡」なんてまた言い出した。「あ、オレにはどうぞご遠慮なく。なんて書いてあるかなんて気にしませんから〜」と言われても。僕はカズく
長い。本当に長い手紙だった。最初の方には、妻と子どもへの言葉が並んでいる。謝罪。感謝。一緒に過ごした日々。そして災害で二人を失った日のこと。俺は黙って読み進めた。しばらくしてある一文で指が止まった。あの日から、俺は何をして生きていけばいいのか分からなくなった。2人を亡くして生きていても仕方がないと思っていた。そんな時、ボランティアに来ていた一人の男と出会った。そいつは、俺に無理に生きろとは言わなかった。ただ、飯を食えと言った。明日のことは明日考えればいい、と笑っ
それからというもの。三宅さんのLINEは、ほぼ毎日になった。「帰ったか」とか「飯食ったか」とか「風邪ひくなよ」とか・・・内容はほとんど変わらない。用事があるわけでもない。長電話をするわけでもない。ただ、一言二言やり取りをするだけ。そんなことがいつの間にか当たり前になっていた。俺も気づけば返信を返すのが当たり前になっていて。返事が少し遅いと「仕事かな」なんて考えるようになっていた。そんなある日のことだった。その日は珍しく二人とも定時で仕事が終わった。「相葉」「はい
Side−S謹慎処分が開けた日、オレは課題を手に登校した。シューズボックスの所で、ニノと多部ちゃんが待っていてくれた。「おはよう」「おはよう、翔やん」「一緒に行こう?」「うん…」二人なりに気を遣ってくれているのが分かった。教室に入ると、好奇心混じりの視線が痛かった。自業自得とは言え、流石に足が震えた。HRが終わると滝沢先生が教室に迎えに来て、オレは別館で一週間、授業を受けることを知った。あの好奇心混じりの視線から逃れられると思うと、少しホッとした。「あの…相葉先輩は…」滝沢
Side−S相葉先輩と松本先輩がどんな関係なのか、オレはますます気になってしまった。『恋人』じゃないとすると…なんだ?だけど、今更「じゃあ、一体何なんですか?」と聞く勇気もない。相葉先輩は相変わらず、昼休みにオレを誘い、屋上で相葉先輩の手作り弁当を食べる。…相葉先輩とオレって、他の人からどう見られているんだろう。「今日も相葉先輩の手作り弁当を食べたの?」なんて、二宮くんに聞かれ「そうだけど?」と返事をした。「相葉先輩て、さ?怖くないの?」「怖い?なんで?」「あの人、クールビュ
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸そして、やってきました!!日曜日ー!!俺は朝からソワソワ、ウロウロ!!「雅紀、少し落ち着きなさい〜!」「へ?お、落ち着いてるよ〜///やだなぁ母ちゃんったら///」「母ちゃんには落ち着いてるようには見えないけどね〜www」「⋯///ちょっと、部屋行ってくる⋯///」「はーいwww」俺は階段を駆け上がり、部屋へ入るとベッドの上へ寝転
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸そして、なんだかんだと言いながら時は過ぎ、放課後やら文化祭の準備の時間やらを何とか駆使して、制服カフェなるものを完成させ、いよいよ文化祭当日!!男装、女装をする人は、全員事前に写真を撮りそれを教室の入口に貼ってある。そして、お客さんにその写真を見て誰に飲み物やらスイーツやらを運んで欲しいかを選んでもらう指名制らしい。指名後、入店、そして注文という流れにな
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸「雅紀ーー!翔くんーー!!ご飯、出来たわよー!下りてらっしゃーい♡」「「はーーい!!」」2人でお喋りしてたら、母ちゃんから声が掛かり、2人で洗面所で手を洗いリビングへと向かう。「お腹、減った〜!!」「あ、おじさん!こんばんは!お邪魔してます!」「翔くん、いらっしゃい!ほら、座りな!今日は母さんが張り切ってるよ〜!」「あら、お父さん?そんなこと言った
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸出し物が決まったら、何の制服を着るか、お店のカフェでは何を出すか、みんなで話し合った。カフェでは、アイスコーヒー、アイスティー、コーラ、メロンソーダ、オレンジジュース、ピンクグレープフルーツジュース!それにスイーツを出すのは、どうか?って話になった。たまたま、家がケーキ屋さんの子がいて、クッキーとかフィナンシェとかマドレーヌとかチーズケーキとか??そんな
採用条件に住所不定だとダメなのか心配していた彼問診でネットカフェを住所欄に記入していたことを思い出すまだそこで寝泊まりしているのならうちに下宿してみてはどうかと提案してみた突然の話の流れに驚いていたけれども彼にとっても好都合だったのだろうその日の夜のうちに荷物をまとめて診療所の隣にある我が家に看護師兼下宿人としてやって来たそこまでしてくれる理由を彼に尋ねられ『寂しいから…』と、思わずこぼしてしまったけど彼にはどうやら聴こえていなかったようでキョトン顔で首を傾げるその
本日は8/25俺千葉記念日です。こちらは俺千葉記念日の特別ストーリーです。********************「ちょっと待って、相葉くん。なんで俺たち、山にいるの?」俺は、目の前の急な坂道を見上げて、思わず大きなため息をついた。今日は8月25日。俺たちにとって、ものすごく特別な『俺千葉記念日』だ。それなのに、なぜか山奥ロケに連れてこられていた。「いいじゃん、翔ちゃん!ほら、空気が美味しいよ!」相葉くんは大きなリュックを背負ったまま、振り返ってにこっと笑う。汗で濡れた首筋
「相葉っ!」気付けば、三宅さんに強く抱き締められていた。「しっかりしろ!」その声だけが遠くで聞こえる。俺は何も返せなかった。翔。翔。頭の中はそれだけだった。「違う・・・」小さく呟く。「翔じゃない・・・」三宅さんの腕に力が入る。「相葉。」「翔じゃない・・・」「相葉!」何度呼ばれても。耳に入らない。ただあの日、船に乗ったまま遠のいていく翔の笑顔だけが浮かんでは消えていく。「・・・帰るぞ。」三宅さんが静かに言った。腕を掴まれる。俺は抵抗する力もなかった。い
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸雅紀の何でもって言葉に完全に持っていかれ、気付いたら、雅紀の手を握り俺の近くに引き寄せていた。「⋯翔ちゃん⋯///」雅紀のか細い声で、ふと我に返った!!!俺は雅紀の手をパッと離した。危ねぇ!!!思わず抱きしめるところだった///抱きしめて、俺の想いを伝えて⋯キスして⋯///頭の中ではイケナイ妄想が膨らむ。頭を左右にブンブンと振り、イケナイ妄想を
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸ご飯を食べて、ゆっくりとお風呂に入り、たくさん歩いたから湯船の中で足もしっかりマッサージ!!それから髪の毛も乾かし、もう寝る準備万端な俺!「母ちゃん、そろそろ寝るね〜!おやすみー!」「はーい、おやすみー!!」2階へと上がっていくと、風呂のために部屋に置きっぱなしにしていたスマホを触る。と、そこには通知が入っていて、開いてみると翔ちゃんからで《雅紀
「ご馳走様でした。美味しかったです」『ね!美味かったでしょ!時々ここの蕎麦、無性に食べたくなってさぁ。でも2人前からしか出前頼めなくてね、、相葉さんのおかげです。ありがとう』「ありがとう、だなんてそんな、、こちらこそ本当にありがとうです」先日手持ちのお金がなくて払えなかった診察代を払いに来ただけなのに、お昼までご馳走なってしまったにしても一度しか面識のない患者にここまで親切にしてくれるなんてこんな優しい医者、他にはいないよなぁ『相葉さんは、コーヒー派?紅茶派?』「どっち
昨日は【解説】を読んでいただきありがとうございます。まだの人は【解説】先に読んでね。✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽俺……相葉雅紀はただ今、カレシの翔ちゃんと同棲中。忙しいテレビの仕事をお互いしてる中でもちゃんと2人で暮らしてるマンションに定期的に帰ってきてる。そんな俺には………翔ちゃんにも言えないひみつがある。夜。「……今日は絶対平和。」俺はコーヒーを飲みながらつぶやいた。「もう何も起きない」「翔ちゃん……」「なんだよ」振り向いた瞬間——固まる。雅紀、な