私が住むマンションはオフィス街のど真ん中に建っている冷蔵庫のような建物で、最上階のオーナーさんの部屋以外は慎ましい広さなので、家族で住んでいる人々もお子さんは皆小さいのです。エレベーターの中ではよく、りんごほっぺの可愛い男の子や、なわとびを練習しにでかける小さな女の子、乳母車から私を珍しそうに見つめる赤ちゃんたちに出くわします。ママやパパよりもまず、赤ちゃんと目があってしまうので「わっ、かわいい!」「すごく大きくなったなぁ~」などと声をかけてしまい、親御さんたちからは「ありがとうございます。」と