ブログ記事368件
直木賞を受賞した垣根涼介の同名時代小説を原作に実写映画化。日本で初めて武士階級として一揆を起こした蓮田兵衛と権力に立ち向かう無頼たちの戦いを描く。1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病が同時に発生したことで加茂川べりには死体が放置され、人身売買や奴隷労働が横行、かつてない格差社会となっていた。自由人の蓮田兵衛は、密かに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時をねらっていた。手下となった才蔵をはじめ、兵衛のもとに集った無頼たちは巨大な権力に向けて暴動を仕掛けるが、兵衛のかつての悪友である骨
染井為人の同名サスペンス小説を映画化。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走した。鏑木は日本各地に出没し沙耶香、和也、舞らと親しくなる。一方、逃走中の鏑木を追う刑事の又貫は、潜伏先で出会った沙耶香らを取り調べるが、鏑木はまったく別人のような姿だった。やがて顔や姿を変えながら逃走を繰り返している鏑木の真の目的が明らかになる。監督・脚本は、「青春18×2君へと続く道」「最後まで行く」「ヴィレッジ」などの藤井道人。出演は、「春に散る」などの横浜流
誘拐された孫娘の解放を条件として、罪の告白を要求された政治家一族を描いた真保裕一の同名小説を実写映画化。政治家一家である宇田家の孫娘が何者かに誘拐された。誘拐犯が宇田家に身代金の代わりに要求したのは、翌日の夕方5時までに記者会見を開き、そこで政界の大物議員である宇田清治郎が自身の犯した罪を自白すること。しかしそこには明かすことなど許されない、国家を揺るがす罪が隠されていた。父、清治郎の秘書を務める晄司は姪を救おうと事件解決に奔走する。出演は、「ラーゲリより愛を込めて」などの中島健人が父
30代女性の等身大の姿をコミカルかつロマンティックに描く「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ第4弾。夫で弁護士のマークが4年前にスーダンの人道支援活動中に命を落としたことで、ブリジットは2人の子どもの母親ながら再びシングルとなった。悲しみに暮れるブリジットだったが、親友たちや元彼ダニエルの支えもあって、仕事に復帰。また、公園で出会った29歳のロクスターとアプリでつながり意気投合する一方、厳しい理科教師のミスター・ウォーラカーとは、彼の息子への真摯な優しさを知ったことで、しだいに距離が縮
「センセイ君主」「ヒロイン失格」などの幸田もも子の同名コミックを映画化した青春コメディ。素直で嘘がつけない女子高校生と小学校からの親友が、人気者の先輩をめぐり恋の戦いを繰り広げる。素直すぎて嘘がつけない高校2年生のあこ子は、新学期の初日、全校女子の人気者である直己が留年したことで同じ学年になる。ひと目で恋に落ちたあこ子は彼に告白するが、彼女を作る気はないと言われふられてしまう。直己の親友である成田から彼女を作らない理由を聞き、好きでい続けようと心に決めるが、あこ子とは小学校からの親友であ
累計発行部数1億部を突破した吾峠呼世晴の人気漫画を原作としたテレビアニメ「鬼滅の刃」の劇場版。主人公の竈門炭治郎と仲間たちが“無限列車”に乗り込むシーンで幕を下ろしたアニメ「竈門炭治郎立志編」の最終話からつながる物語が展開する。鬼に変貌した妹の禰豆子を人間に戻すため“鬼殺隊”となった炭治郎が、数十名が行方不明になっているという無限列車を舞台に、過去最強の敵となる魘夢と死闘を繰り広げる。監督は「鬼滅の刃兄妹の絆」の監督や「劇場版NARUTOナルト木ノ葉の里の大うん動会」の作画監督の外
児童養護施設で育った少年少女たちが、ドキュメンタリーとフィクションを交えて自身の記憶の断片を表現する実験的映画。彼らが児童養護施設で過ごした記憶をたどり、奪われた時間、怯え続けた日々のなかで、彼らが望んだもの、その忘れ難い瞬間を演じていく。児童養護施設で育った8人の少年少女。一見、どこにでもいる普通の少年少女たちだが、彼らは幼少期、思春期に普通とは言い難い体験をしている。彼らが児童養護施設で過ごした記憶をたどると、彼ら自身、忘れ難い瞬間があった。奪われた時間、怯え続けた日々のなかで、彼
18世紀、革命期のフランスで生きる人々の愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の同名漫画を、1972年の連載から50年を経て劇場アニメ化。18世紀後半のフランス・ベルサイユ。女性として生まれたオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは将軍家を継ぐため、男性として育てられる。平民アンドレ・グランディエはオスカルの従者で幼なじみ。一方、隣国のオーストリアからマリー・アントワネットがフランスの王妃として迎えられ、スウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンもベルサイユに来る。栄華を誇る時代
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の同名小説を映画化。真面目に働いてきた市役所公務員が、あることをきっかけに犯罪行為に巻き込まれてしまう姿を描く。市役所の生活福祉課に勤める佐々木守は、同僚の宮田から「先輩の高野が生活保護受給者の女性に肉体関係を迫っているらしい」と相談を受け、真相を確かめようと育児放棄寸前のシングルマザーの愛美の家を訪ねる。高野との関係を否定する愛美は、裏社会とつながっており犯罪計画を実行しようとしていた。なにも知らない佐々木は愛美に惹かれるが、その出会
中條ていによる同名小説を原作に「九月の恋と出会うまで」「彼女が好きなものは」などの草野翔吾監督・脚本が「八犬伝」などの黒木華主演で映画化。「台風家族」の市井昌秀が脚本の骨組みを作り、「ツレがうつになりまして。」などの故・佐々部清が魂を注いだ企画を草野監督が受け継ぎ完成させた。ウェディングプランナーとして働く秋村梓(黒木華)のもとに、ある日、親友の郷田叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせが届く。交際している小山澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せない梓は、生前の叶海と交わしていたトーク画面
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズや「遺書、公開。」などの高石あかりの初単独主演映画。ストレスの多い日々を送る女子大生のふみか(髙石あかり)は、ある日帰宅途中で足がもつれて倒れこんでしまう。立ち上がろうとしたとき、道に転がる一発の弾丸を見つける。それを持ち帰ったふみかは、家の中に見知らぬ男がいるのを発見、パニックに陥る。しかもその男は、自分にしか見えないらしい。男は工藤(三元雅芸)という名で、実は幽霊で元殺し屋だという。工藤に嫌悪感を抱くふみかだったが、なんとその手を握ると力が自分に乗
コミック売り上げ累計1,750万部を突破、芸能界のリアルに切り込んだ赤坂アカと横槍メンゴによる同名漫画を、Amazonと東映により実写映像化する共同プロジェクトの映画編。伝説のアイドル・アイが亡くなり、アイが極秘出産した息子・アクアは復讐心に囚われて母の死の真相を追いかけ、アクアの双子の妹・ルビーは母のようなアイドルになることを一途に夢見る。それぞれの思いを抱えながら芸能界へと突き進む二人。しかし、彼らを待ち受けていたのは煌びやかな世界に隠された“リアルな裏側”だった。全8話構成のドラマ
窓と作りつけの暖炉のほかには何もない部屋の一角を舞台に、紀元前から遥か未来に至るまで、時代時代でその空間を彩った住人たちとそこで起きた無数の出来事をたった6ページで描いたリチャード・マグワイアの異色グラフィックノベル『HEREヒア』の映画化地球上のある地点に固定されたカメラが捉える、その「場所」で生きるものたちの物語を描くヒューマンドラマ。地球上のある場所では、恐竜が駆け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。やがて家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく。194
小説「オズの魔法使い」に登場する正反対な2人の魔女の友情を描くミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前章。孤独なエルファバと人気者のグリンダは、魔法と幻想の国オズにあるシズ大学の寮でルームメイトとなる。見た目、性格、魔法の才能も異なる2人は反発し合いながらも、しだいに友情を深めていく。そんなある日、偉大なオズの魔法使いに特別な力を見いだされたエルファバは、グリンダと共に彼が司るエメラルドシティへ向かうことに。そこでエルファバは、オズに隠され続けていたとある秘密を知る。監督は、「ク
全編セリフなしの壮絶なる復讐劇。「男たちの挽歌」「フェイス/オフ」「マンハント」「レッドクリフ」シリーズなどの名匠ジョン・ウーとジョン・ウィック製作陣が切り拓くアクション映画新時代。ギャング同士の抗争に巻き込まれ、愛する息子と自らの声を失った男が復讐を決意する。幸せな一日になるはずだったクリスマス・イブのその日、ギャング同士の銃撃戦に巻き込まれた男は、目の前で愛する我が子の命を奪われる。自らも重症を負った男は、なんとか一命をとりとめたものの声帯を損傷。絶望を叫ぶ声すらも失ってしまう。
「ビリーバーズ」「銀平町シネマブルース」などの城定秀夫監督・脚本・編集が、日本各地で起きた村八分事件をもとに現代日本の闇に隠された村社会の実態を描くスリラー。田舎暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈(深川麻衣)は、脱サラした夫・輝道(若葉竜也)と共に都会を離れ、麻宮村に移住する。自治会長の田久保(田口トモロヲ)を過剰なまでに信奉する村民たちの度を越えたおせっかいに辟易しながらも、新天地でのスローライフを満喫するふたり。そんななか、杏奈は、村民の中には田久保を畏怖する者たちがいる、と不信感を
臼井儀人原作の人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ第31作。現代に恐竜を甦らせたテーマパークにしんのすけらカスカベ防衛隊が招待され、小さな恐竜と出会い夏休みを過ごしていく姿を描く。しんのすけの夏休みが始まったある日、現代に恐竜を甦らせたテーマパーク“ディノズアイランド”が東京にオープンすることが決まる。特別に招待されたしんのすけらカスカベ防衛隊は、恐竜たちとの出会いに興奮する。同じ頃、カスカベの河原ではシロが小さな恐竜ナナと出会い、しんのすけたちと夏休みを共に過ごすが、ナナには
大晦日ですね。今年もたくさん映画を観ることが出来ました。2024年は2回以上観た作品、リバイバル作品合わせて、劇場で355本を鑑賞しました。さらに配信サブスクやレンタルなどでは400本。合計755本を観ました。今年も良い映画にも良くない映画にもたくさん出会えました。感謝感謝です。ということで、2024年のベスト50とワースト20映画です。ちなみにベスト50とワースト20は劇場で観た映画、配信試写会に限ります。※4Kリマスターなどのリバイバル上映作品、サブスク配信で鑑賞した作
ニューヨークのシンシン刑務所で実際に行われている収監者更生プログラム“舞台演劇”から生まれた、収監者たちの友情を描くヒューマンドラマ。無実の罪で収監されたディヴァインGは、刑務所内更生プログラムである、舞台演劇グループに所属している。彼は、わずかな生きる希望を仲間たちと日々演劇に取り組むことで見いだしていた。だがある日、刑務所一の悪人として恐れられる“ディヴァイン・アイ“ことクラレンス・マクリンがグループに参加することに。新たな演目に向けての準備がスタートする。出演は、「ドライブアウ
1997年に放送されたテレビドラマのほか、映画版も大ヒットを記録してきた人気警察ドラマ「踊る大捜査線」。同シリーズの中心人物のひとりで、柳葉敏郎が演じる室井慎次を主人公に描いた映画2部作の後編。警察を辞めて故郷の秋田に戻り、事件被害者・加害者家族の支援をしたいという思いから、タカとリクという2人の少年を引き取り、暮らしていた室井慎次。しかし、彼の家のそばで他殺死体が発見され、さらにかつて湾岸所を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・日向杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化し
バレーボールに全力を注ぐ高校生たちの熱い青春ドラマを描いた古舘春一による「ハイキュー!!」の劇場版FINALシリーズ第1弾。烏野高校バレー部に所属する日向翔陽は、東京の音駒高校との合同合宿でライバルとなる孤爪研磨に出会う。対照的なプレースタイルの音駒との試合を通し、烏野メンバーたちは新たな可能性を見いだしていく。春高2回戦で優勝候補の稲荷崎高校を下した烏野高校は、3回戦でついに因縁のライバル校である音駒高校と対戦することに。幾度練習試合を重ねても公式の場で戦うことがなかった、烏野高校対
新しいローマ教皇を選出するための教皇選挙“コンクラーベ”の内幕を描くミステリー。キリスト教最大の教派であるカトリック教会の最高指導者にしてバチカン市国の元首でもあるローマ教皇が亡くなった。悲しみに暮れる暇もないまま、ローレンス枢機卿は新教皇を決めるための教皇選挙を執り仕切ることに。世界中の強力な候補者たちが集い、システィーナ礼拝堂の中で極秘の投票が始まる。選挙をめぐる陰謀や差別、スキャンダルが渦巻くなか、ローレンスはある秘密を知る。監督は、「ぼくらの家路」「西部戦線異状なし」などのエド
「大事なことほど小声でささやく」「こはく」「こん、こん」などの横尾初喜監督と「大事なことほど小声でささやく」の原作者の森沢明夫が再タッグを組み、同名小説を実写映画化。孤独な2人の初恋と、突然訪れた別れから30年の月日を経て明かされる彼女の秘密を描く。幼い頃に母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花は、ひょんなことから「ひま部」を結成し、孤独だった2人は距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は心也の前から姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に心也は
「九十歳。何がめでたい」で91歳にして第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の主演女優賞を受賞した草笛光子が主演したファンタジックなドラマ。風に吹かれてやってきた白髪の女性アンジーは、いわくつきの物件を借りてBARを開き、出会った人の人生をそっと変えていく。ある街に風に吹かれて一人の白髪の女性アンジーがやってきた。自らをお尋ね者だと言うアンジーは、いわくつきの物件を借り、そこにBARを開くことに。様々な問題を胸に抱えながら日々を懸命に生きる街の人たちは、アンジーと出会い、他人に左右さ
TikTokチャンネル「深夜劇場」にてショートドラマを配信し、8万人以上のフォロワーを持つ映像クリエイター石田祐規監督・脚本・編集による長編デビュー作品。“夢”と“現実”の狭間で揺れる人々のリアルな葛藤やもがきを描いた渾身の一作。ミュージシャンになる夢を諦め、社会人として日々の仕事に忙殺されるアキラ(宮澤佑)は、自分を見失っていた。一方、高校時代からアキラに憧れていたシンジ(藤堂日向)は、その背中を追いかけ、ミュージシャン目指して東京でアルバイトをしながら路上ライブの日々を送っていた。そ
整った顔を愛するオタク女子が、最推しの学校一顔がいい先輩からSNSの運営を極秘に頼まれ恋する模様を描いた学園ラブコメディ。整った顔をこよなく愛するオタク女子の才南は、学校一顔がいい青髪男子の奏人先輩が推し。ついに校内で遭遇を果たすが、授業をさぼりすぎて退学寸前の奏人からSNSの運営を頼まれる。学校公式アカウントのフォロワー10万人を達成したら先輩の退学が撤回されると知り、才南は運営しているのがバレないように極秘ミッションに挑む。奏人の素顔を知るうちに思いを募らせていく才南だったが、クラス
「怪物」「花束みたいな恋をした」などの脚本家である坂元裕二と、「ラストマイル」「わたしの幸せな結婚」などの塚原あゆ子監督が初タッグを組み、事故で夫を亡くした妻が、タイムトラベルで若い頃の夫と再会し、もう一度恋に落ちるラブストーリー。結婚して15年目で夫の駈を事故で亡くしたカンナ。駈とは長年倦怠期で、不仲なままだった。残されたカンナは第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術を手に入れ、過去に戻り出会う直前の駈と再会する。若き駈の姿を見て、やっぱりこの人のことが好きだったともう
世にも奇妙な鳥<デス>との出会いを通し、別れを受け止めていく母娘の姿を描くヒューマンドラマ。地球を周回し、生きものの“終わり”を告げる鳥<デス>が、余命わずかな15歳のチューズデーの前に姿を現した。チューズデーは、彼をジョークで笑わせることで、母親のゾラが家に戻るまで自らの最期を引き延ばすことに成功する。やがて帰宅したゾラは、鳥の存在に畏れ慄き、娘から〈デス〉を遠ざけようと暴挙に出る。監督・脚本は、今作が長編監督デビューとなったダイナ・O・プスィッチで、“死”という概念を視覚化する。出
アイスランドの作家オラフ・オラフソンによるベストセラー小説『タッチ』を「エベレスト3D」「ビースト」「2ガンズ」などのバルタザール・コルマウクル監督・脚本・製作が映画化。コロナウイルスの世界的流行が始まった2020年。アイスランドでレストランを営むクリストファー(エギル・オラフソン)は、初期の認知症が判明。医師から“やり残したこと”を問われ、彼は旅に出ることを決意する。50年前、クリストファーは学生時代を送ったロンドンで、ミコ(Kōki,)と出会い恋に落ちた。互いに愛し合うふたりだっ
高森顕徹による2冊のベストセラー書籍『歎異抄をひらく』と『親鸞人生の目的』を原作とした、浄土真宗の宗祖・親鸞の青年時代を中心にその人間味あふれる苦悩と葛藤を描いたアニメ映画。アニメ映画「なぜ生きる蓮如上人と吉崎炎上」「歎異抄をひらく」に続くシリーズ第3弾。8歳で両親を失った親鸞は、「やがて死ぬのになぜ生きるのか」という人生の目的の答えを仏教に求め、9歳で比叡山に入り、修行に励んでいた。10年の仏道修行を経て19歳になった親鸞は、聖徳太子廟からの帰り道、関白・九条兼実の娘・玉日姫に出会う