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こんばんは。今回の専門知識は、アンサンブル予報についての問題です。アンサンブル予報とは何か、どのような手法で行われているのか、問題を通して次回、一緒に考えてみたいと思います。第66回試験・専門知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。21日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1今回は本文を読みながら空欄に当てはまる語句または数値を考えてみます。(第一段落)まず、図1によると、九州南部には中心気圧988hPaの(①)台風第AA号があって(②)ノットの速さで(③)に進んでいる。この台風は今後24時間以内に温帯低気圧に変わる見込みで、最大風速は今後24時間以内に(④)ノットに達すると予想され、(⑤)警報が発表されている。一方、関東の東にも中心気圧980hPaの台風第BB号がある。とあり
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問3(3)今回は、図8および図9(下)を参考に24時間後の地上低気圧に伴う地上前線の前線を解答図の枠線まで延びているものとし、前線記号を付して記入せよ、という内容で考えてみます。まず、図9(下)の850hPa相当温位、参考程度に700hPa面の鉛直流の分布から前線解析で着目する要素として、等相当温位線の集中帯の南縁(暖気側の縁)と風のシアー、および上昇流域を参考にします。次に、地上低気圧が閉塞している
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)まず、本文中の「水蒸気の混合比が高度によらずほぼ一様な対流混合層」について「一般気象学」p155図6.24「地方時の正午ごろ、大気境界層内の温度、温位、風速、混合比の高度分布の模式図」を見ながら考えてみます。上図はその飽和水蒸気圧の値について模式的にグラフで表したものです。このグラフからわかることは、飽和水蒸気圧の値は温度が高温になるにつれて空気中に多くの水蒸気を含むことができることです。す
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問1(気象衛星画像)今回の問題では、図1と図2の縮尺が同じであることから、図1の台風中心の位置及び台風中心から概ね400kmの範囲を図2に重ねてみました。一般的に発達中の台風では台風の中心付近に眼があって発達した対流雲の雲域は中心に対してほぼ円対称となる特徴が見られます。一方、前問の(2)②でも触れましたが、台風に伴う発達した対流雲の雲域は台風中心の北から東側にかけて広がっており、対称性がないことがわかり
こんばんは。実はこの問題、7月13・14日の夏期講習で取り上げた問題と類似した内容なんですが、ご覧になって復習された方は正解できたのではないでしょうか。では問題を考えてみたいと思います。第66回試験・一般知識(a)(2026.07.14第23回試験・一般・問6(考察編)受験時代のノートより)まず初めは、「温度と気圧が同じ」つまり同温・同圧の下での湿潤空気塊と乾燥空気塊の密度の大小関係はどうかということですが、水蒸気を含んでいる湿潤空気の方が重いのでは?というイメ
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問1前問の問1(3)と同様に、図3(上)に地上の台風中心を重ねてみますと、台風中心から見て北西の方向に値が+195×10-6/sの渦度の極大点が確認できます。次に、問題文では、「ただし、⽅向は台⾵中⼼からの距離が100km未満の場合は「真上」と答えよ。」とありますので、地上の台風中心との距離を確認しますと、概ね緯度2°分、すなわち200km程度の距離で離れていますので「真上」ではないことがわかります
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問3まず、湿数とは気温から露点温度を差し引いた温度で表されます。例えば湿数0℃とは気温が露点温度と等しいということですから、言い換えますと空気が飽和している状態であることを表しています。700hPa湿数の予想図では、湿数3℃以下の領域を網掛け域で示されており、それ以外の領域では湿数は6℃ごとに細実線で示され湿数が大きいほど乾燥した領域であることを表しています。そこで、図9(上)において問題文の湿数6℃以
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1まず、トレーシングペーパーを用意して、図1の初期時刻の台風AA号の位置と、あとで各地上予想図n合わせられるように、緯線・経線の交点を付けておきます。あとは12時間後の図6(右下)、24時間後の図8(右下)に重ねて予想される各中心位置を記入します。この結果、初期時刻〜12時間後の移動方向は16方位で①北北東となります。また、初期時刻〜12時間後の移動の速さは、緯度10°を図上で40mm、実際の距離を600海里、図上
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2・問3(4)まず、上昇流域B、Cと湿潤域との対応関係について上図を見ながら考えてみます。Bでは、800hPaの前線面付近から上空の600hPa付近までほぼ湿潤域で対応が良い一方で、Cでは、900hPa付近から780hPa付近とごく狭い範囲で対応しているにとどまっていることがわかります。ここで湿潤域との対応関係が良いのはBであることがわかります。次に上昇流域Bについて風の鉛直分布の特徴を見ますと、風向
こんばんは。今回は、大気の力学から慣性振動についての問題です。問題では北半球における慣性振動について述べた文の空欄を穴埋めする形ですが、この慣性振動とは何か、問題を通して学習しましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。25日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第66回試験・一般知識(a)地球のエネルギー収支について、「一般気象学」p128、図5.17、地球のエネルギー収支(IPCC,1995)を見ながら考えてみます。図によりますと、入射する太陽放射が342に対して、地表による吸収されるのは164で、地表による吸収が約半分になっていることがわかります。したがって、本文の内容は正しいとなります。(b)(c)地表付近の大気の温度は、地表面が受ける太陽放射エネルギーと地表
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識初めに、水蒸気画像、赤外画像、可視画像の各画像について触れておきたいと思います。【水蒸気画像】まず水蒸気画像の特徴についてですが、大気中の水蒸気は波長が6.5~7.0μmの赤外線をよく吸収し、またその吸収した赤外線の一部を再放射する性質があります。水蒸気画像は、気象衛星ひまわりに搭載されている水蒸気帯センサよりその赤外線を観測することによって、対流圏の上層~中層における水蒸気量の多い領域と少ない領域を判別して
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2今回は、本文を読みながら、空欄に入る適切な語句または数値を考えてみます。まず、『地上天気図によると、モンゴルには中心気圧(①)hPaの高気圧があって南東に10ノットで移動している。一方、北海道西部の渡島半島付近には中心気圧1006hPaの低気圧があって東北東へ25ノットで進んでいる。』とあります。(気象庁HP:知識・解説>天気予報等で用いる用語>全般気象情報などに用いるアジア・北西太平洋域の地名、海域名よ
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識(a)「一般気象学」p143、図6.12傾度風速と水平気圧傾度力の関係を見ながら考えてみます。地球上を水平移動する単位質量の空気塊を考えます。地球の自転による効果によって物体の移動速度に比例してコリオリ力が働きます。角速度Ωで自転している地球に固定された座標系上では、北半球の北緯φの地点を運動の速さVで水平移動する単位質量の空気塊に働くコリオリ力の水平成分の大きさは、2Ωsinφ×V=2Ωsin
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第66回試験・専門知識(a)特異点とは、本文にありますように、ある地点においてラジオゾンデ観測で得られた観測データから、気温や湿度、風の鉛直分布の特徴をエマグラムなどで再現できるように選択された上空の観測点のことで、具体的には、地上、各要素の観測終了点(湿度は気温が初めて-40℃を下まわった点の直前の点を最終点とする)、欠測があった場合その上下端のほか、一定の条件を満たす逆転層の上下端などの気温湿度特異点、風速が最大の点などの風特
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第66回試験・一般知識(a)まず、容積が一定の容器Aと容積を可変できる容器Bを密着させて熱平衡状態になるまで熱交換させたときの乾燥空気の温度を考えます。問題文では簡単のため、「2つの容器はともに容器の外に対して断熱性があり、また容器の熱容量は考慮しない」としていますので、2つの容器を密着させて熱交換するとき、熱は相対的に高温な容器Aから容器Bへと移動することだけを考えれば良いことになります。「2つの容器を密着させて熱平衡状態になるまで熱
こんばんは。今回の一般知識は、大気の力学から傾度風平衡についての問題です。傾度風平衡とは何か、地衡風平衡との大小関係、遠心力についてそれぞれを理解し、解答を導き出してみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。3月1日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2・問2(気象庁HP:知識・解説>天気図について>アジア太平洋域実況天気図の説明より)まず、Aの波線で囲まれた領域について上の全般海上警報の一覧を見ながら考えてみます。着目点として、領域内における等圧線の間隔が狭いこと、領域内では25ノットの風速を観測しているところがあることから今後34ノット以上の強風が吹く可能性があること、また海上風警報のように対象が熱帯低気圧に伴う風ではないことは明らかなこと
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)数値予報における全体のフローを簡単に示してみました。今回の問題はこの図の上の部分、観測値の品質管理と客観解析の部分についての内容になります。まず、入電した気温や風などの観測値の取り扱いについてですが、上図に示していますように、入電した観測データは品質管理を受けることになります。観測データの品質を一定期間モニタリングをした結果、第一推定値と比較して定められた基準より誤差が大きい観測値は信頼性の
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)竜巻発生確度ナウキャストとは、本文にあります通り、竜巻やダウンバーストといった激しい突風が今にも発生する(または発生している)可能性の程度を推定するもの、つまり「発生する可能性の程度」を発生確度とよんでいるのですが、発生確度を10km格子単位で解析し、1時間後までの予測を10分ごとに更新して発表しています。(気象庁HP知識・解説>竜巻・ダウンバースト・ガストフロント>気象ドップラーレーダーによる観
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識(a)問題の図は、「一般気象学」p251の図9.1、『1月における経度平均温度の緯度高度分布』をそのまま引用されています。これによりますと、本文にあります通り、経度方向に平均気温が最も低い領域が赤道付近の高度15km(10km〜20km)付近、すなわち赤道付近の上部対流圏から下部成層圏に見られることがわかります。これは、低緯度において対流活動が活発でハドレー循環の上昇流域にあたり、対流圏界面の高度が1
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第40回試験・専門知識(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく。」より)(a)ウィンドプロファイラは波長22cmの電波を鉛直および東西南北の4方向を天頂から約10°傾けた計5方向へ発射し、大気の乱れ(乱流による大気屈折率の不均一)や降水粒子によって散乱されて戻ってくるときの電波の周波数偏移を測定することによって上空の風向・風速や上昇流・下降流の鉛直速度を観測する装置です。したがって、本
こんばんは。今回の専門知識は、ラジオゾンデによる高層気象観測についての問題です。観測データの「気温湿度特異点」とは何か、ラジオゾンデ観測の観測網は?ラジオゾンデの観測範囲などについて次回、一緒に考えてみたいと思います。第66回試験・専門知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。9日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問3(3)今回の問題は、気象学における温帯低気圧に伴う「コンベアーベルトモデル」について問われる、おそらく初めての問題になります。まず、問題に入る前にこの「コンベアーベルトモデル」とは何かについて学びましょう。【モデルの概要】気象学におけるコンベアーベルトモデル(またはコンベアベルトモデル)は、主に温帯低気圧に伴う三次元的な大気の流れを説明するために用いられる概念的なモデルです。これは、空気塊が温
もう、緊張感が半端ない…
こんばんは。今回の一般知識は降水過程から氷晶核や凝結核として働くエーロゾルについての問題です。(a)(b)(c)の各文の正誤を判断する内容ですが、「一般気象学」の降水過程の内容を読み込んでいれば、素直にかいとうできるのでは、と思います。次回、一緒に考えてみたいと思います。第66回試験・一般知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。15日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。前回は、993hPa等圧線およびその内側の低圧部におけるシアーラインの作図を行ったわけですが、今回は、18時においてその描画したシアーラインろ降水域との位置関係、および図9(上)の15時において、北成分の風の先端付近にあるとしたときのシアーラインと降水域との位置関係について、いずれも「シアーラインは降水域の___位置する。」の下線部に入るよう簡潔に答えよ、という問題です。このような問題では、たいてい対照的な結果が得られることが多いですが、今回はどうでしょうか、次回、一緒に考え
こんばんは。(一財)気象業務支援センターHPによりますと、第66回試験の申請者数は4,544名、最年少8歳の方から最高齢88歳の方まで、今回も多くの方が試験に挑まれるようですね。当ブログ「てるてる風雲録」では、2月から前回の第65回試験を中心に過去の試験問題をご覧いただいている方と一緒に考えてまいりました。微力ながらではありますが、これまでの日々の受験勉強の支えとしてお役立ていただけたらなら、大変うれしく思います。なお、今期は会社の仕事や家庭の用事など、多忙な時期が重なり更新が遅れてしまい
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。今回は考察が長くなりそうなので、①〜⑤を前半、⑥〜⑫を後半に分けることにしました。第65回試験・実技試験1今回と次回は、本文を読みながら空欄に入る適切な語句、数値などを考えてみます。まず、『図1によると、潮岬の南東110kmには中心気圧975hPaの(①)(②)台風第XX号があって北西へ6ノットの速さで進んでいる。』とあります。今回の実技試験1は、2023年8月14日21時を初期時刻とする、台風7号(2307号)を主とする内容にな