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2025年4月も後半に入ります。新しい生活が始まった方も多くいらっしゃると思います。みなさま如何お過ごしでしょうか。今回はマンションの会計について深堀りしていきます。総会の資料には、「貸借対照表」や「収支報告書」という書類が必ず付いています。管理組合が活動を数字の面から示す重要な書類です。理事会や総会では、管理会社が時間をかけて説明しますが、勘定科目や会計用語が良く分からないことがあると思います。難しく考えず、ポイントをおさえることで、理解を深めていきましょう。
2025年4月も中旬に入ります。新事業年度が始まり桜も終わりました。心機一転、管理組合の案件を前に進めていきましょう。今回は本ブログの原点である、「マンションの資産価値」について改めて考えます。資産価値で一番分かり易い指標が、中古販売価格です。築年数や駅からの距離が中古販売価格に影響を与えますが、これらは新築時の分譲価格に織り込まれています。「マンションの資産価値を維持する」とは、築年数が経っても分譲価格を維持することを意味しています。(中古で購入された方は、購入価格の維持
2024年9月も第2週に入ります。台風10号が過ぎ去ったあとは、暫く高温多湿の猛暑が戻ってきました。地球温暖化が顕著な状況下、巨大台風や、ゲリラ豪雨、線状降水帯がいつ襲ってきても不思議ではありません。管理組合として適切に対策をしていきましょう。今回はインターネット掲示板について説明いたします。マンションには多くの周知や告知の文書があります。これらは紙に印刷され、エレベーター内や、エントランスに掲示されたり、各戸に投函されたりします。掲示は細かな部分まで把握することが難しい一
区分所有法は宅建試験に1問出題されるマンションのルールです。覚えることは少なくないですが確実に1問出る問題を捨てるのはないです。似たようなタイプの出題の不動産登記法に比べてイメージしやすい取りやすい問題が多いです。絶対1問となると深い勉強必要になりますが過去問ベースで9割方で1問とれるので頑張って行きましょう!分譲マンションは一棟の建物を部屋ごとに区分して、複数の方が所有します。この各部屋の所有権を区分所有権といい、所有している人を区分所有者と呼びます。マンションの所
2022年7月も中旬に入ります。新型コロナウイルスは新規感染者が再び急増しており、第7波に入ったとも言われております。引き続き基本的対策を心掛けましょう今回は複合型(マンションと商業施設)全体共用部の管理費負担割合について説明致します。全体共用部の管理費・修繕積立金の負担割合は、専有部分の床面積の割合(区分所有法第14条1項)をベースに管理規約で定められています。マンションと商業施設の費用負担割合は普段あまり意識されないかもしれませんが、大きなお金が動く大規模修繕のタイミングで問題が
2025年3月も最終週にはいります。もうすぐ桜の開花でますね。みなさま如何お過ごしでしょうか?出会いあれば別れあり。そういう季節です。今回は管理会社の変更(リプレイス)いついて説明いたします。区分所有者が管理会社に満足できないと、管理会社の変更を検討することになります。実際に変更するか否かに関わらず、一度検討してみるのが良いと思います。一番のポイントは「対価に見合ったサービスを受けているか否か」になります。管理会社との契約は通常、国土交通省が公表している標準管理契約
高齢化の今、マンションの管理組合では理事の選出・選任がスムーズにいかないことが大きな悩みのひとつです。集合住宅のマンションでは区分所有者みんなで協力し、自分たちのマンションを維持管理することが大切です。管理組合のなかでマンション管理を行う場合、理事会の役員を区分所有者の中から選出しなければなりません。働き盛りやお子さんのいるご家庭などは時間がとれないことから敬遠されがちで、高齢の方が理事を引き受ける傾向があります。多様な人で構成される理事会を目指す、マンション役員の選出方法について解説します。
2023年10月も中旬に入っていきます。涼しく過ごしやすい季節になりました。皆さま如何お過ごしでしょうか?新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が進行していますので、くれぐれも体調管理には気を付けてください。今回は非居住の区分所有者(外部オーナー)への対応について説明します。区分所有者には居住や非居住(賃貸)に限らず、所有者として同等の権利と義務があります。・賃借人に区分を貸して賃料を得る権利・管理費及び、修繕積立金を納める義務・理事又は監事を輪番で引き受ける義務