ブログ記事142件
「難解!」「何回か観ないとわからない!」みたいな難解さが話題になってる映画って凄いですよね。うらやましい(笑)。普通はちょっとでも難解だと見向きもされないのがエンターテイメント映画の常なのに。そんな映画『TENETテネット』ですが、オペラハウスで大観衆がバーッと眠ってゆくあの美しいシーンあたりから、超ワクワクするシーンの連続でした。時間を逆行するって面白―い!じっさい観てみて驚いたのはけっして難解に作ろうとはしていなかったことです。順行を赤、逆行を青で衣装や照明やセットを徹底的に塗
BSでやってた『東京物語』の4Kデジタル修復版を観たんですが、美しい!画面の傷や白飛び、明るさの不安定さ等々が解消された『東京物語』・・・泣けました。正直『東京物語』というか小津映画の一般的なイメージって「地味」「退屈」とかだと思うのですが、いやいや、実はかなりエモーショナルな芝居が展開しているんですよ。しかも普通の映画とはかなり違った手法でそれらは表現されています。その芝居が4Kデジタル修復されて、より安定した状態で見ることが出来るようになったので、芝居が以前よりくっきりと見
クドカン最新作『不適切にもほどがある!』なんのかんの言いながら、最終回まで楽しく観ました!第1話はミュージカルシーンがちょっと説教臭かったので、わ、これ1980年代の人達が悔い改めたり、2020年代の人達が悔い改めたりする物語になっていったらイヤだなあ!と思ったりしてたんですが。『三体』冒頭の文革のシーンみたいに三角帽子をかぶせられて「自己批判せよ!」にはならずにw、ほんわかした最終回を迎えてホッとしました。だって1980年代に生きる人にとっての感じ方や価値観は、2020
先週紹介した、ボクが芦田愛菜さんの演技についてやたらと熱くw語っている「A芸えびちゃんねる」のYouTube動画の【後編】がアップされました。前回語った「子役時代の芦田愛菜さんの演技が凄い!」の件の続きで、今回は芦田愛菜さんのようにご自分のお子さんを育てたいときにどうすべきか、などにも触れていますので、今回の動画は特に子役の親御さんにも見てもらえると嬉しいなーなどと思っております。先月のブログ「芦田愛菜のCMの演技が凄い!」の回でも書いたのですが、芦田さんって現在活躍中の10代の女優
ついにキャラ演技が「関係性のリアル」を獲得した!ロスというか、『ベター・コール・ソウル』の話を誰かとする機会があると「よかったよねえ。最高だったよねえ」と遠い目になってしまう小林でびです。おはようございます。大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』のスピンオフ『ベター・コール・ソウル』のほうを、本家より先に見てしまった人達って結構いまして、彼ら彼女らは『ベター・コール・ソウル』が終了するやロスになって、その流れで本家『ブレイキング・バッド』を見始めてるわけなんですが。彼ら彼女ら