「山茶花梅雨」の訪れともに気分が落ち込みやすくなるかもしれません。6月に梅雨より短いですが気圧の変化があり、天気は不安定になります。そしてそれが過ぎたと思うと本格的な寒い季節がスタートするのが特徴です。漢方では湿度が高い時期は「脾」が弱り、何かにつけて悩んでしまいやすいです。ぐずついた寒い気候と気圧の低下により、自律神経を乱し、胃腸の働きが低下するからです。更に冬は「腎」まで弱り、体の芯から冷えを感じることで、どんどん殻にこもり、一人で悩みを抱え始めてしまいます。「腎」の働きは寝不足によってもダ