ブログ記事1,146件
1ヶ月前、他院で耳甲介軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高いので、2週間後、同クリニックで移植軟骨の減量をさらに受けました。しかし鼻尖が依然として高く感じ、また延長術で鼻先が下がったので、当院を受診されました。以上に加え、鼻尖鼻翼境界の陥凹、鼻尖鼻柱偏位についても気にされていました。同じ執刀医で2回の手術を受けており、下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)の強度と形態については、全く保証がないため全摘を選択せず、減量術となりました。また患者様は全摘による鼻
2ヶ月前他院で鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻先が高過ぎたため来院されました。患者様は執刀医にナチュラルな鼻が希望で、将来皮膚が薄くなることが怖いので延長し過ぎないで欲しいとお願いしたそうです。一方執刀医からは、耳の軟骨だけでは、量が不足し、ほとんど変化できないかもしれないので肋軟骨による延長術を強く勧められたようです。患者様は耳軟骨か肋軟骨かかなり悩んだそうすが、「変化が得られないかもしれない」という言葉で、肋軟骨採取に同意しました。ギプスをはずした時の
韓国で鼻骨々切り幅寄せ術、鼻中隔軟骨で鼻中隔延長術、鼻翼縮小術を受けたのですが、1年後に別の韓国のクリニックで寄贈軟骨(IHCC)で延長方向の修正を受けました。IHCC留置から8ヶ月後、鼻先の突っ張り感と硬さが気になり、またIHCC留置後、鼻血がでやすくなったため修正希望で来院されました。左:修正前右:修正6ヵ月後以下の修正をおこないました。・鼻中隔部IHCC全摘・延長移植軟骨(鼻中隔軟骨)亜全摘・左右下外側鼻軟骨修正術+耳珠軟骨移植術・左鼻孔縁耳
他院で鼻中隔延長を行ったのですが、鼻先が高過ぎた上アップノーズになったので修正希望で当院にお越しになりました。既に鼻中隔延長が行われていたのですが、軟化してない鼻中隔軟骨を採取し、新たな方向に延長を行いました。↓術前斜めから↓術後2週間↓術前横から↓術後2週間初診時左鼻尖部にへこみがあり同部位に砕いた軟骨の移植も行いました。また瘢痕の増殖が著しく、今回の手術では可能な限り線維組織を減量しましたが、今後瘢痕の増殖の可能性があり
1ヵ月前、国内で耳の軟骨による鼻中隔延長を受けたのですが、鼻先が高過ぎたため当院を受診しました。整容面を重視した修正を希望されたため、延長移植軟骨減量術を選択されました。鼻根から鼻尖まで直線的な勾配を望まれ、術前、延長移植軟骨は3~4㎜の減量と説明させていただき、最終的に術中判断で減量の程度を決めることになりました。修正術は、鼻中隔延長術から60日目で、延長移植軟骨の減量は4㎜でした。↓術前斜位↓術後6ヵ月↓術前左側
他院で鼻中隔軟骨による鼻中隔延長術を受け、・鼻先が硬い動かない・小鼻が下がった・笑いにくい・鼻づまりを主訴に当院を受診しました。鼻中隔軟骨が採取されており、延長軟骨亜全摘を勧めましたが、全摘を強く希望したため、術後42日に延長移植軟骨をすべて摘出しました。問題点は、①鼻中隔軟骨が採取されており、Lストラットの強度が不明②ターディー変法を受けており、下外側鼻軟骨の形態変化③鼻翼縮小(内側切除)によって鼻孔がTeardrop変形になっており、
1ヶ月前、海外でわし鼻形成術(鼻骨々切り幅寄せ術含む)斜鼻修正術(鼻中隔軟骨切除含む)寄贈軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、・鼻先、鼻柱のツッパリ感が著しい・鼻先の皮膚が赤くなった・鼻先が違和感を感じる程度に高い・「ウ」「イ」の発音時、鼻先が突っ張り、痛い・アップノーズ・会う人、全員に高さを指摘されると、生活に支障があり、修正希望で来院されましたMRI検査を行ったところ、術前説明を受けていない異物である人工真皮を鼻尖頭側~鼻背部と鼻柱部に留置されていたこと
Rちゃんの鼻がギャン曲がりしている状態を作った恵比寿マエ〇リ。それを修正されたということで、まとめます。明らかにピノキオ鼻で不自然でしたから、①鼻の曲がりを治す②忘れ鼻にする③鼻を低くするといったプランで修正を行っていらっしゃいます。明らかに曲がりが目立っていて、ピサの斜塔原理で高くすればするほどに曲がりが顕著に目立ってしまう事を一切理解せずに前回のデザインを計画されている事がわかります。そして、鼻の穴が不思議な三角形になっている部分を丸みを帯びた自然なカーブにし
鼻中隔延長術後延長移植軟骨を全摘すると簡単に元に戻ると考えている方が多いのですが、全く元に戻る鼻中隔延長はありません。過度な鼻中隔延長ほど、全摘をすることで鼻尖偏位など様々な問題が残り、再建にかなりのエネルギーを割くことになります。紹介する患者様は元々鼻中隔偏位があり、通常の延長術では鼻尖が元来の偏位方向に傾く可能性がありますので、鼻尖方向を反対方向に延長したと考えられます。この手技は通常行われるのですが、過度な肋軟骨を延長術に使うことで鼻中隔軟骨が広範囲
「鼻の下を短く見せる整形・施術」について、短縮できる目安・効果の持続・特徴や注意点を記載した最新版の比較表です。施術名短縮できる目安効果の持続特徴・注意点人中短縮術(リップリフト)約3〜7mm永続的鼻下を直接切除して短縮/上唇が立ち上がる/ガミースマイルの人は注意/傷跡が体質で残ることあり鼻中隔延長術視覚的に2〜4mm程度短く見える半永久鼻柱を下に伸ばすことで人中を相対的に短く見せる/鼻が長く見える副作用に注意/鼻先デザインと連動口角挙上術視覚的に1〜2mm程
3回も鼻中隔延長術を受けることになったケースです。4年前に国内のクリニックで鼻中隔軟骨と保存軟骨で鼻中隔延長術を受けそうです。術後4ヶ月後に鼻尖が低くなり、最初の延長術から1年後に韓国で耳甲介軟骨による2回目の鼻中隔延長を受けました。保存軟骨は一部温存したようです。また鼻根~鼻背には鼻根部厚さ4㎜のシリコンプロテーゼを留置しました。術後6ヵ月、再び鼻尖が低くなり、鼻背部の皮膚も薄くなったため当院を受診しました。鼻中隔軟骨が採取されており、3回
他院でシリコンプロテーゼ留置術、耳介軟骨による鼻中隔延長術を受け、鼻先が長く垂れ下がり、ピンチノーズになったため、当院を受診しました。また鼻呼吸がしにくくなり、「ピィー」・・という音が出るようになりました。延長部が右に傾き、それに伴って鼻尖鼻柱が偏位し、また右下外側鼻軟骨が鼻腔側へ陥没することで、鼻閉と鼻呼吸時の異音が発症したと考えられました。左:術前右:修正6ヵ月後修正のため肋軟骨を採取し、鼻中隔を再建しました。↓術前正面↓術後6
寄贈軟骨摘出後の経過について6月27日、7月1日に続き、報告します。再建修正手術より3ヵ月が経ちました。当院における手術1ヵ月後から鼻尖に瘢痕が目立ち始め、一時的に鼻先が太くなりましたが、クリニックに通院して頂き、自宅での管理について指導しました。ようやく瘢痕の増殖による鼻尖の肥大傾向が落ち着き、鼻尖が細くなってきました。↓術前正面↓術後3ヵ月↓術前斜め左前から↓術後3ヵ月↓術前斜め右前から↓術後3ヵ月
小鼻の厚みを減らしたい、という事で当院に相談にいらっしゃいました。1ヶ月前に人中短縮を受けられたそうです。鼻孔縁挙上術をお勧めしました。それから2年後、再度相談にいらっしゃいました。その後鼻中隔延長術を受け、そのあとで鼻中隔延長の修正手術を受けられたそうです。希望と違って、小鼻が下に長くなり、鼻の穴も三角に尖ってしまいました。明らかにACRが悪くなっていました。鼻孔縁挙上で改善できる事を説明しました。再び6ヶ月後に相談にお見えになりました。1ヶ月前に2度目の鼻中隔延長の
当院で初回手術をお受けになった患者様です。ご希望は、美容整形感がなく、鼻全体をすっきりさせることでした。また患者様からは術後に鼻づまりを発症させないで欲しいと要望がありました。鼻根は低いのですが、鼻背は比較的高さがあり、また鼻尖はまるく、後退する鼻柱によって相対的に鼻翼が下垂して見えました。鼻唇角は100度程度、Alarretraction(鼻翼退縮)も認め、いわゆるアップノーズでした。CT検査を行ったところ右側下鼻甲介肥大、鼻中隔弯曲を認め、鼻中隔
他院で耳介軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、矢印鼻になったため1年後に別のクリニックで修正術を受けました。しかし矢印鼻の改善がなく、その1年後に当院を受診されました。患者様は、①鼻尖の下垂②鼻尖鼻翼境界の陥凹の修正を希望され、当院で修正再建術を受けました。左:術前右:術後7ヶ月当院における修正術は2回目の手術から2ヶ月26日でした。↓術前正面↓術後7ヶ月↓術前斜位①↓術後7ヶ月↓術前斜位②↓
TBSから取材があり、モニターとして応じていただいた患者様です。20歳代の方で、初診時から1年前に他院で鼻中隔延長術、3ヶ月前、別のクリニックで小鼻に軟骨移植を受け、鼻呼吸がしにくくなった・・・ということで来院されました。既に2回の手術を行われていて、鼻呼吸がうまくできないため、味覚も狂ってしまったそうです。初診時、右鼻穴の幅が3㎜左鼻穴の幅が4㎜でした。患者様のご希望はプロテーゼを低いものにする、鼻柱を細くする、小鼻に移植した軟骨を除去する、除去し
『2年前にゴアテックスと鼻中隔軟骨を使った鼻中隔延長術を受けたら、予想外に高くなり、笑いにくくなった』ということで来院されました。患者様の鼻尖の皮膚は過度な延長で薄くなっており、鼻柱基部は延長軟骨の突出で自由度がなく、そのため白唇部(くちびると鼻柱基部に間)の動きに制限があり、笑顔の表情がつくりにくい状態になっていました。また鼻尖以外に鼻背の皮膚も薄く、術後の皮膚血行障害を回避するため修正再建術の前に鼻背~鼻尖部皮下剥離術(遷延術)を受けて頂くことになり
他院で6回目の手術を受けたのですが希望とはかけ離れた結果となり、修正希望で来院されました。この患者様の今までの手術はL型シリコンプロテーゼ留置術2回、I型シリコンプロテーゼ留置術+耳軟骨移植術I型シリコンプロテーゼ交換術+耳軟骨移植術そして最後が鼻背部肋軟骨移植術+肋軟骨による鼻中隔延長術で記憶にない不明な手術を含め計6回の手術でした。他院6回目のオーダーは鼻根~鼻背を低くし、鼻尖を現状の高さのまま鼻柱を下方に延ばすことでしたが、砕片肋軟骨によって鼻背がさら
隆鼻術であるノーズビーム(非開放式・糸による鼻形成)は、ダウンタイム中に一時的な「凹み」や「段差」が出ることが比較的よくあります。以下に、凹みの原因と改善までの経過、同様の体験例について詳しく解説します。💡凹みの原因(ノーズビーム特有)皮膚と軟骨・糸の接着が強く、局所的に皮膚が引き込まれる腫れがまだらに残っていて、凹みが強調されて見える糸が皮膚のすぐ下にある場合、一時的にその周囲が凹むように見えるテープ固定を外したばかりで、圧が抜けて形が不安定改善までの一般的な経過時期
1年10ヶ月前他院でL型シリコンプロテーゼ留置術を受けたのですが、シリコンの偏位、鼻尖皮膚の菲薄化を認め、当院を受診されました。CT検査でL型シリコンの鼻根部厚さは3㎜程度、鼻尖部における厚さは4㎜程度で、鼻尖の皮膚は非常に薄くなっていました。またシリコンは鼻骨に接しておらず、鼻骨々膜上に留置された、あるいは鼻骨々膜が切れたと考えられました。そのためシリコンが偏位した可能性がありました。L型シリコンは下外側鼻軟骨を圧排し、抜去すると鼻尖が平坦化することが珍しくあ
他院でシリコンプロテーゼ留置術と保存軟骨による鼻中隔延長術を受けた患者様に対して術後1ヶ月目にプロテーゼ摘出と保存軟骨全摘を行い、下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)アドバンス固定、および鼻尖・鼻柱部に耳珠軟骨を移植しました。鼻中隔延長部の移植軟骨全摘、異物留置片全摘を行うと鼻尖の平坦化、鼻唇角が広がる、鼻孔縁が頭側に挙がるなどのアップノーズの可能性があり、下外側鼻軟骨の位置の修正や軟骨移植を必要とするケースがほとんどです。この患者様は術前にイメージした結果とは異なり、
「美容外科で施術に不満がありSNSに書いたら、警察を呼ぶと言われた(もしくは呼ばれた)」という事件が起きましたね。この状況は、一般常識・医療倫理・顧客対応の観点から見て極めて問題があると言わざるを得ません。今回の事件について取れる対策法を考察していきたいと思います。✅このような対応は、美容クリニックとして「あり得るか?」通常ではあり得ません。むしろ「事実に基づく苦情や不満を投稿しただけで“警察を呼ぶ”ような対応」は、業者側の不誠実さや隠蔽体質を強く示す危険なサインです。❗なぜ
🧠鼻再手術における真皮脂肪移植とは?一言で言えば、「お尻や下腹部などから“真皮と脂肪が一体化した組織”を採取して、鼻先などへ移植する手術」です。鼻先の修正手術で使われる「真皮脂肪移植(しんぴしぼういしょく)」について、目的・方法・メリットとリスクまで考察していきたいと思います。🧠目的は?目的説明✅鼻先を柔らかくする/保護する固い軟骨(特に肋軟骨移植後)による鼻先の突出・ツン感・透け感を緩和✅皮膚が薄い人の保護層として使うアジア人に多い「皮膚が薄い&ツンとしやすい鼻」に適
2024年5月5日に掲載した患者様のその後の経過です。12年前に術後感染で鼻尖外側から鼻孔内に瘻孔(穴)ができ、拘縮によって鼻尖・鼻柱が著しく偏位した患者様でした。この間、複数の美容クリニックに相談に行ったのですが、断られたり、満足できる結果が得られるかわからないといった回答で、苦痛の日々を過ごされていました。修正再建術から6ヵ月になり、鼻尖の平坦化、鼻柱後退、鼻尖・鼻柱偏位の発症はなく、経過観察は終了しました。患者様はマスクをはずし、友人と食事が
今回は、アロダームやシュアダームによる鼻手術を考察してみます。アロダームやシュアダームというのは、人工皮膚・真皮ともいわれているもので、他人の皮膚を特殊加工することで使えるようにした素材です。鼻の整形手術の際に、特に修正手術の際に使用されることがあります。L型プロテーゼの鼻先の圧迫を減らすためにこのアロダームを1~2重に巻いて挿入したり、鼻中を支える役割としても使用することがあります。ただやはり、異物なので吸収されることが想定されます。術後半年くらいである程度は吸収されて無くなります
患者様は今までに2回の鼻中隔延長術を受けており、今回延長移植軟骨の全摘を希望し、来院されました。当院初診から3年半前、他院で鼻中隔軟骨と耳介軟骨で1回目の延長術、鼻尖が偏位したため術後10日目に同クリニックで修正を受けました。約1年後再度同クリニックで肋軟骨による2回目の鼻中隔延長術を受けました。ところが鼻孔内に疼痛が残り、鼻尖が硬く、皮膚が薄くなることで鼻先の形態にも違和感を感じるようになりました。またシリコンによる鼻根の高さも気になり始め、
美容医療・整形外科クリニックや医師に関する“美容垢界隈”で噂・炎上・事件として語られている内容。以下に、「🌸比較的ポジティブ」「😐疑惑・炎上未満の不信感」「⚠️ネガティブな評判(炎上・トラブル)」のすべてを1つの統合表としてまとめました。「💀」:重大事故、死亡、炎上などがSNS等で報告されたケース。「🌸」:比較的評価が安定しているとされるクリニック・医師。「😐」:明確な炎上ではないが、不信感や懸念が挙がっているケース。「⚠️」:SNSや口コミでネガティブな体験・事件として話題になったも
小鼻縮小や人中短縮の傷跡治療でキュアジェットはどうですか?と聞かれる方がいるのですが、「キュアジェット(CUREJET)」は、ポテンツァやトライフィルプロとは異なる“非侵襲型”の皮膚導入治療です。つまり、針を使わずに薬剤を肌に導入する技術ですので、分類や効果はかなり異なります。以下に「キュアジェット/ポテンツァ/トライフィルプロ」の比較表をまとめました。🔬キュアジェットvsポテンツァvsトライフィルプロ比較表項目キュアジェットポテンツァ(POTENZA)トライ
2022年4月26日に紹介した患者様のその後の経過です。他院で保存軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高過ぎたため当院で延長部全摘を行いました。全摘6ヵ月後、鼻尖の高さに満足できていたのですが、延長部全摘出から2年が過ぎて、鼻尖が低くなったと感じ、また鼻翼の張り出しも気になり始めました。そのため延長部である保存軟骨全摘から2年7ヵ月後に耳甲介軟骨による再延長術を行いました。左:延長保存軟骨全摘から2年7ヵ月後(再延長術前)右: