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2ヶ月前他院で鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻先が高過ぎたため来院されました。患者様は執刀医にナチュラルな鼻が希望で、将来皮膚が薄くなることが怖いので延長し過ぎないで欲しいとお願いしたそうです。一方執刀医からは、耳の軟骨だけでは、量が不足し、ほとんど変化できないかもしれないので肋軟骨による延長術を強く勧められたようです。患者様は耳軟骨か肋軟骨かかなり悩んだそうすが、「変化が得られないかもしれない」という言葉で、肋軟骨採取に同意しました。ギプスをはずした時の
鼻フル年間症例3000件をうたっている悪徳美容外科医が居るのですが、(それも直美)これのからくりをご紹介します。単純な件数だけでは測れないのですが、目安としては次のように考えると現実的です。【週に鼻フル手術〇件】レベル手術件数(鼻のみ)コメント💎超一流月20件以上国内でも極少数。ただし時短手術ではないか確認必須。⭐安定月10〜15件前後手術経験豊富。手術時間や事前準備も十分確保してもいける量。🔰経験不足月3〜4件以下手術頻度が低いため、手技
4年前、韓国で鼻根~鼻背にゴアテックスを留置し、鼻尖は肋軟骨による鼻中隔延長術で高くしました。以下の点について気になり、来院されました。・鼻根~鼻背の皮膚が薄くなり、異物がはっきりし、鼻背が高く見える・鼻が長く見える鼻柱が下方に長い・鼻先が尖って見える・鼻尖と鼻翼の境界が凹んでいる・アップノーズに見えるそのためゴアテックスを摘出し、鼻根~鼻背は自家組織で再建し、鼻中隔延長部は減量術を行いました。☆謎なのは・・・・肋軟骨で鼻中隔延長術が行われていたので
鼻中隔延長術後延長移植軟骨を全摘すると簡単に元に戻ると考えている方が多いのですが、全く元に戻る鼻中隔延長はありません。過度な鼻中隔延長ほど、全摘をすることで鼻尖偏位など様々な問題が残り、再建にかなりのエネルギーを割くことになります。紹介する患者様は元々鼻中隔偏位があり、通常の延長術では鼻尖が元来の偏位方向に傾く可能性がありますので、鼻尖方向を反対方向に延長したと考えられます。この手技は通常行われるのですが、過度な肋軟骨を延長術に使うことで鼻中隔軟骨が広範囲
【鼻整形は“見えない質”が命です】鼻の手術は医師によって技術差が非常に出やすい分野です。特に鼻フル・定額鼻整形などの売り文句を使っている医院=価格重視・回転率重視のクリニックでは、以下のような工夫で「安さ」が演出されているケースがあります:手術時間を大幅に短縮(例:フルセットで2時間程度)材料の質を落とす、または組み合わせを簡略化検査なしのぶっつけ本番(CT・採血なし)一見、術直後の仕上がり写真は綺麗に見えても、数ヶ月〜数年後に問題が出てくることも珍しくありません。❗将
前回の続きです。小鼻の厚みを減らしたい、という事で当院に相談にいらっしゃいました。1ヶ月前に人中短縮を受けられたそうです。鼻孔縁挙上術をお勧めしました。それから2年後、再度相談にいらっしゃいました。その後鼻中隔延長術を受け、そのあとで鼻中隔延長の修正手術を受けられたそうです。希望と違って、小鼻が下に長くなり、鼻の穴も三角に尖ってしまいました。明らかにACRが悪くなっていました。鼻孔縁挙上で改善できる事を説明しました。再び6ヶ月後に相談にお見えになりました。1ヶ月前に2
団子鼻装備の鼻整形の初心者が陥りやすい落とし穴があります。それは、初手で小鼻縮小=鼻翼縮小をやってしまうことです。団子鼻には種類がありまして、・鼻翼軟骨が開大している・鼻中隔軟骨が短い(ACRが三角形ではない)・皮膚自体が分厚い・脂肪が多い(←これは多少の影響しか及ぼしませんが)などが想定されます。一般的な鼻尖縮小だけ、小鼻縮小だけを行って改善できるのは、これらのうち、鼻翼軟骨の開大と脂肪の多さのみとなっているため、鼻中隔延長術を併用したプランを提案される症例は多いで
他院で耳介軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、矢印鼻になったため1年後に別のクリニックで修正術を受けました。しかし矢印鼻の改善がなく、その1年後に当院を受診されました。患者様は、①鼻尖の下垂②鼻尖鼻翼境界の陥凹の修正を希望され、当院で修正再建術を受けました。左:術前右:術後7ヶ月当院における修正術は2回目の手術から2ヶ月26日でした。↓術前正面↓術後7ヶ月↓術前斜位①↓術後7ヶ月↓術前斜位②↓
【他院での手術】異種軟骨によって鼻中隔延長術と同時に鼻翼軟骨を切ってより鼻を高くする鼻尖形成が行われていました。【来院目的】術後1ヶ月鼻中隔延長術を行ったにもかかわらず効果がなかった上、鼻尖の一部が凹んできたので入れた軟骨の除去とキズの治療目的で来院しました。患者様は入れた軟骨を除去したあと、同時に鼻尖の高さを維持する手術を希望されましたが、ご家族より「修正手術の必要はない。軟骨を取り除く手術のみを行って欲しい。」と申し出があり、軟骨除去術と右鼻
小鼻の厚みを減らしたい、という事で当院に相談にいらっしゃいました。1ヶ月前に人中短縮を受けられたそうです。鼻孔縁挙上術をお勧めしました。それから2年後、再度相談にいらっしゃいました。その後鼻中隔延長術を受け、そのあとで鼻中隔延長の修正手術を受けられたそうです。希望と違って、小鼻が下に長くなり、鼻の穴も三角に尖ってしまいました。明らかにACRが悪くなっていました。鼻孔縁挙上で改善できる事を説明しました。再び6ヶ月後に相談にお見えになりました。1ヶ月前に2度目の鼻中隔延長の
鼻中隔延長術で起きる鼻曲がり、某銀座の鼻曲げ師のクリニックで鼻が曲がってしまうトラブルが起きているのですが、何が問題なのでしょうか?一つには、鼻中隔湾曲症を診断できないままに鼻中隔延長術や鼻プロテーゼ挿入の手術を提案していることにあります。鼻の土台が曲がったまま延長すれば当然、曲がりが目立って見えるようになります=ピサの斜塔現象。形成外科専門医であれば鼻中隔湾曲症の手術はやっているドクターもいるのですが、形成外科専門医ではない直美の美容外科医だとこうした機能的な改善の提案が出来ません
1ヶ月前、海外でわし鼻形成術(鼻骨々切り幅寄せ術含む)斜鼻修正術(鼻中隔軟骨切除含む)寄贈軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、・鼻先、鼻柱のツッパリ感が著しい・鼻先の皮膚が赤くなった・鼻先が違和感を感じる程度に高い・「ウ」「イ」の発音時、鼻先が突っ張り、痛い・アップノーズ・会う人、全員に高さを指摘されると、生活に支障があり、修正希望で来院されましたMRI検査を行ったところ、術前説明を受けていない異物である人工真皮を鼻尖頭側~鼻背部と鼻柱部に留置されていたこと
他院でシリコンプロテーゼ留置術、耳介軟骨による鼻中隔延長術を受け、鼻先が長く垂れ下がり、ピンチノーズになったため、当院を受診しました。また鼻呼吸がしにくくなり、「ピィー」・・という音が出るようになりました。延長部が右に傾き、それに伴って鼻尖鼻柱が偏位し、また右下外側鼻軟骨が鼻腔側へ陥没することで、鼻閉と鼻呼吸時の異音が発症したと考えられました。左:術前右:修正6ヵ月後修正のため肋軟骨を採取し、鼻中隔を再建しました。↓術前正面↓術後6
鼻中隔延長術と鼻柱下降術、鼻尖縮小術の役割の圧倒的な違いがあります。それぞれ特徴。効果をまとめてみました。手術名目的・効果イメージ・覚え方鼻尖部軟骨移植鼻先を“つん”とさせる自家軟骨(耳・肋骨)を鼻先に乗せる👉「鼻先に帽子を乗せる」イメージ鼻中隔延長術鼻先の土台を伸ばして全体の長さ・高さを出す強度も上がる👉「やぐら組んで支える」イメージ鼻尖縮小団子鼻解消。鼻先の脂肪や軟骨のボリュームを減らす👉「余分な脂肪を削いでスッキリ」鼻柱下降術鼻柱を下に伸ばして横顔
「人中短縮・口内法(口腔内アプローチ)」がよくない/おすすめされない理由を、医師の間での評価・患者側の満足度・リスクの観点からまとめて解説します。👄人中短縮(口内法)がよくないと言われる理由理由カテゴリ詳細🔻効果が非常に限定的皮膚を切らないため「見た目の人中距離」がほとんど変わらないことが多い。骨格による長さや皮膚のたるみには無力。⚠️唇が不自然に前に出る上唇を内側から引き上げるだけなので、人中は短くならず、唇だけ分厚く見えることがある。結果的に「口元がもったり」「E
TBSから取材があり、モニターとして応じていただいた患者様です。20歳代の方で、初診時から1年前に他院で鼻中隔延長術、3ヶ月前、別のクリニックで小鼻に軟骨移植を受け、鼻呼吸がしにくくなった・・・ということで来院されました。既に2回の手術を行われていて、鼻呼吸がうまくできないため、味覚も狂ってしまったそうです。初診時、右鼻穴の幅が3㎜左鼻穴の幅が4㎜でした。患者様のご希望はプロテーゼを低いものにする、鼻柱を細くする、小鼻に移植した軟骨を除去する、除去し
2024年5月5日に掲載した患者様のその後の経過です。12年前に術後感染で鼻尖外側から鼻孔内に瘻孔(穴)ができ、拘縮によって鼻尖・鼻柱が著しく偏位した患者様でした。この間、複数の美容クリニックに相談に行ったのですが、断られたり、満足できる結果が得られるかわからないといった回答で、苦痛の日々を過ごされていました。修正再建術から6ヵ月になり、鼻尖の平坦化、鼻柱後退、鼻尖・鼻柱偏位の発症はなく、経過観察は終了しました。患者様はマスクをはずし、友人と食事が
当院で初回手術をお受けになった患者様です。ご希望は、美容整形感がなく、鼻全体をすっきりさせることでした。また患者様からは術後に鼻づまりを発症させないで欲しいと要望がありました。鼻根は低いのですが、鼻背は比較的高さがあり、また鼻尖はまるく、後退する鼻柱によって相対的に鼻翼が下垂して見えました。鼻唇角は100度程度、Alarretraction(鼻翼退縮)も認め、いわゆるアップノーズでした。CT検査を行ったところ右側下鼻甲介肥大、鼻中隔弯曲を認め、鼻中隔
10年前、他院で両側耳甲介軟骨で鼻中隔延長術、鼻根から鼻背にシリコンプロテーゼ留置術・・・を受けました。6ヵ月前に別のクリニックで鼻翼縮小術を受けたところ、鼻尖の尖り、鼻尖偏位、鼻翼幅の拡大が気になるようになり、来院されました。また鼻根~鼻尖の皮膚の薄さも以前より気になっており、同時に修正を希望されました。左:術前右:術後7ヶ月↓術前正面術後7ヶ月↓術前斜位①↓術後7ヶ月↓術前斜位②↓術後7ヶ月↓
韓国で鼻骨々切り幅寄せ術、鼻中隔軟骨で鼻中隔延長術、鼻翼縮小術を受けたのですが、1年後に別の韓国のクリニックで寄贈軟骨(IHCC)で延長方向の修正を受けました。IHCC留置から8ヶ月後、鼻先の突っ張り感と硬さが気になり、またIHCC留置後、鼻血がでやすくなったため修正希望で来院されました。左:修正前右:修正6ヵ月後以下の修正をおこないました。・鼻中隔部IHCC全摘・延長移植軟骨(鼻中隔軟骨)亜全摘・左右下外側鼻軟骨修正術+耳珠軟骨移植術・左鼻孔縁耳
1ヵ月前、国内で耳の軟骨による鼻中隔延長を受けたのですが、鼻先が高過ぎたため当院を受診しました。整容面を重視した修正を希望されたため、延長移植軟骨減量術を選択されました。鼻根から鼻尖まで直線的な勾配を望まれ、術前、延長移植軟骨は3~4㎜の減量と説明させていただき、最終的に術中判断で減量の程度を決めることになりました。修正術は、鼻中隔延長術から60日目で、延長移植軟骨の減量は4㎜でした。↓術前斜位↓術後6ヵ月↓術前左側
2022年4月26日に紹介した患者様のその後の経過です。他院で保存軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高過ぎたため当院で延長部全摘を行いました。全摘6ヵ月後、鼻尖の高さに満足できていたのですが、延長部全摘出から2年が過ぎて、鼻尖が低くなったと感じ、また鼻翼の張り出しも気になり始めました。そのため延長部である保存軟骨全摘から2年7ヵ月後に耳甲介軟骨による再延長術を行いました。左:延長保存軟骨全摘から2年7ヵ月後(再延長術前)右:
【悲報】とあるビューティークリニックさん、全く反省の色が無い件についてまとめます。一部の美容クリニックで被害者が多発しています。そして、その被害者の方の美容外科へ行った方が鼻の手術をして失敗した方が口コミしようとすると圧力が掛かり削除されてしまうといったことです。美容整形は特にその特性上、結果に対する意見が分かれやすいことはあります。ネット上の口コミは信憑性が無いケースも多く、関係者が悪評を書き込んで民事訴訟や刑事告訴される事例もあるので、リアルなものなのか・関係者の書き込みなのか
他院で6回目の手術を受けたのですが希望とはかけ離れた結果となり、修正希望で来院されました。この患者様の今までの手術はL型シリコンプロテーゼ留置術2回、I型シリコンプロテーゼ留置術+耳軟骨移植術I型シリコンプロテーゼ交換術+耳軟骨移植術そして最後が鼻背部肋軟骨移植術+肋軟骨による鼻中隔延長術で記憶にない不明な手術を含め計6回の手術でした。他院6回目のオーダーは鼻根~鼻背を低くし、鼻尖を現状の高さのまま鼻柱を下方に延ばすことでしたが、砕片肋軟骨によって鼻背がさら
真皮移植による貴族手術(鼻翼基部の凹み改善)について、「何年持つか」と、「隠れた問題点(デメリット)」を徹底的に整理してお答えします!✅真皮移植(DermalGraft)とは?自分自身の皮膚(真皮層=表皮の下にある弾力繊維豊富な層)を採取して、鼻翼基部(小鼻の付け根〜法令線の上部)に移植し、凹みをふっくら補正する方法。通常、皮膚は耳の後ろ鼠径部(足の付け根)腹部などから採取します。✅「真皮移植は何年持つのか?」項目内容⏳定着率術後に一部吸収されるが、生
人中短縮術の傷跡で白い瘢痕になったり、幅広のケロイド状の傷跡になって目立ってしまう人がいます。ケロイド・・切開の傷の範囲を超えて白く盛り上がる肥厚性瘢痕・・切った傷が盛り上がる瘢痕が残ってメイクでもカバーしきれないといったケースでは修正を希望されるでしょう。アフターフォローですが、・傷口を清潔に保つ・抜糸まで難航をしっかり塗る・血流が良くなることは避ける・笑ったり大きな口の開閉は避ける・鼻の下を伸ばすような動作は避けるなどを気を付けていただくことをお薦めいたし
銀座ななえママの鼻整形がきっかけで、大炎上しています。某鼻曲げ師のクリニックで鼻中隔延長術(肋軟骨)の手術をした結果、感染してしまって入院する事態になっています。・術後6日目に細菌感染の大事件が起きた・禁酒禁煙を破ってビールを飲んだ事情もあった・12日間入院する事態に煙草、アイコスで毛細血管が収縮することによって菌に負けてしまったという事です。鼻整形での感染を防ぐためには、手術中にケア+術後のケアの両面です。どちらかがかけても失敗します。DT中は特に免疫が落ちてく
Rちゃんの鼻がギャン曲がりしている状態を作った恵比寿マエ〇リ。それを修正されたということで、まとめます。明らかにピノキオ鼻で不自然でしたから、①鼻の曲がりを治す②忘れ鼻にする③鼻を低くするといったプランで修正を行っていらっしゃいます。明らかに曲がりが目立っていて、ピサの斜塔原理で高くすればするほどに曲がりが顕著に目立ってしまう事を一切理解せずに前回のデザインを計画されている事がわかります。そして、鼻の穴が不思議な三角形になっている部分を丸みを帯びた自然なカーブにし
「鼻柱下降(びちゅうかこう)」は、鼻柱(鼻の穴と穴の間の柱)が上がりすぎて鼻の穴が目立っている(=アップノーズ)場合に、鼻柱を下方向に延ばして鼻孔縁とのバランスを整える整形術ですが、デメリットやリスクも明確に存在します。❗鼻柱下降の主な欠点・デメリットデメリット項目詳細解説⚠鼻の穴が強調されることがある鼻柱を下げたことで、かえって鼻孔が縦長に見えたり目立つことがある。術前より自然に見えないケースも。⚠鼻先とのバランスが悪くなる可能性鼻先が丸い・下がりすぎている人に施す
こんにちは、大阪京橋の美容外科こまちくりにっく院長の藤本です。他院抜糸について最近、問い合わせが増えましたのでお知らせをします。当院では、遠方からの患者さんが大勢おられます。手術後の抜糸処置は術後の状態診察もかねて再度来阪いただいていますが、通院困難で地元での抜糸を希望される方もおられます。その場合、知り合いの先生にお願いすることもあれば、患者さんの指名のクリニックにお願いすることもあります。他院に抜糸をお願いすることがあるので、他院での手術後の抜糸も快く受け入れています。目元など繊細