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秋の深まりとともに、「シミ治療」のご相談でクリニック内の賑わいも増しています。一年を通して人気の『シミ取り放題』ですが、問診でご来院の経緯をお伺いすると、その多くが「友人・家族・知人からの紹介」に〇がついています。ブログやSNSでの情報発信が決して多いとは言えないクリニックにあって、連日たくさんの患者様にご来院いただけるのは、皆様の口コミのお陰です。大変ありがたいと感じるとともに、紹介してくださった方のお顔をつぶさないようにと、気を引き締める毎日です。口コミで来院される患者様の場
先週末、九州時代の友人Sさんが息子君を連れて一宮まで遊びに来てくれました。私は医学部を卒業した後、福岡の久留米大学形成外科に入局しましたが、研修医として最初に配属されたのが久留米大学病院の耳鼻咽喉科でした。医師になって最初の半年間を過ごした耳鼻咽喉科での出来事は忘れがたいものばかりなのですが、その久留米大学の耳鼻科病棟に看護師として勤めていたのが、今回遊びに来てくれたSさんでした。耳鼻科病棟の迫力あるベテラン看護師さん方の中にあって、新米医師の私にとても親切に助けてくれて仲良くしてくれ
「目の下のたるみ」の改善治療でご来院くださった患者様をご紹介します。今回の患者様は、いわゆる「目袋」の飛び出しが大きかったため、手術が望ましい状態でしたが、「どうしても手術は避けたい」とのご希望でしたので、フォトナ『3Dアイリフト』を3回行うことになりました。(後日注:フォトナ『3Dアイリフト』は、一般的な用語法である『4Dアイリフト』という呼称に変更します。)下の写真は、施術前と3回施行後2か月半の状態です。ご覧の通り、完全に目袋が無くなったわけではありませんが、
フォトナのインティマレーザーによる『小陰唇ホワイトニング』。モニターになってくださった患者様の症例をご紹介します。小陰唇の黒ずみの改善に加えて、小陰唇をやや小さくしたいとのご希望がありました。副皮も少し小さくしたいとのことでしたので、副皮にも照射しました。その結果の写真をご覧ください。(私の個人サイトにリンクしています)※リンク先の症例(4)をご覧ください。(↑こちらをクリック)黒ずみが改善し、大きさも2~3割は縮小しているのではないかと思います。途中経
『ダーマペン4』のオプション紹介を続けます。今回のオプションは、『ボトックス』!『ボトックス』と言うと、注射を思い浮かべる方が多いと思いますが、なんと!『ボトックス』はダーマペン4の施術でも使用することができます。『ダーマペン4』の基本メニューで使用する美容液『ハイラアクティブ』に、ボトックスの薬液を混合して施術を行うことで、毛穴の引き締めに効果を発揮します。当クリニックでは、毛穴を引き締める目的で、真皮に直接ボトックスを注射する方法も行っていますが(近日中にこれについても記事
前回は、手の甲のシミ取り治療の特徴について書きました。今回は、実際の手の甲のシミ取り治療をご紹介します。モニターは当院のスタッフです。下の写真の上半分は、開院から間もない頃に、導入されたばかりの光治療器「アイコン」やピコレーザー「ピコシュア」の性能(効果)を試したくて、スタッフの手のシミに1回ずつ照射してみた結果です。写真の下半分は、アイコン照射から10か月、ピコレーザー照射から6か月後の状態です。「手の甲のシミは手ごわい!」ということを、前回の記事
先月末までキャンペーンを行っていた、ヒアルロン酸『レスチレン』注入による手背の若返り施術には、大変ありがたいことに、多くの方にお越しいただきました。今回は、その内のお一人の患者様をご紹介します。ヒアルロン酸『レスチレン』を、片側3本、両側で6本注入しました。その経過をご覧ください。ご覧の通り、目立っていた血管とスジが分からなくなり、若々しい手背になりました。注入による凹凸もなく、浮腫んだ感じもありません。『レスチレン』がとてもなじみが良い製剤だからだと思います。
「若返りたいけど何の施術を受けたらいいのかわからない」という患者様も安心してご相談ください。カウンセリングにて患者様のお顔の状態を拝見して、ご希望をお聞きしながら、患者様と一緒に治療方針を考えさせていただいています。今回は、そんな「若返り」を希望されて当院にお越しくださった患者様をご紹介します。ご紹介するのは60代半ばの患者様です。お顔を拝見すると「たるみ」と「しわ」が目立つ状態でした。たるみやしわには、いつもご紹介しているレーザーの『フォトナ』もとても効果的なマシンですが、今
今日は額(おでこ)のお話です。最近、「こめかみ」や「額」へのヒアルロン酸注入の症例をご紹介しておきながら、こんなことを言うと叱られそうですが、「額へのヒアルロン酸注入」は、カウンセリングで患者様に対して積極的に私の方からお勧めすることはしていません。その理由は、(1)ダウンタイムが結構大きいこれは私の注入手技にも問題があるのかもしれませんが、可能な限り愛護的な操作を行っても、それなりに腫れます。時には、内出血や腫れが目の周りに降りてくることもあります。1週間ぐらいは痛かっ
当院でも人気の『プロファイロ』。多くの医師がYouTubeなどでも情報発信を始めている影響もあってか、美容に関心のある方々の間で認知度が高まっていると感じます。『プロファイロ』についての過去のブログ記事は⇒こちらですプロファイロに関する情報も発信する医師によって様々ですが、私が感じているのは、「これさえしておけば他の施術はしなくて良い」といった万能な施術ではないということです。実際、「効果が実感できなかった」という患者様も、残念ながら何名かいらっしゃいました。ただ、多くの患
先日参加した『カスタマイズ治療研究会』で、「高周波治療器も真皮の若返り効果があるので、たるみ改善効果だけでなく、美肌効果もある。」というお話を聞いてから、当院でも大変好評いただいている高周波治療器『ボルニューマー』も、もっと活用していきたいなと考えているところです。『ボルニューマー』の会社の方によると、みかこクリニックでの『ボルニューマー』の稼働率は、消耗品の発注数から推定して県内でもトップクラスとのことで、リピートされる患者様も多く毎日大活躍していると言っても過言ではありません。
年末にはダウンタイムのある施術をお休み前に行いたいという患者様が多く、普段よりも沢山の注入治療を行いました。このブログで12月中旬にご紹介したヒアルロン酸『ボライト』の施術も、年末に早速数名の患者様が受けてくださいました。注入剤には製品ごとに特長があり、目的によって注入剤を使い分けるのですが、ダウンタイムという観点で言うと、『ボライト』の施術よりもダウンタイムが軽く、週末などにも気軽に受けていただける肌の若返り治療が『プロファイロ』です。仕事の都合などでダウンタイムが取れない方や、自然
今回は『ルビーフラクショナルレーザー』でシミ治療を行った患者様の紹介です。他院で「光治療」を何回か行ったものの、期待するような効果が見られなかったとのことで、当院にお越しくださいました。VISIA撮影を行って拝見したところ、細かいシミが散在している状態でしたので、『ルビーフラクショナルレーザー』をご提案しました。ダウンタイムが強くなってもよいとのことで、医師施術の「ハイパワー照射」を行いました。経過をご覧ください。反対側もご覧ください。1か月後のVISIA
今回は、下腹部の瘢痕の治療についてご紹介します。下腹部、特に恥骨のあたりは、肥厚性瘢痕やケロイドの好発部位です。帝王切開や婦人科での開腹手術後に、手術の傷が肥厚性瘢痕やケロイドの状態になり、形成外科を受診される患者さんは少なくありません。短い治療期間で、かゆみなどの症状をとるだけでなく、見た目も改善させたい場合には、『瘢痕形成術』または『瘢痕形成術+電子線照射』がお勧めです。しかし、「もう一度、切るのは絶対にイヤ!」と言われることも少なくありません。その場合の治療は、保存
(つづき)前回は、ピコレーザー『ピコシュア』によるシミ治療の後で『ゼオスキン』の使用を行った症例をご紹介しましたが、逆に、ゼオスキンの「セラピューティックプログラム」が終了した後でレーザー治療を行うこともあります。「セラピューティックプログラムはとてもつらい治療なので、マイルドなセラピューティックプログラムとレーザー治療を併用するのが続けやすいのではないか」という観点からすると、まずはレーザー治療を行ってから、マイルドなゼオスキンの使用に移行するのをおすすめしますが(例外として、
今回はシミ取り治療でとても綺麗になられた患者様をご紹介します。多発する「日光性の色素班」に、レーザー照射を2回行いました。2回目のレーザー照射から3か月後の現在の状態をご覧ください。反対側です。ご覧の通り、目立つシミが一掃され、とても綺麗になられました。患者様にも大変喜んでくださり、私もとても嬉しくなりました。今回の患者様は、1回目のレーザー照射後の治療経過もご紹介していました(記事は⇒こちらです)。その時の記事でも詳しく書きましたが、1回目のレーザー照
数か月前の話になりますが、3ヵ月の赤ちゃんがベビーベッドから転落し、眉の上を4cmほど切って形成外科を受診されました。傷は筋肉に達するほど深かったので、すぐさま縫合処置の準備に入りました。こういう時こそ、形成外科医の本領発揮の場面です。拡大鏡を装着しての縫合を行いました。お母さんは痛々しいほどにオロオロされていたので、処置室から出てお待ち頂きましたが、すぐ真横で縫合処置をかぶりつきでご覧になっていたお父さんが、縫合の一針目から、「うわー、綺麗!」と感心してくださいました。縫合が終わりに
先日、久しぶりに来院された患者様のVISIA撮影画像を見て、シミがとても減っていることに気が付きました。「あれ?何か美肌治療しましたか?光治療かな?」と急いでカルテを見直しましたが、何もしていません。すると、患者様が「シスペラですよ!」と教えてくださいました。前回のご来院の際に購入されていたのですが、使用することを忘れていたそうで、ちょうど1か月前ぐらいから使用を開始してみたとのこと。画像を見比べてみて、患者様ご自身も、改善具合に驚かれていました。
今日は、ご相談の多い「額の若返り」で現在試している治療の経過報告です。「額の若返り」治療についてはこのブログでも度々お伝えしていますので、ご存知の方も多いかと思いますが、額の「刻まれたシワ」には、『CGスタイラー』のシワに沿った皮内注射が、今の時点では最もお勧めです。他方で、「まだシワは刻まれていないけどしわっぽい額」をつるっとつやっとしたい場合に何が有効なのかについては、ただいま検討をしています。『ボトックス』を注射すればつやっとすることができますが、使用したくない方もいら
みかこクリニックにやってきた新しい脱毛機器の『ヴィーナスヴェロシティ』。当クリニックのスタッフのMさんも、スタッフブログの方で「ヴィーナスヴェロシティでの脱毛」について記事を書いてくれています(⇒こちら)。美容医療に携わる先生方から、「ヴィーナスヴェロシティって実際どうですか?うぶ毛にも効きますか?」というご質問を何回かいただきました。レーザー脱毛では、太い毛ほど効きやすく(減りやすく)、細いうぶ毛ほど効きにくい(減りが遅い)、という問題があります。そのため、ヴィーナスヴェ
今日は『ヒアルロン酸注入による全顔の若返り』のご紹介です。ご紹介するモニター患者様は、これまでに、糸リフト、眉下切開、埋没法二重、肌質改善など、様々な若返り施術を行っていただいている方です。ヒアルロン酸注入については、これまでは局所的な改善目的で使用している程度でしたが、今回は初めて、お顔全体にヒアルロン酸を少しずつ注入して若返る『TotalFacialTreatment』の施術をすることになりました。アラガン社のヒアルロン酸5本(ボリューマ4本、ボリフト1本)を使用しました
GWの直前のこと、スタッフのひとりに、下眼瞼(目の下)の治療を行いました。このスタッフは、下眼瞼の状態を改善する目的で、それまでの5か月間に、フォトナ『4Dアイリフト』を2回を行っていて、すでにかなりの効果が出ていました。そこで、『4Dアイリフト』の3回目を予定しようと話していたのですが、日々の忙しさでなかなかその予定をたてられず、延び延びになっていました。下の写真は、フォトナ『4Dアイリフト』の治療開始前と5か月後(2回施術)の比較です。明るさの条件が若干異なって恐縮ですが、
みかこクリニックでは、尿漏れ治療や膣のアンチエイジング治療にも力を入れています。特に、尿漏れの改善には、『インティマレーザー』による膣粘膜からのアプローチと、『スターフォーマ―』による骨盤底筋強化の両輪で治療を行うことをお勧めしています。『インティマレーザー』は、加齢や出産によって膣が弛緩した状態を、エルビウムヤグレーザー搭載の『フォトナ』でレーザー照射し、正常な状態に近づける治療方法です。膣の弛緩には『Vタイトニング』、尿漏れ治療は『Uタイトニング』、さらに、加齢やホ
(つづき)フォトナの4つのモードによるお顔の若返りをはかる『Fotona4D』。まずは、4Dのステップ1(スマイルリフト)のご紹介です。Fotona4Dのステップ1は、『スマイルリフト』とも呼ばれています。口腔内の粘膜にエルビウムヤグレーザーを照射して、口腔内からの深部加温によって、お顔のタイトニングを狙う治療です。メーカーさんの資料にはこうあります(一部の用語をカタカナ表記に変更)。【スマイルリフト】コラーゲンの収縮を促すための「精密で安全なバルクヒーティング
今回は美肌治療の患者様をご紹介します。シミのご相談で来院された患者様です。レーザーが必要なシミもありましたが、「肝斑」が目立つ状態でしたので、まず肝斑の治療を開始しました。7か月の間に『シルファームX』を5回施行し、少しずつ改善していきましたが、その改善のスピードがゆっくりであったため、5回目の『シルファームX』の施術から2か月後に、『プルリアルデンシファイ』を水光注射で肝斑の範囲に注入しました。その経過をご覧ください。反対側もご覧ください。ご覧の通り、『プ
「額の効果的な若返り方法」については、日々いろいろな工夫を重ねているところです(直近でご紹介した記事は⇒こちらです)。具体的には、効果が長持ちする架橋ヒアルロン酸を水光注射のマシンで注入できないかと試しているのですが、架橋ヒアルロン酸なので、肌質によっては「ぼこつき」が残ってしまうことがあるのが欠点です。そこで、架橋ヒアルロン酸の配合量を減らし、非架橋ヒアルロン酸と混合することで「ぼこつき」を減らしつつ効果を出せないかと考え、そのトライアルを開始しました。使用したのは、ハイブリッドヒア
「こめかみの凹み」に対し、ヒアルロン酸3本を使用したモニター患者様のご紹介です。ご紹介する患者様は、こめかみが凹んでフェイスラインが骨ばって見えることを気にされていました。そこで、こめかみの骨上に『ボリューマ』を1本、皮下(筋膜間)に『ボルベラ』2本を注入しました。結果をご覧ください。こめかみの注入のビフォーアフターの変化は写真では分かりづらいことが多いのですが、印象の変化をお分かりいただけると思います。写真では分かりにくくても、施術を受けられた患者様の満足度が高い部位なのが
みかこクリニックに高周波治療器『ボルニューマー』を導入してから6か月が経ちました。先日、『ボルニューマー』のメーカーの方がクリニックに来られて、みかこクリニックからのカートリッジ(消耗品)の発注量が県内トップクラスだと教えてくださいました。たしかに、『ボルニューマー』を導入してからまだ6か月にもかかわらず、リピートしてくださる患者様が増えてきており、このマシンの人気の高さを実感しています。もちろん『ボルニューマー』単体の施術でも効果は期待できるのですが、お顔のタイプに合わせて他のマシ
先日、以前から通ってくださっている患者様が診察室に入って来られ、いつものように肌診断画像装置『VISIA』の画像をご一緒に見ていると、前回診察の時と比べて明らかに肌が綺麗になっていることに気が付きました。でも、その間に私が何か施術をした記憶がありません。「あれ??前回のこの写真撮影の後って、何か施術してましたっけ?」と、私が小声でつぶやくと、「ケアシスですよ!ケアシスを3回やってます。」とのお答えが返ってきました。前回のVISIA撮影から約1か月の間に、エレクトロポレーショ
前回のブログでもちょっと書きましたが、先日東京で行われた形成外科・基礎学術集会にあわせて行われた「瘢痕治療のガイドライン」作成打合わせの準備のため、このところ自分の時間が本当にとれませんでした。そんな訳でブログもほったらかしになってしまっていましたが、またネジを巻きなおして記事を書いていきたいと思います。さて、前に眼瞼下垂(がんけんかすい)の記事を書いたときに「今後は眼瞼下垂も記事に加えていきたい」と予告しました通り、その後、数名の患者さんに写真掲載許可のお尋ねをしてみたところ、数