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新しく採用した『アルテミスリフト』。患者様にはダウンタイムが軽くて効果が高いということで、気に入って下さった患者様にはさっそくリピートをしていただいています。以前、『アルテミスリフト』のショートのみを使用した患者様の1か月後までの経過をご紹介しました(以前の記事は⇒こちらです)。その際は施術1か月後までのご紹介でした。デザインは下の写真のようになります。片側に6本ずつ、左右で合計12本アルテミスリフトのショートを挿入しました。今回は施術3か月後までの経過をご紹介しま
肝斑への効果を期待して導入した『シルファームX』。おかげさまで連日大活躍していて、稼働しない日はありません。肝斑を改善したい方に選択していただくのは『肝斑プラン』というコースですが、そのほかにも、毛穴・小じわ・肝斑の全ての改善を狙って、部位ごとに設定を細かく変えながら照射するのが『肌質改善プラン』があります。今回はその『肌質改善プラン』を4回受けていただいた患者様の経過のご紹介です。最初は「毛穴の改善」を期待して施術を開始しました。まずはお写真をご覧ください。「毛穴の
今日は額(おでこ)のお話です。最近、「こめかみ」や「額」へのヒアルロン酸注入の症例をご紹介しておきながら、こんなことを言うと叱られそうですが、「額へのヒアルロン酸注入」は、カウンセリングで患者様に対して積極的に私の方からお勧めすることはしていません。その理由は、(1)ダウンタイムが結構大きいこれは私の注入手技にも問題があるのかもしれませんが、可能な限り愛護的な操作を行っても、それなりに腫れます。時には、内出血や腫れが目の周りに降りてくることもあります。1週間ぐらいは痛かっ
みかこクリニックで人気の全顔のシミ治療。来たる4月1日より、シミ治療の料金を一部改定させて頂きます。全顔のシミ治療『シミ取り放題』には、使用するレーザー機器の種類によって、(1)Qスイッチレーザー単独(2)ピコシュア+Qスイッチ併用(3)ピコシュア単独の3つのプランを設定しています。今回改定させて頂くのは、(2)のピコシュアとQスイッチレーザーの2機種を併用するプランです。その2回目と3回目の照射について、次の様に変更させていただきます。これまで、(2)
みかこクリニックにやってきた新しい脱毛機器の『ヴィーナスヴェロシティ』。当クリニックのスタッフのMさんも、スタッフブログの方で「ヴィーナスヴェロシティでの脱毛」について記事を書いてくれています(⇒こちら)。美容医療に携わる先生方から、「ヴィーナスヴェロシティって実際どうですか?うぶ毛にも効きますか?」というご質問を何回かいただきました。レーザー脱毛では、太い毛ほど効きやすく(減りやすく)、細いうぶ毛ほど効きにくい(減りが遅い)、という問題があります。そのため、ヴィーナスヴェ
先日東京で行われた日本美容外科学会で『ベビーコラーゲン』注入の発表を聴いて、その良さを再認識しているところです。『ベビーコラーゲン』は、みかこクリニックでも頻度の高い施術のひとつなのですが、来院される患者様がよくおっしゃるのは、「他院でベビーコラーゲンを取り扱っているところが少ない」ということです。その理由としては、注入の手技が難しいということが最大の理由だと思います。私自身も、まだまだ注入技術の向上させなければならないのですが、ベビーコラーゲンの施術を行うことが注入技術の向上に直
今日は「ヒアルロン酸注入」のモニター患者様をご紹介します。「全顔」のモニターになってくださった患者様でしたが、今回は特に『額』に注目して経過をご紹介したいと思います。ご紹介する患者様は、ちょうど1年前に、お顔の総合的な若返り手法である『TotalFacialTreatment』の一環として、「額」にもヒアルロン酸注入を行いました。使用したヒアルロン酸はアラガン社の『ボリューマ』2本です。お詳しい方の中には、「あれ?ボリューマは額には使用しない方がいい場合もあるという記事(⇒
少し前のことになりますが、ブログの読者の方から、「フォトナの治療はどのくらい効果が持続するんでしょうか?」というご質問を頂きました。これはとても難しい質問です。誤解をおそれずに言えば、「永久と言えば永久」なのですが、それを正しくお伝えするためにどう表現したらよいか、いつも悩みます。私がよく説明するのは、「レーザー治療などのアンチエイジング治療は、時間を巻き戻すようなものだと考えてください。治療によって、例えば5歳若返ったとして、その若返り効果はずっと続きます。でも、5年後には5年分の老
前回は、フォトナのたるみ治療について、宮田先生のセミナーのお話を書きました。宮田先生のクリニックでも人気が高まりつつあるというフォトナによる「たるみ治療」。宮田先生は、エルビウムヤグレーザーの『SMOOTHSKIN』という照射方法を、全自動で安全に効率的に行ってくれるロボティックというシステムを導入されているので、照射時間が非常に短くて高い効果が出せているそうです。宮田先生は、このロボティックを用いた皮膚側への照射である『SMOOTHSKIN』と、口腔内からの照射で
『ジャルプロ・スーパーハイドロ』を採用しました。実は、『ジャルプロ・クラッシック』の発注の際に、自分でテストしてみるために『スーパーハイドロ』の方も取り寄せて置いていたのですが、患者様からも取り扱いのご要望をいただくことがあり、このたびクリニックとしての正式な施術メニューに加えることにしました。『ジャルプロスーパーハイドロ』も、ECM製剤の一種です。『ECM製剤』は、業界でも注目を集めている新しい注入剤で、これまでのヒアルロン酸とは異なり、肌質そのものを変化させて若返り
昨日のブログで、オンラインで参加した「カスタマイズ治療研究会」のテーマが『難治性肝斑』だったことをご紹介しましたので、今日は、当院における『難治性肝斑』のモニター患者様のご紹介をしようと思います。ご紹介する患者様は、横浜のKOClinicに見学にお邪魔した際に、これまでの治療経過をスライドにまとめて、黄先生にも相談させていただいたほど、私が難しいと感じている患者様です。ご紹介する患者様は、私の前職時代にも美肌治療で通院してくださっていた患者様です。その頃にも軽度の肝斑がありまし
今日は、若い方の薄いシミ治療のケースをご紹介します。ピコレーザーは、薄いシミが得意なレーザーです(その仕組みに関してはホームページのコチラに詳しく載せていますのでぜひご覧ください)。今回ご紹介する患者様は、多発する非常に薄いシミに対して、ピコシュアの「スポット照射」+「フラクショナル照射」+「トーニング照射」を1度に行う『フルコース』を行いました。1回目の施術でも相当綺麗になりましたが、さらなる美肌を目指して2回受けていただきました。その結果をご覧ください。
GWの直前のこと、スタッフのひとりに、下眼瞼(目の下)の治療を行いました。このスタッフは、下眼瞼の状態を改善する目的で、それまでの5か月間に、フォトナ『4Dアイリフト』を2回を行っていて、すでにかなりの効果が出ていました。そこで、『4Dアイリフト』の3回目を予定しようと話していたのですが、日々の忙しさでなかなかその予定をたてられず、延び延びになっていました。下の写真は、フォトナ『4Dアイリフト』の治療開始前と5か月後(2回施術)の比較です。明るさの条件が若干異なって恐縮ですが、
昨日は母の日でしたね。すぐ近所に住んでいる私の母は、年相応に腰痛に悩まされながらも、一宮の朝市を歩いておいしい野菜を買ったりするのを楽しみに、毎日を元気に明るく過ごしています。この歳になっても母親から何かと気にかけてもらえることは、とても幸せなことだといつも感謝しています。そんな母(と父)に、母の日のお茶菓子としてわらび餅を持参しました。一宮市にあるわらび餅で有名な『明や(あけや)』さんのわらび餅です。今回はわらび餅と柏餅と黒豆大福を購入しました。写真を撮り忘れたので、写
(つづき)前回のブログで、『口角ボトックス』がマリオネットラインに有効ということをご紹介しましたが、口角ボトックスは別名『スマイルボトックス』とも言われていて、口角がぐいーんと上がりやすくなることが主な効果でもあります。ビフォーの写真を撮り忘れて恐縮なのですが、「口角ボトックス」の注射後は、こんな感じで上がります。でも、表情筋評論家の西田美穂先生(BTC院長)によると、口角を上げるのは、ボトックスの力ではなく、あくまで『あなた』なんだそう。その美穂ちゃんのオモロイ記事
「目の下のたるみ」の改善治療でご来院くださった患者様をご紹介します。今回の患者様は、いわゆる「目袋」の飛び出しが大きかったため、手術が望ましい状態でしたが、「どうしても手術は避けたい」とのご希望でしたので、フォトナ『3Dアイリフト』を3回行うことになりました。(後日注:フォトナ『3Dアイリフト』は、一般的な用語法である『4Dアイリフト』という呼称に変更します。)下の写真は、施術前と3回施行後2か月半の状態です。ご覧の通り、完全に目袋が無くなったわけではありませんが、
今回は、シミ治療の症例をご紹介します。ご紹介する患者様は、シミ取り治療で来院された50代の患者様です。カウンセリングでお顔を拝見すると、典型的なADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の状態でした。昨年末に3回目のレーザー照射を受けていただいたのですが、それまでの2回のレーザー照射で、既に驚くほど綺麗になられていました。患者様には大変喜んでいただけまして、このたび、症例写真もご紹介させていただけることになりました(誠にありがとうございます)。それではさっそく結果からご覧
年末にはダウンタイムのある施術をお休み前に行いたいという患者様が多く、普段よりも沢山の注入治療を行いました。このブログで12月中旬にご紹介したヒアルロン酸『ボライト』の施術も、年末に早速数名の患者様が受けてくださいました。注入剤には製品ごとに特長があり、目的によって注入剤を使い分けるのですが、ダウンタイムという観点で言うと、『ボライト』の施術よりもダウンタイムが軽く、週末などにも気軽に受けていただける肌の若返り治療が『プロファイロ』です。仕事の都合などでダウンタイムが取れない方や、自然
少し前のブログで、『ジャルプロ・スーパーハイドロ』という新しいECM製剤をご紹介しました。(そのときの記事は⇒こちらです)。ECM製剤とは、業界でも注目を集めている新しい注入剤で、これまでのヒアルロン酸とは異なり、肌質そのものを変化させて若返りを図ることを目的としています。みかこクリニックでも人気の『プロファイロ』や『スネコス』もそのECM製剤の一種です。いずれの製剤も肌の水分量があがってみずみずしくなる、乾燥感が改善する、小じわが減るなどの効果を期待して施術するのですが、こ
今回は、下腹部の瘢痕の治療についてご紹介します。下腹部、特に恥骨のあたりは、肥厚性瘢痕やケロイドの好発部位です。帝王切開や婦人科での開腹手術後に、手術の傷が肥厚性瘢痕やケロイドの状態になり、形成外科を受診される患者さんは少なくありません。短い治療期間で、かゆみなどの症状をとるだけでなく、見た目も改善させたい場合には、『瘢痕形成術』または『瘢痕形成術+電子線照射』がお勧めです。しかし、「もう一度、切るのは絶対にイヤ!」と言われることも少なくありません。その場合の治療は、保存
みかこクリニックの施術メニューに新たに加わるフォトナ『フラクショナルレーザー』について詳しくご紹介していきます。前回の記事でも書きましたが、前の勤務先でで使用していたフラクショナルCO2レーザー『アンコア』は、その名の通り、「CO2レーザー」でした。それに対して、フォトナのフラクショナルレーザーは『エルビウムヤグレーザー』です。フォトナSPDynamisは、「エヌディーヤグレーザー(Nd:YAG)」と「エルビウムヤグレーザー(Er:YAG)」が搭載されているレー
『小陰唇縮小術』のモニター患者様の紹介です。小陰唇の左右差を気にされて手術の相談に来院される患者様は少なくありません。片側が非常に小さくて左右差がある場合、小さい側をさらに切除することはできませんので、その場合は反対側のみに手を加えて、いかに自然に仕上げるかということが課題になります。その際、小陰唇の先端を切除するという選択肢だけでなく、他の選択肢もあることが重要ではないかと思います。今回は、そのような片側が非常に小さいため左右差がある症例です。ご紹介するのは、片側のみに手
前回は、手の甲のシミ取り治療の特徴について書きました。今回は、実際の手の甲のシミ取り治療をご紹介します。モニターは当院のスタッフです。下の写真の上半分は、開院から間もない頃に、導入されたばかりの光治療器「アイコン」やピコレーザー「ピコシュア」の性能(効果)を試したくて、スタッフの手のシミに1回ずつ照射してみた結果です。写真の下半分は、アイコン照射から10か月、ピコレーザー照射から6か月後の状態です。「手の甲のシミは手ごわい!」ということを、前回の記事
先日のブログで、下眼瞼の凹みに対する注入剤の新製品についてテスト中と書いたところ、患者様から、「どんな製品なんですか!興味あります!」とのお言葉を頂きました。予想外の注目度の高さを感じましたので、まだまだテスト中で採用するかも決めていないのですが、ご紹介だけしておこうと思います。テスト中なのは、『スネコス1200』VS『ゴウリ』です。協力してくれているモニターに左右で各製品を打ち分けて観察を続けています。ちょっと扱いが雑に見えるかもしれませんが、身内の者ですのでご安心ください
フォトナによる「たるみ治療」が最近増えています。ジワジワですが、確実にフォトナの良さが拡がっているように感じています。フォトナによる「たるみ治療」と言えば、反響がとても大きかった私のビフォーアフター写真。私自身がたるみ改善のために行っていた施術を正式にメニュー化したのが、フォトナ『中・下顔面たるみ改善5Dコース』です。長いので、別名で『院長たるみ改善コース』と読んでいます。その後、私の写真をご覧になった多くの患者様が、フォトナの効果を信用してたるみ治療を続けてく
少し前の記事で、注入治療でご高名な岩城佳津美先生(いわきクリニックIC院長)が講師をされた、「こめかみのヒアルロン酸注入」をテーマにしたセミナーに参加したことをご紹介しました(記事は⇒こちらです)。大変勉強になり、さっそくその後の診療に活かしています。今回は、その「こめかみのヒアルロン酸注入」のモニター症例をご紹介します。さっそくですが、「注入前」と「注入直後」の状態をご覧ください。(今回なぜ「直後」の写真なのかについては後述します。)注入したヒアルロン酸は合計3
「若返りたいけど何の施術を受けたらいいのかわからない」という患者様も安心してご相談ください。カウンセリングにて患者様のお顔の状態を拝見して、ご希望をお聞きしながら、患者様と一緒に治療方針を考えさせていただいています。今回は、そんな「若返り」を希望されて当院にお越しくださった患者様をご紹介します。ご紹介するのは60代半ばの患者様です。お顔を拝見すると「たるみ」と「しわ」が目立つ状態でした。たるみやしわには、いつもご紹介しているレーザーの『フォトナ』もとても効果的なマシンですが、今
(つづき)幅のある瘢痕組織や皮膚腫瘍を切除するときに無視ができないのが、『ドッグイアー』いう皮膚の状態です(下の模式図に「イアー」と書いてあるので、「イヤー」ではなく「イアー」と表記します)。直訳すると「犬の耳」ということになりますが、ここでの意味は、「皮膚を切除して1本の傷に縫い合わせたときに、傷の両端に生じる膨らみのこと」を言います。私がこのドッグイアーを患者さんに説明するときにお見せしている模型です。右端の赤い→の部分の膨らみの部分がドッグイアーです。左の
前に、みかこクリニックで『ショートスレッド』を導入し、自分の顔でハーフサイドテストを行っていることをご紹介していました(その記事は⇒こちらです)その時のブログ記事では、ちまたでよく『口横ポニョ』と表現されている、マリオネットライン上の膨らみに対し、ショートスレッドを105本挿入し、変化がでたことまでお伝えしました。ハーフサイドテストですので、左右を見比べてみてください。その続報ですが、上の写真のあと、さらに50本追加しましたので、結果をご覧ください。
先日から何度かご紹介している『マイクロンジェットニードル』。色々と試した結果、下眼瞼にマイクロンジェットニードルで注入すると、内出血が出にくく、施術後のダウンタイムがとても軽くなります。ダウンタイムを軽くしたい患者様には積極的に使っていきたいと思います。ちなみに、『ナノソフトニードル』という名前の似た製品が他社からの発売されていたので、取り寄せて試してみたのですが、パッケージが異なるだけで、使用感も全く同じ製品だと思いました(確認はとれていません)。ナノソフトニードルの方が少ない