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オーストラリアから帰ってきた家族からの、カンガルージャーキーです。オーストラリアにいくと、なんとなく、カンガルー肉とかワニ肉とかをお土産に買ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、ジャーキーがというのではなく、動物検疫シールが欲しくて、リクエストしたものなんです。日本では肉と肉製品ほかの輸入は厳重に管理されていますので、子どもたちと海外旅行した際にも、動物検疫や植物検疫について、おうちの方からも教えていただければと思います。一人で海外旅行する若者になったとき、うっか
今日は栃木県へ。ほとんどの水田に水が入り、田植えが終わっています。たくさんの人々の働きによって、私たちはお米を食べることができますが、そのスタートです。水が入った水田には稲の苗も映り、また空の雲や、周囲の家々も映っていました。この水田の奥の方、黄色くなっているのは麦畑です。農大稲花小の子どもたちも、田植えをしたり、ペットボトルでイネを育てたりする経験を積み重ねていくことでしょう。
遠くからも目立つ、直径10センチメートルはあるフワフワとしたボール状のもの。いくつもあります。近寄ってみると、クレマチスの種でした。そういえば、春から夏、ずっと次々にクレマチスの花が咲いているのを楽しませていただいた場所でした。フワフワと風で飛ぶのでしょうか。クレマチスは通常、挿し木などで増やします。発芽させることもできますが、種からでは開花まで中々の時間がかかるようです。とはいえ、新しいクレマチスを育種したいようなときは、人工授粉し、種をとり、播種して選抜することになるのでしょう
スモークツリー。昨年のこの時期もご紹介しました。和名はケムリノキ煙の木ですね。葉っぱの色もきれいです。実はこのお宅、珍しい樹木をいろいろとおもちで、通りかかるのが楽しみ。通勤路やお散歩の道沿いに、そのような園芸趣味が合う(と勝手に考えている)お庭があると幸せです。中には、通りがかりの人の知りたい気持ちに応えて、植物名の札をつけている方もいらっしゃいます。お庭のあるお宅であれば、お子様と植物に名札をつけるのはいかがですか。植物の名札から連想したことですが、学んだことを定着
モミジの花は目立たずに終わってしまいましたが、今は種を見ることができます。正式には翼果。翼の中に種が入っています。これはイロハモミジかと思いますが、ピンク色の翼果が目をひきます。秋になってすっかり茶色くなってから、くるくると回りながら落ちてきます。葉っぱも秋になると色づくので、それも楽しむことができますね。若楓などは初夏の季語ですが、若もみじや青もみじは季語としては厳しいようです。もみじというと紅葉と書いて、色づいた葉っぱのことを示す場合も多くあります。一方、カエデもモミジ
タンポポの綿毛は、大人になっても魅力的です。「タンポポドライフラワー」などのキーワードで調べると、綿毛を上手に保存して、素敵なオーナメントを作っている方も多いのですね。そのコツは、綿毛の開く前に切り取って、室内で開かせることのようでした。それを知ってから農大稲花小でも綿毛を保存して、子どもたちに見てもらったことがあります。子どもたちの関心は、綿毛を吹き飛ばすことにありましたが。きれいな容器に入れてもいいかと思います。切り取って保存。茎は全部切ってしまってもいいでしょ
子どもが喜ぶ変な?名前の植物としては、ナンジャモンジャだけでなく、シランがあります。そして、ナンジャモンジャとちがって、シランは都内でもよくみることができます。この花の名前は?知らんだけでも、子どもは結構楽しめるのですね。正式には紫蘭からのシラン、ラン科です。丈夫で、露地でも越冬し増えていきます。知りませんでしたが、種子を播くと稀に発芽することがあるそうです。稀に発芽って?と思われるかもしれません。ふつうは、播種すれば種が発芽するのですが、ラン科の植物の場合は違います。ラ
カクレミノという植物です。日陰でもよく育ちます。このカクレミノは、天狗のもつという隠れ蓑の形に似ているからの命名とのこと。それを着ると姿を消すことのできる「隠れ蓑」を天狗から奪い、調子に乗って男が悪さをする。しかしそれを焼かれてしまい、その灰を身に付けてまた姿を隠すが、水がつくことでばれてしまうというお話は、絵本などでもあるかと思います。齊藤竹善氏の研究(概要)を読むと、隠れ蓑だけでなく隠れ笠であったり、天狗からではなく鬼からであったりと、このストーリーにも変遷があり、それぞれに理由があるとの
イタドリのジャム(和歌山県産)です。茎を煮て、レモンとコニャックをちょっと加えたそうです。緑色も珍しく、おいしく味わいました。イタドリはタデ科の雑草。漢字では茎のトラの斑点のような模様からか虎杖と記され、和名イタドリは若葉が傷薬になって痛みを取るからだとのこと。枕草子にも登場するとあるので調べてみると、「見るにことなき物の、もじにかきてことごとしき物、いちご。つゆくさ。水ふゞき。くも。くるみ。.......いたどりは、まいてとらのつえとかきたるとか、つえなくともありぬべきかほつきを
タバコの葉に含まれるニコチンには依存性があり、一度、喫煙の習慣がつくと、禁煙は難しいのです。以前は、家庭でも、食事中でも、乗り物の中でも、会議中でも、タバコを吸う人がいて、それが普通だったなどとは、今では信じられませんね。しかし、タバコの健康被害が知られるようになり、喫煙者は減っています。一方、農業としては、かつては畑で栽培する葉タバコは大切な作物の一つでした。そして、神奈川県秦野市は、鹿児島県(国分)や茨城県(水府)などとともに、葉タバコの有名な産地でした。私たちはインフルエンザウイ
線路際のイタドリの花。根は生薬の虎杖根として、下剤や利尿などに処方されるそうです。春の若芽は皮をむき、茹でて食べます。生でも食べられますが、(ホウレンソウなどと同じく)シュウ酸が含まれるので、取りすぎには注意が必要です。そして、その若芽をスカンポ、あるいはスイバともいうのは、葉っぱの酸っぱさからきているわけです、同じ仲間にスイバという別の植物があり、スイバをスカンポと呼ぶこともあるだけでなく、さらに似た植物にギシギシがあるので、区別は簡単ではないです。北原白秋作詞の童謡「酸模(すかん
昨日は、久しぶりに農大へ。グリーンアカデミーで授業をしました。受講生の中に、20年以上前の卒業生がいて、びっくり。「先生」って声をかけてくれたので、とてもうれしかったです。もちろん、お名前も、卒論のテーマ(扱ったウイルスの名前)も憶えていますよ。とてもいい笑顔が素敵でした。帰り道には、大分県産大葉のポテサラなるものを成城石井で発見。大分県でニラと大葉の栽培と販路拡大にがんばっている卒業生を思い出して、これも買いました。農大稲花小の卒業生が大きくなって、それぞれに頑張っている様子を見る日が
7月になると朝顔市も行われますが、公園や空き地に咲くヒルガオは5月には見られます。花は可愛いですが、地下茎でも繁殖するので、駆除となるとこれも難しい場合が多いようです。ヒルガオは朝から昼過ぎまで咲いていますので、見かけることも多いでしょう。アサガオは夜の長さを感じて開花しますが、ヒルガオは5月には開花するので、開花のメカニズムは異なるのかもしれません。
ばら寿司とちらし寿司。ばら寿司?それってちらし寿司じゃない?家族でも意見は分かれます。ちらし寿司は寿司飯の上に具を乗せ、ばら寿司は寿司飯の中に混ぜ込みかつ上にも散らすことがある、が定義らしいです。関西人はばら寿司と、関東人はちらし寿司という説もあり、関西出身者に聞いてみると、その傾向はあるように思えました。ひな祭りからはじまり、しばらく続くお花見や家族の集まり....おしゃれなお弁当やお料理も工夫されていますが、ばら寿司orちらし寿司、それからお稲荷さんなども登場したら楽しそう。
「かきねのかきねのまがりかど」で始まる童謡「たきび」の2番は、「さざんかさざんかさいたみち。たきびだたきびだおちばたき」と続きます。1952年から約50年にわたって教科書などにも登場していたという童謡です。今では法律や各地の条例で野焼きは原則禁止ですが、私が子どものころは庭で落ち葉や紙ごみなどを焼くこともあったのを、その匂いとともに思い出します。さざんか(山茶花)が咲く時期になると、どうしてもこの童謡を思い出してしまいます。2番は「しもやけおててがもうかゆい」で終わり
アンドラ公国のお話をもう少し。IwanttogotoAndorraという1960年代アメリカのフォークソング、というよりプロテストソングでしょうか、を聞かせてもらいました。アンドラでは一人当たり5ドルちょっとの軍事費で軍隊もなく、小さな国で皆が平和に暮らしているとして、ベトナム戦争に反対したピート・シーガーという歌手の歌でした。もちろん現在でも軍隊はなく、小さな国にふさわしく国会も一院制、28議席だそうです。パスポートコントロールはとくにありませんが、希望すればパスポートにスタ
ツタバウンランも元気です。上(2枚)そして下(3枚)の唇のように閉じて見える唇形花をもっています。ここに昆虫が止まって重みがかかると、唇が開くという複雑な動きをするそうです。どうやったら確かめられるか、考え中ですが。また、スミレと同じく、蜜を溜める距(きょ)という袋もあります。昆虫はこの距の蜜がほしくてやってくるのですね。ウンラン(海蘭)というの植物は別にあり、海辺に生えています。この花に似ているというということで、他にもマツバウンラン(松葉海蘭)という植物もあります。私たちは
インカカタバミです。紫色で特色ある三角形の葉っぱです。葉も花も、雑草のカタバミより大きいので鑑賞用ということもうなづけます。学名はOxalistriangularis、三角形ということが種名にも強調されています。Oxalisの方は、この属の植物から発見(単離)された酸シュウ酸にoxalicacidの名とつながります。シュウ酸は例えばホウレンソウにも多く含まれており、茹でてから食べるのはこのためです。
タツナミソウ、シソ科です。この仲間もいろいろあるので、こまかい種はわからないのですが。タツナミは立つ浪です。強い風に波が白く立つ様子からの命名のようです。波と浪は区別して使われていることが多く、海や川の水の波だけでなく、海とも皮とも関係のない浪人、浪費、放浪などでも使われていますね。不安定に揺れる様子がイメージされます。このタツナミソウは乾燥にも強いようで、あるお宅の塀の割れ目の何か所からか育っていました。
一重のサザンカと八重のサザンカとがあります。基本的には花の構造については、ABCモデルと言われる3つの遺伝子グループが決めていることが知られています。Aグループは萼、AグループとBグループで花びら、BグループとCグループで雄蕊、そしてCグループが雌蕊を作るのです。八重咲では雄蕊がCグループの変異により働きが無くなったり弱くなると、その分をAグループが補い、結果として雄蕊が花びらになる例が多く知られています。雄蕊が無い(あるいは十分な発達でない)ことにより、花粉もできなくなります。
スミレの花の季節は終わり、最近は紫色が可愛いスミレの花を見かけません。しかし、スミレをよくよく見ると、緑色のつぼみのようなものがあります。これは、スミレの閉鎖花といわれるもので、いわゆる花とは違って、開花することはありません。この蕾の中で受精が行われ、種ができます。これは車道に生えているところをずっと観察しているスミレです。4月6日の本ブログにも登場しました。よく見ると閉鎖花があります。触ってみるとちょっと固め。この閉鎖花がこれからどうなっていくのか、また中はどうなっているのか、
東京農大世田谷キャンパスの中庭には大きなメタセコイアが何本かあります。これを見上げると、世田谷区にいるというよりは、森の中にいるような気持ちを味わうことができます。メタセコイアは成長が速い木で、以前、ある教授が「僕が学生だったときはこんなに大きな木は無かった」とおっしゃていたのを思い出します。樹齢何百年かと思ってしまいそうですが、数十年というところのようでした。さて、メタセコイアには雄花と雌花があります。受粉すると松ぼっくりと読んでしまいますが球果ができ、その中に五穀米などに入っている
ナズナです。アブラナ科の雑草ですが、三角形の実が、三味線のバチに似ているので、三味線をぺんぺんと弾くことの連想からぺんぺん草とも呼ばれます。この三角形、三味線のバチと見立てるのは日本ですが、英語では羊飼いの財布と言うそうです。羊飼いはどんな財布をもっていたのでしょうか。お金をあまりもっていそうもないのに.....。ナズナは春の七草の一つでもなり、また生薬の材料ともなります。冬のロゼット状の葉っぱを採集して食べるとおいしいそうなのですが、慣れない私たちは花が咲いてぺんぺん草になってよう
これはアカツメクサ(あるいはムラサキツメクサ、アカクローバー)。クローバーの仲間です。より多く見かけるのは、シロツメクサ(シロクローバー)かもしれません。両方とも花の色が違うだけで、似ているようにも思えますが、アカツメクサとシロツメクサは単なる色違いではなく、植物としては違う種類(種)です。江戸時代にオランダから輸入された貴重品の緩衝材としてこのクローバーが使われていたから、詰草の名があります。四ツ葉のクローバーを探したことのある方も多いことでしょう。クローバーの仲間はマメ科ですので
ヒアリのように侵入してきたというと、この季節から目立つ雑草にナガミヒナゲシがあります。1960年代ごろから見られるようになったもので、観賞用として日本に入ってきたとされているだけあって、確かに、雑草にしては花も美しいので抜こうという人も少ないのでしょう。すでに、全国に分布しています。ケシ科でケシpoppyの仲間ですが、ヒナゲシやオニゲシは鑑賞のために栽培してよいことになっています。ヒナゲシは虞美人草とも言われますが、夏目漱石による小説に「虞美人草」というのがあります。スタジオジブ
ドクダミの花があちこちに見られます。といっても、この白い花びらのように見えるのは花びらではなく、葉が変化したもので総苞と呼ばれます。花は穂のようになっているところについていて、小さいものです。生薬として十薬の名があり、(馬の)10種類の病気に効果があるから、とされているそうですが、人間のためには利尿や抗炎の薬となっています。ベトナムではドクダミが野菜として、いろいろな料理の付け合わせとして登場します。ほかのハーブなどとともに生のまま、大盛です。ただ、臭いとは感じません。ベトナムから東京農大へ
リンゴは、種子で繁殖すると親と異なる性質をもった子孫が出てくる可能性があるため、接ぎ木などの栄養繁殖を行います。植物の一部を切り取り、そこから再生させる方法です。リンゴの『ふじ』も栄養繁殖で増やされたもので、いわば遺伝的には同一のクローンといえます。リンゴの栄養繁殖においては、病害虫に強かったり、増殖が容易で成長がよい台木を活用して接ぎ木をします。リンゴではバラ科ではあるが、リンゴではないマルバカイドウMalusprunifoiaが多く使われてきました。これは、カイドウの仲間ですが、
とち餅です。これは山形から。餡が包まれています。トチノキとその仲間は、日本だけでなく、ヨーロッパでも街路樹になったりしています。マロニエと呼ばれるものも、その仲間です。ただ、その実のアクを抜いて食べるという文化は、日本に特有だそうです。日本では縄文時代から食べてきたことが知られますが、実を水にさらしたり、半月以上かけてアクを抜くなど、大変な手間がかかる食品です。餡を入れた菓子だけでなく、雑煮用のとち餅にする地域もあります。子どもたちの読む「モチモチの木」はトチノキの巨木。その実で作っ
数日間南紀・熊野古道を歩いてきました。ここは、日本で一番長い砂礫海岸である七里御浜海岸です。熊野市から紀宝町にかかる海岸で、およそ22㎞もあるそうです。熊野川の山間から熊野灘までのあいだにつるつるになった小石がたくさんある浜で、私などが慣れ親しんだ房総の砂浜とは異なる風景が見られました。砂礫海岸なので、波が来ても海の水が澄んで見えるのも、珍しく思いました。この七里美浜は「熊野参詣道」の一部として世界遺産となっています。すぐそばには、大谷翔平選手が触った丸石で有名になった花窟神
全身が黒いヒツジもいますが、顔だけ黒いヒツジの種類もあります。サフォーク種(Suffolk)は、イギリスで作られた品種で、顔に毛が生えていないので黒い顔をしています。脚も黒いのです。イギリスのおもちゃでも、このサフォーク種が登場していました。肉用種で、北海道のジンギスカン鍋屋さんでも、うちではサフォーク種を提供しています!とわざわざ書いているところもあるので、ありふれておらず、かつおいしいのでしょう。ひつじのショーン(ShauntheSheep)はやや脚が長い気がしますが