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こちらは、ブドウの品種「藤稔(ふじみのり)」。ブドウの産地ではなかった神奈川県藤沢市でこの品種を作った農家が、藤沢に稔るという命名をされたといいます。一粒20gから30g近い大粒で、かつ、種なしという素晴らしい品種です。ゴルフボールくらいと言われますが、黒紫のつややかな果粒は、小さなスモモくらいのイメージといってもいいかもしれません。この品種は最初は種ありでしたが、アグレプト処理とジベレリン処理でうまく種なしにするという研究は、東京農大の教員と神奈川県にある卒業生の農園でも行われたそう
沖縄県那覇市の公設市場で。ヤマクニブー(モロコシソウ)です。沖縄では古くから衣類の虫よけなどに使ってきたそうです。6月下旬から7月中旬まで収穫し、蒸してから乾燥させ、これを衣類の間などにおいて虫よけにしたり、香りを楽しんだりします。お土産用には香い袋も売られているとか。和名「モロコシソウ」ですが、これは唐土から来たということになります。ただ、それは誤解だそうで、日本に自生しているサクラソウ科の植物です。花が咲いた後、画像でも白く見えているような蒴果(実)が付きます。ヤマクニブー
全身が黒いヒツジもいますが、顔だけ黒いヒツジの種類もあります。サフォーク種(Suffolk)は、イギリスで作られた品種で、顔に毛が生えていないので黒い顔をしています。脚も黒いのです。イギリスのおもちゃでも、このサフォーク種が登場していました。肉用種で、北海道のジンギスカン鍋屋さんでも、うちではサフォーク種を提供しています!とわざわざ書いているところもあるので、ありふれておらず、かつおいしいのでしょう。ひつじのショーン(ShauntheSheep)はやや脚が長い気がしますが
ニガウリが実っています。まだ小さいですが。ニガウリとも、ツルレイシとも、ゴーヤとも言いますが、沖縄ではゴーヤーというようです。考えてみるとニガウリチャンプルーとはいわず、ゴーヤチャンプルーといいますね。夏の日よけ緑のカーテンとして育てているお家も見られます。白いゴーヤもありますし、品種もいろいろです。沖縄県で育成された品種群星(むるぶし)というのもあります。昴(すばる)のこととのこと。いい名前だと思いませんか。ただ、現在、沖縄県では特殊害虫セグロウリミバエが発生
東京農業大学第一高等学校の桜花祭行ってきました。まず、農大稲花小学校をこの3月に卒業して中等部に進学した子どもたちに会うことができて幸せ。保護者の皆様とも久しぶりにお目にかかれてうれしい。お声をかけてくださることに、感謝です。さらに、子どもたちも保護者も、一中って楽しいです、と口々に言ってくれたのにも、感激しています。中等部以外に進学した子どもたちが来ていて、お互いに旧交を温めていたのも素敵なことです。在校生も保護者とともに、桜花祭に来て、中学生や高校生の活動を見たり、稲花小からの先
農大稲花小の授業で以前に、子どもたちに寿司桶を見せたことがあります。たらいじゃないの?という子どもたちは、流石です。今どきの子どもは寿司桶どころか、たらいも知らないのではないかと思っていたので。一方、それでは桶と盥はどこがちがうのでしょうか。一般には桶の方が深く、たらいの方は浅いです。また、一般に桶は水などを入れたり溜めたりするのに使いますが、たらいは洗濯したり、洗面したりするのに使うのが普通ではないでしょうか。ただ、例外は寿司桶で、桶とはいいますが、たらい並みに浅いです。水などを溜める
枯れ蓮(かれはちす)あるいは蓮の骨とも言われる、枯れた蓮。葉が茶色くなり、折れた姿を池の縁に見ることができます。冬の季語です。シャワーヘッドのように見えるのは、花の後にさらに成長した花托です。この穴に種が入っています。青い実であれば、茹でたりして食べることができます。黒くなってからはもう硬すぎますが。主に花を楽しむために栽培する品種と、レンコン(蓮根)を収穫するのが主な目的の品種がありますが、レンコンは蓮の根ではなく地下茎です。節のところから細い根がでているのも見ることができます。
どこでも市場巡りは楽しいものです。野菜、果物、お肉、お魚、見飽きることはありません。最近はキノコにも注目。東南アジアでは生の謎な色や形のキノコがありましたが、こちらでは、乾燥品が多いようです。ペルーはリマの市場で。農大稲花小の子どもたちも、キノコの研究者である理事長からキノコ学入門の手ほどきを受けています。
今日はまず、お目にかかる方があり大学へ。その後もちろん、小学校にも行きました。校長先生、副校長先生、そして4月から新任の教頭先生が、しっかりと農大稲花小のためにお働きいただいているのを改めて知り、安心しました。また、小学校で大事なお役をしてくださる事務室のベテランメンバーそして新しいメンバーにもお目にかかれました。やっぱり、農大稲花小は、私にとって大切な場所です。実は3時過ぎても小学生が歩いてこないな、と世田谷キャンパスで思っていたのですが、今日は先生方の研修日で子どもたちはお休
昨年3月、農大稲花小の多くの第一期生が内部進学制度により東京農業大学第一高等学校中等部に進学しました。中等部は中学受験においても上位校であり、今年は理科室なども新たに整備されるということでさらに倍率が高くなるようです。農大稲花小から進学した子どもたちは、外部から入学してきた子どもたちとともに、同じ中等部の生徒として、お互いの得意なところを活かしながら楽しく学校生活を送っているとのこと。子どもたちや先生方から中等部での様子を知らせてもらうたびに、うれしく思ったり、安堵したり。私も大昔ですが
基本的には勝手に海の生き物を採取することができません。潮干狩りでは、場所や日時、料金を払って持ちかえっていい量も決まっています。貝殻やシーグラスについては、個人の楽しみの範囲でマナーを守って拾うことについてはよさそうですが、一方で、海岸保全区域や自然公園などを中心に、砂や石を含めた持ち出しが禁止されている場所もあります。また、有毒なクラゲが打ち上げられていたり、安全ではないゴミが落ちていたりもします。ですから、貝殻拾いに適した海岸について調べておくことは必要でしょう。少しずつ拾ったり、
ヨウシュヤマゴボウも身近にみられる雑草ですが、今はまだあまり目立ちません。しかし、秋になるとブドウのような実が実るので、子どもたちは興味を持つかもしれません。これも、植物をむやみに口や目に入れないという原則を教えておくことが大切です。ただ、大人の言うことがきけないなどの子どもの特性や、理解が難しい幼児などがいる場合は、ブドウのような果実は除去するなどの工夫が必要かもしれません。しかし、厚生労働省の「自然毒のリスクプロファイル自然毒のリスクプロファイル|厚生労働省」を見る
対ブラジル戦で注目のヒューストン。成田からヒューストン国際空港に飛んだことがあります。正式にはジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港といい、略号はIAHでした。着陸1分前のフライトマップです。私の年代ですと、ヒューストンというとNASA宇宙センターの管制センターが思い出され、ヒューストン管制センターからアポロ11号司令船コロンビア号への「コロンビア号、こちらヒューストン」というフレーズが印象に残っています。「Columbia,Houston!We'restanding
保育園児だった子どもと家族でイギリスにいた短い期間、たくさんのマザーグースを中心として童謡を覚えました。その一つが、Baabaablacksheepです。ヒツジがbaabaaと鳴くなんて日本では習ったことが無かったし、とれた毛糸はご主人様たちだけでなく、小径の奥に住んでいる小さな男の子にもあげましょうoneforthelittleboywholivesdownthelane、その最後のlaneも小径とわかるまでにrainと区別ができなくて、最初は意味不明でした。
「瓜売りが瓜売りに来て瓜売れず、売り(瓜)売り帰る瓜売りの声」という早口言葉があります。発声練習などに使われるでしょう。この場合の瓜は、キュウリ(胡瓜)でもスイカ(西瓜)でもなく、メロンでもなく、多分、マクワウリかな。これは以前、卒業生が研究室にプレゼントしてくれたマクワウリです。自分の畑で栽培したとのことでした。さっぱりとした甘みがうれしく学生さんと皆で味わいました。古来から食べられてきたウリで、また、今、味わっているメロンの改良にも使われたものです。多分、食べたことのある人はあ
むべというのは古語で、なるほどという意味だそうです。むべなるかな、という言い方もありますね。そのとおりですね、という意味になります。こちらは植物のムベ。目立たないですが花が咲いています。町の中でフェンスに絡めているのを見ました。アケビの仲間です。秋になると実がなる(はず)です。天智天皇が子だくさんの老夫婦に長生きの理由を尋ねたときの答えがこの果物。一口食べた天智天皇が「むべなるかな」と言い、献上品になったため、ムベという名前になったとのことでした。ムベは漢字では郁子、別名は「
遠くからも目立つ、直径10センチメートルはあるフワフワとしたボール状のもの。いくつもあります。近寄ってみると、クレマチスの種でした。そういえば、春から夏、ずっと次々にクレマチスの花が咲いているのを楽しませていただいた場所でした。フワフワと風で飛ぶのでしょうか。クレマチスは通常、挿し木などで増やします。発芽させることもできますが、種からでは開花まで中々の時間がかかるようです。とはいえ、新しいクレマチスを育種したいようなときは、人工授粉し、種をとり、播種して選抜することになるのでしょう
紅大豆酢漬けのレシピが紹介されていたので、早速。オーブンを使って炒ってから甘酢に漬けます。最初は硬くて、歯があぶない!と思うほどでしたが、少し煮たところ、柔らかさも甘さもちょうどよくおいしくなりました。赤いのでちょっと見ると大豆のようには見えません。そんな楽しい在来品種山形県の紅大豆でした。農大稲花小の給食でも、珍しい食材、知らない品種などが登場するとワクワクしました。普段とは違う食材が登場すると楽しい、と子どもたちが思ってくれるとよいのですが。
イチョウの続く街路樹、その一本がヤマボウシでした。赤い実がなっているので気づきました。春にはハナミズキにも似た白い花を咲かせていました。実際に花に見えるのは、四つの先のとがった苞なのですが。秋になると、なんだか惑星のような実がつきます。甘くておいしいそうですが、まさか、街路樹からもいで食べることもできませんね。また、この実が落ちると、道路が汚れるというので、嫌がる方もいらっしゃるということでした。(ということで、落ちたらすぐ拾って味わうしかないかもしれません。)これから実りの秋
三月は弥生。私たちも「いよいよ3月だ」とか「いやがうえにも盛り上がる」などと言いますが、弥生の弥の字には、いよいよとか、ますますという意味があり、弥生というのも、いよいよ、ますます草木が生えることから来ているそうです。弥生といえば小学校でも習うのが弥生式土器です。これは東京農大の教授を務めたこともある白井光太郎や友人たちが、1884年に(場所は今でははっきりしないようですが)東大構内付近から発見したのが最初です。東大農学部の住所は今でも文京区弥生ですが、この地名にちなんで弥生式土器とな
葉ボタンの花もにぎやかです。葉ボタンの学名はBrassicaoleraceaで、その中には青汁に使うケール、カリフラワー、キャベツ、芽キャベツなどが含まれています。結球しないキャベツともいえるケールに一番近いかもしれません。丸葉系、縮緬系をはじめ、様々な系統・品種があります。お正月からしばらくは葉の美しさを楽しみ、この季節は(花を目的として育てている人は多くないでしょうが)花も楽しめます。大切なのは、アブラナ科ですから花びらが4枚、十字になっているところです。これは子どもたちに
以前にもご紹介したかと思いますが、これは海苔入れ。塗り物風で、お醤油を入れるくぼみがあり、蓋もあります。日本の多くの旅館では、朝食に必ずといっていいほど海苔を提供していたので、このように特化した容器も発達したのだと思います。旅行すると、この宿ではどうなっているかな、と興味津津なのですが、最近はビュッフェ式朝食が人気ですし、海苔も味付けになっていたりして、海苔入れで提供される確率は減ってきている感じがします。一方、こちらは、会議の昼食としていただいた海苔弁。包み紙に「海苔弁」と明
瓜売りが、からの連想ですが、ウリというともう一つ、トウガンがあります。トウガンは冬瓜と書くことから、なんとなく冬の野菜のように思いますが、夏が旬。ただ、夏から冬まで日持ちするので冬瓜の名があります。旬である夏に出汁と合わせて冷たくしたトウガンのお料理です。ナス、トマト、左下がトウガン、右下はハモです。お魚のハモ(鱧)も夏が旬の一つで、夏鱧として喜ばれます。ただ、関東地方では、お料理屋さんでないと見かけないのではないでしょうか。
こちらもワルナスビと同じく、ナス科の雑草。比較的新しく侵入したアメリカイヌホオズキ、あるいは、古くから日本にあるイヌホオズキかもしれません。この仲間はよく似ているので、ここではイヌホオズキの仲間としておきましょうか。空き地などでたくさん見かけ、都内では緑のままで越冬し、暖かくなるとすぐ開花、結実しているようです。ソラニンを含み有毒とされているのですが、ケニアに行った方に聞くと、ケニアではイヌホオズキを料理して食べるとのこと。調べてみると、ケニアにおける伝統的な利用法についての論文もあり
赤大根と呼ばれるもの。皮が赤くて中も赤い大根と、皮が赤く中は白い大根との両方があります。これは三浦市特産とされるレディーサラダ。外が赤く、中が白い。名産の三浦大根に海外の品種を交配・改良して開発されたとあります。他社からは、紅化粧という名の、同じく外が赤く、中が白い品種も出ています。大根は本当に種類が多いので、面白い野菜の一つです。農大稲花小では1年生がハツカダイコンを育てることがあります。これも、外が赤く中が白っぽい。このようなカラフルなダイコンは、クリスマスなどに使ったらいいか
ワライカワセミに続き、鳥つながりでオウムの話。アマゾン川でバードウオッチングをした時のこと。たくさんのオウムを見ました。ただ、ガイドさんの英語では、ParrotとMacawで区別されているのです。オウムのように見えるので「Parrot?」と聞くと、「違います、Macaw」です、というようにきっぱりと。まず私は、Macawという英単語を知らなかったところからスタートでした。そして、Macawは生涯夫婦で連れ添う単婚制なので、2羽で飛んでいればMacaw、群れで飛んでいたらParrotだと
これは、カンボジアはプノンペンの市場で見かけたカボチャ。切って、中を見せて売っているお店も多くありました。これはミャンマーやベトナムでも同じです。日本ではあまりないですが、カボチャの当たり外れがあるのでしょうか。カボチャ(南瓜)は南米原産ですが、大分県に漂着したポルトガル人によってカンボジア経由で日本にもたらされたのは16世紀ごろ。カンボジアに絡めてカボチャになったとされています。鎖国前にはカンボジアに日本人町もあったそうですし、17世紀にはアンコールワットを訪ねた日本人もいたこと
無理難題を解決するという物語や神話は、かぐや姫をはじめ、考えてみるといくつもあります。無理難題を解決できる人だけがお姫様と結婚できたり、王様になったり、と。無理難題を解決して主人公の成長を期待するとともに、無理難題を解決できるスーパーヒーローを期待するということもあるのでしょう。ほら貝に蟻を使って糸を通すという話は、ギリシャ神話にもあります。ミノス王に疎まれて他国に逃げたダイダロス。彼は知恵者としても知られていました。他国に逃げた彼を探し出すために、ミノス王は海の神トリトンのもつほら貝に糸
ドウダンツツジも咲いています。冬にはきれいな紅葉がうれしく、今の時期は、スズランのように可憐な花が可愛いです。花が無い時期は、枝物としてアレンジメントに活用されるそうです。ツツジ科ですが、これから咲き出すツツジとはかなり様子が違いますね。ドウダンツツジの名は、燈台躑躅から。トウダイが訛ってドウダンになったとのこと。もちろん、海辺の灯台ではなく、昔、室内で油を燃やして灯りにするために使われていた燭台に由来するそうです。(どこが燈台なのか。枝の別れ方が燈台の台に似ているからと書かれて
パイナップルに限らず、都内でも、ブーゲンビリア、ストレリチア、そのほか熱帯・亜熱帯性の植物が露地(室内でない場所)で冬越ししているのを見かけます。夏になって花が咲くと、熱帯風の雰囲気も。これは、都内で見かけたブーゲンビリア。2メートル以上の高さにまで育っていました。地球温暖化の影響か、ヨーロッパではワイン用のブドウがイギリスでも栽培できるようになったとか。地理の授業では、日本のミカンの栽培北限、リンゴの栽培南限などを取りあげることがあります。ミカンの産地は、九州から愛媛、和歌山、