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いつだったかの年末に行った弥彦神社。見事な朱塗りの一の鳥居です。両部鳥居という形式で、両側にそれぞれ1本ずつある中心になる柱(親柱)はそれぞれ2本の柱(稚児柱)が支えています。向かって左側の3本の柱を見ていただきますと、真ん中の柱(親柱)は白く見える石の上に立っています。よく見ると、この石と親柱の間は5センチほどの隙間があります。すなわち、親柱は浮いているんです。その理由はいろいろと書かれていますが、どれが本当かな。とても珍しいと思いませんか。珍しいものを見るのは大好きです。
線路際のイタドリの花。根は生薬の虎杖根として、下剤や利尿などに処方されるそうです。春の若芽は皮をむき、茹でて食べます。生でも食べられますが、(ホウレンソウなどと同じく)シュウ酸が含まれるので、取りすぎには注意が必要です。そして、その若芽をスカンポ、あるいはスイバともいうのは、葉っぱの酸っぱさからきているわけです、同じ仲間にスイバという別の植物があり、スイバをスカンポと呼ぶこともあるだけでなく、さらに似た植物にギシギシがあるので、区別は簡単ではないです。北原白秋作詞の童謡「酸模(すかん
オーストラリアから帰ってきた家族からの、カンガルージャーキーです。オーストラリアにいくと、なんとなく、カンガルー肉とかワニ肉とかをお土産に買ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、ジャーキーがというのではなく、動物検疫シールが欲しくて、リクエストしたものなんです。日本では肉と肉製品ほかの輸入は厳重に管理されていますので、子どもたちと海外旅行した際にも、動物検疫や植物検疫について、おうちの方からも教えていただければと思います。一人で海外旅行する若者になったとき、うっか
熊のお肉のスープとともに、メインの一つでトランペット茸(クロラッパタケ)を味わいました。お魚の上に載っている黒いものがトランペット茸です。マツタケと同じように菌根菌であり、栽培できません。フランスでは死者のキノコとも呼ばれているそうです。とはいえ、猛毒だから、いうことではありません。まずはその色(黒)と形(トランペット)からの命名と思われますが、このキノコが多くみられるのが、万聖節(11月1日)、そして死者を思い起こす翌日の万霊節にあたっており、「死者」のイメージはそこから生まれたと
ドウダンツツジも咲いています。冬にはきれいな紅葉がうれしく、今の時期は、スズランのように可憐な花が可愛いです。花が無い時期は、枝物としてアレンジメントに活用されるそうです。ツツジ科ですが、これから咲き出すツツジとはかなり様子が違いますね。ドウダンツツジの名は、燈台躑躅から。トウダイが訛ってドウダンになったとのこと。もちろん、海辺の灯台ではなく、昔、室内で油を燃やして灯りにするために使われていた燭台に由来するそうです。(どこが燈台なのか。枝の別れ方が燈台の台に似ているからと書かれて
ヒアリのように侵入してきたというと、この季節から目立つ雑草にナガミヒナゲシがあります。1960年代ごろから見られるようになったもので、観賞用として日本に入ってきたとされているだけあって、確かに、雑草にしては花も美しいので抜こうという人も少ないのでしょう。すでに、全国に分布しています。ケシ科でケシpoppyの仲間ですが、ヒナゲシやオニゲシは鑑賞のために栽培してよいことになっています。ヒナゲシは虞美人草とも言われますが、夏目漱石による小説に「虞美人草」というのがあります。スタジオジブ
東京の5月の月平均気温はおよそ18〜19℃で、朝夕は肌寒い日もあるし、もちろん日中は暑い日もあるのですが、概ねは過ごしやすい気温となります。また、相対湿度も、冬よりはしっとり、また、梅雨から夏のムシムシよりはさっぱり、とこれも過ごしやすいといえるでしょう。以前、フィリピンのマニラに行っていたころ、マニラのマンションの窓ガラスは遮光が大切で、暑さを避けるために南向きの部屋は好まれないと聞き、日本との違いに驚いたことがあります。最近は日本でも暑くなり、必ずしも南向きがよいとはいえない状況
ばら寿司とちらし寿司。ばら寿司?それってちらし寿司じゃない?家族でも意見は分かれます。ちらし寿司は寿司飯の上に具を乗せ、ばら寿司は寿司飯の中に混ぜ込みかつ上にも散らすことがある、が定義らしいです。関西人はばら寿司と、関東人はちらし寿司という説もあり、関西出身者に聞いてみると、その傾向はあるように思えました。ひな祭りからはじまり、しばらく続くお花見や家族の集まり....おしゃれなお弁当やお料理も工夫されていますが、ばら寿司orちらし寿司、それからお稲荷さんなども登場したら楽しそう。
ツタバウンランも元気です。上(2枚)そして下(3枚)の唇のように閉じて見える唇形花をもっています。ここに昆虫が止まって重みがかかると、唇が開くという複雑な動きをするそうです。どうやったら確かめられるか、考え中ですが。また、スミレと同じく、蜜を溜める距(きょ)という袋もあります。昆虫はこの距の蜜がほしくてやってくるのですね。ウンラン(海蘭)というの植物は別にあり、海辺に生えています。この花に似ているというということで、他にもマツバウンラン(松葉海蘭)という植物もあります。私たちは
ペチュニアに似ているけれど、カリブラコアという花です。ペチュニアとそっくりで、専門家も最初はペチュニアの仲間と考えていたのですが、染色体の数がペチュニアより4本多いことからも、別属であることがわかったそうです。そのほか形態的にも、違うところがいくつかあり、区別できます。日本では学名(属名)そのままでカリブラコアとして売られています。しかし、品種としてはミリオンベルが一番有名かもしれません。ミリオンベルを作出した同じ会社からは、ペチュニアの品種としてサフィニアも販売されています。こちらも有
サルスベリの実、まだやや緑色で未熟ですが..........割って中を見ると羽のある薄い種がすでにできているのがわかります。もう少し辛抱強く待って、しっかり熟したところで種まき用に採ることにしましょう。このサルスベリはちょっと未熟すぎて、硬かったです。でも、中はどうなっているかな、切ってみるとどうなるかな、分解してみたいな、子どもたちの好奇心を満たす機会は日常生活の中でもたくさんあります。野菜や果物を切る時、お魚を切る時、もちろんケーキを切る時、ちょっと声をかけて、子どもにも見
ギリシャにあるコス島というところに、医聖ヒポクラテスがその下で弟子を教えたというプラタナス(スズカケノキ)があり、ヒポクラテスの木と言われています。ヒポクラテスは紀元前400年前後の人ですから、年代的にはヒポクラテスが寄り掛かったかもしれない木と同じとはいえないかもしれませんが、その子孫であっても素敵です。このヒポクラテスの木は、種を取ったり採り木をするなどして株分けされて、世界各地の病院や大学医学部などに植栽されており、日本でも多く植栽されているのを見ることができます。都内にも何本か
線路際で、センニンソウを見つけました。白い花がかわいらしく、さらに、この後にできてくる果実の形が仙人の髭のようでおもしろいのです。ただ、別名で、牛食わず、とか、馬の歯落としとも呼ばれる有毒植物です。根っこは生薬「和威霊仙」ですが、地上部は毒性が強く、茎からの汁で皮膚炎を生じるとのことですので、可愛い花に騙されてはいけませんね。園芸植物としてはテッセン、クレマチスなども同じ属名Clematisをもつ仲間です。子どもたちにはぜひぜひ、いろいろな植物に興味をもってほしいと思います。植物は食
桃の種(に見える部分)を割ってみました。本当の種が出てきます。これをさらに割ると、白いものが出てきます。梅干しの種でいう天神様ですね。漢方薬(生薬)では桃仁(とういん)といいます。ウメ、モモ、あんずなどの種にはアミグダリンという青酸の素になる物質(生産配糖体)の一種が含まれており、たくさん食べると中毒することがあります。青梅を食べてはいけないと言われるのは、青梅では果肉にもアミグダリンが含まれているからです。しかし、青梅も熟すにつれて果肉のアミグダリンが減少し、さらに梅干し、梅酒な
白い小豆もありましたが、赤い大豆にも出会いました。紅大豆®です。Rがついているのは、山形県川西町が商標登録した在来種だからだそうです。赤いから、だけではなく、山形県の紅花にも因んだ名前というところにも、大切にしてされてきた思いが感じられます。ただ、近年は、昔から作られてきた在来種は、栽培する人が少なくなったりして、消えていく心配があります。豆類も同じです。(べにや長谷川商店)炒ってから甘酢漬にもできるとのこと。料理するのが楽しみです。白い小豆、赤い大豆、インゲンマメではパ
タンポポの綿毛は、大人になっても魅力的です。「タンポポドライフラワー」などのキーワードで調べると、綿毛を上手に保存して、素敵なオーナメントを作っている方も多いのですね。そのコツは、綿毛の開く前に切り取って、室内で開かせることのようでした。それを知ってから農大稲花小でも綿毛を保存して、子どもたちに見てもらったことがあります。子どもたちの関心は、綿毛を吹き飛ばすことにありましたが。きれいな容器に入れてもいいかと思います。切り取って保存。茎は全部切ってしまってもいいでしょ
農大稲花小の子どもたちが短期留学でオーストラリアに行くとき、引率者として一番心配だったのがパスポートの管理でした。幸い、紛失はなかったのですが、空港待合室のソファーの下に落ちているなど、ひやりとしたことは1~2回。でも、大人でも、パスポートを失くしたり、置き忘れたりするのですから、それを思えば子どもたちは思いのほかしっかりしていて感心しました。今では子どもたちでも海外に行く時代ですが、私が一番最初にパスポートを取得したのは大学生になってから。今のパスポートより一回り大きなサイズでした。
松の幹に藁が巻いてあります。都立旧古川庭園で。菰(こも)巻きといい、江戸時代から続いている冬の風物詩。本来は、より暖かい菰の中にマツの害虫の幼虫をおびき寄せ、越冬場所として集まっているところを春の啓蟄の頃、菰ごと焼くのが目的でした。しかし、姫路城と周辺の公園の松約300本の菰に、どんな昆虫が集まっているのかを姫路工業大学の研究者が調べたところ、むしろ、害虫の天敵となるクモなど益虫がより多く集まっており、ターゲットとしていた害虫(マツカレハ)の幼虫はいないということが明らかになりました
昨年3月、農大稲花小の多くの第一期生が内部進学制度により東京農業大学第一高等学校中等部に進学しました。中等部は中学受験においても上位校であり、今年は理科室なども新たに整備されるということでさらに倍率が高くなるようです。農大稲花小から進学した子どもたちは、外部から入学してきた子どもたちとともに、同じ中等部の生徒として、お互いの得意なところを活かしながら楽しく学校生活を送っているとのこと。子どもたちや先生方から中等部での様子を知らせてもらうたびに、うれしく思ったり、安堵したり。私も大昔ですが
基本的には勝手に海の生き物を採取することができません。潮干狩りでは、場所や日時、料金を払って持ちかえっていい量も決まっています。貝殻やシーグラスについては、個人の楽しみの範囲でマナーを守って拾うことについてはよさそうですが、一方で、海岸保全区域や自然公園などを中心に、砂や石を含めた持ち出しが禁止されている場所もあります。また、有毒なクラゲが打ち上げられていたり、安全ではないゴミが落ちていたりもします。ですから、貝殻拾いに適した海岸について調べておくことは必要でしょう。少しずつ拾ったり、
春がまだ浅い頃から緑が目についたオランダミミナグサ。ハコベとも似ていますが、花弁の形が違います。ハコベは、先端が深く分かれていて花弁が10枚にも見えるのですが、オランダミミナグサは5枚の花弁の先端が分かれているだけです。そして、とても毛深い。断面を見てみると、その毛深さがわかります。外来種のオランダミミナグサに対して、在来種では花の付き方が少し違うミミナグサがありますが、わが家の近所はオランダミミナグサばかりのようです。
ミャンマーのサカサナマズから、ミャンマーのご飯の紹介。ミャンマー通の先生に連れられて、ミャンマーには何回も出張しましたが、今でも、ぜひ再訪したいと思う国の一つです。幸い、最近は、都内でもミャンマー料理屋も増えています。最近、都内のミャンマー料理屋さんでランチにしたのですが、10組くらいいるお客のうち、日本人は私たちだけ。ミャンマーの人たちに人気のお店のようで、(意味はわかりませんが)飛び交うミャンマー語を聞いたり、メニューのミャンマー文字を見たりしながら、ミャンマーを再訪したような楽
東京農大世田谷キャンパスの中庭には大きなメタセコイアが何本かあります。これを見上げると、世田谷区にいるというよりは、森の中にいるような気持ちを味わうことができます。メタセコイアは成長が速い木で、以前、ある教授が「僕が学生だったときはこんなに大きな木は無かった」とおっしゃていたのを思い出します。樹齢何百年かと思ってしまいそうですが、数十年というところのようでした。さて、メタセコイアには雄花と雌花があります。受粉すると松ぼっくりと読んでしまいますが球果ができ、その中に五穀米などに入っている
先月、電動アシスト自転車に初めて乗りました。2日間のサイクリングのために借りたのです。今までずっといわゆる”ママチャリ”で、大昔には保育園の送迎をしていましたし、今でもお買い物をしたりしています。ですから、自転車は漕ぐもの、電動アシストなんて.....と思っていましたが、やはり楽。サイクリングでも坂道が苦になりません。子どもさんを乗せて、あるいはたくさんの買い物で、これは便利なのだとすっかり目覚めました。今は、電動キックボードで追い越していく人を見ながら、邪魔、邪魔!と思っている私で
ロマネスコです。美しい形で有名になり、スーパーマーケットでも見かけます。味は、カリフラワーといっていいでしょう。小さな形の繰り返しで全体が見えてくる構造をわかりやすく見ることができます。料理するときはバラバラにしなくてはなりませんが、それでも、美しい野菜だと思いませんか。このような繰り返しをフラクタルデザインといいますが、自然界にも見ることができますし、定規と鉛筆できれいな模様として描くことができます。フラクタルではなくても、子どもたちは(大人もですが)繰り返し模様が好
暑くて暑くて、とか、熱がでたかも、というとき何を飲みますか。インドネシアではこのKakiTigaの飲み物があります。Kaki(足)Tiga(3)なので、三本足マークといったところでしょうか。ラベルの模様が三本足を表しています。瓶詰と缶詰がありますが、瓶詰の方が一般的かと思います。普通のコンビニや雑貨屋などで売られているのですが、怪しい飲み物かと思って、インドネシアでの仕事が多かったときもしばらくは試すことはありませんでした。しかし、試しに飲んでみると、ほとんど水のような感じ。成分は、石
香酸柑橘類というとレモンやライムがあります。とはいえ、私が子どものころ、ライムを見たことがありませんでした。それなのに子どものころに読んだ「若草物語」の中でエイミーが学校にライムのピクルスを持ち込み、先生に見つかって窓から捨てさせられただけでなく体罰を受ける話は、忘れられません。ライムってさぞおいしいものに違いないと思いました。私だけでなく「若草物語」でライムを知り、おいしいものだと思った人は多かったようです。なにしろ、「みんな、授業中にも机の陰でしゃぶるし、休み時間になると鉛筆やビー
名前にカネモチとつくので運がよくなるなどと書いてあるものもありますが、クロガネ+モチ。モチはモチノキと同じく、鳥を捕まえるトリモチを作る仲間として。そして、葉っぱが紫がかっているから、あるいは、葉や茎が固いからクロガネ=鉄のようです。漢方では、熱さまし、解毒、鎮痛などに効果があるとされています。が、なにより、雌木につくこの赤い実が美しいです。北里大学白金キャンパスコッホ・北里神社前で撮影
農大稲花小の子どもたちは、大学の先生方、研究者から直接習ったり、質問したりできる体験授業を経験しています。実は、4月13日の日経新聞に、東京農大による鉄を多く含む米の開発について紹介されていました。ふつうのお米の約2~3倍の鉄分が含まれています。実はすでにこの研究のお米を、農大稲花小でも給食に提供する機会をいただき、子どもたちも味わいました。子どもたちだけでなく、「給食だより」などを読んだ保護者の皆様も、東京農大の研究に興味をもっていただけたと思います。また、これを機会に、品種、産地など様々
7日ほど前、東京農業大学の公式アカウントがXでナガミヒナゲシに触ってはいけないと注意を呼びかけ、話題になりました。外来生物のナガミヒナゲシ、触るとかぶれる恐れがあるため絶対に触ってはいけないのです。花はきれいですが、惜しむことなく、種が飛び散る前に手袋をして、あるいはポリ袋などに直接刈り取ることがおススメです。こちらはヘラオオバコ。ふつうのオオバコよりも葉っぱが細長く、また、花の茎は30センチ近くに伸びます。ヨーロッパでは広く分布しているそうですが、日本には幕末に入ってきた侵入生