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雨の中、お互いに傘を傾げてすれ違うと、ちょっと気持ちがいい。傘で手がふさがっている時、ドアを押さえてくれる方がいるとありがたい。自分も、後ろの方を気遣う余裕が出ます。自然によい振る舞いができるかどうかは、やはり家庭の教育力によるところが大きいと思います。道に落ちているゴミまで拾う必要はないけれど、学校の教室内であれば、ゴミやら落ちている鉛筆やらをさっと拾える子を見ると、お家の良さを感じます。雨の道路では、盛大に水を跳ねて通る車が多いものです。日本の道路は工事があるたびにでこぼこが増え
昨年3月、農大稲花小の多くの第一期生が内部進学制度により東京農業大学第一高等学校中等部に進学しました。中等部は中学受験においても上位校であり、今年は理科室なども新たに整備されるということでさらに倍率が高くなるようです。農大稲花小から進学した子どもたちは、外部から入学してきた子どもたちとともに、同じ中等部の生徒として、お互いの得意なところを活かしながら楽しく学校生活を送っているとのこと。子どもたちや先生方から中等部での様子を知らせてもらうたびに、うれしく思ったり、安堵したり。私も大昔ですが
むべというのは古語で、なるほどという意味だそうです。むべなるかな、という言い方もありますね。そのとおりですね、という意味になります。こちらは植物のムベ。目立たないですが花が咲いています。町の中でフェンスに絡めているのを見ました。アケビの仲間です。秋になると実がなる(はず)です。天智天皇が子だくさんの老夫婦に長生きの理由を尋ねたときの答えがこの果物。一口食べた天智天皇が「むべなるかな」と言い、献上品になったため、ムベという名前になったとのことでした。ムベは漢字では郁子、別名は「
遠くからも目立つ、直径10センチメートルはあるフワフワとしたボール状のもの。いくつもあります。近寄ってみると、クレマチスの種でした。そういえば、春から夏、ずっと次々にクレマチスの花が咲いているのを楽しませていただいた場所でした。フワフワと風で飛ぶのでしょうか。クレマチスは通常、挿し木などで増やします。発芽させることもできますが、種からでは開花まで中々の時間がかかるようです。とはいえ、新しいクレマチスを育種したいようなときは、人工授粉し、種をとり、播種して選抜することになるのでしょう
ハナニラです。白だけでなく、青色系もあります。植えっぱなしでも大丈夫なので、星型の花が広がっている様子も見られます。植物学的にはネギやニラとは違うのですが、葉っぱを折ると、ニラのような匂いがします。でも、ハナニラは有毒です。一方、野菜の花ニラ(韮)もあります。肉ニラ炒めなどに使うニラは葉っぱを食べるニラ(青ニラ)です。この花ニラはニラの葉ではなく、蕾のついた茎を食用にします。そのため、やわらかい花芽が収穫できる花ニラ専用の品種を栽培するそうです。見かけたらぜひ、一度
上野公園だけでなく、近所の公園にもいたモンクロシャチホコの毛虫。後日さらに、最寄り駅のサクラの木の根元を見たら、粒々の糞が落ちていました。まだまだサクラの葉っぱをもりもり食べている証拠です。駅を使う人の上に、毛虫が落ちてきたらおどろくでしょうね!などと思いながら、山手線に乗ってしばらくして気づいたのですが、私のジャケットの胸のあたりに黒い毛糸?じゃなくて、4センチもある毛虫が乗っていました。指でつまんで落としましたが......。周りの人をびっくりさせてしまい、申し訳ない。
マジックとかトリックとか、楽しいので大好きです。マジックもしっかり見るのですが、見破ろうとするよりも、騙されることを楽しみます。だまし絵、トロンプルイユ.....好きです。これは文京区千駄木の住宅街に新たに出現した大谷石の塀。図書館になる予定だそうで、建物は、東京農大の「食と農」の博物館の設計でもご縁のある隈研吾氏。そして、このアートは吉野もも氏というアーティストの作品だと紹介されていました。英文のタイトルThresholdbetweenworldsは、二つの世界の
1982年に初めて500円玉(500円白銅貨幣)が使われるようになりました。この500円玉の表は桐の図が、そして、裏にあるのは、上下が竹、左右は橘の図です。その後、2000年と2021年に素材などが少し変わり、現在は合計で3種類の500円玉がありますが、基本的な図柄は同じです。左右にある植物が橘とは、ちょっと見ただけではわからないかもしれませんね。お財布に500円玉をおもちでしたら、お子様とご覧ください。なお、造幣局のホームページキッズコーナーでも、貨幣について学ぶこ
こちらもワルナスビと同じく、ナス科の雑草。比較的新しく侵入したアメリカイヌホオズキ、あるいは、古くから日本にあるイヌホオズキかもしれません。この仲間はよく似ているので、ここではイヌホオズキの仲間としておきましょうか。空き地などでたくさん見かけ、都内では緑のままで越冬し、暖かくなるとすぐ開花、結実しているようです。ソラニンを含み有毒とされているのですが、ケニアに行った方に聞くと、ケニアではイヌホオズキを料理して食べるとのこと。調べてみると、ケニアにおける伝統的な利用法についての論文もあり
高知県ではこのように虎のような模様のあるタケ、虎斑竹(とらふだけ)があり、様々な工芸品として珍重されています。岡山県や宮崎県にもこのような模様が見られるタケがあります。岡山県については、江戸時代には領主により保護されていたものが明治時代になって乱伐されるようになりました。そのことから明治時代の終わりから大正時代にかけてその保護が上申され、天然記念物として保護されるようになったのです。岡山県の国指定文化財一覧をみると、2か所の虎斑竹自生地が国指定天然記念物として指定されており、そ
星にちなんで星砂。今から半世紀以上も前のことになってしまいますが、沖縄県波照間島に2回ほど行きました。有人島としては日本で最南端の島です。そして、星砂でも有名です。当時は、宿泊する場所もないので、島内の民家に泊めていただきました。そのお宅の小学生とは長く文通するようになるほど楽しく過ごした毎日、もちろん、星砂だらけの砂浜にも行きましたが、観光客などはいないので、のびのびと遊んだ思い出があります。沖縄県のいくつかの島や浜で、星砂を見ることができますが、どこでも見られるというわけではありませ
ラオスのワットプー遺跡で。カンボジアのアンコールワットとの共通性もうかがえる文化的景観で、ユネスコの世界遺産になっています。ここでもそうでしたが、窓や狭い扉、あるいは格子などを通して遠くを見ると、周りからは切り離されたようで、普通の景色も違って見えます。過去の誰かも、同じように景色を見たのかもしれません。遺跡に行く楽しみはそんなことを感じるところにもあります。古都ルアンパバーンでは、カイペーンというメコン川から採取し、紙すきのような作業と天日乾燥で作られるという川海苔を食べました。
雨が多い毎日です。9月は例年、長雨となりやすい月とはいえ、9月になってからの東京の合計日照時間は7.4時間、平年の16%とのことでした。気象庁|最新の気象データ9月10日の日の出から日の入りまでの時間が12時間37分ですから、もし晴れたらの話ですが、一日の日照時間より短いことになります。公園の樹木の幹には、いつもよりたくさんのコケ(苔)と地衣類が育っていました。緑色でフワフワしているのはコケ、少し色が薄くややカサっとしているのは地衣類です。コケはふんわりと育ち、緑もき
中国は成都に出張したということでお土産。中国に行く人が多くないせいか、中国土産をいただくのはちょっと久しぶりかな。成都というとパンダ関係かと思いましたが、四季花糕というお菓子。落雁を少ししっとりさせたようなお菓子を楽しみました。糕というのは、お米(糯米やうるち米)を蒸したお菓子で、「gao」と読むそうです。それでは、パソコンなどで打ち出すときはどうやって調べてみると、米偏の16画。読みは、コウとのこと。漢字検定には登場しませんので、ご安心を。実は私も、また家族にも成都に出張や旅行で行った
夏になると土用丑の日にウナギを食べる習慣があり、農大稲花小の給食でも7月にウナギの「ひつまぶし」が登場することがあります。養殖ウナギは出荷時期に合わせてベストの状態になっていますが、天然ウナギはしかし、その旬は冬です。気温・水温が下がって冬眠を前に脂がのってくるからだそうです。さらに、産卵のために川を下り海に向かう大きくなったウナギは「下り鰻」として、とくにおいしいと聞きました。数日前に見かけた鰻屋さんのウナギ。旬と聞くと、おいしそうに見えます。ウナギは夏の季語ともなっていますが、夏に
香酸柑橘類というとレモンやライムがあります。とはいえ、私が子どものころ、ライムを見たことがありませんでした。それなのに子どものころに読んだ「若草物語」の中でエイミーが学校にライムのピクルスを持ち込み、先生に見つかって窓から捨てさせられただけでなく体罰を受ける話は、忘れられません。ライムってさぞおいしいものに違いないと思いました。私だけでなく「若草物語」でライムを知り、おいしいものだと思った人は多かったようです。なにしろ、「みんな、授業中にも机の陰でしゃぶるし、休み時間になると鉛筆やビー
夏にアメリカはカリフォルニア州のマーケットで見た、緑色のクルミ。ネクタリンの下敷きになっていますが、FreshWalnutsとあります。クルミはこの緑色の部分(仮果あるいは外果皮)の中に固い殻(内果皮)に包まれた部分(種子)があり、その中にある仁を食べます。普通に売られている固いクルミは緑色の部分は枯れ落ちてついていません。殻付きクルミ(つまり種)は乾燥しているので長く保存ができ、必要な時に割って、中の仁を食べることができます。固い殻を割るためのくるみ割りをコレクションしている方も
三月は弥生。私たちも「いよいよ3月だ」とか「いやがうえにも盛り上がる」などと言いますが、弥生の弥の字には、いよいよとか、ますますという意味があり、弥生というのも、いよいよ、ますます草木が生えることから来ているそうです。弥生といえば小学校でも習うのが弥生式土器です。これは東京農大の教授を務めたこともある白井光太郎や友人たちが、1884年に(場所は今でははっきりしないようですが)東大構内付近から発見したのが最初です。東大農学部の住所は今でも文京区弥生ですが、この地名にちなんで弥生式土器とな
インドネシアロンボク島の市場のトウガラシの話。干しただけの赤トウガラシ、トウガラシの粉末そのほかが、様々な食品とともに売られています。市場の中で、トウガラシを粉に挽く人もいるのでしょうか、常に目から辛くなってしまう一隅もありました。主に、バナナ、トマトなどの野菜のウイルス病の勉強をしていましたが、インドネシアの野菜や加工食品を少しでも知りたくて、この細い通路を歩きました。野菜とタバコ葉に共通のウイルス病があるので、市場で売られている干しただけのタバコの葉も見逃せないのです。トウガ
修学院離宮は、京都市にある江戸時代に作られた離宮です。京都にはお寺や庭園もたくあんありますが、この離宮は池を中心とした庭園や建物があるだけでなく、その景観に棚田や畑、すなわち田園風景を含んでいるところに特色があります。借景ではなく、意図的に棚田や畑を作り、それがどのように見えるか、あるいは見えないようにするかまで工夫されているのです。春がまだ浅く、棚田には水がまだ入っていませんが、田植えの時期にはさぞきれいだろうと思いました。解説によると、この警官の一部となる棚田と畑は、農家に貸し出さ
万葉集で山上憶良により「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」「萩の花尾花葛花瞿麦の花姫部志(おみなえし)また藤袴朝貌の花」とあるオミナエシです。黄色い花がとても目立ちます。ただ、花を持ち帰って花瓶などに活けておくと、だんだん臭くなってくるのを経験していました。改めて調べてみるとオミナエシ科の植物にはイソ吉草酸が多く含まれており、この揮発性の物質は、腐敗したチーズ臭、あるいは、足の臭などがすると表現されていました。活けておくと臭くなるという経験は、気のせいではな
日本にもありますが、シナボン。シナモンロールの専門店・カフェです。私の初シナボンはフィリピンで、でした。フィリピンでの技術講習会(ワークショップ)の指導に行った時、空港を出たらすぐに、シナボンに寄りませんかと誘われて、それが私の初シナボン。いい匂いが満ちていました。おいしいシナモンロールも1個400~500キロカロリーは当たり前、クラッシックロールというのは800キロカロリー以上、どれだか忘れましたが、一番カロリーが高いのは1個で1000カロリーはあると聞き、ちょっと怯みました。
スーパーマーケットで見かけるキノコ類、多くは原木あるいは菌床などで栽培されますから、一年中出回っています。一方、栽培のできないマツタケは、天然物しかありませんから出回る時期は限られています。輸入してまでもマツタケを、ということで、すでに売られていますね。食用か否かに関わらず、天然の状態では、温度と湿度のある時期、例えば梅雨や秋の長雨と連動して様々なキノコが発生しています。とはいえ、一般には、秋になったらキノコ、と思ってしまうのは不思議です。涼しくなり、汁ものやら、もう少しすると鍋物などを食
とち餅です。これは山形から。餡が包まれています。トチノキとその仲間は、日本だけでなく、ヨーロッパでも街路樹になったりしています。マロニエと呼ばれるものも、その仲間です。ただ、その実のアクを抜いて食べるという文化は、日本に特有だそうです。日本では縄文時代から食べてきたことが知られますが、実を水にさらしたり、半月以上かけてアクを抜くなど、大変な手間がかかる食品です。餡を入れた菓子だけでなく、雑煮用のとち餅にする地域もあります。子どもたちの読む「モチモチの木」はトチノキの巨木。その実で作っ
数日間南紀・熊野古道を歩いてきました。ここは、日本で一番長い砂礫海岸である七里御浜海岸です。熊野市から紀宝町にかかる海岸で、およそ22㎞もあるそうです。熊野川の山間から熊野灘までのあいだにつるつるになった小石がたくさんある浜で、私などが慣れ親しんだ房総の砂浜とは異なる風景が見られました。砂礫海岸なので、波が来ても海の水が澄んで見えるのも、珍しく思いました。この七里美浜は「熊野参詣道」の一部として世界遺産となっています。すぐそばには、大谷翔平選手が触った丸石で有名になった花窟神
沖縄県那覇市の公設市場で。ヤマクニブー(モロコシソウ)です。沖縄では古くから衣類の虫よけなどに使ってきたそうです。6月下旬から7月中旬まで収穫し、蒸してから乾燥させ、これを衣類の間などにおいて虫よけにしたり、香りを楽しんだりします。お土産用には香い袋も売られているとか。和名「モロコシソウ」ですが、これは唐土から来たということになります。ただ、それは誤解だそうで、日本に自生しているサクラソウ科の植物です。花が咲いた後、画像でも白く見えているような蒴果(実)が付きます。ヤマクニブー
これは、インドネシアのお菓子ムバロク。もち米とココナツミルクでつくった外郎のようなもので、一般的にはどどーると言われます。これはインドネシアジャワ島のある地域のブランドでもあるお土産品です。外郎よりやや硬いですが、食感は似ています。日本の外郎にもいろいろな味があるように、いろいろな味があり、臭いと言われるドリアン味も逆に人気です。
ペルーで車で移動していると、珍しい野菜や果物を売っている店がよくあり、興味津々。迷惑にならない程度に停車してもらって見学しています。一番右側、パッションフルーツかと思ったけど、不正解。グラナディーヤ(Granadilla)というアンデスの果物だそうで、スプーンですくって食べたいところですが、ここは道路端。手で割って種ごと味わいます。味も見た目もどう考えてもパッションフルーツなのですが、あとで調べてみると、属は同じで種が違っていました。私には区別がつきませんが。ただ、パッションフ
馬疾風という素敵な羊羹を味わいました。その、馬疾風の羊羹で思い出しましたが、東京農大出身の力士に時疾風関がいます。正代関とともに、応援をよろしくお願いします。両国駅から両国国技館。(内容一部変更して再アップ)
粟と栗。漢字は似ていますが、違います。粟餅(あわもち)を味わいました。粟は、米、麦、豆、黍(きび)とともに五穀に数えられています。粟にも、もち米と同じく、もち粟という種類があり、これを蒸して搗いたものです。もち米を混ぜることもあるそうです。少し黄色で、プチプチ感がちょっとだけあります。トースターで焼くとお餅と同じく膨らみました。なお、農大稲花小の子どもたちが宿泊学習に行く沖縄県宮古島を含む琉球弧への粟の伝来については、東京農大の研究者による報告があり興味深いものです。日本や東南アジア諸国