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スペインのトマトの話題、続きです。スペインにももちろん、ミニトマトはあります。これはアボカドとミニトマトのトースト。おしゃれです。町のパン屋さんで。learn-to-live-happilyさんのプロフィールページhttps://profile.ameba.jp/me
こちらもスペインのトマト。緑がかっていても、そのような品種らしい。もう一つは、MarAzul青い海外が赤というより紫がかっています。中は普通のトマトだそうです。日本にもブラックチェリー系の、全体が黒っぽいトマトがあります。品種って面白いです。農大稲花小の1年生も、畑でトマトを育てます。どんなトマトが実るかな。
トマトというと、かわいくて赤い、そしてお弁当などにも使われるミニトマト系が人気です。トマトが黒みがかっていたら?買うのをちょっとためらうかもしれません。これはAdoraという品種だそうです。スペインに昔からある品種で、熟するとこのように縞模様に近くなるのが特色。ジュースにもソースにも、いろいろな料理にもぴったりとのこと。上はAdora、下は日本のかわいいミニトマト。なお、ミニトマトは小さいトマトの総称で、いろいろな品種があります。この小さいトマトが最初に出回ったころの品種の名はプチトマ
アスパラガスも春の訪れを告げる野菜。スペインの八百屋さんで写真を撮らせてもらいましたが、ホワイトアスパラとグリーンアスパラを両方売っていました。私の頭の中では、白い方はスープやサラダなど洋風に、緑の方は和洋いろいろに使うというイメージですが、いかがですか。また、お日様の当て方で工夫する作物としては、アスパラガスだけでなく、ウドなども思い浮かびます。さらに、野菜とは少し違いますが、お茶も日よけをして甘味を出していますね。スペインマドリードの八百屋さんアスパラガスの天ぷら
くスペインのスーパーマーケットで、びわを見かけました。1キロだいたい8ユーロ。春が来ると出回るそうです。スペインのバレンシア地方などが生産地で、生産組合もあります。気候が合っているようでした。日本や中国あたりの原産ということも知られていました。農大稲花小でも、給食にびわが登場することがあります..
生物学の勉強では、まずいろいろな種類を見ること、共通点と違いとを理解することからはじまります。いろいろな種類を知ることで、楽しさも広がります。子どもたちに「残念な生き物」シリーズなどが人気なのは、とてもいいことだと思っています。一方、日本の教育では生き物の和名(日本語)は学びますが、学名や英語名を教えることがほとんどないので、海外では困ることが多いのです。子どもたちには普段食べる野菜や果物については、英語で言えるようになっておいてほしいと思っています。農大稲花小では、1年生から毎日、英語の授業
アスパラガスの花が咲いていました。アスパラガス(若い茎)を収穫した後になりますが、それを育てていると、よく花束などに添えられている葉っぱのようなものが茂ってきます。これは実は葉っぱではなく、茎だそうですが、そこに黄色い小さな花が咲いていました。(なお、観葉用の種類があります。)なお、アスパラギンasparagineというアミノ酸がありますが、これはアスパラガスから単離されたから、この名が付いたそうです。
く立てば芍薬、座れは牡丹、歩く姿は百合の花といいますが、芍薬と牡丹を知らなくては、話になりません。これは、植物園で見かけた、珍しい色です。いろいろな語彙や言い回しを知っている子どもは、自分の気持ちを表現する力、相手の言葉を理解する力があり、落ち着いた人間関係を築くことができます。ご家庭でも単語や言い回しが豊かな会話ができるといいですね。少なくとも保護者には、キモい、ウザい、エグい、は言ってほしくないものです。
甘い中にもちょっとピリッとした香りのあるハーブ、フェンネル。ウイキョウ(茴香)とも呼ばれます。種も、葉も、それぞれがスパイスになります。飾らせていただいているお花、黄色いフェンネルの花のおかげで、時々、ふと香ります。子どもたちには、五感が繊細な幼いころから、いろいろな味や香りを楽しんでほしいものです。農大稲花小の給食でも、様々な食材や調理法で味覚をやしなっています。それだけでなく、味や香りを、いい匂いとか、おいしい、好き、嫌い、だけでなく、~みたい、~の匂いにも似ているねなど、様々な言葉で表現
歩いているとこんなものがたくさん。上を見ると、花が咲いています。風が強い日だったので、もしやと思って、少し探すと......多分、ユリノキかその仲間では、と思います。これを画像検索にかけると、チューリップと出てきます。そう、ユリノキはtuliptreeという別名があるくらいですので、単純な画像検索ではチューリップと間違えられてしまうのでしょう。この木はまだ若い木でしたが、小石川植物園にも新宿御苑にも、由来のはっきりしたユリノキの巨木があります。秋になると、投げるとひらひらと
農大稲花小では、あらかじめ日程調整をしてからのご来校、保護者の着用、入構できるのは一家族2名の保護者までなどのルールをお願いしています。教職員も出勤のためには、職員証の着用が必須です。また、正門は施錠、警備員が常駐、24時間機械警備と安全管理には注意を払っています。保護者の皆様も、保護者証をお忘れになったり、失くされたりなさいませんように!野菜や花の汁を吸うアブラムシは、栽培者にとっては困りもの。汁を吸うだけでなく、多くのウイルス病の運び屋でもあるからです。そのアブラムシの天敵は複数のア
博士の「博」という字は、田んぼの形と、苗の形と、手の形とを組み合わせて、他の苗を広く植える→広いという意味に導かれたとのこと。博学、博識など、納得の単語もありますが、賭博というのもありますね。こちらは古代中国の六博という遊び(博戯)に由来しているそうです。これに夢中になって賭けたりすると、賭博ということなのかな。なお、農学博士、文学博士など、大学でもらう学位は、のうがくはくし、ぶんがくはくし、などと読むのが正式です。医学博士も、正式にはいがくはかせではなく、いがくはくし、です。一方、お天気博士
農林水産省の品種登録データ検索を利用すると、ジャガイモの品種登録として63件がヒットすることがわかります。ただ、ジャガイモとしてではなく、バレイショ種として検索してみてください。国や県の研究機関だけでなく、ポテトチップスの会社なども開発にがんばっていることがわかります。実はジャガイモは種ではなく、種イモで増やすためもあり、ウイルス病が蔓延しやすいのです。そのため、種イモは個人で増殖することは許されておらず、国が検査した種イモだけが栽培用として販売・流通しています。これは長崎県諫早市か
鹿児島からのジャガイモ(新ジャガ)が出回っています。日本では北海道の生産量が多いのですが、北海道での植え付けは4月下旬から5月、収穫は夏から秋です。一方、北海道に次いで生産の多い鹿児島県や長崎県では暖地ですので、12月から1月に植え付けし、4月から5月に収穫することができます。また、3月ごろに植え付けて、5月から7月に収穫するものも多くあります。スーパーマーケットのジャガイモ、どこから来ていますか?学年が進めば、長崎県と鹿児島県の場所も確認することができるでしょう。
近所の柑橘類。そろそろアゲハ類の幼虫が育っています。第一齢幼虫は鳥の糞にそっくり。上は(多分)ナミアゲハ。下は路上の鳥の糞。毎日育つところを観察している子どもたちは、結構多いです。ただ、私自身はこの仲間、あまり好きではありません。我が家のレモンの鉢植えはしっかり守って、よそのお宅の幼虫の成長を時々見ています。
農大稲花小も登場している、DiscoverJapan6月号。特集はまず「人生100年時台、食を考える。」そして、ニッポンの食文化の最先端を進む東京農業大学へ行こう!という中に、農大稲花小の新校長との対談が掲載されていました。東京農大以外の記事も、海藻、古来種野菜、トップシェフなどが登場し、読みごたえがあります。
DiscoverJapan6月号に、東京農業大学の特集が掲載されています。今年は、東京農大が大学令による大学としての昇格から100年を迎えた記念の年。この特集の中で、東京農大の様々な部署に加えて、農大稲花小も紹介していただきました。4月から農大稲花小に着任された杉原たまえ校長(兼東京農業大学副学長)とのトークに、私も登場させていただきました。よろしければ、ぜひご高覧くださいね。
どこの国に行っても、市場は楽しいです。カラフルな野菜売り場には魅せられます。外国の野菜の方がカラフルに見えるのは、色そのものなのか、並べ方なのか。ポリ袋などに入っていないので色が直接目に入ってくることも、関係があるかもしれません。イタリアローマで。ズッキーニの花も大きいです。スーパーマーケットに連れていった子どもたちには、いろいろな色の発見をする機会にするのはいかがでしょうか。トマトは赤、ナスは紫、トウモロコシは黄色だけでない発見がたくさんあります。
かなり前に、イタリアに行き、バチカン市国も訪問しました。コンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂が、それはそれは美しい場所だったのを記憶しています。ただし、どのような場所に行くにしても、その場所の地理や歴史、日本との関係などを予習しておくと、得るものはより多くなります。子どもの旅行も同じです。ただ楽しいだけでは、ちょっと残念。子どもにも訪問先について調べさせ、少しでもガイド役を務めさせると、思い出はより深いものになると思います。
農大稲花小の正門脇には柏(カシワ)の木があります。この柏の木は、冬中、ほとんど落葉せず、4月の入学式のころもまだ新芽が出ていません。農大稲花小がスタートした2019年、2020年と、正門に枯れ葉がいっぱいついた枯れ木?があるのが気になっていましたが、枯れ葉であれ新芽が出るまで木に残ることで、子孫繁栄の意味を見出したのは古の人々。よく考えてみると、枯れ葉が冬越しするおめでたい木なのです。見た目だけで気にしてはいけないと思い、子どもたちや保護者にも柏の木についてお伝えするようにしていました。一
今日は雨でちょっと残念ですが、5月から麦の収穫時期である6月いっぱい、関東地方の畑作地帯では麦畑も美しいものです。冬の麦踏みを知っている方も多いと思いますが、これは背が高くなりすぎる徒長の防止や分げつの促進のために行われます。冬に徒長すると、耐寒性が低下してしまうため、12月までに1回程度、年明けには2~3回の麦踏みをするそうです。茎の芽が伸び始める3月過ぎにはもう、麦踏みはしません。踏んだら折れてしまいますからね。最近は、トラクターにアタッチメントをつけて麦踏み(踏圧)をすることもできます。
明日からはお天気も悪くなるそうです。季節の終わりのタンポポの綿毛。今年も集めました。教えてもらって知ったことなのですが.........タンポポの綿毛、開いた状態で採取するとすぐにフワフワと飛んでいってしまいます。しかし、花が終わって綿毛が丸く出てくる前の状態で採取しておいて開かせると、何故かフワフワと飛びにくいので、工作などにも使いやすいのです。
国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)によると、5月5日のこどもの日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」となっています。私としては、母だけでなく父にも、あるいはこどもを大切に育てようとするすべての人に、お互いに感謝し合う日としてほしいところですが。柏餅です。最近は、変わり柏餅も売られていますが、普通の柏餅をまず子どもには味わってほしいものです。
子どもの日になると毎年、総務省から子どもの数の発表があります。今年は、昨年より35万人少ない1366万人で、44年続けての減少だそうです。少子化の問題が大きいことがわかります。少子化対策が求められる一方、まずは自分の子どもやその友だちを十分に大切にするところからスタートです。自分の子どもたちを、”適切に”あるいは”正しく”大切にしているか、親であっても時々は第三者の視点から考えることも有用です。また、自分の子どもは友だちとともに育つという理解も欠かせません。自分の子どもだけを見るのではなく
関東地方でも、5月の連休の頃はアスパラガスの露地栽培や半ハウス栽培を見ることができます。一度植えると、何年も連続して収穫することができます。収穫後の葉っぱは、柔らかくふわふわしているので、生花に添えられる種類もあります。
タイの話題シリーズ。タイからのお土産ということで、コアラのマーチマンゴー味を頂きました。日本のお菓子は東南アジアのコンビニやスーパーマーケットでも人気ですが、ライセンスの無いものもたくさんあります。偽物ドラえもん、偽物キティーちゃん.....それはいけないことですが、旅行者としてはそういう偽物探しが楽しいというのも本音ですね。なお、これは真正品。株式会社ロッテでは2009年からタイでの製造・販売を開始しており、2015年にはすでにお土産用のコアラのマーチを販売しているとのことでした。
お米の値段は高騰中。しかし、東南アジア全体でみると、お米をやめて野菜を作ったり、宅地や工場にするなどの傾向は長く続いています。かなり前ですが、テナガエビの稚魚、餌、必要な薬品などを業者から前借りして田んぼで育て、これを売るという転換をしたタイの稲作農家を見学したことがあります。育ったエビが盗まれないように、昼は寝て、夜は見張りをするというお話を聞きましたっけ。
タイで、アスパラ栽培している農村の調査をさせてもらったことがあります。日本への輸出用ということで、品質管理にも気を配っているのには驚くほどでした。まっすぐなものだけを選び、長さをそろえて出荷です。手作業で選別しています。
宮古亜熱帯農場ではヤムイモの植え付けがもう終わったという頃、北海道オホーツクキャンパスでは5月の降雪。農大稲花小の子どもたちは卒業までに文字通り、北から南までの農大の施設を訪問します。オホーツクは遠軽町からのアスパラガス。味が濃くてびっくり。遠軽町やその近辺で今時分に収穫するのが、春芽。太くてしっかりした味です。その後、3~4本の茎を残し、それらを親として成長してくる芽を7月からは夏芽として収穫するそうです。立茎栽培と呼ばれる栽培法だと知りました。
これは和菓子果椒。パッケージの山椒の絵も素敵です。実山椒が入っていて、さすがに大人っぽい味。