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フェンスなどにからまっているヘクソカズラ。農大稲花小のテラスにも、どこからか種がはこばれたのか育っていましたっけ。生の葉や果実は、その名のとおりの臭いがします。が、この時期、カラカラになった果実は臭くありません。リースやガーランドなどにも使えますね。ヘクソカズラなんていう名前は、子どもたちの興味をひくことでしょう。子どもは変な言葉、変な名前が好きですから。クワ科の木でシメコロシノキなんていうのもあります(日本にはありませんが)。ハキダメギクというのは、日本でも普通に見られます。た
普段は普通のティーバッグ。マイクロプラスチックなどいろいろと言われますが、便利さと価格には勝てません。でも、コットンでできたティーバッグで紅茶をいただくと、ちょっとホッとします。この袋、この紐、もちろん機械で縫っているのでしょうが、ひと手間かかった感、特別感がありますね。縫い目まで見てしまいます。週末だけ登場です。
これはミャンマーの市場での、食用ホオズキ。ミャンマーは平地から山岳地帯まで、さまざまな地形と気候帯があるので、お米や熱帯果実を生産する一方、涼しい気候を好む農作物の栽培も可能です。ちょっと小粒ですが。
カクレミノという植物です。日陰でもよく育ちます。このカクレミノは、天狗のもつという隠れ蓑の形に似ているからの命名とのこと。それを着ると姿を消すことのできる「隠れ蓑」を天狗から奪い、調子に乗って男が悪さをする。しかしそれを焼かれてしまい、その灰を身に付けてまた姿を隠すが、水がつくことでばれてしまうというお話は、絵本などでもあるかと思います。齊藤竹善氏の研究(概要)を読むと、隠れ蓑だけでなく隠れ笠であったり、天狗からではなく鬼からであったりと、このストーリーにも変遷があり、それぞれに理由があるとの
天ぷら屋さんで、たまごの天ぷらを味わいました。中からやわらかい黄身が出てくるのは美味しいものです。たまごの天ぷらは大好きですが、家庭でたまごの天ぷらを揚げるのは、ちょっとためらいます。破裂しそうだからです。電子レンジでたまごを加熱すると”大爆発”することは良く知られています。電子レンジでは電磁波により内部の黄身から急速に熱くなり水蒸気が発生するのに対して、卵の卵殻膜や卵黄膜が水蒸気の圧力を逃がさないので、最後に大爆発してしまうのですね。目玉焼きであっても、爆発することがあります。膜のあるソ
桃の種(に見える部分)を割ってみました。本当の種が出てきます。これをさらに割ると、白いものが出てきます。梅干しの種でいう天神様ですね。漢方薬(生薬)では桃仁(とういん)といいます。ウメ、モモ、あんずなどの種にはアミグダリンという青酸の素になる物質(生産配糖体)の一種が含まれており、たくさん食べると中毒することがあります。青梅を食べてはいけないと言われるのは、青梅では果肉にもアミグダリンが含まれているからです。しかし、青梅も熟すにつれて果肉のアミグダリンが減少し、さらに梅干し、梅酒な
風が強かったためか、通りかかった歩道の隅にカエデの種がたくさん落ちていました。すぐ近くにはカエデの木が見当たらないので、どこかの見えないお庭から飛んできたのでしょうか。歩道といっても、場所がよいので、踏まれてもいません。強風や大雨の後は、こんなうれしい拾い物ができることがあります。拾う時は、何を拾っているのか見る方もいらっしゃるので、ちょっと恥ずかしいですが。9個あるカエデに加えて、右下にあるのはサルスベリの翼果。大きさが違いますね。サイエンスとして考えるときは、大きさがわかる
稲刈りの後に、稲わらを積んで天日乾燥するのが「藁ぼっち」。藁を餌や肥料などに使うためです。農大稲花小には前理事長の手を通して頂戴した茨城県在住の洋画家武石絹枝様の藁ボッチの絵が一枚あります。稲花小だから稲に関係のある絵、ということで頂戴しました。武石様は、藁ぼっちに魅せられて、様々な藁ぼっちの絵を描かれているそうです。冬の風物詩を味わうことのできる、素敵な絵です。また、場合によっては稲わらなどを傘のように積んだり編んだりしたものを藁ぼっちといいます。これは、霜よけや雪除けに植物を覆う藁
赤大根と呼ばれるもの。皮が赤くて中も赤い大根と、皮が赤く中は白い大根との両方があります。これは三浦市特産とされるレディーサラダ。外が赤く、中が白い。名産の三浦大根に海外の品種を交配・改良して開発されたとあります。他社からは、紅化粧という名の、同じく外が赤く、中が白い品種も出ています。大根は本当に種類が多いので、面白い野菜の一つです。農大稲花小では1年生がハツカダイコンを育てることがあります。これも、外が赤く中が白っぽい。このようなカラフルなダイコンは、クリスマスなどに使ったらいいか