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発達がゆっくりなお子さんの言語訓練をしている言語聴覚士です(小児STと言われています)。先日、とある勉強会に参加しました。口唇口蓋裂についての講義でした。講師の先生は、東京の有名な大病院に20年くらい勤務されているSTの先生です。口腔顔面外科に所属していて、主に術後のお子さんと成人の訓練をされている方です。20年くらい勤務されているSTさんでよくあるのは、出世して管理職になったため、現場の臨床はされていない方が多い印象です。しかし、その先生は、患者さんを受け持っているそうなので、役職
発達がゆっくりなお子さんの言語訓練をしている小児ST(言語聴覚士)です。クリニック外来に常勤勤務して十数年です。病院の収入のほとんどは医療保険からの診療報酬です。その診療報酬はここ数十年変わっていない。でも物価や、設備、光熱費、人件費はどんどん上がっている。ならば、病院はどうするかというと、儲からない部門から切り捨てていくんです。※企業と同じ。その儲からない部門の筆頭は、小児科と救急だそうです。小児科は儲からない、というのは有名な話です。子供は診察中に泣き叫んで暴れるので、
言語聴覚士の資格って、言語訓練を受けたいご家族や、事業所にとっては、かなり魅力的なものになってきています。でもね。「言語聴覚士の資格をもっています!」というだけでは何にもならないのです。それこそ「看護師の資格をもっています!」としても、一度も、就職したことがなく、病院勤務をしたことのない人に一人前の看護師の仕事ができると思いますか?同様に教員資格というものも、教育学部を出たら取得できる資格。だから、教員をしている人と、教員免許を持っ