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桜井田原本王寺線の保津交差点から分かれて、東に向かって300mほどのところが十六面(じゅうろくせん)という地域です。読み方が面白いですね。田原本町のHPには、「田原本町に伝わる昔話」というページがあり、「十六面」について記載がありますので転載します。---十六の面(広報たわらもと1989年2月号掲載)昔、西竹田に猿楽師(さるがくし)が住んでいました。姓を金春(こんぱる)といいました。ある日天から十六(じゅうろく
本日は、日本橋COREDO室町福徳神社地下の「水戯庵」にて、猩々舞わせて頂きました!水戯庵は近年はインバウンド外国人で賑やかです!今日も沢山のお客様、ありがとうございました😊!次回は新年1月29日水曜日夜に、高砂を舞わせて頂きます‼️今月は年末までまだまだ続きます!12月20日金曜日、「楽しむ能楽プロジェクト」奈良公演、能「葛城」に出演させて頂きます!それから、愛知県豊田市へ。12月22日日曜日、豊田市能楽堂主催公演冬月能、親愛なるデーモン閣下との共演です‼️‼️ここも私の大きな
【ドラマ『俺の家の話』について雑感】能とプロレスをテーマに、クドカンさんと長瀬智也さんがタッグを組んで放送していたTBS系ドラマ「俺の家の話」が、先週末、最終回を迎えました。私は、能が取り扱われて本当に良かったなと思いますし、いいドラマだったと思います。まだ放送されるかなり前の、昨年から、地元の久良岐能舞台で撮影が行われて、それで、ドラマの放送を知りました。脚本がクドカンさんと聞き、嫌な予感が、(苦笑)、、、というのは、昔、大学の1学年先輩である、市川染五郎さん(今は松本幸四郎さん)に
先週から今週末までお仕事の後は忘年会つづきでして一年のお礼が伝えられるありがたい場です♡今日は、天神祭の能船でお世話になっているパワフルで愉快でバリバリな能楽奉賛会の皆さんとの忘年会✨お、お婆ちゃんになるまで喋りつづけられるかは分からんけど🎤😆炎天下で2日間耐えられるようが、がんばります。来年が待ち遠しいな🎆久しぶりの太成閣さん美味しかった✨お腹いっぱいーーーーー!..
NHKニュースで、一昨日の能楽プロジェクト沖縄大宜味村公演の様子を伝えて下さいました!黄土色の芭蕉布を着て、能芭蕉を舞わせて頂きました。貴重な機会でした。多くの地元の方々に楽しんで頂けて、嬉しく思います。https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20241115/5090029995.html?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR1TeEA9T6FGlEV23CvZHUoXflK9fcUTx1m6tNk4i1Ide92KouFSzidSo
こ~んば~んは~カニ蔵です8月に入って、ふと思うこと。この時期に着物の虫干しをするって方はどれくらいいるのかなあ?年に3回、2月(寒干し)、8月(土用干し)、11月、くらいにするのがいいと聞いたことがあるのですが(特に夏の虫干しは、梅雨のシーズンにタンス内に溜まった湿気をしっかりと取り除くためにも最も重要とか)、私、年に1回も出来ていないかも・・・それはそうと先日、ゾウとアヤンティーヌと3人で、毎年夏に開催されている、能楽の代々木果迢会の特別レクチャー「虫干しツアー」へい
今回は、能の演目の中でも人気の高い「竹生島」について、そのストーリーや見どころを紹介したいと思います。「竹生島」とは、琵琶湖に浮かぶ小さな島で、古代から神域とされてきた場所です。この島には、水に縁の深い女神・弁才天が祀られており、人々の篤い信仰を集めています。能の「竹生島」では、この島と琵琶湖の醸す、ゆったりと穏やかな春の景色の中で、清々しい神の物語が展開されます。前半からテンポ良く軽やかに一曲が運ぶ中、後半には天女の舞や龍神の舞働などの見どころも配されています。あっさり
★ご訪問ありがとうございます★毎日、冷えますね〜。年末も、どうぞお体になさって下さいエラーも大切にする能楽のお面を作っておられる女流作家の方が、人間国宝さん認定(関西ローカル、円さんのヤツ(笑))のテレビ取材を受けて、含蓄ある言葉を語っておられました。(画像はお借りしました)「私は、エラーも大切にしています」「エラーは、人間にしかできない味であり、そこから全く新しいものが出てくる可能性があるから」(画像はお借りしました)私達は、普段から「ミスをし
昨日は、半日、いや、ほぼ1日、放送大学の「能の世界を知る」レポート関連の作業をやってました。このブログに載せたクロッキーの画像も、紙からスキャンして、それをフォトショップで切り取り加工してWEB用に縮小して……とかいったことを延々とやったり、レポートを単なる感想じゃいけないと、能関連のKindle本を買って読んだり、してました。他にも、能関連の本で良さそうなものを、買う前に中身チェックしようと各図書館で予約したりも。完全に、ハマってしまいましたね。何より、能楽が以前よりは深く
放送大学スクーリング「能の世界を知る」2日目、観世元雅の〈朝長〉を、大槻能楽堂で鑑賞しました。この図像の右側が、この演目の主役・シテである源朝長(平治の乱で敗れ、暗殺された源義朝の次男)であり、その魂の一部である魄(ぱく)だという設定です。上衣をはだけて、左肩だけに着用しているのは、鎧を着ている戦姿なのだそうです。いやあ、美しい装束に、そのラスト急に動き出し、謡の声のホビき、笛や太鼓で舞う姿は理屈を超えて、魅了されました。その所作の美しさは、煌びやかな衣装と相まって、この世
という訳で、鬼滅の刃能狂言。感想です。使える写真がネタ切れし。前の記事は以下。その1帰宅して書いた記事『【大濠公園能楽堂】鬼滅の刃能狂言を見てきた20230914』さて本日、大変待ちかねたぞ!の日でございまして。有給休暇で福岡へGO!スワンボートとジョギングが名物の大濠公園のー9月15日は伊黒小芭内誕生日ですが、こっち優…ameblo.jp友達から『初めての人にはわかりやすいかも知れないけど、能の公演を見慣れてる自分にはイメージし辛い』と言って色々質問されたので、大きいところを先
とうとう❗️遂に❗️ここまで辿り着くことが出来ました❗️ありがとうございます‼️明日、第19回山井綱雄之會を、国立能楽堂にて開催させて頂きます。明日の12月の7日という日を、最大の目標に、6月の発病からここまで頑張ってきました。入院中、毎朝、皆寝静まっている頃一人早起きして集会室で朝日をみながら、朝9時から始まる6時間のリハビリの前に、黙々と一人朝食前に1時間半自主リハビリに励みながら、必ず舞台に戻る!負けてたまるか!絶対に12月7日必ずやるんだ!と心の中で呟いていました。チ
現在、松岡美術館で開催されているのは、“中国陶磁展うわぐすりの1500年”という展覧会。松岡美術館の中国陶磁コレクションから選りすぐりの名品を、陶磁器表面を覆うガラス質の膜、うわぐすり(釉薬)ごとに紹介するものです。まず紹介されていたのは、緑釉陶器。900度以下の低火度で焼かれるため、強度はそこまで高くなく、実用品には不向きだとか。しかし、色や輝きは美しく、副葬のための器に多く用いられたそうです。続いて紹介されていたのは、三彩。三彩と呼ばれ
12月7日土曜に迫りました、「山井綱雄之會」。昨日、能では唯一行われる「申し合わせ」という通しリハーサルを行いました!!弟子の村岡による能「葛城大和舞」。本番でもいい感じで、見せてくれる筈です!女性能楽師による地謡もいい感じです。ご期待ください❗️私の能「夜討曽我」。我が金春流では、プロの能楽師による公演としては、戦後初となる上演となる為に、昨日のリハーサルでは出演者全員による初の合わせ。部分での稽古は重ねて来ましたが、はじめてベールを脱ぎました。伝来の型付を、精密に読み込んで、それ
2016年8月26日(金曜日)おはようございます☀✋つくばの天気は晴れ☀快晴です。昨夜のマミーズさんのhappybirthdayをお祝いしたメンバーの一人鈴木もえみさんが今夜の1900からTBSの《爆報!THEフライデー》番組に26年振りに出演します。もえみさんはフジテレビのひらけポンキッキ❗の8代お姉さんの木ノ内もえみさんなんです。当時の写真をお借りしました。元気いっぱい踊って、歌っていたもえみお姉さん、明るくて、いつも笑顔で、お顔も声もかわいくて、今も全然変わら
本日11月16日からこちらアメーバさんで新しくブログを始めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。私のブログ活動は2009年からでYahoo!ブログが最初です。ちょうどその時期が更年期にあたり不眠症などの不定愁訴が多く精神的にも不安定で、ブログも作っては止めてでしたが、Yahoo!ブログ閉鎖の後、ライブドア、はてなとなんとか続けてこられたことは自分の何よりの財産になっています。ブログは雑記ブログになり、趣味がジャズピアノ、二胡、能楽、投資、国内旅行、カフェ巡り
昨日は奈良公園若草山の麓にある能楽堂へ行きましたご訪問ありがとうございます奈良県在住やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナーおくだみねですランキングに参加してますクリックしてくださると励みになります⬇︎にほんブログ村にほんブログ村これを観るためです。”楽しむ能「楽」プロジェクト!”上演前に女優の竹下景子さんと小鼓方人間国宝の大倉源次郎さんによるトークイベントがありましたお
===================夏から秋にかけて、小さな黄色い花が庭の一部を埋める姿を、毎年見つめていました。秋の七草を、すべて咲かせたいと思っていましたが、女郎花の優しさだけで心が癒やされていました。今は転居しましたので、土と共に花開く総てを失っています。十五年前に書いた文で、『謡曲のなかに、「シーシュポスの神話」が、隠されている』という一節が気になりました。何を書いたのか、その記憶を総て消してしまっています。けれど異なっているかもしれませんが、答えを得たと思えま
8月の話ですが能面工房の見学ツアーに参加しましたタイトルは「金剛流能楽一家の工房へ!“鬼‘を生み出す女性能面師の世界〜たたきのみ、彫り、彩色…800年続く能面作りを拝見〜」え?能面彫るとこ見れるの?めちゃ見たい!これは行くしかないでしょう能面師の宇髙景子さんは思ったよりずっとカジュアルな感じのお方でしたお父様が金剛流能楽師で幼少の頃からお能をされていた方です能楽師であり能面師でもあったお父様がお亡くなりになった後能楽師はご兄弟が能面師は景子さんがそれぞれ継ぐ事になられ
ご訪問くださりありがとうございます。11月入ってすぐ少しづつはじめた大掃除ですがあと10日ほどしかないのにまだ結構残っていて遊びにでかけるのも多かったせいかすっかりくたびれていて1日に1-2時間掃除するのがやっとです。京都コンサートホールロームシアタークラブの無料イベントに当選しました。コパチンスカヤ×カメラータ・ベルン×能楽師河村浩太郎による公開セッション京都の今出川駅近くの会場の能楽堂に向かいました。一つ手前の丸太町で降りて京都御苑を歩
12月17日の日記です当選しました!行って来ました!第35回ひろしま平和能楽祭広島信用金庫のひろしん文化財団主催今年は観世流宗家の方々いつも贅沢な能楽を楽しませていただき大感謝です能:杜若(観世清和)狂言:千鳥(茂山七五三・茂山宗彦・茂山逸平)仕舞:白楽天(井上裕久)・松風(観世恭秀)能:舎利(観世三郎太・井上裕之真)アイ(茂山逸平)観世清和さんの張りのあるお声が美しかったまた『舎利』は初めて観ました出雲の国の僧がありがたい舎利を見たいと、能
能楽協会主催、楽しむ能楽プロジェクト沖縄大宜味村公演、無事にミッションコンプリート致しました‼️ありがとうございました😊😊‼️芭蕉布(ばしょうふ)の名産地・大宜味村にて、本物の芭蕉布の衣を拝借して半能「芭蕉」を舞わせて頂きました。(ウン百万円の代物!!)芭蕉布の手触りは、軽い麻のようでした。色も鮮やかで、能専用に織られた衣ではありませんでしたが、能の壺織りの着付け方をしたら、ピッタリでした!着心地もよいし、とても貴重な経験をさせて頂きました!職人さんの魂を背負って、一生懸命舞わせて頂
山口県から島根県へ移動し、本日は大田市立長久小学校での本公演です。学校に到着して最初の仕事は舞台設営。出演者全員で学校のステージを能舞台に変えていきます。設営終了後は簡単なリハーサルを。生徒さん全員が体育館に入ってくるまでの短い時間ですが、義経役の生徒さん、また仕舞発表の代表生徒さんたちとで最終確認を行います。リハーサルが済んだあたりで、生徒さんたちが入場。全員が揃ったところで本公演の始まりです。最初は狂言『柿山伏』を鑑賞して頂きます。狂言は観ているとつい笑ってしまう演劇です。
中高生のみなさん、雅楽、能楽、歌舞伎、文楽の違い、わかりますか?現在、グローバル社会へと突入していますから、皆さんも旅行や仕事で海外に出かけることが多くなると思います。グローバル化というと日本人の多くは外国のことを学ぼうとしますが、実際、海外に出て外国の方と話をすると、日本の生活習慣、政治、文化など日本のことを聞かれますよ。その時に答えられない・・・・なんてことがないよう、日本の文化についてしっかり理解しておきましょう。実際、私も生徒を語学研修でオーストラリアに引率したとき、
能管への興味から始まって能楽にも興味が湧き、Youtubeでいくつか動画を観ています。どう考えても退屈なはずなのに、最後まで観てしまうから不思議です。タイトルにつけた「どこが面白いのか」は、反語的、否定的に使っているのではなく、どこが面白いのかよくわからないのに面白い、ということなんです。セリフ(「セリフ」って言っていいのかな?)は棒読み。しかもほとんど何を言ってるのかわからない。YoutubeではNHKで放送されたものの録画が多いのですが、字幕が出るので若干ストレスは解消されるも
着物を着る理由は人それぞれです。どの様な理由にせよ結果として着物をお召しになって過ごした時間はいつもの洋服で過ごした時間より濃密で感情の揺れ幅が大きかったのではないでしょうか。普段の色音景色がより鮮やかに色彩豊かに感じられたことでしょう。着物を着た時の適度なほど良い緊張感で感覚が研ぎ澄まされ何時もの風景の気付かなかった魅力を発見しているのでしょう。素敵なレストランにお食事に行くとき美術館に行くとき観劇に博多座にお出かけするとき能や狂言を大濠能楽堂へ行くとき百貨
全国の高校27校100名近い高校生に、「世阿弥の教えの中から、道を極めることや、人生を生きていくヒントを見つけ出そう」という、能楽師なら涙が出そうなタイトルで、学校毎のグループでの考察と6分の動画プレゼン発表コンテストを行って貰いました!!私から3週間前に、全国の学校をネットで繋いで2時間半の世阿弥についての講義と質疑応答を実施。それを踏まえて高校生達が、世阿弥や能についてのリサーチとディスカッションをし、自分達の考察や結論を動画にまとめました。届けられた動画、ハッキリ言って、超〜ハイ
おはようございます。なんだかステイホームで納期が曖昧なお仕事が進みませんσ^_^;ゆっくりしてしまっています。昨日読んでいたのは国立能楽堂の檜書店さんで買った翁の本です。翁の本【檜書店】::TheBookofOkinaTheBookofOkinawww.hinoki-shoten.co.jpいろんな観点から翁を分析していて特にことば構造については能の演目の全てを真似して作ろうかと思うほどでした。こういうのを作ろうと思ったことがなかったので
「うわなり打ち」ー能楽にまつわるちょっとしたネター歌川広重筆「往古うハなり打の図」東京国立博物館所蔵出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)前回のニュースレターでは「葵上」を取り上げましたが、その中に出てきた「うわなり打ち」という慣習のこと、みなさんはご存じでしょうか。学生時代には、日本史も古典文学も全く興味がなかったので、能楽を勉強することで知らない言葉がたくさん出てきています。そもそも、日本における婚姻制度は、平安時代には既に「一夫一
大槻裕一咲くやこの花賞受賞記念の会将来の大阪文化を担う若手芸術家に大阪市が贈呈している『咲くやこの花賞』。令和5年度の演劇・舞踊部門[能楽]受賞者である大槻裕一さんが、歴代の受賞者である大倉源次郎さん(平成3年度受賞・人間国宝)、福王和幸さん(平成8年度受賞)らと共演し、『咲くやこの花賞受賞記念の会』として、舞囃子「高砂(たかさご)」、トークセッション、そして半能「融(とおる)」を上演します。【日時】2025年1月28日[火]開演18:30(開場