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滝川ダム(福島県双葉郡富岡町)。重力式コンクリートダム。灌漑用水用。2011年2月10日に竣工式が行われたというこのダム。その直後に震災発生。そして富岡町は全域避難。つまり灌漑用水用でありながら、まだまともにその役目を果たしていないという悲劇のダムです。写真を見ていただくとわかる通り、ダム全景をこのように真正面から眺められるのはなかなかありません。これは都合の良いことに、正面に橋があるため。ダムを見るにはもってこいです。そしてさらに。その橋
日本最長、名古屋-仙台-苫小牧間1,330km約40時間を運航している太平洋フェリーTAIHEIYOFERRYCO.,LTD.名古屋港→仙台港770Km約22時間に乗船しました。今回乗船したフェリーは、3代目・いしかり三菱重工業下関造船所製2011年就航全長199.9m全幅27.0m総トン数15,762t※画像は、太平洋フェリー公式HPより引用。前身・太平洋フェリー㈱、1970年(昭和4
リスク高い【トリチウム放射能・汚染水】海洋放出が始まった。「多核種除去設備等処理水の取り扱いに関する小委員会」では処分方法として最終的に五つの方法を提示した。その処分方法別の費用は34億~3976億円の幅があったが、結局もっとも安い費用で済む海洋放出(費用34億円)に決定した。科学的な安全性より「安さ」を選択したのだ。福島第一原発の敷地内のタンクに溜まり続けているのは、2011年の東日本大震災での地震や津波によって全電源を喪失した福島第一原発1~3号機(4号機は定期点検で停止中)で溶け落ち
菅元首相は、先日政界を引退することを発表した。その際、首相時代の東京電力福島第一原発事故への対応については「間違っていなかった」と強調した。ヘリで現場に乗り込み、東電社員を叱咤したことを言っているようだ。ただ、「現場作業の邪魔をしただけ」だと私は思っている。2011年3月の東日本大震災の時にさかのぼる。福島第一原発は、巨大地震には耐えた。特別な問題は起こらなかった。ところが、その後の巨大津波が事態を深刻化させた。外部電力たる火力発電所が地下に埋められており、津波被害をモロに被り、外部電力の喪失