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こんにちは。NUWA生殖医療センターです。卵子提供のためご来院いただく場合、何回台湾に来る必要があるのか、それぞれの滞在日数はどうしたらいいか?よく皆さまからご質問をいただきます。📍初回のご来院についてご夫婦そろってお越しいただく必要があります。可能であれば2泊3日で台湾にお越しいただき、初日と最終日は移動日、2日目にご来院ください。フライトのスケジュールによっては1泊2日でも可能ですが、もしお時間に余裕があるようでしたらぜひ台湾の美味しいものも楽しんでお帰りください。
こんにちは愛群生殖医療センターです近年、妊活で「PGT-A」という言葉を耳にする機会が増えてきましたPGT-Aとは胚の染色体数を調べ、正常胚を選んで移植する検査のこと。特に30代後半〜40代で妊活に挑戦されている方や流産を繰り返してしまう方、不妊原因が分からない方にとって、妊娠率に大きく関わる“胚の染色体の問題”をクリアにできる、とても重要な技術です今日は、愛群で行っているPGT-Aについて、分かりやすくまとめてご紹介します🔍どうしてPGT-Aが必要なの?従
リプロダクションクリニック東京公式ブログをご覧いただきましてありがとうございます。当院へまだ通院されていない方もおられると思いますので、メール等でよくご質問いただく内容についてQ&A形式で回答します。①ネットでご予約いただけます当院は予約しやすいように、ネット予約が可能です(もちろんお電話でもご予約可能です)。ご夫婦でゆっくりご相談の上、ご都合のよいところでご来院ください。②すぐにご予約いただけますご予約は、男性・女性とも、まずお電話いただきご予約の日程をご相談いただきます
今日は年末年始に治療計画を立てるプランについて解説いたします。リプロダクションクリニック東京・大阪では、12/31~1/3まで休診となりますが、培養部は元気に毎日仕事をしており、12/30まで、および1/4からは採卵・移植ともに可能となっております。そこで、12月下旬に月経が来そうな場合で年末年始に治療をされたい場合のモデルプランをお示ししますので、参考にしていただけますと幸いです。【採卵】①月経開始が12/14~12/16D2~5に排卵誘発剤を開始できれば、通常は12/30が採
こんにちは愛群生殖医療センターです日本で長期間不妊治療に取り組まれた方が、「それでも諦めたくない」「海外での治療という選択肢があるのか知りたい」と、当院にご相談くださるケースが増えています今日は、当院で卵子提供治療を受けられ、現在妊娠中の日本人患者様からいただいたアンケートを、ご了承の上ご紹介いたします。今回ご紹介するのは、47歳で卵子提供治療を決意された方のリアルな声です。同じ道を考えている方の参考になれば幸いです。◆台湾で卵子提供を選んだ理由日
こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。今回は「胚移植に前後に感じる気持ち」について考えてみたいと思います。このテーマでのご相談はとても多く、皆さんそれぞれ違った経過や背景をもってここまで治療に取り組んでこられました。採卵への過程ももちろん緊張しますが、胚移植は治療のプロセスの“集大成”のように感じる方が多く、期待と不安が複雑に入り混じる時期です。そのぶん、感情の振れ幅が大きくなるのも自然なことです。カウンセリングでは、皆さんが感じている「自分の気持ち」を整理していくことができ
こんにちは、愛群生殖医療センターです今回は、先週の紹介しました「『つわりってなぜ起きるの?』東洋医学から見る妊娠初期」に続きまして、妊娠初期(特に9〜12週頃)のつわりと栄養の関係についてご紹介します🍽️ちょっとしたコツで、辛い妊娠初期のつわりを少しでも軽減して過ごしていただければと思います💡西洋医学的なつわりの対処法①少量ずつ頻回に食べる:満腹や空腹はどちらも吐き気の原因に。「こまめに、軽く」が基本!②脂肪分や刺激の強い食べ物を控える:油っこい食事や、ガスの出やすい
生殖医療解説シリーズのまとめサイトです。定期的に追加あるいは細分類しています。論文紹介というよりも、皆様の診療の指針や解説になるような内容を心がけておりますので、最新記事を常にという方には物足りないかも知れませんが、基本的にはリプロダクションクリニックの標準方針に則ったことを書いておりますので、リプロのやり方を知りたい方にとっても参考になると思います。最近更新が滞りがちですが、迷う局面で重要な内容はほぼ網羅されていますので、ぜひご一読ください。☆が多いものがおすすめの記事となります。
こんにちは、愛群生殖医療センターです今回は、免疫の働きが妊娠に影響するタイプの不妊や流産についてお話しします「妊娠後に血栓(けっせん)の値が上がった」「D-dimer(Dダイマー)が高いと言われた」そんな不安を感じたことはありませんか💡免疫の働きが関係する不妊・流産とは?「免疫性不妊」や「免疫性流産」と呼ばれる状態があります。これは、体の防御反応(免疫)が少し過剰に働くことで、着床や妊娠の維持がうまくいかなくなるケースのことです。たとえば、原因不明の不妊が続いて
胚移植後の生活は、非常によくある質問の1つですが、「胚移植後は安静にしたほうがよいのでしょうか」というのは特によくある質問の1つです。結論から言えば、胚移植後の安静は全く必要ありません。10年以上前の有名な論文があって、胚移植後の安静は何の意味もないか、下手をすると有害、という結果でした。(興味がある方は、こちらをご覧ください)当院でも、移植後が終わったあとに一律の安静時間を設けていないのはこうした理由です(もちろん少しゆっくりしてからお帰りになっても大丈夫です)。自転車とかよ
凍結融解胚移植の黄体補充、プロゲステロン腟剤の選び方不妊治療において、黄体補充は胚移植の成功に欠かせないプロセスです。日本で使用されている主なプロゲステロン腟剤は以下の4種類です:1.ルティナス®膣錠2.ウトロゲスタン®膣用カプセル3.ルテウム®膣用坐剤4.ワンクリノン®腟用ゲルこれらの薬剤は、生殖医療施設や医師の判断で選ばれることが多いですが、実際の妊娠成功率や患者の負担に違いはあるのでしょうか?国内で行われた最新の研究を基に、各薬剤の特性と生殖医
「11年間の妊活で、(香港の)ウェールズ病院で号泣したこともありました。この10年以上、妊活問題でどれだけ涙を流したかわかりません。」今年39歳、香港出身のVeraさんは、今年ついに!無事に第一子を迎えました。かつてガン患者だった彼女は、曽啓瑞医師のサポートによりTFCで成功を収めて、今、新米ママとなります。#若くしてガンに罹患し、逃してしまう生殖能力(妊孕性)保存の機会Veraさんの妊娠への道のりは、普通の人よりもずっと険しいものでした。19歳のとき、白血病の末期と診断され
融解後の胚盤胞のグレードを再評価し、それが出生率と関連があるのか調べた論文を読んだので紹介しますこの研究では、4613名の単一正倍数胚盤胞の移植、7750周期を対象としました。また、グループ1:凍結前、融解後の胚盤胞のグレードが同じグループ2:融解後の胚盤胞が凍結前と比較してグレードが高いグループ3:融解後の胚盤胞が凍結前と比較してグレードが低いグループ4:融解後に再拡張せずグレードの再評価ができなかった以上、4群を比較検討しました。年齢、AMHについて、グル
こんにちは愛群生殖医療センターです反復着床不全の原因のひとつに「免疫の働きすぎ・働かなすぎ」が関係していることがあります。その中でも注目されているのがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)ですでも実は——NK細胞には「末梢血NK細胞(PB-NK)」※血液=末梢血(まっしょうけつ)と「子宮内膜NK細胞(uNK)」の2種類があり、この2つはまったく性格が違うことをご存じですか?🧩NK細胞ってそもそも何?NK細胞は、体の中をパトロールしながら「異常な細胞」を見つ