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リプロダクションクリニック東京公式ブログをご覧いただきましてありがとうございます。当院へまだ通院されていない方もおられると思いますので、メール等でよくご質問いただく内容についてQ&A形式で回答します。①ネットでご予約いただけます当院は予約しやすいように、ネット予約が可能です(もちろんお電話でもご予約可能です)。ご夫婦でゆっくりご相談の上、ご都合のよいところでご来院ください。②すぐにご予約いただけますご予約は、男性・女性とも、まずお電話いただきご予約の日程をご相談いただきます
こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。今回は「胚移植に前後に感じる気持ち」について考えてみたいと思います。このテーマでのご相談はとても多く、皆さんそれぞれ違った経過や背景をもってここまで治療に取り組んでこられました。採卵への過程ももちろん緊張しますが、胚移植は治療のプロセスの“集大成”のように感じる方が多く、期待と不安が複雑に入り混じる時期です。そのぶん、感情の振れ幅が大きくなるのも自然なことです。カウンセリングでは、皆さんが感じている「自分の気持ち」を整理していくことができ
こんにちは愛群生殖医療センターです😊台湾で体外受精(IVF)治療を受ける際には、ご夫婦の婚姻関係を証明する書類の提出が必要です台湾の法律では、合法的な婚姻関係にある夫婦のみが人工生殖医療を受けることができると定められており、治療前に医療機関がその確認を行うことが義務付けられています。そのため、日本で結婚されているご夫婦の場合は、市区町村で取得した戸籍謄本(正式名称:戸籍全部事項証明書)を、台北駐日経済文化代表処で認証した書類をご提出いただく必要があります。今回は、台湾
体外受精はこれまで、医師や培養士の高度な技術に支えられて発展してきました。しかし本論文は、その流れを大きく変える可能性を持つ「マイクロ流体技術」に注目したレビューです。まず冒頭の図では、体外受精の一連の流れにおいて、どの段階にこの技術が応用されているかが示されています。精子選別、受精、胚培養、凍結保存といったすべてのプロセスに小型デバイスが組み込まれる未来像が描かれており、従来の培養皿中心の操作から大きく変わろうとしていることが分かります。特に進んでいるのが精子選別です。Table1では、多
こんにちは愛群生殖医療センターです反復着床不全の原因のひとつに「免疫の働きすぎ・働かなすぎ」が関係していることがあります。その中でも注目されているのがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)ですでも実は——NK細胞には「末梢血NK細胞(PB-NK)」※血液=末梢血(まっしょうけつ)と「子宮内膜NK細胞(uNK)」の2種類があり、この2つはまったく性格が違うことをご存じですか?🧩NK細胞ってそもそも何?NK細胞は、体の中をパトロールしながら「異常な細胞」を見つ
こんにちは愛群生殖医療センターです卵子提供治療を考え始めたとき、多くの方が悩まれるのが「新鮮卵子」と「凍結卵子」の違いですどちらが優れているというよりは、✨治療開始のタイミング✨スケジュール✨ご希望の進め方✨精液検査の結果(精子の運動率や形態など)によって最適な選択が変わります。今回は、できるだけ分かりやすくご説明いたします🌱新鮮卵子とはドナーさんの採卵に合わせて精子を採取し、凍結せずそのまま受精に使用する方法です通常は、ご主人様の精子を初診時に凍
卵子がなくても、将来は妊娠の道が開けるかもしれません赤ちゃんを望んでいても、「卵子が作れない」「早発卵巣不全といわれた」「がん治療の影響で妊娠が難しいかもしれない」。こうした悩みを抱える方は少なくありません。現在の生殖医療は大きく進歩していますが、ご自身の遺伝子を受け継ぐ子どもを望んでも、卵子そのものがない場合には、選択肢がまだ限られているのが現実です。そんな中、とても興味深い研究が報告されました。それは、子宮内膜の細胞や骨髄由来の細胞を使って、“卵子のように働く細胞”をつくれる可能性を示
こんにちは!胚培養士の大野です。今回は、培養部のスタッフが2025年8月に名古屋で開催された「日本受精着床学会」で口頭発表させていただいた「前核期人為的透明帯除去法(ZPF)の適応条件の後方視的探索」の内容をご紹介します。以下は、胚培養士中山からのレポートです。先日、生殖医療に関する大きな学会のひとつである「日本受精着床学会」に参加してきました。名古屋で開催され、全国から先生方や研究者が集まり、最新の研究や技術について発表が行われました。会場は熱気にあふれていて
「着床の窓」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。業界用語的には、もともと、implantationwindow(あるいはwindowofimplantation:WOI)と英語で表現することが多かったのですが、ブログで当院の松林医師が着床の窓という言葉をしきりに使い始めて定着した歴史があります。着床の窓の検査は、2011年にスペインで提唱されました。ERA検査と名付けられた検査は現在スペインのIgenomix社が提供しています。一方、当院は、アメリカのCooper
最近では「卵子提供」によって高年齢でも妊娠を目指せる時代になりました。しかし――体の“受け入れる力”までは、卵子提供では補えないことがわかってきています。アメリカで行われた大規模研究(FertilityandSterility2025年)によると、卵子提供を受けても、母体の年齢が上がるほど妊娠率・出産率は年々少しずつ低下していました。つまり、卵子が若くても、「妊娠を支える母体側(子宮・血流・免疫など)」の機能は年齢とともに変化しているということです。「数字で見る“年齢の壁”
「11年間の妊活で、(香港の)ウェールズ病院で号泣したこともありました。この10年以上、妊活問題でどれだけ涙を流したかわかりません。」今年39歳、香港出身のVeraさんは、今年ついに!無事に第一子を迎えました。かつてガン患者だった彼女は、曽啓瑞医師のサポートによりTFCで成功を収めて、今、新米ママとなります。#若くしてガンに罹患し、逃してしまう生殖能力(妊孕性)保存の機会Veraさんの妊娠への道のりは、普通の人よりもずっと険しいものでした。19歳のとき、白血病の末期と診断され