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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第54回試験・実技1・問4図11の水戸におけるウィンドプロファイラ観測による高層風時系列図によると、14時〜21時にかけて受信強度が上下の層と比較して強い層が見られることについて、これが気象レーダー観測におけるブライトバンドに対応しており、この高度を0.1km刻みで答え、さらにこの層でみられる降水粒子の形態の特徴を気温に言及して25字程度で述べよ、というのが今回の問題です。(気象庁HP:知識・解説>気象衛星・気象観測>気象レーダー
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・専門知識(a)(気象レーダー(大阪・高安山)2018.03.22大阪・高安山のレーダーへゆくより)気象ドップラーレーダーは、アンテナを回転させながらパルス状の電波を発射し、半径数百kmの範囲内に存在する雨や雪を観測しています。発射された電波は、雨や雪といった降水粒子にあたりますと散乱(レイリー散乱)が起きます。このうちレーダーの位置する方向に跳ね返って戻ってきた電波(後方散乱)があり、これを捉えて分析する
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識(a)(気象庁HP:各種申請・ご案内>報道発表資料>令和2年報道発表資料>東京レーダーで二重偏波気象レーダーの運用を開始しますより)気象庁の二重偏波ドップラーレーダーは、上図に示していますように、水平方向と垂直方向の2つの異なる振動面をもつ電波(水平偏波、垂直偏波)を送受信することで、従来型の水平偏波による単偏波の気象ドップラーレーダーよりも多くの情報が取得可能となったレーダーです。従来型は水平偏波
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第52回試験・専門知識(気象庁HP「気象レーダーによる観測の概要」より)(大阪・高安山気象レーダー2018.03.22「大阪・高安山の気象レーダーへゆく」より)(a)気象レーダーでは、最上部のレドームとよばれる球体の風雨や雪などから守る覆いの中にあるアンテナから、パルス状の電波を発射して降水粒子に当たって戻ってきた電波の強さを利用して降水強度を観測します。また、発射した電波と戻ってきた電波の周波数のずれ
こんばんは。今回の専門知識は気象レーダー観測についての問題です。問題につきましては、特に難しい知識が問われているわけではありませんので、過去問題の演習がしっかりできていれば正解できたのではないかと思います。次回、一緒に考えてみたいと思います。第52回試験・専門知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。2日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今回の専門知識は、二重偏波気象ドップラーレーダーによる降水の観測についての問題です。本文中の(a)、(b)、(c)の下線部の正誤を考えながら、従来型の水平偏波による単偏波の気象ドップラーレーダーに変わる観測装置の特徴について学びましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。16日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第60回試験・専門知識今回は、本文を読みながら、下線部(a)〜(d)の正誤を考えてみます。初めに、『上空が雪片だった降水粒子が落下して周囲の気温が0℃となる高度を通過すると、融けて雨滴となる。雪片が融けて雨滴になる途中の状態は、(a)雨滴よりも粒が大きく、固体(雪)の表面が液体で覆われている状態で、いわゆる「みぞれ」である。』とあります。まず、本文にありますように、はじめ固体(雪)だった降水粒子が落下して周囲の気温が0℃となる高度