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グリザイユという手法が水彩画にも蔓延して久しい。一見、経験の浅い人には、明暗・バルールでとらえるのに便利な方法のように思えるかもしれないが…。本来のグリザイユは、フレスコや油彩のモノクローム(セピアなど)で簡素に描いたもののことを言っていたようだ。要するにデッサンの絵具版と言えるかもしれない。でもちょっと考えればわかるだろう?鉛筆でしっかりデッサンをして明暗を作っておいて、その上に淡彩で色を置いていくとそれなりに“サマ”になるとは思うが、いつでも鉛っぽい同じ
新緑の季節になるとこの曲を思い出す。ディアプルーデンスザ・ビートルズ親愛なるプルーデンス外に遊びに来ないかい?日が登り空はどこまでも青いまるで君のように美しいよ親愛なるプルーデンス遊びに来ないかい?親愛なるプルーデンス目を開けて晴れ渡る空を見てごらん風は優しく拭いて鳥は歌っている君はこの世界の一部だって実感できるだろう?なぁプルーデンス目を開けて見ないか?さぁ周りを見渡してごらんよ周りをよく見渡してごらんそうだよく見るんだ親
時間と労力をかけた結果、描き過ぎてつぶしてしまうことが往々にしてあると思う。労多くして、成果なし…。´д`;このブログでも何度も書いたが、透明水彩画は、筆数(ふでかず)=“描き込み”ではないので、時間や手数をかければいいってものではないと思っている。省エネ、最大出力!少ない手数・筆数で最大の効果を生み出すことができれば、色は濁らず、切れ(鮮度)のいい魅力的な絵になるだろう。時代にもマッチしてるしね。(^_^)v改めて見てみて
毎月第1・第3火曜日(午前)、第1・第3水曜日(午後)、及び第2・第4水曜日(午前・午後)はデモンストレーションデー。キューバハバナの昼下がりの街角。シエスタで人通りが少ない旧市街は、朽ち果てたスパニッシュコロニアル建築が並び、アメリカ50年代のクラシックカーとマッチしている。《StepbyStep》ほぼ一点透視なのでパース的には難易度は低いが車の屋根、人の頭の位置など注意しなければならないところが多々ある。通常明るい空から描
デッサンは観察力・洞察力を鍛えるのには絶好の方法。見えている“表象”だけではデッサンは描けない。観察する、考える、気付く事でより”正しく”描ける。分かりやすいところだけ見ていても騙される。モチーフ(対象)が存在することの本質を洞察することによって新たな発見が可能になり、初めて見えてくるんだと思っている。【参考サイト】12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな先に教わってしまうんだね。
Foreveryoung-AudraMae-SonsofAnarchyこの曲はボブ・ディランの“フォーヴァ―ヤング”をアカペラで歌っている。ハーレーに乗って走っているのは決して若くはない“ワル”のおっさんたち。未だに大人になれないおっさんたちを、憂いをにじませながらしみじみと応援するかのようなこの曲と映像が以前から好きだった。"Foreveryoung"直訳すれば『いつまでも若く』という意味だが、この曲はボブ・ディランが子供が生まれた時に子供のために
毎月第2金曜日の午後と第4金曜日の午前・午後は、NHK文化センター青山教室でデモンストレーション講座。今日から第4金曜日午前・午後のデモンストレーション講座が始まった。渋谷ファッション&アート専門学校の公開講座閉講に伴う生徒さんの受け入れも兼ねて新設していただいた新規コースの初日❗️ということで、午前午後共に『広がりのある大自然の風景』というテーマで、基本技法(ウォッシュ/ネガティヴペインティングなど)を体験的に習得できる題材でスタートしてみた。
毎月第1・第3火曜日(午前)、第1・第3水曜日(午後)、及び第2・第4水曜日(午前・午後)はデモンストレーションデー午前の部デモンストレーション作品午後の部デモンストレーション作品《午後の部》“塗り残し“をテーマに、ニューヨークブロードウェイに差し込む光に照らされるビルと車をモチーフに都会の喧騒を描いてみよう。Googleストリートビューではこの辺り。私が現地で撮った写真。左からの光がビル群の隙間から漏れて右のビルを照ら
毎月第1・第3火曜日(午前)、第1・第3水曜日(午後)、及び第2・第4水曜日(午前・午後)はデモンストレーションデー。生徒さんからのリクエストで、”自然と建物”というテーマで描いてみた。朝焼けとモンスーン原生林。バリ島では日常的な風景だ。※Googleストリートビューでは自在に奥まで入れない。ほぼ幹線道路に限られる。私が現地で撮った写真。バリ島のウブド朝食前にホテル内を散策していて高台に登ったら椰子越しにきれいな朝焼けが見えた。
横浜画塾のある港北ニュータウン(横浜市都筑区)はスケッチスポットには事欠かない。港北ニュータウンをほぼ一周する緑道(グリーンマトリクスシステム)がそのスポットをつないでいるので、散策するのにはベストな環境と言える。そして、どのスポットもさほど混雑もせず、のんびりスケッチしていても迷惑になることはない。季節によって様々な表情を見せてくれるので、行くたびに違うスケッチスポットが見つけることができ飽きることはない。先般、“鎌倉横浜を描く会”のメンバーの方が中心となって作った“
遠近法には、透視図法(線遠近)、空気遠近(大気遠近)、光遠近などがある。中でも、風景画を描く時によく出てくるのが空気遠近法。一般的には“遠くは薄く青く描く”ということですべてに当てはめているようだが…私は、そんなに単純なものではないと思っている。ただ“遠くは薄く”とだけ覚えてしまって、その日の天候、季節、場所を考慮しないでワンパターンになっていないだろうか?私は日ごろから条件によって近くと遠くがどう違うのか、アパッチと散歩しながら観察していた。(笑)
当塾教室展『第12回横浜画塾展』が終了して一週間が経過した。おかげさまで、たくさんの方々にご来場いただき、ご好評をいただいた塾生たちの果実(全作品)をできるだけ多くの方々に見ていただきたいと思い、動画で公開することにした。※Part2(2F)の動画の末尾に、自己紹介として添付した「仮想自画像“モテ期”」(ハガキ大)も公開しているのでそちらもご高覧いただきたい。塾生の皆さん、改めてお疲れさまでした。次回は2024年4
最近、あるカルチャースクールの講座で野外スケッチに行くことになり、銀杏のきれいな東大キャンパスに行こうと決めていた。ところが、カルチャスクール担当の方から連絡があり、『東大の方に申請したところ、“営利目的(?)”の団体のスケッチはお断りすることになった。』とのこと…。新宿御苑からも同じような連絡がカルチャースクール各社にあったらしい。※あくまでも企業の団体の講座の使用を対象としているので、個人的なスケッチは当たらないらしいが。そういえば、以前川崎民家園に入場