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某都道府県知事の"学歴詐称”問題が再燃している。"肩書”に異常に価値を見出す国民には、学歴や経歴が説得力を持つからと言って、噓をついたり勝手に利用するのはアウト。どんな世界でもそれは同じ。絵描きなら絵で勝負すべきだろう。太い幹があってこその枝葉(えだは)だと思う。その作者の姿勢、絵に対する真摯な立ち向かい方があってこそ滲み出る表現にこそ説得力が生じるし、それを見抜く審美眼こそが価値を持つんじゃないのか。それらを軽視し、表面的な技法や“見せ方”ばかり
まず最初に断っておきたいのは、私は、塾生の皆さんや文化センターなどのワークショップ受講者の方々を“弟子”と思ったことは一度もない。強いて言えば“同好の友”であり“ライバル”なんだと思っている。だから、“笠井の弟子”はこの世にはいないし、万が一にも名乗る人がいるとしたら全く意味はないということを改めて宣言しておこうと思う。さて、その上で、“教える”ということや“学ぶ”ということについて思うことを以前書き留めておいたので再掲したいと思う。(これは、2011
毎年個展を行うにあたり、“なぜ個展をするのか”についての再確認している。いつものことだが、備忘録としてここに記しておこう。私にとっての個展の意義(目的)とは■晒してなんぼ(自分へ)観ていただいてこそ次への方向性が見えてくる。観ていただいてこそ自分が“何者”なのかはっきりする。■塾長、絵描きやってます(塾生、水彩ファンへ)塾生や水彩ファンに作品と絵描きとしての活動を見ていただく。■元気にやってます(お世話になった方々へ)
本日、私の個展が終了しました。毎年この時期に、1年の節目として開催している「笠井一男水彩画展」。原宿表参道にほど近い感性豊かな人々が多く集まる場所での展覧会は、私にとっても楽しみなパーソナルイベントだ。今や街を歩く人の半数が外国人(インバウンドばかりとは限らない)という自分がどこにいるのか分からなくなるようなこの街で、“水彩画”がどう受け入れられるか、10年以上続けて観てきた。必ずしも水彩画が盛り上がってきたとは言えないが、水彩画に興味を持つ人の幅が明らかに広がったと実
もう何年も前から登録だけはしていながら、ほとんど休止していたInstagramを再開しました。当初は、アパッチや画塾の写真などをたまにアップする程度だったので、ほとんどチェックすることもなく、休眠状態でした。先日、ちょっと覗いてみるとフォローしてくれている人が800人を超えていて驚いて、作品を少しアップしたら以前よりたくさんの方が見てくれるようになっていてさらにびっくり。フェイスブックともツイッターともちょっと違う気軽さが、思ったよりとっつきやすかったのでちょっ
みなさんお久しぶり!スマホを紛失してからSNSから2週間以上遠ざかっていたので、再開のタイミングがなかなかつかめず、今回、横浜画塾展開始と同時にリ・スタートすることにしました。今後ともよろしくお願いします。++++++++++++++++++++++++1年半ぶりの教室展『横浜画塾展』の準備は3か月前から始まっていた。もちろん塾生の皆さんは1年半の間日々精進されこの日のために頑張ってきたのは言うまでもない。搬入時の混乱を避けるため、2週間前には全作品をアトリエに保管す
グリザイユという手法が水彩画にも蔓延して久しい。一見、経験の浅い人には、明暗・バルールでとらえるのに便利な方法のように思えるかもしれないが…。本来のグリザイユは、フレスコや油彩のモノクローム(セピアなど)で簡素に描いたもののことを言っていたようだ。要するにデッサンの絵具版と言えるかもしれない。でもちょっと考えればわかるだろう?鉛筆でしっかりデッサンをして明暗を作っておいて、その上に淡彩で色を置いていくとそれなりに“サマ”になるとは思うが、いつでも鉛っぽい同じ
イタリア、コルバラの2日目。出発前には絶望的な予報だったにもかかわらず、朝目が覚めると目を疑うばかりの快晴!『持ってるよね~!』(笑〕早速朝食前に散策にでかけました。朝食後、改めて全員でロケハンに出かけると、道路を埋め尽くすほどのマウンテンバイクの列!どうやら大きいレースに遭遇したようです。この後大群が来たのでみんなで沿道応援。聞けば、昨日から夏の営業が始まったので、待ちに待ったバイカーが集結する大会のようです。いつ雨になるかわからないので、ロケハンからそのままスケッチに移ります。今
先週の名古屋に続き、横浜画塾のデモンストレーションデー。4月3日(水)at横浜画塾前回桜を描いたので、一足早く新緑の風景を描いて予習しておこう。画塾周辺に点在する竹林を入れながら、新緑の小径+木漏れ日の演出で描いてみよう。場所は港北二ュータウンの鴨池公園奥にある竹林保存地区。この辺は元々竹林が多かったので保存地区として残してある。私が現地で撮った写真。※右下に亡きアパッチ君が写ってた…。《StepbyStep》ファーストウォッシュ
個展初日、なんとか無事にオープンできました‼️お花まで頂き、ありがとうございました。😊🙏✨11:00に開場すると次々に生徒さんやお客様がいらっしゃって、一時会場が人で埋まってしまうほど‼️ビックリ‼️その後、食事の時間になって収まったものの、午後になると絶えることなく入れ替わり立ち替わりご来場頂き、たくさんの方々とお話できて楽しく過ごしました。オシャレなお花をいただき、ありがとうございます。センスの良さにみなさん感激していました。ギャラリーコ
Foreveryoung-AudraMae-SonsofAnarchyこの曲はボブ・ディランの“フォーヴァ―ヤング”をアカペラで歌っている。ハーレーに乗って走っているのは決して若くはない“ワル”のおっさんたち。未だに大人になれないおっさんたちを、憂いをにじませながらしみじみと応援するかのようなこの曲と映像が以前から好きだった。"Foreveryoung"直訳すれば『いつまでも若く』という意味だが、この曲はボブ・ディランが子供が生まれた時に子供のために
毎月第2・第4火曜日は、午前・午後のWデモンストレーションデー。午前の部、デモンストレーション作品午後の部デモンストレーション作品《午後の部》濃霧の中、ベネチアのマルコポーロ空港に向かう船中からの景色を“空気の可視化”を活かして描いてみよう。Googleストリートビューではこの辺り。私が現地で撮った写真。当日はひどい濃霧で飛行機が飛べるのかさえ分からない状況で空港に向かった。構図の確認。ファー