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※※この本を読んで一言※※読む者を惹きつける怒涛の展開でボリュームはあるのに一気に読めます。映画になるだけのことはあるなと思う作品です。教訓:小説を読むなら事前に知る関連情報は極力減らして読むべきです(笑)※※※※※※※※※※※※※※※呉勝浩さんの作品は「スワン」に続き2作品目になります。この「爆弾」は映画が面白そうで見たくなり、だったら映画を見る前に原作を読んでおこうと思い購入しました。スズキと警察の知恵比べにも似た取り調べや捜査の過程で、進行するにつれて少しずつ謎が
※※この本を読んで一言※※タイトルはコテコテの王道ミステリですが中身はかなりの変化球な作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※高野結史さんの作品は初めて読みます。やはり初めての作家さんの作品を読む時はワクワクしますね!この作品はタイトルがあからさまに「ミステリです!」と主張しており、館モノ+殺人とくればこれはもう読まなければなりません(笑)。この作品の妙はその設定にあると思います。豪華な館での殺人は「探偵遊戯」というゲームとして開催され、その殺される役である佐
※※この本を読んで一言※※ミステリとして面白いかと言われるとなかなかビミョ~(個人的感想です)。リアルなミステリとラノベ的キャラモノを足して2で割って、ところどころファンタジーを少々加えた作品と割り切るなら楽しめました。※※※※※※※※※※※※※※※2025年の「このミステリーがすごい!」大賞作ということで読んでみました。内容としては最先端の遺伝子工学を軸に、現代の生命の尊厳と宗教を絡めつつ、ループクンド湖の多くの人骨の謎、紫陽の存在、唯の真意を隠していそうな行動、樹木
※※※※※※※※※※※※変更点(4/28)2面白くて人にもオススメできる作品お気に入り作品(3)に牙の領域フルコンタクト・ゲーム(中島望)を追加しました。※※※※※※※※※※※2面白くて人にもオススメできる作品(3)北壁の死闘(ボブ・ラングレー(海津正彦[訳]))【2025.8(417)】牙の領域フルコンタクト・ゲーム(中島望)【2026.4(485)】NEW麦の海に沈む果実(恩田陸)【2023.10(303)】インシテミル(米澤穂信)【2017.
発売日に買って5/19にクリアした。ゴールデンウィークを犠牲にしてもクリアするのにものすごく時間がかかった。つーかこの記事を書くのにも時間がかかってしまった。steam版で全クリしたプレイヤーは1.5%らしい。あまりにも長すぎるので仕方ない。長すぎて途中で寝たりゲーム付けっぱなしのまま外に出たりしたので正確な時間は分からないが全てのエンディングを見るのに259時間かかった。まさかひぐらしより長いとはビビった。ほとんどがネタバレになるのであまり詳しくは話せないが、感想としては基本面白
<今日の表紙>今月のiichiko夏の日のひとり。相変わらずわかりません。6月のiichikoのような小説でした。「どうせそろそろ死ぬんだし」香坂鮪著先日、第23回「このミステリがすごい!」大賞文庫グランプリの作品を読み終えました。読んだ動機は、大賞作品ということと、作者の名前「鮪」がユニークだったからです。余命宣告された人たちの会での殺人事件(?)他殺か自然死かをめぐる主人公の推理が中心です。推理小説は読み終わり近くなるともっと読みたいという欲求に駆られます。こ
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
GWに読んだ本。「殺人切符はハート色」山浦弘靖【シリーズ】殺人切符はハート色ユーモア・ミステリー星子ひとり旅(集英社コバルト文庫)Amazon(アマゾン)とあることをwikipediaで調べていて、気になるワードがあるたびリンク先に飛んで…ということを繰り返していたら、とある記事の中で「山浦弘靖」氏の名前が目に入った。知ってる!昔読んだことがある!…なんだっけ??えーっと…「星子さんシリーズ」!!なつかしー!AmazonでKindle版が買えることがわかったので思わず
★★★★★★★★★★2013年129min.ネタバレけっこう頑張ったつもりです敬称:場合によりけりで使いわけてます監督西谷弘製作鈴木吉弘稲葉直人脚本福田靖音楽菅野祐悟福山雅治原作東野圭吾湯川学:福山雅治岸谷美砂:吉高由里子草薙俊平:北村一輝川畑成実:杏川畑重治:前田吟川畑節子:風吹ジュン仙波英俊:白竜塚原正次:塩見三省柄崎恭平:山﨑光三宅伸子:西田尚美柄
竹内涼真主演の、「再会」が始まりました。小学生だった、四人の同級生が、とある事件に巻き込まれ、そのことは四人だけの秘密として生きることにいたしました。そんな四人が、二十年以上経って再会します。ひとりは刑事、ひとりは美容師、ひとりは建築士、そしてもうひとりは地元の不動産会社の専務として。その四人は、竹内涼真、井上真央、瀬戸康史、渡辺大知なのですが、ここまで書いて、「あれ?」と思いました。私、これドラマとして見てますわ。ウィキペディアで調べて思い出したした。これ、フジテレビで単発ドラマとし
講談社文庫■倒錯のロンド■折原一(1951-)■1989年■本格/新本格概要受賞間違いなし、と自信を持って推理小説新人賞に応募しようとした作品が、何者かに盗まれてしまった!そして同タイトルの作品が受賞作に。時代の寵児になったのは、白鳥翔。山本安雄がいくら盗作を主張しても誰も信じてくれない。原作者は執念で盗作者を追いつめる。叙述トリックの名手の「原点」が、32年越しに完成!(裏表紙紹介文)感想折原一氏の代表作です。江戸川乱歩賞の最終候補作。折原氏は、執筆する作
●【レポ】ちゃんと書いてあっても誤読するんですよ!?~誤読研究会こんにちは三浦真弓です。3~4か月ごと開催される「誤読研究会」に参加してきました。過去の様子はこちらです。聞き手の粗相は、いい手の粗相?それとも、いい手の粗相は聞き手の粗相?【レポ】本人たちは「解散」とは言ってませんが!?~誤読研究会「語彙力が低くて言語化出来ないから、色々ヤバくて考えさせられるわぁ」お前がな!笑これまで、どうして誤読が起きるのかそもそも、きちんと書かれていないからな
「ハウスメイド」著者:フリーダ・マクファデン出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫(2025/8/20)前科持ちのミリーが手に入れた、裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋を与えられ、生活を始める。しかし、この部屋には……。そして、家族にまつわる真相が明かされるや、それまでに目にしたものすべてがひっくり返る。恐怖と衝撃のエ
読書☆松本清張の女たち松本清張の女たち[酒井順子]楽天市場ワタシ、20歳前後の頃から、著者の酒井順子さんのファンでした。同年代の彼女、Olive少女?だった私の憧れのヒトでした。Olive誌に、「マーガレット酒井」のPNでエッセイ書いてた頃(マーガレットは立教女学院出身だからよね)から本当に面白くってさすが、泉麻人氏に見出されただけある人だと。エッセイは沢山読んできた、酒井順子さん。昭和〜平成のワカモノを鋭い目線で見、軽妙な筆致で描いてきた彼女が、ナニ繋がり
※※この本を読んで一言※※タイトルどおりの滅茶苦茶な物語です。最後まで読めばご都合な展開とかそんなの気にしたら負けと思えるくらいとても面白かったです。また「コロナ禍」だった2020年を振り返ることができる作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※染井為人さんの作品を読むのは初めてです。タイトルが「滅茶苦茶」とかなり攻めているのですが、その内容がどんなものか想像がつかないので楽しみに読み始めました。礼央、茂一、美世子の3人の視点で物語が進みますが、3人の物語が進むごとにそれぞれが
少し前に、早川書房のコンセプトカフェ「サロンクリスティ」に行ってきました。このカフェ、早川書房さんの1Fにあります。サロン・クリスティとは、もちろんミステリの女王アガサ・クリスティに由来した名前店内にはクリスティのミステリーに登場する列車をイメージした半個室などもあり本の中の世界に入り込める雰囲気です。季節ごとに本や作家をコンセプトにしたコラボメニューが用意されており、今回は九龍城砦イブニングティーセット♡3段ワ
すこし前に下倉バイオさんの『「選択肢」の選択史』を読み、そこで「ゲームシナリオを考えたが中途半端なままで未完」と書いた。小説家は散らばるアイデアをどう一つの作品として完成させているのだろう?に興味があり小川哲「言語化するための小説思考」。本書のテーマは「小説とは何か」なのだけれど、さすがは出版社、いま流行りの「言語化」ワードをタイトルに入れる。それはさておき、美容室と便所サンダルの話、など「相手に伝える」視点は成程。分かりやすく文章を組み直した上でさらに一歩、ちょっと辻褄弱いからとボツ(この話
1940年代、戦後混乱期の上海。落ちぶれた映画人たちが、実際の猟奇殺人事件をテーマにした脚本を一晩で書き上げる——。設定だけ聞くと、大好物のクローズド・サークル・ミステリー!と期待してしまいました。映画化しようとする事件は、金融界を牛耳る三人の実力者と護衛たちが、一晩のうちに惨殺されたというものでした。犯人の男はその場で逮捕され既に死刑が確定していましたが、そのミッションにアドバイザーとして同席します。犯人から真相を聞き推理を重ねるうち、事件は全く異なる様相を見せていきます。
※※この本を読んで一言※※この作品はミステリの新機軸ですね。夕木春央さんの代表作と言われているのも納得です。※※※※※※※※※※※※※※※インターネットで面白いミステリ小説を検索すると結構この作品の名前を見かけます。しかも2022年の週刊文春ミステリーの1位だそうで、これは一度読んでみようと思い購入しました。ちなみに夕木春央さんの作品は「絞首商會」しか読んだ事がありません。これを読み終わって、作品のすごさを語るなら巻末の有栖川有栖さんの解説が全てだと思います。これ
※※この本を読んで一言※※理解力の低い私は写真を見ただけではピンとこなかったせいか、この作品の醍醐味を味わうことができませんでした。※※※※※※※※※※※※※※※道尾秀介さんの「きこえる」を今年の3月に読んで、読み終わった後に「きこえる」とコンセプトの似た「いけない」と「いけないII」があることを知り、さっそく購入しました。短編の連作っぽい作りですが、短編が独立していないので一つの長編と言えます。そして後半になればなるほど謎だった部分が明らかになるので、ミステリとしてよ
※※この本を読んで一言※※久しぶりにイヤミス顔負けの心が削られていく作品に出合いました(汗)。そして作品の性質上、読むのに労力を要します(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※下村敦さんの作品は「闇に香る噓」に続く2作品目です。5年ぶりに下村さんの作品を読みます。タイトルと登場人物紹介を見た時点で、叙述トリックを使いたい放題の作品であることを察しました(笑)。そしていろいろな大山正紀の視点で物語が進むので、時系列をシャッフルして描かれているかもと思い、それも警戒してい
好きな推理作品はある?>ぜひブログを見てください!▼本日限定!ブログスタンプ「スパイダー・ゲーム」著者:ジェフリー・ディーヴァー出版社:文春文庫(2025/9/3)国家安全保障省の捜査官カーメン・サンチェスの妹が何者かに襲われた。犯人は前日にも男性を殺害しており、事態は連続殺人の様相を呈する。サンチェスは、蜘蛛のタトゥーから「スパイダー」と呼ばれる犯人を、ハッキングや権利侵害事案のエキスパートであるジェイク・ヘロン教授とともに追いつめていく。連続殺人をつな
※※この本を読んで一言※※みんなが自分の心を自在にカスタマイズできたら・・みんな幸せになれるのでしょうか?※※※※※※※※※※※※※※※メフィスト賞受賞作で、人間の心について語った物語です。タイトルに『悪意の実験』とありますが、内容としては悪意のことよりも宗教的だったり、心理学的な会話劇が中心だったように思います。序盤で思ったのは、一番の悪はこの実験をした安楽だということですが、この先、何かどんでん返し的なものがあるのかと思いながら読み進めました。柚子に弘一を殺す
小さな兵隊が10人食事をしたら1人が喉を詰まらせた残り9人小さな兵隊が9人夜更かしをしたら1人が寝坊して遅刻した残り8人小さな兵隊が8人デヴォンを旅行したら1人が"ここに住む"と言った残り7人小さな兵隊が7人薪割りをしたら1人が自分を割ってしまった残り6人小さな兵隊が6人蜂の巣にイタズラしたら1人が蜂に刺された残り5人小さな兵隊が5人法律を勉強したら1人が"裁判官になる"と言った残り4人小さな兵隊が4人海に行ったら1人が燻製のニシンに
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。とっても久しぶりのポアロシリーズ感想。夏が終わってしまった…。とはいえ気温的にはまだまだ真夏ですね~。オリエント急行の殺人(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「おやまあ」ポアロはつぶやいた。「こういうことか。挑戦だな。大いに結構。受けて立とうじゃないか」アガサ・クリスティー「オリエント急行の殺人」山本やよい訳
ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。松竹による「八つ墓村」のリメイクが発表されました。原作は私にとって思い入れのある作品なので、そのことについて書いてみようと思います。横溝正史の作品は、全作読んだ江戸川乱歩と違って、まだ未読のものが多くあります。読んだ中での個人的な金田一耕助物の探偵小説ベストスリーは、「悪魔の手毬唄」「獄門島」「犬神家の一族」となります。「八つ墓村」は別格というか、探偵小説というジャンルを超えたエンタメ作品として、日本の小説の中でも屈指の出来だと思
日経新聞の朝刊・夕刊ともに新聞小説だけは欠かさず読んでいる私👹です。最初は夕刊の有栖川有栖さんの『折れた岬』を読んでたのですが…いや、今でも毎日読んでますが…引退した編集者が失踪した担当作家を探す話なんです。殺されたか、事故にあったか…もう一年がとこ失踪時の作家の住まいに移り住んで推理を展開していたわけです。でここにきて、失踪していた作家が突然…あ、イカン、困惑のあまりネタバレするところでした。はい、一言で言うと、迷走中です。有栖川有栖ファンはこんなことではめげたりしませんよ。ち
山内練。柴田よしき氏の小説の登場人物だ。鋭く強く冷酷で、それでいて脆く優しい、凄まじい美貌と頭脳を持つひと。気弱な大学院生が苛烈な経験を経て若頭となった。最初に出会ったのは『RIKOー女神の永遠ー』。そのときには彼の過去など知らなかった。それでも惹かれた。美しさと強さに、そしてどこかからか滲み出る哀しみと脆さに。そして『聖なる黒夜』。練のあまりな過去が辛くて堪らなかった。麻生龍太郎ととの幸せを祈った。そんな練の物語がまた読めるなんて。練にまた逢えるなんて。12月18日発
児童文学の作家であるロス・モンゴメリの初ミステリー、『ハレー彗星の館の殺人老令嬢探偵の事件簿』を読みました。舞台は1910年の英国。ハレー彗星が地球に迫り、一部では「毒ガスが世界を覆い、人類は死滅する」という終末論が囁かれる中、物語は始まります。少年院を出所したばかりのスティーブンは、孤島の館で従僕の職を得ます。館の当主ワールズ・エンド子爵は、毒ガスの侵入を防ぐため館内の部屋のすべてを密閉し、館を「巨大な密室」としてそのときに備えます。翌日密閉された室内で子爵の遺体が発見され、犯人