ブログ記事8,942件
※※この本を読んで一言※※久しぶりにイヤミス顔負けの心が削られていく作品に出合いました(汗)。そして作品の性質上、読むのに労力を要します(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※下村敦さんの作品は「闇に香る噓」に続く2作品目です。5年ぶりに下村さんの作品を読みます。タイトルと登場人物紹介を見た時点で、叙述トリックを使いたい放題の作品であることを察しました(笑)。そしていろいろな大山正紀の視点で物語が進むので、時系列をシャッフルして描かれているかもと思い、それも警戒してい
シリーズの三作目。最初はミルンの所からちょっとお涙頂戴的な?と思ったけど、後半は本当にじーんと来た。ラストの「名探偵のままでいて」は最高だった。あと楓と祖父が大活躍で、四季と岩田先生が役立たずになったあの出来事が面白かった。ほぼミステリー初心者なのでディクスン・カーを読んだことがなく、この本を読んだあと買ってきた。『妖魔の森の家』にはビビった怖っディクスン・カーや江戸川乱歩、その他の作品もたくさん出てて、全部読みたいと思った。ただ、『B13号船室』は本屋にも電子
※※この本を読んで一言※※ミステリとして面白いかと言われるとなかなかビミョ~(個人的感想です)。リアルなミステリとラノベ的キャラモノを足して2で割って、ところどころファンタジーを少々加えた作品と割り切るなら楽しめました。※※※※※※※※※※※※※※※2025年の「このミステリーがすごい!」大賞作ということで読んでみました。内容としては最先端の遺伝子工学を軸に、現代の生命の尊厳と宗教を絡めつつ、ループクンド湖の多くの人骨の謎、紫陽の存在、唯の真意を隠していそうな行動、樹木
★★★★★★★☆☆☆2009年112min.ネタバレ小説が原作なので気にせず話してます敬称略の人もありますし略してない方もいます監督益子昌一製作「さまよう刃」製作委員会脚本益子昌一音楽川井憲次原作東野圭吾長峰重樹:寺尾聰織部孝史:竹野内豊真野信一:伊東四朗中井誠:佐藤貴広木島和佳子:酒井美紀木島隆明:山谷初男長峰絵摩:伊東遥島田:長谷川初範伊藤:木下ほうか田中:池内万
『名探偵のままでいて』の続き。前作より認知症が進んだ祖父だけど、名探偵っぷりは相変わらず。面白かった第三章は傑作だと思った。人の心をほぐしてくれるのは時間で。だけど人の助けがないと、その時間を迎えることはできないというそのことが凄くしみた。人の心にズカズカ入らないのも、現代の人間関係で良いなと思った。読み終わったら、アルフレッド・ヒッチコックの作品をとてつもなく見たくなった。『疑惑の影』『救命艇』『鳥』『ロープ』特に『疑惑の影』が見たい。あと、古典ミステリー
※※この本を読んで一言※※読む者を惹きつける怒涛の展開でボリュームはあるのに一気に読めます。映画になるだけのことはあるなと思う作品です。教訓:小説を読むなら事前に知る関連情報は極力減らして読むべきです(笑)※※※※※※※※※※※※※※※呉勝浩さんの作品は「スワン」に続き2作品目になります。この「爆弾」は映画が面白そうで見たくなり、だったら映画を見る前に原作を読んでおこうと思い購入しました。スズキと警察の知恵比べにも似た取り調べや捜査の過程で、進行するにつれて少しずつ謎が
大人気「自由研究シリーズ」の著者、ホリー・ジャクソン初の大人向けミステリーです。27歳のジェットはハロウィンの夜、何者かに殴打され意識を失います。2日後に目覚めた彼女が告げられたのは、殴打によって脳内に動脈瘤が形成され「余命はあと1週間」という残酷な宣告でした。手術しても成功率は10%。ジェットは10%の賭けには乗らず、「自分を殺した犯人を自分で見つける」と決意し、幼なじみのビリーと共に事件を調べ始めます。冒頭のハロウィンパーティでの登場人物紹介から、帰宅直後の殴打事件、そして余
★★★★★★★★★★2013年129min.ネタバレけっこう頑張ったつもりです敬称:場合によりけりで使いわけてます監督西谷弘製作鈴木吉弘稲葉直人脚本福田靖音楽菅野祐悟福山雅治原作東野圭吾湯川学:福山雅治岸谷美砂:吉高由里子草薙俊平:北村一輝川畑成実:杏川畑重治:前田吟川畑節子:風吹ジュン仙波英俊:白竜塚原正次:塩見三省柄崎恭平:山﨑光三宅伸子:西田尚美柄
10月7日は「ミステリー記念日」です。1849年のこの日、ミステリー小説(推理小説)の先駆者であるアメリカの小説家エドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来しています。世界初の推理小説は、エドガー・アラン・ポーが1841年に発表した短編小説『モルグ街の殺人』であることから、ミステリー小説の生みの親ともいわれています。以下HPよりミステリー記念日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介|PRTIMESMAGAZINEprtimes.jpエドガー・ア
「マーブル館殺人事件」著者:アンソニー・ホロヴィッツ出版社:創元推理文庫(2025/9/12)創元社HPより引用ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこ
※※この本を読んで一言※※女性同士の相棒モノ&大正時代という珍しい組み合わせで、ミステリ小説として上質で読みごたえのある作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※夕木春央さんの「サーカスから来た執達吏」は、名古屋の大須にある「謎解き生活」というミステリー専門の書店で買いました。そしてこの作品は、袋の中にどんなミステリー小説が入っているか分からない「ブラインドブック」となっており、その袋のホップに「世界観を作る天才による没入ミステリー」と付いていたので、それに惹かれました(
今回はNetflixで配信中の注目作『彼の真実、彼女の嘘』をご紹介します。WatchHIS&HERS|NetflixOfficialSiteTwoestrangedspouses—oneadetective,theotheranewsreporter—vietosolveamurderinwhicheachbelievestheotherisaprimesuspect.www.netflix.com本作はアリス・フィ
★★★★★★★★★★2008年128min.ネタバレ原作がありますからネタは上がってます敬称略監督西谷弘製作亀山千広脚本福田靖音楽福山雅治菅野祐悟主題歌KOH+「最愛」湯川学:福山雅治石神哲哉:堤真一花岡靖子:松雪泰子内海薫:柴咲コウ草薙俊平:北村一輝栗林宏美:渡辺いっけい城ノ内桜子:真矢みき富樫慎二:長塚圭史花岡美里:金澤美穂葛木修二郎:
なかなか珍しい名探偵だった。認知症とパーキンソン症状の祖父が謎を解いていく探偵ものだった。主人公は孫の楓。小学校の教師で独り立ちしているものの、たった一人の身内である祖父のことをとても心配している可愛い人。身の回りでいろんなことが起きて、祖父に相談に行く楓。そして二人に過去の犯人が襲いかかる。面白かった。読みやすいから軽く思うけど、内容はけっこうシリアス。ラストはそうきたかーと声に出たw『女か虎か?』のような、リドル・ストーリーはモヤるなあ《※ネタバレありの感想》
ドイツ人作家マルク・ラーベの、トム・バビロンシリーズ第2作『19号室』を読み終えました。『17の鍵』に続くシリーズ作品です。前作では、失踪した妹を追い続ける刑事トム・バビロンと、過去に深刻なトラウマを抱える臨床心理士ジータ・ヨハンスが協力し、トムの過去にもつながる事件を解決しました。今回はジータの過去につながる事件です。前作の事件から1年半後、ベルリン映画祭のオープニングで突如スクリーンに流れたのは本物の殺人映像……スナッフフィルムでした。被害者はベルリン市長の娘。映像の最後には、「次
『【PR】中和室に、爽やかな風が吹き抜ける。あまりにも良すぎた夏用アイテム。』『【PR】こんな寒い日に書く話ではないんだが、猛暑に備えてオススメなもの。』…ameblo.jp窓のないお部屋でも爽やかな風が💖『またもや睡眠課金。今度は息子の睡眠に。』『【PR】こんな寒い日に書く話ではないんだが、猛暑に備えてオススメなもの。』…ameblo.jp成長期!ぐっすり眠って大きくなって〜!『【心の底からPR】え、これすごい。今の英検対策ってこんなことになってるの?!△3.1キロ
「ひつじ探偵団」を観てきました。ストーリーはイギリスののどかな田舎町。羊飼いのジョージは、愛する羊たちと暮らしている。ある日、ジョージが死体となって発見される。羊たちはこれが事故だと信じようとせず、リリーを先頭に調査に乗り出す。愛するジョージの無念を晴らすべく、犯人捜しに奔走する羊たちだったが。というお話です。イギリスの田舎町で、愛するひつじたちと共に一人で暮すひつじ飼いのジョージ。彼は毎晩、たくさんのひつじたちに探偵小説を読み聞かせています。彼らが物語を理解し、そ
≪この記事はgooブログ内『長岡京エイリアン』にて2024年4月11日に投稿したものの再掲です≫どうにもこうにもこんばんは!そうだいでございます~。春もたけなわ、花粉症もたけなわでございます……このへんの山形近辺でも、やっと桜が咲き始めましたよ~(当時)。でも、朝夕はまだまだ寒いんだよなぁ。ほんと、何着たらいいのかわかんない季節ですねぇ。空気のにおいは確実に春なんですけれどもね。さて今回のお題は、いよいよと言いますかやっとと言いますか、日本、いやさ世界ミステリー小説史上に燦然
『ゲルマン・アムネシア』という言葉があります。マイケル・クライトンが提唱した概念で、「自分が詳しい分野の記事については情報の不正確さに気づくのに、知らない分野の記事はなぜか信じてしまう現象」を指します。この「認知の歪み」は、SNSやウィキペディアの説明を鵜吞みにしてしまう心理を的確に言い表しています。ダン・ブラウンの作品を読むとき、私はまさにこの現象に陥ります。ウィキペディア的な情報の嵐に飲み込まれ、「よくわからないけど、なんだかすごい!」と煙に巻かれてしまうのです。前作『
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になっっています。ABC殺人事件(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「そんなことはありませんが、でも、何をするんですか」「何も」「何も?」私の失望がはっきりと鳴りひびいた。「私は奇術師ですか?魔法使いですか?わたしに何をさせたいんです?」アガサ・クリスティー「ABC殺人事件」堀内静子訳早川書房2003年93ページよりヘイスティングス大尉、ポアロに期待しすぎてたしなめられる。メタ的な話をすると
マルク・ラーベの、トム・バビロンシリーズ第3作『スズメバチ』を読み終えました!『17の鍵』、『19号室』に続く本作は、時系列的には前作の事件から8か月後を描いています。ベルリンで公演中だったロックスター、ブラッド・ギャロウェイが警察のゲストハウスで惨殺死体となって発見されます。トムは再び臨床心理士ジータと組んで捜査を進めますが、事件はトム自身をも巻き込む驚愕の展開へ……。今回も不穏なプロローグから始まり、そこから怒涛の3日間が幕を開けます。並行して描かれるのは、まだトムが幼かった
※※この本を読んで一言※※みんなが自分の心を自在にカスタマイズできたら・・みんな幸せになれるのでしょうか?※※※※※※※※※※※※※※※メフィスト賞受賞作で、人間の心について語った物語です。タイトルに『悪意の実験』とありますが、内容としては悪意のことよりも宗教的だったり、心理学的な会話劇が中心だったように思います。序盤で思ったのは、一番の悪はこの実験をした安楽だということですが、この先、何かどんでん返し的なものがあるのかと思いながら読み進めました。柚子に弘一を殺す
週末はほぼ外出せず、ずっとこのゲーム三昧だった。プレイ時間は22時間ぐらいさて、完走した感想ですが、正直言うと前作の方が面白かったと言える。前作より劣る理由①殺人事件がほぼない今作ではステップ(超能力を持つ道具)に関する調査ばかりで、ステッパー(超能力者)による殺人事件を推理するものではなかった。主人公サイドが一般人なので仕方ない部分はあるが、前作のマナ専任チーム(警察&探偵のようなもの)キャラも数人は出て共に行動することはあるので、殺人事件は起こって欲しかった。ヴァンダインの二
いつもご覧いただきありがとうございます!制作たんばらです。先日、会場であるシェバ周辺で撮影。途中で雨も降ってきたけど、それもまぁいい感じ。1時間ぐらい、あーでもないこーでもないとうろうろしてたからかなり怪しかったかも。会場である本町橋付近は私のお気に入りエリアです。この近くには以前、火村英生シリーズ『スイス時計の謎』を上演した大阪商工会議所があります。ほんと、すぐ近く。ご縁があっての開催でした。有栖川有栖さんの作品では大阪市内済みの私には馴染みの地名が登場します。思
横溝正史「支那扇の女」鮮血が飛び散る部屋の中で、血溜りに鼻を押しひしゃげて突っ伏す寝巻姿の女。そして隣の部屋には、額をざくろのように割られ、凄まじい形相をした老婆が死んでいた!駆けつけた等々力警部と金田一耕助はただちに聞き込みを開始。だが、使用された凶器の意外な捨て場所、さらに70年前、世間を恐怖のどん底に陥れた毒殺事件とのからみが、事件をますます複雑にしていった。謎の因縁話に秘められた斬新なトリック、横溝正史の傑作長編推理。ほかに「女の決闘」を収録。KindleUnl
映画「ミステリー・アリーナ」<ネタバレありません。ただし、強烈なミステリー好きにはもしかしたらガワが解ってしまうかもしれないので注意して読んでください。>【鑑賞場所/アクセス】京成ローザ・ウエスト4Fにて。ここは、京成電鉄千葉中央駅が最寄りだが、ほぼ駅直結といっていいところだ。【背景】その詳細は過去ログをご参照ください。単純に予告編で興味を持ったため。封切り日は5/22。自分が鑑賞したのは、その3日後の5/25だ。【自分のなりのざっくり“あらすじ”】この映画のジャンルは、ち
おはこんばんちは~今日のNetflixは珍しく、ポーランド映画。「InForaMurder」(Wの殺人マグダは名探偵2021年)主人公のマグダは田舎町に住む元獣医。復職したいけれども夫のトメクが反対するので、主婦をしています。子供は中学生の女の子と小学生の男の子。夫との間には以前から隙間風が吹いていて、最近夫が浮気をしているのではないか、と感じ始めています。そんなモヤモヤを抱えつつ、夜犬を散歩に連れ出すと、突然犬が走り出して、行った先の公園
※※この本を読んで一言※※息もつかせぬ怒涛の展開で一気に読めます。そして平和の大切さと、世界の平和の実現の難しさを感じました。※※※※※※※※※※※※※※※月村了衛さんの作品は初めて読みます。ちなみにこの作品はステリだと思って買ったので、読み始めたら自衛隊員による戦闘の話でちょっと面食らいました(汗)。序盤からアスキラが自衛隊のところに逃げ込んできて、そして襲撃に巻き込まれて、最後に基地に逃げ込むまでの1日ほどの話ですが、危機に次ぐ危機の連続で飽きずに一気に読むことができます。
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
本日2回目の更新です。江戸川乱歩さん『黒蜥蜴』を読み終えました。先月(2026年5月23日)初日を迎えた宝塚歌劇団宙組公演『黒蜥蜴』。『黒蜥蜴』が雑誌に連載されたのは昭和9年(1934年)のことで、実に90年以上前の小説ではあるのですが、三島由紀夫さんの脚色により映画やドラマ、舞台化されて以来、何度も上演・上映されてきています。私はこれまで、江戸川乱歩さんの原作も、三島由紀夫さんが脚色したものも、どちらも読んだことがありませんでした。ですが、多くの名優たち