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竹内涼真主演の、「再会」が始まりました。小学生だった、四人の同級生が、とある事件に巻き込まれ、そのことは四人だけの秘密として生きることにいたしました。そんな四人が、二十年以上経って再会します。ひとりは刑事、ひとりは美容師、ひとりは建築士、そしてもうひとりは地元の不動産会社の専務として。その四人は、竹内涼真、井上真央、瀬戸康史、渡辺大知なのですが、ここまで書いて、「あれ?」と思いました。私、これドラマとして見てますわ。ウィキペディアで調べて思い出したした。これ、フジテレビで単発ドラマとし
※※この本を読んで一言※※ミステリとして面白いかと言われるとなかなかビミョ~(個人的感想です)。リアルなミステリとラノベ的キャラモノを足して2で割って、ところどころファンタジーを少々加えた作品と割り切るなら楽しめました。※※※※※※※※※※※※※※※2025年の「このミステリーがすごい!」大賞作ということで読んでみました。内容としては最先端の遺伝子工学を軸に、現代の生命の尊厳と宗教を絡めつつ、ループクンド湖の多くの人骨の謎、紫陽の存在、唯の真意を隠していそうな行動、樹木
山内練。柴田よしき氏の小説の登場人物だ。鋭く強く冷酷で、それでいて脆く優しい、凄まじい美貌と頭脳を持つひと。気弱な大学院生が苛烈な経験を経て若頭となった。最初に出会ったのは『RIKOー女神の永遠ー』。そのときには彼の過去など知らなかった。それでも惹かれた。美しさと強さに、そしてどこかからか滲み出る哀しみと脆さに。そして『聖なる黒夜』。練のあまりな過去が辛くて堪らなかった。麻生龍太郎ととの幸せを祈った。そんな練の物語がまた読めるなんて。練にまた逢えるなんて。12月18日発
※※この本を読んで一言※※読む者を惹きつける怒涛の展開でボリュームはあるのに一気に読めます。映画になるだけのことはあるなと思う作品です。教訓:小説を読むなら事前に知る関連情報は極力減らして読むべきです(笑)※※※※※※※※※※※※※※※呉勝浩さんの作品は「スワン」に続き2作品目になります。この「爆弾」は映画が面白そうで見たくなり、だったら映画を見る前に原作を読んでおこうと思い購入しました。スズキと警察の知恵比べにも似た取り調べや捜査の過程で、進行するにつれて少しずつ謎が
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。久しぶりのポアロシリーズ感想。今後はコンスタントに上げていきたいと思っていますが、どうなるかな…ビッグ4(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「———あなたの偽名、変装——うまく相手を騙せるとは、ほんの一分間だって、私は思っていませんでしたよ」アガサ・クリスティ「ビッグ4」中村妙子訳早川書房2004年134ページよりなんという信頼感…!!というわけで、ポアロとヘイ
※※この本を読んで一言※※ゴリゴリのイヤミスかと思ったら、「整っている」「キレイ」「苦味のない」イヤミスでした。強めのイヤミスを求めている人は物足りないかもしれませんが、私のようなイヤミスが苦手な人におススメかもしれません(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※湊かなえさんは「イヤミスの女王」と言われ、この「告白」は湊さんの代表作と評されているので、イヤミスが苦手な私ですが思い切って読んでみることにしました。初めに「聖職者」を読み終わった時に「これは短編集?」と思いましたが、
※※この本を読んで一言※※サイコパスな殺人犯や人の悪意が渦巻く胸糞悪くなる展開の作品でした(汗)。またこれを読んで漫画「デスノート」を思い出す人もいるのではないでしょうか。※※※※※※※※※※※※※※※これはたまたま店頭で見かけて手に取ってみて、作者の紹介で「このミステリーがすごい!の大賞隠し玉でデビュー」と書いてありました。これも何かの縁と思い即購入した作品です。ストーリーとしては連続殺人犯の「森のくまさん」が誰なのかが軸になってすすんでいきます。中盤で森のくまさ
※※この本を読んで一言※※うーん・・私は殺人狂の心境など分かりたくないですし、日本の社会に対してまだまだ捨てたものでもないと思っています。※※※※※※※※※※※※※※※インターネットで面白そうなホラー小説を探しているときに見つけた一冊です。そして村上龍さんの作品を読むのは初めてです。ホラー物が読みたかったので平山夢明さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」と同時に買いました。この作品はホラーというよりは、グロ要素強めのなのを分かっており、しかもタイトルが「インザ・
※※この本を読んで一言※※タイトルからして何かクセのありそうな作品であり、それが気になってこの作品を手に取り、読み始めたらもう作中の宮嶺のように逃れることはできません!衝撃的な作品です!※※※※※※※※※※※※※※※斜線堂有紀さんの作品は「本の背骨が最後に残る」の作品しか読んでいませんが、儚く、美しく、壮絶でとても印象に残る作品でした。そして次に選んだ作品がこの「恋に至る病」です。「○○に至る病」というミステリとしてはありがちなタイトルに惹かれました(笑)。読み始め
※※この本を読んで一言※※登場人物に不快感MAX!!イヤミスとも違う感情が湧き上がる、ある意味スゴイ作品です。※※※※※※※※※※※※※※※くわがきあゆさんの「レモンと殺人鬼」に続いて読む作品です。この作品を選んだ理由は単純にヤバそうな雰囲気だったからです。そして私の印象は間違っていなかったです(笑)。主役の光と準主役の薬師は、いなくなった方が世の中のためになるというくらいどす黒い存在です。一言でいうなら薬師は「サイコパス」、光は「究極の無自覚な自己中」と言っ
「ハウスメイド」著者:フリーダ・マクファデン出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫(2025/8/20)前科持ちのミリーが手に入れた、裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋を与えられ、生活を始める。しかし、この部屋には……。そして、家族にまつわる真相が明かされるや、それまでに目にしたものすべてがひっくり返る。恐怖と衝撃のエ
※※この本を読んで一言※※これは話題になるミステリ小説であると納得!※※※※※※※※※※※※※※※(注意:もしもこの作品が気になっているけどまだ未読という方は、作品をお読みなってからこの感想をご覧いただくことをオススメします。ネタバレを先に見てしまうと後悔します!)この作品はインターネットでミステリ小説を検索した時にヒットしたので、内容等は敢えて見ずに購入しました。泡坂妻夫さんの名前もよくお見かけしますが、作品を読むのも初めてなので、この作品がどんなものなのか楽しみにして読み
ずっと前に観て、日本の推理ドラマ(あえて映画とは言わない)としては、最高傑作のひとつではないかと感じていた。再放送をやっていてもう一度観たくなり視聴。天才物理学者の湯川学が、明晰な頭脳で鮮やかに犯人のトリックを暴いて見せる倒叙形式の推理ドラマだが、本作はそこに絶望的な愛という要素が加わり、人間ドラマとしても一級品。湯川を演じる福山雅治、相棒刑事の北村一輝(草薙俊平)、柴咲コウ(内海薫)のレギュラー陣の魅力は言うまでもなく、本作主役の堤真一(石神哲哉)、松雪泰子(花岡靖子)の二人の超
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。久しぶりの更新です!新年1発目はポアロ!雲をつかむ死(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「やあ、ポアロさん、このあいだはあやうく、豚箱にほうりこまれるところだったじゃありませんか」「そんなことになれば、私の職業柄、大損害でしたでしょうな」アガサ・クリスティー「雲をつかむ死」加島祥造訳早川書房2004年95ページより2作ぶりに長編登場のジャップ警部とポアロ
※※この本を読んで一言※※ページ数が多く、人名地名者の名前など読めない漢字も多くて読むのに苦労しそうですが、読み始めたら一気に読めた作品でした。それはひとえに正統なミステリとしてストーリーが面白かったからでしょう。※※※※※※※※※※※※※※※古泉迦十さんの作品を読むのは「火蛾」以来です。と言うより古泉さんはこの「崑崙奴」が2作目で、24年ぶりの新作だそうです。「火蛾」はイスラム教を題材としたミステリでしたが、この作品の舞台は中国の唐の安史の乱後の西暦766年から767年
こんにちは!1月初旬、兵庫県神戸市と淡路島に旅行に行ってきました!1日目→神戸市観光2日目→淡路島観光3日目→淡路島観光のち帰宅という流れで楽しんできましたので、何回かに分けて旅行記を書いていきます。旅行記の前に少しだけこのお話を。この記事を投稿する前日の1月17日は、兵庫県に深刻な被害があった阪神・淡路大震災のあった日です。当時はまだ生まれていなく、時が経ってから残った写真や映像などでその被害を知りました。屋根や電柱が倒れ、建物にひびが入り、そして沢山の尊い命が失われた31
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。とっても久しぶりのポアロシリーズ感想。夏が終わってしまった…。とはいえ気温的にはまだまだ真夏ですね~。オリエント急行の殺人(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「おやまあ」ポアロはつぶやいた。「こういうことか。挑戦だな。大いに結構。受けて立とうじゃないか」アガサ・クリスティー「オリエント急行の殺人」山本やよい訳
ダガー賞受賞作ということで、図書館で借りようとしたらものすごい数の予約数だったため、メルカリで入手しました。まず、これは推理小説と言えるのでしょうか?いわゆるヤクザものなので犯罪自体は日々起こっているようなものですが、少なくとも、犯人や犯行動機を推理していく類のものではありませんでした。勝手に期待した私が悪いのですが、そこが第一にがっかりした点です。また、序盤の暴力描写は臨場感があり引き込まれるもので、かなり期待値が高まりました。しかし最後まで読んだ結果そこが最高潮だったんだと悟りました。ま
10月7日は「ミステリー記念日」です。1849年のこの日、ミステリー小説(推理小説)の先駆者であるアメリカの小説家エドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来しています。世界初の推理小説は、エドガー・アラン・ポーが1841年に発表した短編小説『モルグ街の殺人』であることから、ミステリー小説の生みの親ともいわれています。以下HPよりミステリー記念日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介|PRTIMESMAGAZINEprtimes.jpエドガー・ア
雪の螢森村誠一春と夏で餌の寄生植物を変える雪蛍の生態から、夫の愛人の所在をつきとめ抹殺を果たした妻の完全犯罪が、雪蛍の二重生活の裏の意味から破綻する表題作。サケの習性が事件の謎に光をあて、犯行が明らかになる「溯死水系」、小さな虫の複雑な食物連鎖が犯行のありかを示す、摩訶不思議な恐怖の物語「連鎖寄生眷属」など、虫や小動物の自然な営みによって謎が解かれ、人間の心の闇があばかれる秀作推理七篇。1977廣済堂文庫('02)中公文庫('97)角川文庫('81)光文社カ
今回はこういうお題でいきます。座敷牢とは何か?wikiによれば「監獄などのような犯罪者収容のための施設ではなく、単に設置者ないし利用者の私的な理由によって、対象を軟禁(監禁)するための施設である。大きな屋敷の一角、離れ、土蔵などを厳重に仕切り、施錠し、収容者が外へ出る自由を奪い、外部との関係を遮断させる仕組みとされていた」とあります。たしかに江戸時代以前は長期療養できるような精神病院(瘋癲病院)は日本にはなく、明治以降にはできたものの、その数は少なく、やはり精神障害にかかった
※※この本を読んで一言※※この作品を読み終わって、「伝説巨神イデオン」を思い出した私は若くないです(笑)。地球人という種としての幸せとは?人間個人としての幸せとは?など考えさせられます。※※※※※※※※※※※※※※※読んだ本の感想をブログに書き、何冊読んだかわかるように「読書履歴(個人的ランキング)」の中で番号を振っていましたが、ひとつ前に読んだ風森章羽さんの「渦巻く回廊の鎮魂歌霊媒探偵アーネスト」が番号が399になり、次の400では何を読もうかと考えた時に、以前から読みた
『〈小市民〉シリーズ』中学時代に問題事を推理したがる性格で苦い経験をした高校生・小鳩常悟朗と、常悟朗と似た境遇を送った同校生の小佐内ゆきの、「小市民」を目指すために互恵関係を結んだコンビが、平和な高校生活を求めながらも日常の中で発生した事件の謎に挑む様を描く。「〈小市民〉シリーズ」(しょうしみんシリーズ)は、米澤穂信による推理小説のシリーズ。放送期間第1期:2024年7月7日-9月15日第2期:2025年4月6日-6月22日第1期:全1
みなさま、ごきげんようこのブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます今回はお薦めのアガサ・クリスティ作品を紹介したいと思います§1アガサ・クリスティアガサ・クリスティ,DBEDameAgathaChristie1890~1976年、イギリス出身アガサ・クリスティは「世界で最も売れているベストセラー作家」と言われており、総売上は聖書とシェイクスピアに次ぐ人類史上3位ですまた、「人間が考えられる推理小説の全パターンをたった一人でやり尽くした天才」と言われています
※※この本を読んで一言※※タイトルから内容を予想して読まない方がいいと学びました(笑)。そして改めてよかったと思ったのは、いつも通り本のあらすじ、帯等は一切見ずに読み始めたことです。※※※※※※※※※※※※※※※いつも通りインターネットで面白そうなミステリ小説を検索して、ヒットしたので買いました。タイトルからして不穏な雰囲気がありますし、最初の数ページだけで坪井先生には隠された何かがあるのだろうと、より不穏な感じがしていました。同時に坪井先生にどんな裏の顔があるのかとても
『名探偵のままでいて』の続き。前作より認知症が進んだ祖父だけど、名探偵っぷりは相変わらず。面白かった第三章は傑作だと思った。人の心をほぐしてくれるのは時間で。だけど人の助けがないと、その時間を迎えることはできないというそのことが凄くしみた。人の心にズカズカ入らないのも、現代の人間関係で良いなと思った。読み終わったら、アルフレッド・ヒッチコックの作品をとてつもなく見たくなった。『疑惑の影』『救命艇』『鳥』『ロープ』特に『疑惑の影』が見たい。あと、古典ミステリー
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になってます。ポアロシリーズ感想です!三幕の殺人(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「わたしの幸福を願ってくださいね」「あなたの幸福を願いますとも、マドモアゼル。若さゆえの短い幸福ではなく、持続する幸福を――岩の上に築かれた基礎の堅実な幸福を」アガサ・クリスティー「三幕の殺人」長野きよみ訳早川書房2003年339ページより後から意味がわかる名言。若者に優しいポ
※※この本を読んで一言※※クローズドサークルの本格ミステリに挑戦した作品だと思います。※※※※※※※※※※※※※※※有栖川有栖さんの作品は「46番目の密室」に続き2作品目になります。これは有栖川さんのデビュー作で、「学生アリス」シリーズだそうですね。クローズドサークルモノにおいて、火山の噴火によりクローズド・サークルが出来上がると規模がデカイ(笑)。そして本格ミステリらしく、なぜサリーがいなくなったのか、なぜ文雄や勉が殺されたかなどの謎が私にはさっぱり分からないので読
本作はアメリカを舞台に、黒人女性が異母妹の死の真相を追う物語です。「黒人が主役のミステリ」と聞くと、人種差別に苦しむ重い社会派ドラマを想像しがちですが、本作は少し趣が異なります。主人公リーナの父親メルは、ヒップホップ界の重鎮で大富豪。妹のデジレはSNS界のセレブで、姉のリーナは父親の援助を断り堅実な学生生活を送る女性です。物語を彩るのは、差別や貧困ではなく、豪華な住宅や華やかなパーティー。これまでのミステリには少なかった黒人富裕層のリッチな生活圏が描かれている点が新鮮に映りました。