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『暗黒館の殺人』綾辻行人|出版社:講談社|発売年:2004年|ページ数:598+458+632+439頁(文庫版)○ジャンル怪奇幻想/ファンタジー/ミステリー__________________◯謎ランク|★★★★★★★★★★★★|幻想か本格推理か?|幻想的な謎まみれである|◯物語の楽しさ|★★★★★★☆☆☆☆|物語の進行は遅くまった~り進むが|散りばめられた謎が読書欲を維持させる|◯キャラクターの魅力|★★★★★☆☆☆☆☆|悪くは無いけど良くもない|◯
江戸川乱歩賞二次通過最終残りたかった。東野圭吾さんとか、辻村深月さんとか、湊かなえさんとか、超豪華選考委員に読んでほしかったなぁ。ってか、『がにまた』ってペンネームだめなの?僕の幼い頃からのあだ名なんだけど。ここで指摘していただいて良かった☆pic.twitter.com/Dy7aqiz34N—またがに@地方公務員の挑戦人狼民禁止(@anpiruro21)April25,2024そもそも「江戸川乱歩」っていう名前自体が超有名小説家をおちょくった
人生の中で憂鬱だなぁと思うものの中にデジタル系のものが大半を占めるようになってきた。IT系は苦手な分野ではなくむしろAIはずいぶん前から興味有り(松尾豊先生ファン)簡単なシステムは組めるくらいの知識はあると自負してはいる。だが、ローカルな部分はかなりローカルを貫く一面もある。・スマホ決済→しない・通帳レス→大反対。千円払っても通帳に残したい・クレカの明細は郵送で欲しい→強制的にデジタルになってしまった。スマホで認証して確認するのが憂鬱。セキュリティをガッツリ入れ込むので簡単
「点と線」香椎浜の心中事件!「松本清張の『点と線』①」、「松本清張の『点と線』②」の続きです。新潮文庫東映DVD昭和32年1月14日18時30分、××省の課長補佐・佐山憲一と赤坂の料亭「小雪」の女中・お時の二人を乗せた特急「あさかぜ」が、東京駅15番ホームから博多へ向けてゆっくりと動き出した。・・・この場面、時を少しだけ戻してみます。
これは面白いっ!村上春樹さんの小説を読んで、いや、読み始めてから読み終わるまで、中だるみすることなく、最初から最後までワクワク・ドキドキしたまま物語が完結したのは珍しいかもしれません。村上春樹さんの作品「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を完読したのです。色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(文春文庫)Amazon(アマゾン)794円外出自粛が続く2022年のGW期間中に、何か小説でも読みたいなと思い、そのタイミングで「実質半額セール」と銘打ってセールが行われ
原作:コナン・ドイル1901年主な登場人物…役柄シャーロック・ホームズ…ロンドンに住む名探偵。ジョン・H・ワトスン…ホームズの助手。元軍医。ジェイムズ・モーティマー…医師。今回の事件の依頼人ヘンリー・バスカヴィル…チャールズ卿の甥。莫大な遺産を相続した若者。ジョン・バリモア…バスカヴィル家の執事。イライザの夫。イライザ・バリモア…バスカヴィル家の家政婦。ジョンの妻。ジャック・ステイプルトン…近くに住む昆虫学者。ベリル・ステイプルトン…ジャックの美しい妹。フランクランド…近く
ものすごく久しぶりに、未読の松本清張作品を読みました。波の塔(上)Amazon(アマゾン)591円・・・というのも、最近、「渡された場面」をふと読み返して面白い!!!と、久方ぶりに清張熱に火がついたのであります。あと、某氏が某賞を受賞した際「或る小倉日記伝」なんてかなりの作品で、あれはまさに、賞にふさわしいよなあ、と思い返したのもあります。なんで「波の塔」にしたのかは自分でもわからないのですが・・。とりあえず上巻を買って、読みました。
「落差」も昭和38年の作品でした。これも推理小説ではなく、社会問題にメスを入れたものでした。教科書製作に関わる鑑修者、編集人の人選に、その報酬の印税とその配分など生々しい裏話が描かれている。そこに関わる著名な歴史研究家でもあり、筆のたつ人気作家でもある大学教授の女性問題が絡ませて説は信仰する。ここでも私は怖さを感じたそれは教授の女性を追いかける変質的な性格である。同じ歴史研究者仲間の婦人や、同級生だった友人の妻に対して執拗に関係を持とうとする行動は、今でいうストーカーである。松本清張は60
こんばんは。今日も朝方に眠剤服用。昼近くにズルズル起きて、図書館へ行ってきました。過眠期を抜けて、ちょっと睡眠がうまく取りづらくなっています。嫌だなぁ…。まあ昨日は、深夜ラジオを聞いていたので遅くなったのもあるのですが。図書館は、予約した本を受け取りに行って、借りてた本を返却してきました。先日、読めた本。恩田陸さんの『夜果つるところ』。貸出期限内に読めてホッとしています。この本、1月に借りた600頁超の恩田陸さん『鈍色幻視行』の作中作だったりします。『鈍色幻視行
好きすぎる小説の映像化作品を、喜んで見る場合と好きすぎて見られない場合がある。ここ最近の映像化が期待外れだった作品はこれら⇩⇩正欲(新潮文庫)Amazon(アマゾン)大好きな小説『正欲』(朝井リョウ)が、大ファンである新垣結衣ちゃんと!!そして大注目俳優の磯村勇斗くん!!大変楽しみにしてみた。ファンだからひいき目に見た。しかし・・・残念。映画を見たら、本質がわからないと思う。正欲Amazon(アマゾン)その他
お休みだしたまには好きな事を書こう。健康には全く関係ない。私は推理小説愛読者で、その中でも本格推理小説が大好きだ。本格とはなんぞや?という事については、自分なりの解釈・犯人はこの人以外に該当しない、と言える論理的な推理。・物語の中に読者が必ず答えを導き出せるよう伏線や証拠、ヒントが提示されている。読者に対してフェアである。他には個人的に、密室や怪しい館、クローズドサークルなどわくわくする設定はあるが、上記2つは簡単にクリアできるように思えるが、完成度の高いものを生み出すのはなかな
正月休みが12連休でこれだけ休んでしまうと仕事する気無くなりますねしっかも新年早々、様々なトラブルが生じて疲れました冬至が過ぎ少しずつ昼の時間が長くなりつつありますが・・・でも朝の夜明けが最も遅いのは1月6日なんだだそうですね。ってなわけでようやく夜明けが徐々に早くなっています。これから春分に向けて徐々に春になっていく訳で楽しみですね~~~~~~~~毎月第1日曜日はスカパー!衛星放送の無料開放日です(全ての放送が無料ではありませんが・・・)まぁ私が宝塚ファン
今日は敬宮様の卒業式、朝から楽しみにしてやっと見ましたよ、はかま姿のお姿で、ピンクの着物がとても似合っておいででした。何より、はきはきとした報道陣との受け答え、爽やかでしたねえ。卒業にあたっての文書も公表され、完璧だわ、と思いました。清子さんの卒業時のスーツ姿を思い出し、皇后さまのお気遣いを思いましたよ。興奮は犬にも伝わりますね。ラブは落ち着かない様子でしたが、PCに向かった私を見て猫クッションに入り
開催場所:自宅(オンライン)開催期間:終了日未定利用料金:4290円参加人数:1人〜(推奨〜4人)体験形式:オンラインキット型所要時間:約3〜4時間オススメ度(10段階):5没入度(10段階):6怖さレベル(10段階):1※核心となるネタバレに関しては触れていませんのでご安心ください■ミステリー作家×SCRAPこの「DETECTIVEX」は直木賞受賞作家である道尾秀介さん監修のもと制作された謎解きキットとなっています!本格ミステリー作家が関与しているガチの犯罪捜査ゲ
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」ミステリー文学賞&年末ランキング4冠!本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作!かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。蓬莱倶
一歳半検診で自閉症の疑いって言われて疑いのある子たちが集められてる通園施設に通ってたケド健常な子たちの中で育てたいと思い引っ越しをしてしばらく経った頃息子を受け入れてくださった保育所から様々な問題行動を指摘されるようになり障害のある息子のためにつけていただいた加配の先生にも手に負えない!って感じになってきていよいよ放り出されそう・・ってなった頃
昨日はお休みしてしまいましたが、引き続きRootFilmプレイ記八雲編第五話のつづきです。※ネタバレありです。あらすじリホの最期を撮影した映像は、隠岐の島でのものだとわかり、シナハンも兼ねて島に向かう一行。隠岐の島には、偶然なのか今回の企画に参加する3人の監督が全員集まっていた。島での調査の結果、第三のフィルムの監督は井伏監督であったことが判明。井伏を問い詰める八雲。井伏は第三のフィルムを撮ったことは認めたものの、その場で毒を飲んで息絶えてしまう。警察は、井伏は自殺で
読書履歴と個人的なカテゴリー分け【1】へ戻る三津田信三さんの作品を読むのは「厭魅の如き憑くもの」に続いて2作目です。この物語も“ミステリーの中に説明不能な怪異は存在する”といったハイブリッドな感じです。しかし「厭魅・・」よりは、“ミステリーは多め、怪異は怪異としてよりはっきり”としているため、「厭魅・・」で私が感じたどっちつかずな感じはありません。この物語の中で斧高の母親の無理心中や岩槻の発狂(?)と死など、どことなく怪異をにおわせるものがありましたが、ラストではっき
QJKJQ/講談社Amazon.co.jp佐藤究「QJKJQ」☆ある十七歳の女子高生は猟奇殺人鬼の一家で育ち、彼女も人を刺し殺していると語る。殺人一家の秘密を共有して家族は暮らしていたが、ある日、兄が惨殺された姿を少女は発見する。その後、母も消えてしまう。少女は残った父を犯人として疑い出すが、更なる秘密があり、少女はそれを究明しようとするが☆第62回江戸川乱歩賞受賞作です☆かなり期待していた作品ですが、最初の、というか、小説の3分の2ぐらいまではかなり面白いです☆ちょっと殺
お読みいただきありがとうございます小学4年生男子の母、木苺ママです子育てつぶやき備忘録自分で「私の読書記録」というカテゴリーを作りながらも、ほとんど記事に出来てない読書記録最近私が読んでいるのはこの本たちです。あっ、ハリーポッターは息子が読んでるのを見たら自分もまた読みたくなり、読んでいる次第です現実逃避には、もってこいですね今、読んでいるのは「本の読み方」で学力は決まる脳科学者である川島隆太先生が監修です。内容は非常に興味深いものでした。・読書習慣がないと、
いつも『げきぴーブログ』をご覧いただきありがとうございます!制作たんばらです!登場人物紹介、その5。エラリー・クイーンです!P・T企画のこの参加型ミステリー『ミステリー名作選シリーズ』の第1作目は、この方エラリー・クイーンでした。クイーンの作品は途中で「すべての情報は出揃いました。さあ、推理してください」ということで『読者への挑戦』が盛り込まれているのです。これを舞台化したい、ということで始まった『ミステリー名作選シリーズ』そんな訳で、エラリー・クイーンの作品からエラリー・クイーンの登場
核シェルターに閉じ込められて謎を解くの話です。閉所恐怖症の人にはたまりませんね。1990年発売の話でありますが時代的な古さはあまり感じなかったため読みやすいです。しかし今の時代であれば公衆電話で連絡を取らず携帯電話で直接個人に話すので、展開が少し変わったかもしれません。実際に核シェルターに閉じ込められたら人間はどんな感じになるのでしょうか。ここに閉じ込められた4人は冷静で理知的で事件の真相にたどり着いたのですが、人によっては殺し合いが始まってもおかしくないかなと思います。物語の内容は
嫌な事件が続いて、少しマヒ気味なのはワタシだけだろうか?4630万?ひとさまの給付金を、間違えて入金されたからといって、そのまま短い時間に使い切るなんて、いくらお金を使うのが得意のアタシでも驚くばかりだが、昔から推理小説や探偵小説(笑、古い!)が大好きだった私は、「そもそも、なぜ、そんな全額を一人のひとに振り込んだのか」「プリントアウトしちゃいけない書類って?」「組織的な『地面師』のニュースも聞いたことあるし」「24歳で、2年前にわざわざその地へ、田舎暮らしがしたいと移住し
※※※※※※※※※※※※変更点(4/13)今村昌弘に魔眼の匣の殺人を追加しました。※※※※※※※※※※※【あ】愛川晶ヘルたんヘルパー探偵誕生相沢沙呼medium霊媒探偵城塚翡翠青柳碧人赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。むかしむかしあるところに、死体がありました。赤川次郎マリオネットの罠アガサ・クリスティーアクロイド殺し(羽田詩津子訳)そして誰もいなくなった(清水俊二訳)秋保水菓コンビニなしでは生きられない秋月涼介月長石の魔犬
もう探偵にはならないと決めたけど、けど自分が正しいと思うことをしたいーーー果たしてジェレミーはどこにいる?◇優等生は探偵に向かない◇-AsGoodGirl,BadBlood-ホリー・ジャクソン服部京子訳高校生のピップは、友人から失踪した兄ジェイミーの行方を探してくれと依頼され、ポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めることに。関係者へのインタビューやSNSも調べ、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。やがてピ
ロマンチックなのか分からんけど、明日退院やということに興奮してしまっていつも飲めば五分後には寝てしまう薬を飲んでも、お目目ぱっちり明日は病衣から着替えたら帰宅準備🆗やしなにしよ?なにしよ?興奮してしまってる私の気持ちとは裏腹に傷口が「まだ痛いのに張り切るなや」とチクチク私をリアルに戻す仕方ない。推理小説でも読むかな
神保町の書泉グランデさんで開催中の「本屋迷宮からの脱出」を遊んできましたよ。最近まったりハマっている、リアル脱出ゲームのスクラップさんのイベントです。いろんな型があるのですが、私は、時間制限が無く、実際に街などを歩いて謎を解く、いわゆる「周遊型」というのがお気に入り。今回の本屋迷宮も周遊型です。あらかじめネットで申し込みしておき、1階のレジでキットを受け取り、謎解きスタート!ちなみに、その日程の人数制限にひっかからなければ、当日飛び込み申し込みもできます。ただ、事前に申し
『点と線』何故、香椎が舞台に?「松本清張の『点と線』②夜行寝台特急『あさかぜ』」「③香椎浜の心中事件」「④列車食堂と領収証の疑問」「⑤国鉄香椎駅」「⑥二つの香椎駅」「⑦西鉄香椎駅へ」「⑧香椎浜」「⑨トリック崩し」「➉千鳥橋に新博多駅があった」「⑪最終章ノスタルジック香椎」「(番外)西鉄香椎駅の清張桜」に続く。↓西鉄香椎駅前の「清張桜(正式名称は=清張ゆかりの桜)」は満開です。
灰色の相克(仮題名)作:おきくら周(あまね)No,25さて、秋津が、前回拾い集めた噂話の裏付けを上述の通り貴司のお陰で知ることができたのだが、例の因縁と言われる部分をどのように考えるべきかと秋津は思案をめぐらせていた。もっとも、警察は、その部分に囚われてしまうことはなく、淡々と検証可能な事柄のみを積み上げ合理的な結論に帰着させて調書を仕上げていくだろう。勿論、関係者のそのような発言は記録としては残ることも
※※この本を読んで一言※※この作品はジャンル的にイヤミスではないと思うのですが、私はイヤミス的な感じを受けたため、終盤に香月が出るまでは読むのがつらかったです(汗)。登場人物の中で悪いのはいったい誰なのか?どうすればよかったのか??などいろいろ考えさせられる作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※佐藤正午さんの作品を読むのは初めてです。いきなりエピローグ的な男性(古川ミチルの夫の香月)の語りで始まったので、香月とミチルがメインの「身の上話」が進行していくのかと思っていまし