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※※この本を読んで一言※※読む者を惹きつける怒涛の展開でボリュームはあるのに一気に読めます。映画になるだけのことはあるなと思う作品です。教訓:小説を読むなら事前に知る関連情報は極力減らして読むべきです(笑)※※※※※※※※※※※※※※※呉勝浩さんの作品は「スワン」に続き2作品目になります。この「爆弾」は映画が面白そうで見たくなり、だったら映画を見る前に原作を読んでおこうと思い購入しました。スズキと警察の知恵比べにも似た取り調べや捜査の過程で、進行するにつれて少しずつ謎が
※※この本を読んで一言※※ミステリとして面白いかと言われるとなかなかビミョ~(個人的感想です)。リアルなミステリとラノベ的キャラモノを足して2で割って、ところどころファンタジーを少々加えた作品と割り切るなら楽しめました。※※※※※※※※※※※※※※※2025年の「このミステリーがすごい!」大賞作ということで読んでみました。内容としては最先端の遺伝子工学を軸に、現代の生命の尊厳と宗教を絡めつつ、ループクンド湖の多くの人骨の謎、紫陽の存在、唯の真意を隠していそうな行動、樹木
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
加納朋子さんの作品を読むのは4作目です。加納さんは、本書で第3回「鮎川哲也賞」を受賞し、作家デビューしたそうです。「鮎川哲也賞」は長編推理小説の賞らしいのですが、本格的な推理小説という感じはしませんでした。昨年読んだ「1(ONE)」が面白くて、これがシリーズの20年ぶりの最新作だったそうで、では、1作目を読んでみようと思いました。7つの連作短編集です。意外な展開が面白かったです。この絵がキーポイントになります。ななつのこ駒子シリーズ(創元推理文庫)
※※この本を読んで一言※※みんなが自分の心を自在にカスタマイズできたら・・みんな幸せになれるのでしょうか?※※※※※※※※※※※※※※※メフィスト賞受賞作で、人間の心について語った物語です。タイトルに『悪意の実験』とありますが、内容としては悪意のことよりも宗教的だったり、心理学的な会話劇が中心だったように思います。序盤で思ったのは、一番の悪はこの実験をした安楽だということですが、この先、何かどんでん返し的なものがあるのかと思いながら読み進めました。柚子に弘一を殺す
「ハウスメイド」著者:フリーダ・マクファデン出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫(2025/8/20)前科持ちのミリーが手に入れた、裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋を与えられ、生活を始める。しかし、この部屋には……。そして、家族にまつわる真相が明かされるや、それまでに目にしたものすべてがひっくり返る。恐怖と衝撃のエ
※※この本を読んで一言※※有名作家の有名な作品は、ハズレのない安定した面白さがあります!※※※※※※※※※※※※※※※道尾秀介さんの作品を読むのは本当に久しぶりです。8年前に「向日葵の咲かない夏」と「背の目」を読んで以来の3作品目になります。この「カラスの親指」は道尾さんの代表作、もしくは最高傑作と称される作品なので楽しみにして読み始めました。そして読み終わり、ミステリ小説を読んで久しぶりにきれいにだまされたと思いました!読んでいる最中、序盤では武沢は赦されざる
※※この本を読んで一言※※サイコパスな殺人犯や人の悪意が渦巻く胸糞悪くなる展開の作品でした(汗)。またこれを読んで漫画「デスノート」を思い出す人もいるのではないでしょうか。※※※※※※※※※※※※※※※これはたまたま店頭で見かけて手に取ってみて、作者の紹介で「このミステリーがすごい!の大賞隠し玉でデビュー」と書いてありました。これも何かの縁と思い即購入した作品です。ストーリーとしては連続殺人犯の「森のくまさん」が誰なのかが軸になってすすんでいきます。中盤で森のくまさ
発売日に買って5/19にクリアした。ゴールデンウィークを犠牲にしてもクリアするのにものすごく時間がかかった。つーかこの記事を書くのにも時間がかかってしまった。steam版で全クリしたプレイヤーは1.5%らしい。あまりにも長すぎるので仕方ない。長すぎて途中で寝たりゲーム付けっぱなしのまま外に出たりしたので正確な時間は分からないが全てのエンディングを見るのに259時間かかった。まさかひぐらしより長いとはビビった。ほとんどがネタバレになるのであまり詳しくは話せないが、感想としては基本面白
おはこんばんちは~今日のNetflixは珍しく、ポーランド映画。「InForaMurder」(Wの殺人マグダは名探偵2021年)主人公のマグダは田舎町に住む元獣医。復職したいけれども夫のトメクが反対するので、主婦をしています。子供は中学生の女の子と小学生の男の子。夫との間には以前から隙間風が吹いていて、最近夫が浮気をしているのではないか、と感じ始めています。そんなモヤモヤを抱えつつ、夜犬を散歩に連れ出すと、突然犬が走り出して、行った先の公園
※※この本を読んで一言※※読み終わったときに、しばらくこの作品の主題が何なのか考えてしまいました。しかし難しく考える事なんかなくて、読んだままの少年活劇と言う結論に至りました(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※夢野久作さんの作品はこれで4作目です。そしてこれは今までの4作品とはテイストの違う作品であったと思います舞台は明治時代であり、非人、乞食などその時代の表現があり、職業差別や人権無視など当たり前、そして政治家や警察が横柄な時代。この時代は人身売買が警察黙認で普通に
※※この本を読んで一言※※タイトルから内容を予想して読まない方がいいと学びました(笑)。そして改めてよかったと思ったのは、いつも通り本のあらすじ、帯等は一切見ずに読み始めたことです。※※※※※※※※※※※※※※※いつも通りインターネットで面白そうなミステリ小説を検索して、ヒットしたので買いました。タイトルからして不穏な雰囲気がありますし、最初の数ページだけで坪井先生には隠された何かがあるのだろうと、より不穏な感じがしていました。同時に坪井先生にどんな裏の顔があるのかとても
人は謎を解くのが好きである。その最たるものが、殺人や盗難などの事件を論理的な推論で解き明かす「推理小説(ミステリー)」だろう。私も中学生の頃から好んで読んでおり、今でも月に数冊は手に取っている。最近は本の中に留まらず、地域に来て歩いてもらったり鉄道を利用してもらうための手段としても「謎解き」が使われている。事前に仕込まれた「謎」が記載されたパンフレットなどを片手に「謎」の答えを探しながら現地を回ってもらうという仕掛けで、人間の知的好奇心を巧みに利用した手法といえる。調べてみると、そう
私は常日頃から「メフィスト賞受賞作が大好物」と公言していますが、先日五十嵐律人さんの「法廷遊戯」の読了を以て、書籍化されていると思われる2024年(第65回)までのメフィスト賞受賞作65作品(Wikipedia調べ)を読み終わりました。そこでいい機会なのでメフィスト賞受賞作の中で私が「いい意味で印象に残った作品」を振り返ってみました。そこで今回、振り返ってみて以下の事に気が付きました。1読み終わった時点で面白いと思っていた作品も、現在思い返すと印象が薄いというのもありましたので、
※※この本を読んで一言※※ゴリゴリのイヤミスかと思ったら、「整っている」「キレイ」「苦味のない」イヤミスでした。強めのイヤミスを求めている人は物足りないかもしれませんが、私のようなイヤミスが苦手な人におススメかもしれません(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※湊かなえさんは「イヤミスの女王」と言われ、この「告白」は湊さんの代表作と評されているので、イヤミスが苦手な私ですが思い切って読んでみることにしました。初めに「聖職者」を読み終わった時に「これは短編集?」と思いましたが、
※※この本を読んで一言※※登場人物に不快感MAX!!イヤミスとも違う感情が湧き上がる、ある意味スゴイ作品です。※※※※※※※※※※※※※※※くわがきあゆさんの「レモンと殺人鬼」に続いて読む作品です。この作品を選んだ理由は単純にヤバそうな雰囲気だったからです。そして私の印象は間違っていなかったです(笑)。主役の光と準主役の薬師は、いなくなった方が世の中のためになるというくらいどす黒い存在です。一言でいうなら薬師は「サイコパス」、光は「究極の無自覚な自己中」と言っ
※※この本を読んで一言※※私が今までに出会った事のない作品であり、作品のコンセプト、そしてミステリとしてとても面白かったです。※※※※※※※※※※※※※※※道尾秀介さんの作品を読むのは「向日葵の咲かない夏」「カラスの親指」「背の目」に続く4作品目になります。作品途中にあるQRコードを読み取ることで作品に関係した音声をYouTubeで聞けるという、まさに題名の『きこえる』にふさわしい作品です。5つの短編がありますがどれもかなりクセが強いです。しかしクセは強くとも短いな
『ゲルマン・アムネシア』という言葉があります。マイケル・クライトンが提唱した概念で、「自分が詳しい分野の記事については情報の不正確さに気づくのに、知らない分野の記事はなぜか信じてしまう現象」を指します。この「認知の歪み」は、SNSやウィキペディアの説明を鵜吞みにしてしまう心理を的確に言い表しています。ダン・ブラウンの作品を読むとき、私はまさにこの現象に陥ります。ウィキペディア的な情報の嵐に飲み込まれ、「よくわからないけど、なんだかすごい!」と煙に巻かれてしまうのです。前作『
「特殊清掃」とは、遺体が長時間放置された部屋を清掃・消毒・脱臭する仕事です。本作ではその過酷な現場が詳細に描かれており、死者が遺した痕跡と向き合う仕事の重みが痛いほど伝わってきます。物語の始まりは、死後20週間も発見されなかった老人、トマス・アグニューの部屋。清掃中、主人公のグレイスはすべてが「7月23日付」という奇妙な古新聞の束を発見します。さらに、トマスの葬儀で出会った友人の一人も、直後に孤独死を遂げてしまいます。二人の死に共通点を見出したグレイスは、独自に調査を開始。果たして、
ずっと前に観て、日本の推理ドラマ(あえて映画とは言わない)としては、最高傑作のひとつではないかと感じていた。再放送をやっていてもう一度観たくなり視聴。天才物理学者の湯川学が、明晰な頭脳で鮮やかに犯人のトリックを暴いて見せる倒叙形式の推理ドラマだが、本作はそこに絶望的な愛という要素が加わり、人間ドラマとしても一級品。湯川を演じる福山雅治、相棒刑事の北村一輝(草薙俊平)、柴咲コウ(内海薫)のレギュラー陣の魅力は言うまでもなく、本作主役の堤真一(石神哲哉)、松雪泰子(花岡靖子)の二人の超
※※この本を読んで一言※※途中「そうはならんやろ」と思う箇所がところどころありました(笑)。しかし最後は静かに着地した物語でした。※※※※※※※※※※※※※※※久しぶりに読むメフィスト賞受賞作です。メフィスト賞受賞作というだけで私は問答無用で買ってるので、タイトル以外は何も見ずに読み始めます。タイトルからしてゴリラが事件の中心であり、裁判の決めてもゴリラに関係する話かと思って読み始めました。冒頭でいきなり人の言葉を話すゴリラのローズ自身が原告となり、しかも敗訴してし
※※この本を読んで一言※※久しぶりにイヤミス顔負けの心が削られていく作品に出合いました(汗)。そして作品の性質上、読むのに労力を要します(笑)。※※※※※※※※※※※※※※※下村敦さんの作品は「闇に香る噓」に続く2作品目です。5年ぶりに下村さんの作品を読みます。タイトルと登場人物紹介を見た時点で、叙述トリックを使いたい放題の作品であることを察しました(笑)。そしていろいろな大山正紀の視点で物語が進むので、時系列をシャッフルして描かれているかもと思い、それも警戒してい
※※この本を読んで一言※※とても面白い作品ですしかしこういった物語を読むと本筋とは別に、現実の警察組織はこんな風であってほしくないと思います。※※※※※※※※※※※※※※※柚月裕子さんの作品を読むのは「慈雨」以来2作品目です。「慈雨」はものすごく好きな作品ですし、この作品も柚月さんの代表作と検索すればヒットするくらいなので、読むのを楽しみにしていました。暴力刑事と暴力団の癒着と対立、そして警察の上層部の腐敗など、警察組織と暴力団の暗部が描かれています。作品としては、
こんにちは!こちらはオーバーフィフティ<花>の、おひとり様活動報告ブログです。自己紹介千葉県ローカルメディア「チイコミ!」のライターもしています。共有できる情報などありましたらこちらでも発信していきますね!その他日常系のしょうもないつぶやきもありますが、どうぞゆる~くお付き合いください中山七里「連続殺人鬼カエル男」感想久々に本のレビューです。2009年の第8回「このミス」で、中山七里が大賞を取った自身の「さよならドビュッシー」と共にダブルエントリーされた作品。
⚠️ネタバレありです。キャラクターよりの感想になっっています。ABC殺人事件(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)「そんなことはありませんが、でも、何をするんですか」「何も」「何も?」私の失望がはっきりと鳴りひびいた。「私は奇術師ですか?魔法使いですか?わたしに何をさせたいんです?」アガサ・クリスティー「ABC殺人事件」堀内静子訳早川書房2003年93ページよりヘイスティングス大尉、ポアロに期待しすぎてたしなめられる。メタ的な話をすると
※※この本を読んで一言※※息もつかせぬ怒涛の展開で一気に読めます。そして平和の大切さと、世界の平和の実現の難しさを感じました。※※※※※※※※※※※※※※※月村了衛さんの作品は初めて読みます。ちなみにこの作品はステリだと思って買ったので、読み始めたら自衛隊員による戦闘の話でちょっと面食らいました(汗)。序盤からアスキラが自衛隊のところに逃げ込んできて、そして襲撃に巻き込まれて、最後に基地に逃げ込むまでの1日ほどの話ですが、危機に次ぐ危機の連続で飽きずに一気に読むことができます。
※※この本を読んで一言※※タイトルはコテコテの王道ミステリですが中身はかなりの変化球な作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※高野結史さんの作品は初めて読みます。やはり初めての作家さんの作品を読む時はワクワクしますね!この作品はタイトルがあからさまに「ミステリです!」と主張しており、館モノ+殺人とくればこれはもう読まなければなりません(笑)。この作品の妙はその設定にあると思います。豪華な館での殺人は「探偵遊戯」というゲームとして開催され、その殺される役である佐