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美文字になりたいと思ったらひらがなの強化が最も手っ取り早いです。何故なら、ひらがなは文章の6割から7割を占めるからです。今、このブログの文章を見てもわかりますよね。1文の中でもひらがながほとんどなのです。しかし、ひらがなは難しい!漠然と練習しても上手にはなりません!いきなり否定から入ってしまいましたが、残念ながらこれは事実で、ひらがなは漢字よりも何倍も難しいと思ってください。では、そんなひらがなをどうやったら美文字にできるのか?その答えは『覚えるしかない』です。漢字の場合は、基本文
今年のゴールデンウィークもいよいよスタート。5月に入ると、さわやかな季節を感じる素敵な言葉が多くあります。今回は協会発刊の「季節の言葉・四季の挨拶文」から5月5日の「端午の節句」に行う日本の風習「菖蒲湯」(しょうぶゆ)をご紹介します。今が季節の花「菖蒲」、あちらこちらで美しい姿を目にします。この菖蒲の根葉を湯船に入れて沸かしたお風呂が「菖蒲湯」です。中国では、邪気を払い無病息災を祈る厄除け行事として「端午の節句」が行われていました。これが現在の菖蒲湯の始まりと言われています。
こんにちは。エアコンをつけると寒い!消すと暑い!そんなわがままボーイの書道家で筆耕士の清水克信です。この季節、徐々に涼しくなってきているのはうれしいのですが、部屋の温度調節が難しくないですか?まして、筆耕は紙に手を置くので、汗は絶対にNGなのです。だから比較的エアコンの設定温度は低めになるのですが、もともと冷え性の僕にはなかなか厳しいです。さて、そんなデリケートな体の清水ですが、Amazonkindle本の第3弾を出版しました。※出版と言って、自分でできるので大したことではありません。
三寒四温という言葉の通り少しずつ春が近づいてきています。東京はいよいよ来週開花予想とのこと、お花見の季節ももうすぐですね。さて協会では、通常レッスンとは別に年3回様々な課題にチャレンジして競い合う「競書道」を発刊しています。今回は、先日行われた新春号課題の審査風景をレポートします。道の課題は、賞状や細字など様々出題されます。新春号の上級課題は、A3枠なしの横書き課題でした。力作ぞろいの課題は、審査の先生方を大いに悩ませたようで…。写真版の作品を選ぶのは至難の業で
3月も最終日各地で桜の開花も聞かれいよいよ春本番です。さて昨日、2024年3月30日(土)10時より銀座校では春の筆力アップセミナーが行われました担当講師の嶋田先生による、線質を中心に学習する内容のセミナーです。突然ですが、ブログをご覧いただいているみなさんに質問です!下の写真、同じ文字が書かれていますが雰囲気が異なるかと思います。どんな違いがあるのでしょうか?右の文字のほうが、力強くメリハリがあると思いませんか?本日のセミナーではこのように力強い線
2月に入り、明後日は暦の上でも立春。少しずつ春の足音が近づいてきています。そんな春の訪れを感じさせる陽気に包まれた1月31日に協会では、【賞状技法士一級試験実用書道師範一級位試験授与式】が行われました。合格者が一堂に会す、この授与式。今年は10名の合格者が出席、皆さん緊張の面持ちの中授与式が始まりました。篠崎会長から合格者の皆さんにお一人お一人認定証書が手渡され合格者代表者からの謝辞が読み上げられました。認定式が終わると、美味しいお食事を囲んで懇親会を開催。担当の
宛名書きでは住所を書きます。住所で最もよく登場するのは『市・町・村』です。今回は、そんな市・町・村の書き方を解説します。2文字用のマスに3文字書いたので、字形が扁平になっていますが、字形の整え方としては同じです。市は2画目の横画を主画(主役になる書く)とするとカッコいいです。思い切って極端に長く書きます。さらに、左側を長く、右側を短くすると、動きが生まれて、カッコよさが増します。町は『田』と『丁』の関係に注目です。田は結構大きいです。そして、縦画はまっすぐ下に引きます。丁は田よりやや下
2月も下旬少しずつ春の訪れを感じられるこの季節。今回は、ただいま実施中の春の体験レッスンのご案内です。協会では、2月と3月4月開講に向けての春の無料体験レッスンを開催しています。春はスタートの季節、新しいことに取り組むチャンスです。美しい字を書けるようになりたい大好きな字をいかして趣味と実益を兼ねたい実用書道の資格を取りたい身近なのし袋を自信をもって書きたい今ここに挙げたのは、体験レッスンに参加された方たちの声です。これらの夢を実現するのはご自身次第、そのお手伝い
ライトテーブルを持っていますか?持っている方なら知っていると思いますが、ライトテーブルは練習効率を向上させます。今回はその理由についての説明です。こんにちは。現在使っているライトテーブルは3代目の日本賞状技法士協会の清水です。今のライトテーブルもちょっと調子が悪くなってきているので、そろそろ買い替え時かもしれません。さて、ライトテーブルが賞状技法の練習効率を向上させたり、筆耕の仕事の必需品であることの解説をしていきます。まずは、賞状全文を書くとき、ライトテーブルの使用方法をご紹介します。
できる男風なのかアパート苦学生風なのかわかりませんが、できました笑臨書(半紙の練習)がんばります何時間でもこもれそうなスペースになりました。笑http://onozaki-keita.com/宇都宮市で書道教室なら啓桜書道教室栃木県宇都宮市で書道教室なら、書家・小野崎啓太が指導する啓桜書道教室へ。幼年から高校生までの習字コースをはじめ、古典書道コース、実用書道コースがございます。子供さんから大人まで、多くの方が楽しく書に親しんでおられます。onozaki-keita.com
こんにちは。秋アニメは4本見ている、筆耕士で書道家の清水克信です。見ているのは『SPYFAMILY』『魔入りました!入間くん』『陰の実力者になりたくて!』『うる星やつら』です。『うる星やつら』のリメイクが秀逸でうれしい限り、小学生の時に見たイメージが崩れずに楽しめています。高橋留美子さんってホント天才なんだと再確認しました。さて、そんなアニメ好きな清水ですが、今回は筆ペンで『佐藤』さんを書いている動画を作りました。筆ペンも毛筆と同じように太さに変化を出すことができます。その特徴を活かせ
こんにちは。最近、手持ちのホームページやブログの断捨離と整理をしている、筆耕士で書道家の清水克信です。最近ユーチューブをはじめたのですが、こちらも『実用書道チャンネル』から『筆耕コム清水克信』にしました。さて、そんなユーチューブですが、新たに動画を作りました。それが『鈴木の書き方とコツ』です。前回の『佐藤』に続き、苗字シリーズの第二弾です。鈴の字は、偏と旁は同じ大きさでOKです。金と令の大きさが同じということですが、令の最終画を数ミリ下に長くしてあげると、バランスが取りやすくなります
こんにちは。半導体不足のためにプリンターが買えない!筆耕士で書道家の清水克信です。僕が欲しいプリンターは、インクがカートリッジ型ではなく、ボトル注入型です。本体価格は高いのですが、印刷の量を考えると、ボトル注入型の方が安上がりなのだ!そんな新しいプリンターが欲しいのですが、半導体不足のために半年待ち。今からだと・・・5月か。マジですか!という感じです。さて、そんな半導体不足を嘆く清水ですが、今回は伊藤さんの書き方の動画を作ったので、補足として解説していきます。楷書『伊』のポイント『伊』
こんにちは。日本人のルーツは縄文人とシュメール人とユダヤ人とムー大陸人だと信じている、筆耕士で書道家の清水克信です。さて。今回は筆ペンで『高橋』さんを書いてみました。『高橋』さんは、全国名字ランキングで3位です。ちなみに、今回は新字体の高橋さんですが、異体字もたくさんあります。過去記事で少し触れたので、ご覧ください。『高橋さんの異体字はハシゴ髙だけじゃない!実は橋の方が大変な理由』筆耕という仕事をしていると、たくさんの名前に出会います。一般的な宛名書きの場合、それほど気を付ける必要は
こんにちは。今年の目標は「これからの人生設計を再設定すること」と思っている、筆耕士で書道家の清水克信です。今年は50歳になるので、今までの自分を棚卸して、これからの目標を再設定したいと思っています。大谷翔平選手の人生設計や曼荼羅チャートなどはとても参考になりますよね。幸せな人生を過ごすためには、目標の明確化ってとても重要なので、楽しみながら考えていきたいと思います。さて、そんな実際50歳だけど、気持ちは29歳の清水ですが、今回は度々SNS等でいただく質問に多い「筆耕士になるには
【さいたま市・浦和】ペン字書道教室千穂です。ブログをご覧くださりありがとうございます!7月23日から、七十二候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」です。(ぺんてる筆ペン・すき穂使用)桐の花は4〜5月に開花期を迎え、枝先に釣鐘型の薄紫色の花を咲かせます。花が終わると卵形の固い実がなりはじめますが、「桐始結花」はこの実がなる頃。(画像は全てお借りしたものです)古くから質のいい木材として利用され、箪笥まや下駄、筝の材料として大切にされてきました。日本には桐をモチーフ
こんにちは。常にアレンジを心がけている書道家で筆耕士の清水克信です。毛筆、特に小筆や筆ペンは、いろいろな表現ができるメリットがありますが、筆の動きによっては弱点があります。そして、算用数字やアルファベットは、どうしてもその弱点となる筆の動きが必要となります。では、どうするか?自分なりにアレンジして、弱点となる筆の動きを避ければいいのです。ということで、そんな弱点隠しのための筆の動きがわかる動画を作りました。「え、そんな書き方していいの?」そんな声も聞こえ
こんにちは時の流れの早さを実感しすぎる今日この頃ですが、私だけでしょうか?初期の記事「百貨店における筆耕とは」を見てくれている方が多いので、今日はその第2弾。以前も書きましたが、私が筆耕をしていたのは某百貨店(M越です)。結納品と熨斗袋を扱う売り場でした。机が二つ並んでいて、そのうちの一つがお会計をするカウンター。お客様がお会計をしている間にその隣でせっせと筆耕する…という全国的にも非常に珍しいオープンなスタイル(笑)。お客様が重なると、書き手の向い側の席にもお客様が座ります。「書いてい
こんにちは。久々に目録を書いたのですが、思いのほか楽しく感じた実用書道の書道家清水克信です。一時期、目録のご依頼を頻繁にいただいていたのですが、ここ1~2カ月は全くありませんでした。※季節柄かもね。先日、久々に1件のご依頼をいただいたのですが、感覚を忘れていたのでちょっと不安に。でも作りだしたら楽しくて仕方がありませんでした。やっぱり僕は根っからの筆耕士なのね。目録は書き方が決まっているので、レイアウトに悩むことはありません。ただ、その時々によりアレンジは必要です。今回のレイアウトは