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僕は現在、日本賞状技法士協会の事務局のお手伝いをしていますが、筆耕の自営業者でもプロ筆耕士になるためには、プロレベルの筆力(書道の力)が必要です。今回は最短でプロ筆耕士になるための、効率的な『書道の上達方法』の一つをご紹介します。練習が大切だけど・・・前回、このブログで『効率的に上達するための練習時間』、つまり【量】についてご紹介しました。『【1日15分は本当?】書道の通信教育を学んでいる方が効率的に上達するための練習時間をお教えします』こんにちは。日本賞状技法士協会事務局の清水です。
今回は賞状や宛名書きなどの実用書道に適した小筆の持ち方をご紹介します。筆ペンも同じなので、年賀状を書く際にも参考にして下さい。小筆の持ち方実は、筆の持ち方は特に決まりがありません。自分で納得している持ち方があれば、それで書けばいいでしょう。ただ、筆の性能を十分に発揮して、長い時間書いていても疲れないためには理にかなった持ち方がおすすめです。そんな理にかなった持ち方を2つご紹介します。代表的な筆の持ち方はこの2つ【単鉤法(たんこうほう)】と【双鉤法(そうこうほう)】です。【単鉤法】は人
ライトテーブルを持っていますか?持っている方なら知っていると思いますが、ライトテーブルは練習効率を向上させます。今回はその理由についての説明です。こんにちは。現在使っているライトテーブルは3代目の日本賞状技法士協会の清水です。今のライトテーブルもちょっと調子が悪くなってきているので、そろそろ買い替え時かもしれません。さて、ライトテーブルが賞状技法の練習効率を向上させたり、筆耕の仕事の必需品であることの解説をしていきます。まずは、賞状全文を書くとき、ライトテーブルの使用方法をご紹介します。
2月も中旬筆耕者にとって忙しい卒業証書の名入れ作業もいよいよ終盤戦。納品の時期を迎えています。11月下旬から始まる卒業式関係の筆耕受注。3月に集中する卒業式に向けて協会にも多くの依頼が入ります。シンプルな枠のない賞状からカラフルな枠の賞状まで、最近の卒業証書は縦書き、横書き、大きさも様々です。生年月日の横に名前を美しく書く名入れの作業は筆耕者にとって難しくもあり、醍醐味でもあります。賞状の名入れは、まず賞状用紙のコピーを取りレイアウトをします。これをライトテ
賞状技法士関連のmyPickAmazon(アマゾン)語彙力が身につく!教養の「漢字」2500750〜2,172円僕が著作協力した書籍が発売されました。漢字や言葉の雑学が楽しく学べる良本です。良かったらお求めくだされ♪こんにちは。卒業証書シーズンは落ち着き、趣味のガンプラに勤しもうとしたら、たくさんの賞状のご依頼が来て喜んでいる、書道家の清水克信です。今回は金色の筆ペン『ぺんてる金の穂』で『金』を書いてみました。そんな金の書き方をご紹介します。書いている動画はインスタに投稿し
こんにちは。卒業証書の繁忙期に突入したのでブログの更新もインスタの更新もままならない書道家の清水克信です。1月中旬~3月中旬まで卒業証書の名前入れのシーズンになります。昨年は70校書きましたが、今年は80校くらいになりそうです。状況によっては2月中旬に注文をストップするかもね。そんな卒業証書の繁忙期は朝から晩まで書いているのですが、それに伴って墨の消費は激しくなります。今回は、僕が普段愛用している墨と墨汁をご紹介します。墨は使っていないブログやインスタで『墨は何を使っていますか?』
今日から4月いよいよ新年度が始まりましたね。入社式に向かうスーツ姿の新入社員の皆さんが満開の桜をバックにまぶしい限りです。さて、3月最終週の29日、30日に協会では春のセミナーが開催されました。今回は、東京会場の様子をレポートします。29日(土)は目録セミナーとB3賞状セミナーを開催協会に依頼される筆耕内容を学びました。字形はもちろんのこと、目録はそのしきたりを踏まえつつB3賞状は賞状の大きさを考えながら筆を入れることが大切。またレイアウトのコツなどプロ技法も満載
新緑の季節を迎えましたね。4月5月は、多くの皆様にお問い合わせお申込みいただきました「賞状技法士養成講座」今回は、初めて本講座を広くご紹介する「ZOOM無料オンラインセミナー」を開催することが決定しましたのでブログでご案内します。ZOOM無料オンラインセミナー【美しい筆文字を通信講座で学ぶ~筆文字が彩る筆耕の世界~】日時5月30日(金)19時30分~(40分を予定)参加費無料通信講座の販売窓口として10年前から提携をしている大手教育関連企業【
今週に入り、各地から「梅雨入り」の便りが届き始めました。ちょっと蒸し暑い、雨の季節の到来です。梅雨入りの「梅雨」は一般的に梅の雨と書きますが、この漢字の由来は中国が発祥と言われています。中国の揚子江地域は日本と同じ時期が雨期にあたり、ちょうどその時期に梅を熟すことから雨期を表すのに「梅」を使うようになったというものです。また「梅雨」は「黴雨」とも書きます。雨の多い時期は湿度が高いため「黴(かび)」が生えやすいことからこの字も「つゆ」または「ばいう」と読みます。「黴」は
先日4月24日(木)日本テレビ系朝の情報番組「DayDay.」のコーナー【ナゼ?ナゼ?】《稼げる資格や検定》特集で当協会の銀座校が取り上げれらました。放映時間は2~3分、銀座校の中村先生のインタビューを始め受講生のインタビューやレッスン風景をお届けしました。今回は放映前に銀座校で行われた撮影風景をリポートします。撮影当日は、ちょうど銀座校中村先生のレッスン日。タイトなスケジュールな中、カメラが入る独特な雰囲気でしたがいつも明るい中村先生のリードで撮影は進められました
11月は、協会にとって試験月間。先日のブログでは、当協会が長年実施している「賞状技法士一級試験」の当日の模様をレポートしました。今回は、もう一つの実用書道試験「実用書道師範一級位試験」についてご紹介します。「賞状技法士一級試験」は賞状筆耕のスペシャリストを目指す試験ですが、こちらは実用書道全般が試験内容となり当日は知識問題と実技問題にチャレンジします。午前中実用書道に関する知識問題が出題され、午後は6種類の実用書道課題を4時間の試験時間内に書き上げるハードな内容です。
今回は『小筆の持ち方と使い方のコツ』をご紹介します。4月~5月は日本賞状技法士協会の銀座校と横浜校で無料体験レッスンを実施しています。僕は無料体験レッスンの講師を担当することが多いのですが、そこで『小筆の持ち方とコツ』の質問を多々いただきます。まず、大前提として小筆の持ち方ですが特に決まりはありません。どのような持ち方をしても構いません。書道経験者はご自身が持ちやすい持ち方で大丈夫です。ただ、おすすめしたい持ち方がありますので、今回は小筆を機能的かつ長時間でも疲れないおすすめの持ち方をご紹