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本日もご訪問いただきありがとうございます。朝から、研修会の申し込み変更の連絡を受け、その作業でした。お昼は、海苔おにぎり・ウインナー焼き・卵焼きのお弁当定番で・・・昼食後、吉田山荘に書のお稽古に出かけました。お軸の絵が素敵です。この3週間、紀貫之(35番)『古今集』「人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香(か)ににほひける」の和歌を半紙に書くひたすら練習をしました。とても難しくて苦戦したのですが、夫も私も先生から褒めてもらえて嬉しかったです。半紙の練習の次は、短
その人はわたしに恋のときめきと、そして人生の素晴らしさを教えてくれた、くらきよりくらき道にぞ入りぬべきはるか照らせ山の端の月-暗闇からさらに暗い暗闇へと入っていってしまいます。どうか、はるかなかなたからでも導きの光がありますように…私が苦しいとき、どうしようもなく行き詰まったときに思い出す和歌です。祈りのようです。声に出して読んでみるといい歌ですよ作者は、平安時代の恋多き女、和泉式部1000年前の人も同じように苦しんでいると思うとなんだか
藤原伊周は妹の定子が死ぬと、人目を憚ることなく大声で泣き続け、道長や公卿たちへの復讐を誓った。それからの伊周を、詳しく見ていこう。一条天皇は西暦1000年長保2年8月8日、皇后定子が第三子を懐妊すると内裏に参入させたが、公卿たちは非難の声をあげた。そのため27日に定子は生昌邸へ退去したが、これが一条天皇と定子の今生での最後の別れとなった。定子の出産が近づいたが、伊周と隆家には後見として出産の調度を揃える能力がないため、一条天皇が用意させている。12月15日、定子は一条天皇の第三子となる
今年で71回目を迎えた静岡市の夏の風物詩安倍川花火大会が開かれ、約1万5000発の花火やドローンショーに多くの人が魅了されました。オープニングを飾ったのは、「東京ディズニーリゾート」によるドローンショーです。およそ1500機が夜空に舞い上がり、人気のキャラクターを描きました。今年はシャトルバスの運行がありませんでしたが、大会本部によりますと、推定来場者数は約57万人。観客は夏の夜の花火ショーを満喫しました。「きれいで感動」「迫力すごい」約1万5000発
凹凸タイプの息子、1番得意なはずの国語で補習に指名されました。国語はNO勉の割には定期テストも悪くないし,学年が上がってからは漢字(必要以上に難しく、不必要な)の小テストも毎回クリアしているし、模試は良いはず‥国語で?何故?なのか、驚きの理由が判明。古典の単語の小テストが毎週あったようで、見事に全ての回で0点だったみたいです。古典の単語帳を開いた姿を見たことが1回もない。小テストを確認してみたら,ア~エから選べ。という問題に、abcdefghijkとふざけた解
皆さん、お疲れ様です『桜咲く!』~学び応援project~キャリアカウンセラーの宮若さくらですこのブログでは法政大学通信教育部を卒業したキャリアカウンセラーの宮若さくらが、通信制大学で学ぶ学生さんに向けて情報を発信しています。お気軽に「いいね!」「フォロー」よろしくお願いします新入生の皆さんは今、『いったいどの科目からやれば』最初の関門にいらっしゃるのではないでしょうか学ぶ目的にもよりますし、私は商業学部のことしかわからないので
かな古筆より百人一首の和歌をみつけて臨書しました!生徒さんの臨書です同じ和歌でも古筆によって書かれている文字や書きぶりが違います!!比べて見たら面白いですよ(百人一首の歌番号を記しています)関戸本古今和歌集より(上段)左より14みちのくの~39あさぢふの~23月みれば~36夏の夜は~21いまこむと~曼殊院古今和歌集より(下段)34たれをかも~12あまつかぜ~寸松庵色紙より(上段)17ちはやぶる
大河ドラマの「光る君へ」では、紫式部の娘が道長の子として描かれているが、紫式部の娘は、名は藤原賢子(ふじわらかたいこけんし)藤原宣孝(正五位下)の娘紫式部の娘は、女房三十六歌仙とされていて、紫式部の和歌57番に次いで、百人一首58番にも取られていて、大弐三位(だいにのさんみ)として、有馬山猪名(ゐな)の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする有馬山に近い猪名(ゐな)の笹原に風が吹けば、そよそよと音をたて、さあ、その人は(私を)お忘れになったこ
7月の最後師匠稽古をしていただき夏休みの旅行に出てしまったので久しぶりのお茶のお稽古に伺ってきました行く前に自然体でお点前するのが表千家流といわれ具体的なご指導をしていただきましたそれを思い出して自主練習濃茶薄茶など通して2回やってみましたその時に気が付きました柄杓の柄は腕と繋がっているように扱うそうしたら湯を入れたあと合は横向きのままで釜にもどるこの方が自然の動きだったのです!!実感を伴った所作ができて
NHK大河ドラマ「光る君へ」を見てるとどうしても、源氏物語のなかのエピソードと重ねあわせてしまう。滋賀の石山寺は浄土宗のお寺だが、そこには紫式部の姿の人形が置かれていて式部が石山寺に参ったときに、そこで月をみて、源氏物語を構想したとされている。その話が本当かどうかは、分からないが「朧月夜」の場面では、月が印象的に描かれているので、そういうこともなかったとはいえないかもしれない。大河ドラマでは、紫式部が、さわというご親族の女性と石山寺に参詣した際に、大納言道
ご無沙汰しております。大河ドラマ『光る君へ』の前半パートが終わりました。前半パートというのは僕が勝手に区切っただけですが(笑)中宮定子がお隠れになったところまでです。ここまで丁寧にじっくりと中宮定子の生涯を描いてくれて、本当に感謝しかありません。定子様、永遠なれ。さて、少し遡って第25話から始めます。『光る君へ』第25回「決意」職の御曹司に入っている中宮定子のもとに帝や公卿たちが出入りするようになりました。上は藤原公任がやってきて、一条天皇・中宮定子・藤原
〈Eテレ〉📺️おじゃる丸▽22ー17:背中合わせの君【初回2019年5月9日(木)】▽脚本:今井雅子▽絵コンテ:西田章二▽演出:佐藤真人▽作画監督・原画:さくましげこ・やあ電ボ、マロのプリンはいずこかの?まさかこっそり食べておらぬか。おじゃる丸、エボシに自分で入れていた。かんちがいだよ、笑(わら)い話か。さにあらず、電ボが悪(わる)いと、おじゃる丸。うたがわしきはソチの態度(たいど)じゃ。ヒドイですっ、おこって電ボ、とび去(さ)った。取(と)り残(のこ)されて、おじゃる傷(きず)つ
「慕帰絵々詞」より本日の市川(千葉県)のカルチャースクール、NHK学園市川オープンスクールの古典講座では、連歌を取り上げました。連歌は、それに連なる俳諧と合わせ、中世・近世には広く親しまれた文芸です。しかし、現代ではすっかり廃れてしまっています。『源氏物語』などの古典に興味を持っている人であっても、連歌については、ほとんど知らないということが多いのではないでしょうか。連歌集新潮日本古典集成第33回Amazon連歌の起こりははっきりしませんが、『新古今和
ナツフジの花を撮っていたら……たぶんクロスズメバチ?スズメバチと言っても、蜜蜂と変わらないくらいの大きさで攻撃性も低いんだとか夏に白い藤の花は、爽やかで気持ちがいいですこんな美しい花を和歌に添えて贈られたら、気持ちが動くでしょうねぇ「鹿の子百合」の色鉛筆画が完成しました百合の中では一番好きかも次は「夕顔」を描いてみようと思いますご存知「かんぴょう」の原料になる植物です
かな書道創作・初心者向き前回「かな創作・基本の散らし書き」で簡単にお伝えしましたが、今回はもう少し詳しく説明したいと思います。和歌一首のかな散らし書きを半紙の大きさに創作します。初めての創作では何をどうしてよいやら、見当もつかず途方に暮れるところですが、一つずつ順を追って作業していくと案外スムーズに進み、作品が出来上がっていきます。今回は、創作手順をわかりやすく紹介します。生徒さんの作品です1.集字します=文字は、とりあえず今まで
『書道技法講座3和漢朗詠集粘葉本』(大石隆子編/二玄社)より選句、習字きみとわれいかなることをちぎりけむむかしのよこそしらまほしけれ新千載集題しらず、詠み人しらず君とわれいかなることをちぎりけむ昔のよしこそ知らまほしけれWhatkindofpromisedidImakewithyou?Iwanttoknowthekarmaofthepreviouslife.ウイキペディア『和漢朗詠集』(わかんろうえいしゅう)は、平安時代中期の歌
空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかなと書きたまへるを、懐に引き入れて持たり。ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】空蝉の身をかへてける木のもとに訳)セミの抜け殻のように、その身を変えて去ってしまった木の下でなほ人がらのなつかしきかな訳)そうはいってもやはり、あなたの人柄が(この抜け殻の小袿とともに)心惹かれるなあ。と書きたまへるを、訳)と書きなさったのを、懐に引き入れて持たり。訳)小君は懐に引き入れ
藤原実資は若い時には道長にライバル心を燃やしたが、彰子が入内して中宮になると、かなわないと悟って歩調を合わせ政務にあたった。それからの実資を、詳しく見ていこう。藤原実資は、道長が彰子の婚礼道具の屏風に和歌を公卿たちに求めた時も、ただ一人詠まなかった。実資は飛ぶ鳥を落とす勢いの道長に、堂々と対抗するだけの勇気と実力を持っていた。そして実資が道長と張り合うほどの権力を持ち得た秘密が、日記だったのである。過去の前例などの有職故実が重要視された平安時代は、日記が権力の源泉となったのである。実
本日もご訪問いただきありがとうございます。書のお稽古は月に2回なのですが、今月は最初の1回は都合が悪く参加できませんでした。それで月末の今日、2回分の練習の成果を見ていただきました。今回の和歌は、藤原興風(34番)『古今集』雑上・909「誰(たれ)をかもしる人にせむ高砂の松もむかしの友ならなくに」です。1ヶ月間、半紙での練習と短冊の練習をしっかりしました。なぜか短冊のほうはそれなりに書ける(たぶんそう思っているだけでまだまだなのでしょうね)のですが、半紙に書くと、ちっとも満足する出
糞2021年の秋から通信制の学校(放送大学)で学んでみようと思った。現在、5学期目。卒業に必要な単位は124だが、すでに100の単位は修得できた。よほどサボることがない限り卒業に必要な単位は修得できそうな感じだ。学校名の通り、多くの単位はインターネット等の放送の授業を受けて修得する仕組みなのだが、面接授業で最低でも20の単位の修得の必要がある。面接授業とは、教授さんから直接講義を受ける授業で、約2日間で90分のコマを8コマ受講するものだ。そこで、他の受講生の方
(神奈川県横須賀市長沢)天地も動かすばかり言の葉のまことの道をきわめてしがな明治天皇(あめつちもうごかすばかりことのはのまことのみちをきわめてしがな)強力な台風が近づいている。朝、早く眼が覚めたので投函がてら海を見に行った。遠く離れた三浦半島の海も、なにやら不気味な力を蓄えているようだ。上記の和歌は明治天皇の御製。世界を動かすほどの力強い言葉を使いこなすほどのまことの道を極めてみたいものだ。という意味。世界征服か?帝国主義か侵略の
猛暑、酷暑、聞くだけで余計に暑くなる。うんざりするような暑い日が続いていますが、みなさまお元気ですか?私の住む地域では雷が鳴り出しました。これでちっとは涼しくなるかな?さて、あっという間に一週間たってしまいましたが、今年は日曜日だったので、初めて神事に参加しました。境内は人で溢れかえってまして、どこにどう並んで良いのやら…な状態でした。先ずは人形を納めて家用の茅の輪と、切麻の入った袋と大祓詞の書いてあるパンフをいただきました。宮司さんの先頭で大祓詞を奏上し、切麻を左、右、左と自分にか
大学生の最初の二年間は教養課程だったので、(専門課程は経済学)大学1年生のときにチョイスした課程の1つが、古文の🍀万葉集🍀でした。僕の大学は私立大学だったので、お隣の国立・鹿児島大学から出向して来る先生が教えに来てました。小柄で髪も真っ白いお方だったので、おそらくは定年後にバイトされてる先生だったと思います✨しかしながらさすがに万葉集を教えてくださる先生だけに、とても明るくてセンス好いお話ぶりの、分かりやすい講義の先生でした。1年間ではありましたが、その先生の万葉集の講義は楽しみにしてい
結婚お祝いに贈りたくなる和歌をご紹介いたします♪古今和歌集~巻第十四恋歌歌四No.687~飛鳥川淵は瀬になる世なりともあすかがわふちはせになるよなりとも思ひそめてむ人は忘れじおもいそめてんひとはわすれじ(作者不明)意味…飛鳥川の淵が瀬になるように、物事が移り変わる世であっても、思い始めた人のことは忘れまい。つまり=たとえあらゆることが移り変わっても、あなた(好
『大和物語』は平安時代に作られた歌物語です。今回のお話はその中の第4段。「くしげ」は「櫛笥」と書き、女性の櫛など化粧道具を収納した箱のことです。「玉」とは、もともと宝石やその中でも真珠を意味する語で、名詞の前に置くことで「(宝石のように)美しい」という意味を添えます。「玉川」は美しい川、「玉の井」は美しい井戸、「玉くしげ」は美しい櫛笥、ということですね。野大弐こと小野好古は、藤原純友の乱の時、討伐の責任者に任命されて、少将として下っていった。朝廷にお仕え申し上げる身として、その年
『①大人の遠足越前に行ってきました。』福井県越前市紫式部縁の地、バスツアーで行ってきました。出発地の名古屋市は曇りがちの晴れ、向かう越前は予報では雨。梅雨時ですから予約時から雨はやむを得ないと思…ameblo.jp昼食後、紫式部公園、紫ゆかりの館→大河ドラマ館へ黄金の紫式部像と記念撮影顔は、日野山(越前富士)を向き足は、京の都の方へ向いている。ガスがかかって見え隠れし最後に大河ドラマ館のパーキングでくっきり見れた日野山👇日野山を歌った和歌紫式部公園では、ボランティアさんか引
(ネタバレあり)ドラマは西暦999年から1000年になります。まひろ(吉高由里子)が育児に四苦八苦しています。道長(柄本佑)が詮子(吉田羊)に彰子(見上愛)を中宮にする話をします。詮子は一条天皇(塩野瑛久)を説得するための文を書きます。文を受け取った一条天皇は、行成(渡辺大知)に怒りをあらわにします。道長の頼みを無碍には断れない一条天皇は、彰子を訪ねます。帝に対しても愛想を振りまかない彰子。何を言っても「仰せのままに」としか答えない彰子。少しづつ帝の心が変わっていきます。なん
こんばんは。父と昼休みの散歩をしました。2代目大工の三島です。今日の現場は自宅から近い。場所は岐阜市岩井の団地。頑張って床を張った休み時間。空を見るとキレイな快晴。うーん、気持ち良い!春の暖かさと青空。ちょこっとだけ散歩に出かけることにしました。山へ向かって歩く父。山登り、魚釣り。父は超アウトドア派。晴れた日は山に行きたくなるのです。向かうのは小町滝。平安時代の超絶美人、小野小町(おののこまち)。その人が皮膚病(かさ)の治療にやってきたのがこの近くにある岩井山延算
「光る君へ」に因(ちな)んで源氏物語54帖より1首ずつ全54首の巻物作品をご紹介させていただきます旧作ですが巻物仕立てを除き料紙制作から全部自作品です文字構成の原稿を前もって準備しておいてから料紙作りをします(料紙とはかなを書く加工した紙のこと)原紙は楮と雁皮の混合紙→染紙加工(色膠液を塗る)→破り継ぎと切り継ぎの加工→料紙の貼り合わせ破り継ぎと切り継ぎは石山切伊勢集などを参考にして文様が連続していくようにしつ
『光る君へ』第13回が放送されましたね。待ちに待った中宮定子の登場に胸熱でした。藤原伊周(コレッチ)は11回から登場していました。今回は弟の隆家も少し大きくなって出てきました。昔のブログで、定子は今田美桜に演じて欲しい、と書いたことがありまして、それはかないませんでしたが、高畑充希の定子がこれからどうなっていくか、楽しみですね。お茶目で天真爛漫な定子様をきっと素敵に演じてくれるでしょう。お茶目な定子が伊周の恋文を奪って持ってきたシーン。いやあ、解析に苦労しました