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『書道技法講座48香紙切』(池内艸舟編/二玄社)より選句、習字か毛の万つ利のお万へに志者べ利希る可へさのひ、あおい路のひ毛のをちて者べ利けるを、をん奈久る万尓つけさせ者べ利介れ盤、たれと旡しらでや見者べ利尓希り。又のとし、佐い院の垣下尓万い利て者る尓、このをん那三者べ利て、いづら、徒希しひもはとゝひ者べり希礼ばからご路毛旡す日しひも者佐し奈可ら多毛とはゝや九ゝち尓し毛のを麗花集賀茂の祭の御前にし侍りける帰さの日、ThewayhomeafterjoboftheKam
龍桜音のブログへようこそあなたは天の愛おしい存在です昨年10月、銀座で開かれた甲斐千鶴先生の個展に伺った際私はコノハナサクヤヒメと弁財天が大好きなので是非、書いてくださいとお伝えしましただから、、、ではないと思いますが、3月17日~22日に開かれた桜恋展に木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)という作品を出品なさっていると知りスマホで絵を拝見した際美しさに心がザワつきましたですが、その展示会はスケジュー
千葉のど田舎、矢切村のおぼこな少年政夫の初恋と、その悲劇的な顛末を描いた小説『野菊の墓』は、明治39年に雑誌『ホトトギス』に発表して好評を博した、伊藤左千夫の処女小説ということです。☆伊藤左千夫の生家☆(千葉県山武市資料館に隣接)入館料140円山武市在住の方無料65歳以上の方も無料身障者手帳お持ちの方も無料幼児の方も無料毎週月曜日休館資料館から300メートル程先の伊藤左千夫記念公園の政夫と民子の像。(政夫と民子が両想いを認識した場面。政男が指差しているのは野菊だろう)記念公
【古文】「…思ひ出でしままにまかりたりしかば、例のうらもなきものから、いと物思ひ顔にて、…」ーーーーーーーーーーーーーーー「…思ひ出でしままにまかりたりしかば、訳)「…思い出したのにしたがって参りましたところ、例のうらもなきものから、訳)いつものように隠しだてもないようでいながら、いと物思ひ顔にて、…」訳)とても思い悩んでいるような顔で、…」【古文】「…思ひ出でしままにまかりたりしかば、例のうらもなきものから、いと物思ひ顔にて、…」【訳】「…思い出した
『書道技法講座3和漢朗詠集粘葉本』(大石隆子編/二玄社)より選句、習字於き那可のえさると支なきつりふね者あまやさ支多ついをやさ支たつおきなかの、えさるときなきつりふねは、あまやさきたつ、いをやさきたつFishingboatintheoffshoreseahasmanypreyalldays.Well,thewoman-diverAmacomesoutfirst,orthefishcomesfirst.いつも良く釣れる船は、海
『大和物語』は平安時代に作られた歌物語です。今回のお話はその中の第4段。「くしげ」は「櫛笥」と書き、女性の櫛など化粧道具を収納した箱のことです。「玉」とは、もともと宝石やその中でも真珠を意味する語で、名詞の前に置くことで「(宝石のように)美しい」という意味を添えます。「玉川」は美しい川、「玉の井」は美しい井戸、「玉くしげ」は美しい櫛笥、ということですね。野大弐こと小野好古は、藤原純友の乱の時、討伐の責任者に任命されて、少将として下っていった。朝廷にお仕え申し上げる身として、その年
まえから読んでもうしろから読んでもおなじ文を「回文(かいぶん)」といいますが、ホツマツタヱではまえから読んでもうしろから読んでもおなじ歌を「回り歌(まわりうた)」というようです。そんな、回り歌をはじめてじぶんでつくることができたので紹介させてください。『わかひめのけなけさむしのとをにしにをとのしむさけなけのめひかわ』わかひめのけなけさむしのとをにしにをとのしむさけなけのめひかわ「ワカヒメの健気さ虫の音(徒)を西に弟
本日もご訪問いただきありがとうございます。今日も朝から事例集の注文があったので、その送付作業でした。お昼は、大好きなたっぷりのおじゃことピーマンの焼きうどん。今日は、月に2回の吉田山荘の書のお稽古の日です。吉田山荘のお部屋の中から、見事に真っ赤な紅葉が見えます。紅葉を見ながらお稽古ってとっても素敵ですね。今日は、3月の作品展に向けて、我が家にある額縁を持参しました。この2週間は、参議等(39番)の「浅茅生(あさぢふ)の小野(をの)の篠原(しのはら)しのぶれどあまりて
『古今著聞集』は鎌倉時代の説話集です。説話というのは、伝え聞いた話のことです。伝え聞いた話をわざわざ書き記して後世に残そう、というわけですからドラマティックな内容が多くなります。世間によくある話、は説話集には載っていません。というわけで、今回はどんなお話でしょう。鳥羽法皇の女房に小大進という歌人がいたのだが、鳥羽天皇の皇后であらせられた待賢門院の御衣が一着紛失した罪を負って、北野天満宮に籠もって祭文を書いて神様に捧げ、監視されていた。その三日目という日に、神前に供えた水をこぼ
出雲建国の父・ソサノヲ(素戔嗚尊)についてホツマツタヱからみています。熊野(くまの)に生まれたソサノヲは、父・イサナギから根国(ねのくに)を治めるよういわれたものの、ひとり立ちできずに悩んでいたといいます。↓↓↓『出雲国の八重垣めぐり㉚~ソサノヲその1~』出雲建国の父・ソサノヲについてホツマツタヱからみてみます。古事記では須佐之男命(すさのお)日本書紀では素戔嗚尊(そさのを・すさのお)出雲国風土記では須佐能袁命…ameblo.jpハヤスフヒメ
『伊勢物語』の第82段です。桜に関する有名な和歌の贈答があります。桜が散るのを見て嘆く歌を詠んだ在原業平に対して、「桜は散るからこそ良いんだよ」という歌が返ってくる。桜が散る写真はスマホの写真フォルダにありませんでした。生活圏で見られる桜は、今年は既に散りに散っておりますが、写真に撮るような綺麗な感じでは最早なく。笑さておき、桜って確かに咲いたと思ったらすぐに雨が降って散っていきますよね。春に三日の晴れなし昔から言われることですが、春の天気はそも
「箱館新選組和歌集」、ラストです。二十八首目。源義範恨てもなきてもいはんかたぞなき打よす浪に消てながるゝ解説には何も書かれていないので、誰だかわからない、という事なのでしょう。本姓・諱なのでしょうね。でもね、先日ご紹介した「ちとややこしい隊士」(笑)の山崎林五郎さん。『箱館新選組和歌集8』「箱館新選組和歌集」に戻ります。今日はちとややこしい?新選組隊士です。二十二首目山崎正道降しきる深雪に色の弥もして節ぞ見ゆる峯の常盤木名前解…a
「いろは歌」と「即身成仏」の謎最終回人間・空海は亡くなっている。だが、空海の肉体は今も朽ちていない。つまり、霊魂が抜けた状態ということだ。だが、いずれ空海の霊魂は戻ってっくる。なぜなら、弥勒菩薩=イエス・キリストともに帰ってくるからだ。もし、空海の霊魂が戻ってきたならば、空海は「不死不滅の復活体」となって甦るのである!空海は入定する際、陰陽一対の如意宝珠=ゾハルを持ち込んだ。それこそが籠神社の娘にして特別に選ばれた媛巫女だった「厳子:真名井御前」が空海に授けた「ウリム/潮満珠(
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説歌集『生殖の海』その無料閲覧ページ歌をやり取りするfacebookグループオンライン講座「歌塾」*:..。o○○o。..:*現代短歌新聞2021年4月号に作品掲載note企画「源氏で紡ぐ和歌便り」。2021年4月分掲載*:..。o○○o。..:*(夏の歌の中に)雨はるる軒のしづくにかげみえてあやめにすがる夏の夜の月九条良経風雅和歌集夏381(371)【現代語訳】
【1.桐壺】■限りとてわかるる道のかなしきにいかまほしきは命なりけり■宮城野の露吹き結ぶ風の音に小萩が本を思ひこそやれ■鈴虫の声の限りを尽くしても長き夜あかずふる涙かな■いとどしく虫の音しげき浅茅生に露をき添ふる雲の上人■荒き風ふせぎし蔭の枯しより小萩がうへぞ静心なき■尋ねゆくまぼろしもがなつてにても玉のありかをそこと知るべく■雲のうへも涙に暮るる秋の月いかで住むらむ浅茅生の宿■いときなき初元結ひに長き世を契る心は結びこめつや■結びつる心も深
あかねさす★素材スタジオ様よりDLさせていただきました。あかねさす、綺麗な響きの日本語ですよね。(〃'▽'〃)ベネッセ古語辞典【枕】赤い色がさして光り輝く意から「日」「光」「昼」「君」などに、また色の類似から「紫」などにかかる。三省堂詳説読解古語辞典[枕詞]あかね色を発する意から「紫」に、あかね色が照り映える意から「日」「昼」「君」にかかる。岩波古語辞典⭕〔枕詞〕東の空があかね色に映える意から昇る太陽を連想し、美しく輝くのをほめて、「日」「昼」「紫」「君」にかか
大河ドラマ『光る君へ』に和泉式部が登場し、和泉式部について知ろうと思い、その人となりを知るための本『和泉式部(人物叢書新装版)』について和泉式部の生い立ちから始まるその人生、為尊・敦道親王兄弟らとの恋、中宮彰子サロンでの女房生活から、全国各地に広がる和泉式部伝説についてを知る1冊和泉式部(人物叢書新装版)Amazon和泉式部(人物叢書新装版)[山中裕]楽天レビュー本書は、和泉式部の人生や、全国各地に広まっている和泉式部伝説などについてを知ることのでき
2020年8月28日先日たまたまNHKテレビの和歌の選評の番組で「人言」と云う言葉の意味を説明するために、万葉集の但馬皇女の歌が取り上げられました。「人言」とは人のうわさと言う意味でしたが、取り上げられた歌は人言を繁み言痛己が世に未だ渡らぬ朝川渡る他人のうわさが辛くても、生まれて初めてあの人に会うために、冷たい水の流れる川を渡ります。川は恋の障害の隠喩で、情事を成し遂げる決意を表しています。調べてみるとあの人は穂積皇子で、但馬皇女は既に高市皇子と結婚していました。三人
本日もご訪問いただきありがとうございます。午前中は来月の石川県訪問の連絡をしていました。お昼は、銀閣寺のうどん専門店“おめん”風のうどん。今日は、書のお稽古です。とってもお世話になっている先生と一緒に・・・3月に作品展が終わってからは、生徒一同、目標が上がったのか、みなさん、以前にも増して熱心です。見てください。真剣そのものの私たち・・・・今日は、この2週間、練習した自作の和歌のお清書を見ていただきました。ちょっと季節はあいませんが、真冬に作ったものです。「小雪舞う友とつどい
おはようございます。今朝の部屋の温度12℃。今日は創立記念日。道を外れてはいけない。それは師弟の道。先生と共に、弟子らしく生きていこう!今日もお元気で。師弟の城燦たる創立記念日2022年11月18日池田先生が全世界の同志に和歌きょう11・18「創価学会創立記念日」を迎えた。池田大作先生はこの日を記念し、全世界の同志に3首の和歌を詠み贈った。1930年(昭和5年)11月18日、初代会長・牧口常三郎先生は第2代会長・戸田城聖先生と『創価教育学体系』第1巻を発刊。この日
重要古語の記事では源氏物語イラスト訳で出てきた古文の単語を1つピックアップしています♪源氏物語イラスト訳重要古語古文単語は、1.とにかく丸暗記して覚える語2.漢字やイメージで覚える語3.文脈判断で決める語があります。今回は「イメージ」で覚える古語です♪【今回の源氏物語】「生けるかひなきや、誰が言はましことにか。空蝉の世は憂きものと知りにしをまた言の葉にかかる命よ…」今回のイラスト訳はこちら――――――――――――今回出てきた古文単語
*:..。o○○o。..:*リーディング短歌書き下ろしLINE@始めました・*:.。おみくじ、占い感覚でどうぞ執筆、講義のご依頼はお気軽に・*:.。→★(執筆関係)→★(講義関係)*:..。o○○o。..:*題しらず夏あさき緑の木立庭とほみ雨ふりしむる日ぐらしの宿京極為兼風雅和歌集夏300【口語訳】夏もまだ浅いこのごろ、緑もまばゆく輝く木立の庭が普段よりいくらか遠く見えて、しめやかに雨の降る一日中家で過ごしているよ。我が
和歌の浦(わかのうら)の玉津島(たまつしま)神社です。和歌の浦は和歌川(わかがわ)の河口にあたり砂嘴(さし)がのびた干潟となっています。1400年ごろまでは紀ノ川(きのかわ)の河口でもあり、干潟はさらにひろかったようです。玉津島とは6つの小山の総称でそれぞれ、船頭山(せんどうやま)妙見山(みょうけんさん)雲蓋山(うんがいさん)奠供山(てんぐやま)鏡山(かがみやま)妹背山(いもせやま)というそうです。干き潮のあいだは陸つづきなのですが、満ち潮になると
こんばんは双明です。今日は曇っていました。日差しが少ないぶん、暑さよりジメジメ感を強く感じました。今日は、先日横須賀で弟橘媛命様の絵を目にしてから気になっている(呼ばれる感覚)弟橘媛様がお祀りされている神社に参拝に行ってきました。乗り換え無しで行く予定でしたが、朝から乗り間違えてしまいました。😅逗子駅で乗り換えて横須賀駅に向かいました。横須賀駅です。駅前には、カレーを持ったスカレー君がいました。横須賀は海軍カレーが有名ですものね。駅前からバスに乗り、30分くらいで神社前に着きまし
メモがわりなのですが、『芸州厳島名所図会』に小野篁の和歌について紹介されていたので、ご紹介します。芸州厳島名所図会とは厳島神社に因んだ情報を盛り込んだ本で、多くの挿絵があり江戸時代の厳島の様子が多く描かれています。干潮時の大鳥居の下で大人6,7人で廻を囲んでいる様子が描かれています。で、肝心の和歌ですが、『但道芝記(ただみちしばき)』に載せられている和歌として紹介しており、「入海(いりうみ)の八十浦(やそうら)かけて十島(としま)なる中に香(か)ふかき
文章の読解力に自信がないひとはここでadiós!桜が満開に咲いていた月の明るい宵の口木屋町をひとりで歩いてたらふわあ〜っ、と軽く幸せな気持ちになってあーいまもうすぐにここで死んじゃいたいなあてなんの悲壮感もなく思った私は真冬の雪がガンガン降る記憶に残る豪雪の夜に死にたいと思ってきたけど願くば桜の下で春死なんその如月の望月の頃という西行の感慨というのはおよそこういうすてきな風情のものかと思われた
こちら⇩の記事の続きです。『神社仏閣巡りで学んだおみくじの意味①』今回は、神社仏閣には欠かせない「おみくじ」についてのお話です。神社仏閣巡りを本格的に始める前まで、私は、「おみくじ=偶然の産物」だと考えていました。良いこと…ameblo.jp『神社仏閣巡りで学んだおみくじの意味②』こちら⇩の記事の続きです。『神社仏閣巡りで学んだおみくじの意味①』今回は、神社仏閣には欠かせない「おみくじ」についてのお話です。神社仏閣巡りを本格的に始める…ameblo.jp『神社仏閣巡りで学んだおみくじの
重要古語の記事では源氏物語イラスト訳で出てきた古文の単語を1つピックアップしています♪源氏物語イラスト訳重要古語古文単語は、1.とにかく丸暗記して覚える語2.漢字やイメージで覚える語3.文脈判断で決める語があります。今回は「イメージ」で覚える古語です♪【今回の源氏物語】小君して、「死に返り思ふ心は、知りたまへりや」と言ひ遣はす。「ほのかにも軒端の荻を結ばずは露のかことを何にかけまし」今回のイラスト訳はこちら――――――――――――今回
『書道技法講座4関戸本古今集伝藤原行成』(宮本竹逕編/二玄社)より選句、習字むめの花をを利てよめ流東三条の右大臣有九飛数農可梅の花立依者可乍尓ぬ不て布無農の花を利て可佐ゝむ老可く流やと梅の花を折りてよめる東三条左大臣Foldplumblossoms,makeawakapoemうぐひすの笠にぬふてふ梅の花折りてかざさむ老いかくるやとThebushwarblersewplumblossomsonthehat.I'llfoldthe
5月の季語には、新緑の季節でもり、青楓、青葉、新緑、青々、緑陰、若葉、若緑薫風る、薫風、清風、涼風、颯々(さつさつ)遠山、山色、山景、山影、山の井、神路山、閑居青々とした山の新緑を見ながら、山道を登りふと立ち止まってみると、山からの清々しい風が吹いてくる。そんな感じを表すのが「山の井、閑居」の季語で、「山の井」というと、山中の湧水が溜まってできた井戸のことをいうが、和歌の世界では、深く掘り起こした井戸と対比して、浅い井戸なので、「浅い」の枕詞(序詞)としても用い