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本来なら不動明王ご縁日の28日の開催を恒例としている導師を勤めさせて頂く滝行ですが、今月の不動縁日は私が出張セッションなどで他県へ出張の為、12日を滝入りの日とさせて頂いたものです。早いもので、有志の皆さんとの滝行も五年になり、その都度激しく見える時もあれば穏やかにも見える滝の姿、それはこちらの心を映し出す鏡の様でもあり
私は長年相談支援の専門職として福祉、医療、法律などの支援をして来ました。相手(本人)が何かに困っていて、その原因や環境何故その様に状況なっているのか、相手(本人)のお話しを聞きながら、整理しながらより良き方向へ調和できる様に助言してまいりました。「相手(本人)が原因を正しく認識していない場合や相手ではなく本人が原因であることも多くあります」この様な相談は本人や相手の生活全ての内容が伴いますので分野の知識や情報は多岐に渡ります。人の生活には分野ごとになってはいませんから。また
本日は修験装束の一つ頭襟の話題です。頭襟は、修験者が頭に着けている物で大日如来の宝冠や不動明王の八葉蓮華の意味もありますが、実は修験者、山伏が山へ入る時の実用的な装束でもあります。何が実用的なのかと云いますと先ずは頭を守るヘルメットの役目。山で水を汲む為のコップの役目となります。山では落石や木々の枝など、頭に落ちて来る事が度々あります。また、山での水分補給は命に関わるのです。現代は殆どがプラスチック製ですが、布製(樹脂で固めてあります)木製もあります。私は木製の物を使っ
新しい年度の武之礎でした。ここでお伝えする武術は陰陽と人体科学が基礎となる内容です。新年度も本質のお伝えから始まりとなりました。空手や武術経験者も多く参加されておりますが、各々の武道や修験道や真言密教にも応用出来るようにお伝えしております。内氣を上げる鍛練法を中心に本日も稽古となりましたが、個々の邪気も払えたのなら幸いです。
霊的感覚のある人ならば,経験したことがあると思うが,悪いことが起こる少し前には,その場所の空気感があきらかに変わる。たとえば,家に泥棒が入ろうとしている日には,玄関や,家の周りの空気感があきらかに変わる。それを第三の目が感知すると,心がざわつく,胸騒ぎがする,不安感が出たりするのである。霊的な感覚がある人なら,確実に違和感を感じる。違和感を感じた時点で,何か対処をすれば,災いを避けることができる。たとえば,いつもなら玄関の明かりを消しているのを,一晩中つけておくとか,テレビの音を少し大き
みなさまおはようございます。ブログの更新をしばらくしていませんでした(ごめんなさい)。熊本で発生した地震は大分やその他の地域にまで及びその地域や九州地方のご相談者さまのことを思うと「ブログでどんなメッセージをお伝えすればいいのか?」頭のなかが真っ白になりました。ふと頭のなかに三峯神社の十一面観音立像の姿が視えたので観音様からのメッセージを心をこめてお伝えさせていただきます。三峯神社(2016年4月3日~4日)をKさまに同行していただき参拝しました。http://ww
本日は最近入会された方から先達のベテランまで幅広い構成で「修験道基礎講座」を開催いたしました。この講座は修験道の本質から神仏巡礼の基礎まで何回受講しても新たな気付きがある様に参加メンバーの構成に応じて内容を組み立てております。今回の参加者は積極的な質疑を経て善き講座となりました。参加者は修験道の柱に集中されており、集中して学ぶことの大切を理解されており、伝える側も力が入る一時となりました。そんな講座の最中に妻が秩父曼荼羅小屋の周辺から山菜をたくさん摘んで来ました。会員
2月9日、世界遺産熊野本宮館で「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年「世界遺産熊野本宮館」開館15周年記念シンポジウムが開催されました。テーマは、熊野の光未来への再生山岳信仰の聖地熊野本宮本宮館の多目的ホールは満員の大盛況でした。13時から始まったシンポジウムは、田辺市真砂市長からの開会挨拶、国際熊野学会代表委員の山本さんの挨拶に引き続き記念講演は、「未来に伝えたい聖地熊野の魅力」と題して作家で世界遺産熊野本宮館名誉館長の荒俣宏さん。去年ケガをし
今週末は数年ぶりに里帰りをいたします。長野県戸隠飯綱は私の生まれ故郷。例の疫病騒ぎで、戸隠の宿や観光資源に大きく影響が出ておりました。戸隠飯綱を支えているのは高齢の方々が多く、廃業したり縮小して現在に至ります。この度はようやく定宿の「久山館」様とご縁のある「戸隠山公明院」を拠点とした修験道フィールドワークを開催いたします。開催と云っても今回は「会員限定有志」の皆様となります。また、戸隠から霧ヶ峰八島湿原にあります旧御射山神社へも二日目に参拝する予定としております。秩父
富士山の五合目から富士山頂へ向かう登山道には、吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートの四大ルートがありますが、山麓から富士山頂をめざす古道が存在しています。それは「吉田口」「船津口」「精進口」「須山口」「村山口」の五つです。中でも「村山口」は富士山最古の登山道となります。富士山が噴火を繰り返していた頃、人々は畏敬の念をもって富士山を崇めていました。火を噴き猛威をふるう富士山は神仏が宿る霊山と信じられていました。そこで富士山の噴火を鎮めるために浅間大神(あさまのおおかみ)を祀った
秩父曼荼羅小屋では祈祷済み御守りワッペンとステッカーをご希望の方に頒布しております。ワッペン→1枚3,000円ステッカー1枚1,000円送料別六観音さんが担当する六道界を六色でデザインされております。観音力文字は観音の波動を顕すオリジナルデザイン文字です。スマホ、自動車、玄関、お財布、カバン袈裟、ザック、その他ご希望の方はHPのお問い合わせアドレスよりご連絡ください。↓↓↓https://chichibumandara.jimdofree.com/
旅行に行った帰り,飲食店に行った帰り,人に会った帰りでもいいですが,帰っている時に,いい余韻が残ることがあります。たとえば,飲食店で美味しいものを食べたとき,お店を出た後も,しばらく,いい余韻が残ることがある。ああ美味しかった。また来ようとか,人に会った後も,しばらく,楽しかった気分が余韻として残ることがあります。そのような場所,人というのは,あなたにとって運気を上げてくれる場所,人である。逆に,美味しくないお店にいくと,しばらく後悔の念がでる,しばらく嫌な余韻が残る。ある
地元の秩父神社で授与しております鎮宅霊符。ご存じない方もいらっしゃいますが、秩父神社は妙見宮でもありました。そもそも秩父夜祭は妙見さん武甲山の供養でもあり星祭です。そんなことから、妙見菩薩に関わる護符を現在も授与しております。以前より小振りになりましたが、社務所で鎮宅符を戴きたい旨を申し出れば、授与してくれますよ。住宅内で鎮めたいことがありましたら、授与を求めてみてください。関西であれば、大阪交野市の星田妙見宮でも授与戴けます。
令和七年弥生二日は龍王祭でした。本日は体調を崩された方も多く在りましたが、龍王様の導きもあり、滞りなく弥生龍王祭を執り行なうことができました。龍王祭の午後は先月からの続きで「観音力」や六道界のこと。祈りの色から周波数。無色界~六根清浄などのお話しをさせて頂きました。何故修験道で六根清浄が大切なのか。六根清浄と祈りについて、他宗教、(キリスト教等)についてお話しをいたしました。参加の皆様からも活発なやり取りがあり、有意義な学びとなりました。一旦、龍王祭はお開きとなりま
本日は卯月「龍王祭」を斎行いたしました。秩父曼荼羅小屋は年度切り替えなので令和七年度は本日から始まります。年度始めと云うことで大勢の皆様が来山され、年度始めとしては善き始まりとなりました。本日から修験道を歩み始める方も数人おりました。また、龍王祭後は先日亡くなった長野は戸隠公明院住職の偲ぶ会を執り行いました。宝珠さんによる供養「追弔和讚」により始まり、参加者全員で読経後、光明真言の中、焼香供養となりました。午後の時間は「間合い」について皆様で学びの時となりました。参加者
秩父曼荼羅小屋オリジナル仕様のイラタカ念珠です。パープルハートと呼ばれる紫色の木をイラタカ(修験のそろばん型)形状の木珠に作り、水晶を親珠、緒珠、四天珠に組み込み、五色紐房仕様としています。この念珠は数年使用したものです。紫色の木珠もずいぶん色が濃くなりました。秩父曼荼羅小屋の念珠は20年来の知人で真言宗尼僧の経営する念珠、お香店にて製作して頂いております。
仏教関連の立場に於いて日々の勤行次第に三帰・三竟を冒頭に唱えるとはどの様に認識されますか。修験道の立場に於いて、本山派、当山派を問わず神道系以外では必ず唱えます。仏教を習合した日本信仰。密教も含め、必ず基本的に唱えることになります。なぜ三帰・三竟が大切なのか。信仰と云う視点で原点はここにあります。「信じるか信じないか」仏教や修験道、神道、キリスト教など全ての宗教は表現が違っても全ての信仰はここをなくしては成り立ちません。理屈ではないのです。あなたの行動は何を基準に
山神社:山梨県韮崎市穂坂町上今井2234「お腰掛け」なる奇妙な構造物を知ったのは山梨県下のミシャグジの下調べを行っていた時のことだ。ミシャグジは諏訪信仰の源流とされる精霊で、樹木の下に縄文時代の石棒および石皿とともに祀られている。御社宮司、御左口などの字が当てられることが多いがこれらを社名とする神社は山梨にはないため、GoogleMapでエリアを絞り込んで「神社」をキーワードに一社ずつ確認した。クチコミや画像からおおよそのあたりはつくのだ。その中に四角い大きな枠組みのような不思議な構造物の画
春水(しゅんすい)と申します。修験僧侶であり、行者、療術師です。行者歴は10年以上。療術師歴は20年以上になります。数年前に、修験道の総本山にて得度させていただいて修験僧侶になりました。お山を登拝し、祈り、巡礼し、ご供養をさせていただくことが私の魂からの喜びです。そして、お山の神様、自然界からお借りしたお力を使って、沢山の方々の心身に向き合い、お話を聴いて、触れさせていただいてます。現在は、都内で薬草温熱療法と薬草や石と共に、体からこころに触れて心身を整え浄化するボディワークと手当
秩父曼荼羅小屋主催の十周年記念大峯修験ワークショップ高野山大峯山「すずかけの道」も早いもので開催まで一月となりました。概ね寺社につきましては予定どおりに調整を終えております。一部、「すずかけの道」籠山周辺のルートにつきまして現地と調整が続いておりました。この春ちょうどタイミングよく、天川村に「すずかけの道保存会」が発足されまして、「すずかけの道」古道の環境整備などされた様です。あまりにも善き情報でしたので現地関係者を通じて保存会様にご相談させて頂き、ご協力頂ける運び
昨日の卯月龍王祭で法螺貝を福島の会員さんから奉納頂きました。感謝申し上げます。本殿に配置して秩父の神々の前に奉納いたしました。小さな引敷の上に乗る法螺貝は善い雰囲気です。奉納頂きました会員さんに神仏の加護が常にあります様に祈っております。感謝合掌武尚院峯龍
神仏展などの仏像フィギュアを配置してみました。帝釈天像東寺展より両面宿儺坐像魂を込めた円空仏展よりフィギュアを集めているわけではないのですが、とりあえず再現性の高い2点のみケースにいれて置いてみました。
真言宗醍醐派大本山大峯山龍泉寺③2022.8.6(土)大峯山龍泉寺、最終章となります吊り橋が見えてたので、行ってみることにしましたかりがね橋と言うらしいほんと、ここは山の中なんですねゆらゆら揺れながら、ただ往復しただけの吊り橋でした不動堂から降りたら、心字池の脇に、四国八十八ヵ所のお大師さまが、ずらりと、並んでいらっしゃいました修行大師さまこの場所にいられるだけで、ただただ、有り難いのであります心字池には、ニジマスかな気持ちよさそうに、泳いでおり
真言マントラの声に力がこもればこもるほど,声の波動は光に転じて,悪業に汚れた体の闇に突き刺さる。ついには,光は全身の闇を照らし,甘露の雨となって悪因縁をも洗い流すのである。また,声(音)は,人を神の域まで高めてくれる。修験や密教系の行者に不思議な力をもつ人が多いのは,常に,神聖な音を浴びているからである。密教というのは,日本では真言宗のことを指すが,残念ながら真言宗の僧で,不思議な力をもつ者はあまりいない。どの宗派でも同じである。その辺の寺の住職ではまずいない。お経が読めるという
来月4日(日)は秩父今宮神社役行者祭です。本日は祭に先立ち行者さんと八大龍王さんに御挨拶してまいりました。八大龍王さんの鎮まる龍神木。おんめいぎゃしゃにえいそわか合掌
羽黒岩(羽黒堂):岩手県遠野市綾織町新里8地割巌龍神社:岩手県遠野市小友町33地割4山崎金精様:岩手県遠野市土淵町栃内16地割100呼ばれ石:岩手県遠野市宮守町上宮守18地割遠野にはさまざまな巨石信仰がある。いわゆる磐座とは少し趣が違って、神々の依り代というよりも、岩石自体がなんらかの物語を纏っている。このブログで以前紹介した「続石」がそれらの代表だが、こうした石のエピソードは柳田國男の「遠野物語」にも数多く採録されている。ここでは四つほど取り上げてみたい。まず、羽黒岩だ。釜石線の綾織
つづきです~。白山から下山後は、白山山頂に祀られていた下山仏を祀る林西寺へ石川県のHPによると…寛文8年(1668)以降、越前馬場平泉寺の支配下におかれてきた白山山頂が、明治5年(1872)に、石川県能美郡(現白山市)に帰属させられたことにより、翌々明治7年(1874)になって、石川県令内田政風は、白山山頂の神仏分離を強行し、山頂一帯の堂舎に安置されていた仏像・仏具を廃棄した。さいわい、仏像の破壊をおそれた信仰あつき白山麓18ヶ村の総代の出願により、山頂から下山させられた仏像は、
秩父曼荼羅小屋では月初に龍神祭が執り行われます。その龍神祭で使用するのが《修験勤行次第》です。ただそのままでは使えません。神道の作法も入る為極めてオリジナルなのです。その為、自分仕様の次第を作ろうと作りかけては気に入らずやり直しているうちにようやく仕上げることができました。今日はメンバーさまがお一方次第書の作り方を教えてほしいと宝珠庵にいらっしゃいました。自分だけの次第書は特別です。書き写すことで一文字一文字に仏様が宿り仏様となります。また、覚えやすくなります
こんばんは!こんにちは!おはようございます!Sion心蓮です山伏が吹く法螺の音を聴いたことはありますか私が初めて法螺を聴いたのは、大人になってからでした。それも金峯山寺で聴いたのが初めてでしたブゥ~オウ~ウオ~~ブゥ~オウ~ウオ~~腹に響く音が素敵~その音にめっちゃ虜になりましたまさか…この歳になって自分も山伏になって法螺を吹くようになるとは思ってもいませんでしたが。。法螺をかまえる姿だけはいっちょこ前
狂言「腰祈」は山伏が登場する“山伏狂言”と呼ばれるもので偽物の山伏で滑稽に描かれています。能楽を知らない現代の観客には間抜けな印象しか与えない恐れがあり、演ずる側も山伏に対する理解が不足しているかもしれません。私自身修験道行者として研鑽を積んでいますが、山伏本来の意義目的は行力の取得のみではありません。おおよそ修験道とは修じて験ずる道を意味しており、自分自身が修行の道のりを歩み、数多の体験を積む事により、内在する英知を呼び起こしすもの、また、修験道が決してただの自己満足に終わるものではな