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チベットの高僧トゥルク・フンカル・ドルジェ(56)がベトナムで死亡した。死亡前、トゥルク・フンカル・ドルジェベトナムで中国政府から身を隠していた。この件を受け、インドに拠点を置くチベット亡命政権は、8日、独立した調査を求めた。4日、チベットのゴロクにあるルン・ゴン僧院は、トゥルク・フンカル・ドルジェの死亡を確認したと発表した。死亡したのは3月29日で、健康状態の悪化が原因だったという。死亡場所は、ホーチミンであった。トゥルク・フンカル・ドルジェの弟子によると、トゥルク・フンカル・ドルジェは
ミャンマー(ビルマ)国軍の空爆で市民30人超が死亡した。一家全員が死亡した家族もいる。地震発生後の2日、国軍は停戦に合意していた。9日夜、サガインのウント町で国軍による空爆が行われた。NUG(NationalUnityGovernmen)のネイボーン報道官からの情報だ。「女性や子供を含む26人が死亡しました。負傷者は23人です。」この空爆について国軍はコメントを発表していない。また、チン州テディムでも国軍による空爆が行われ、12人が死亡した。「午前0時
チベット地震救援募金のお願い1.チベットやビルマの問題をまわりの人に伝えてください。2.会員として私達の活動をサポートしてください。【年会費】個人会員様:1口5,000円法人会員様:1口10,000円※会費は私達の活動費として使わせていただきます。【会員特典】・各種イベントへ割引料金でご参加いただけます。・限定書籍購入の際の送料が無料になります。・年1回詳細な活動報告書をお送りします。・会員限定イベントへご参加いただけます。・ご希望がありましたら、
RadioFreeAsiaは先週、ラジオ放送が激減したと発表した。アメリカ政府が所有するリレー局からの通信がストップしたためだ。3日、RFAは、中国語、チベット語、ラオス語短波ラジオが完全に停止したと発表した。アメリカのトランプ政権は、アメリカ議会から支援を受けているRFA,VoiceofAmerica(VOA)に対する資金を大幅カットしている。【亀田浩史訳】元の英語記事はこちらチベット地震救援募金のお願いブログランキングに参加しています。応援
ミャンマー(ビルマ)国軍が、地震の救援活動を行う海外組織に対し国軍の許可を得るよう求めた。地震の死者は、3,500人を超えている。国軍が空爆を継続し、支援活動を妨害し、被害を拡大させていると、現地の住人や国際人権団体は国軍を非難している。「支援部隊が独自の支援を行うことは許可されていません。どの組織であってもです。」軍事政権のソーウィン副首相はこう述べた。「支援部隊は事前に当局からの許可を得なければなりません。当局と協業できることが認められた組織にのみ許可が発行されます。」
インドのダラムサラでは、3月、VoiceofAmerica(VOA)が活動を停止した。また、RadioFreeAsiaは4月に活動を停止する。チベット難民コミュニティメディアの大きな後退だ。27日、チベット亡命政権ペンパ・ツェリン主席大臣が明かした。ペンパ・ツェリン主席大臣によると、VOA本部のスタッフは全員管理休暇を取っているという。ダラムサラの支局も活動を停止した。また、RFAの本部スタッフも一時休暇扱いとなっており、支部はこれまでの余剰資金を使って、4月末まで活動を続
3日、ミャンマー(ビルマ)国軍は、今回の地震の死者が3千人を超えたと発表した。一方、国軍による取り締まり強化で支援に遅れが出ている。MyanmarRadioandTelevisionは3日、死者が3,085人、負傷者が4,700人、行方不明者が341人にのぼっていると報じた。国連の推測では、地震の影響を受けている人は、200万人にのぼるという。これまでに65回の余震が観測されている。余震が続くマンダレーでは、人々は公園などの野外で暮らしている。「マンダレーの
私たちは、素手で瓦礫をかき分けた。その先には、13歳と16歳の少女と75歳の祖母がいた。3人は、倒壊したアパートの光の届かない瓦礫の下に閉じ込められていた。マンダレーでの出来事だ。「私たちはここです。ここにいます。」3人は代わる代わる必死で助けを求めていた。金属でコンクリート片を叩いていた。灯りは、携帯電話のライトだけだ。血が流れる祖母の顔が一瞬見えた。3人が救助されたのは、3月30日だ。この数十年間でミャンマー(ビルマ)で起きた最大の地震の悪夢の中、一瞬の幸せな瞬間が訪れた
ミャンマー(ビルマ)地震の救援物資を運んでいた中国の車両を国軍が銃撃した。2日、国軍は銃撃があったことを認めた。銃撃があったのは1日だ。シャン州ナウンキオ町に向かっていた中国赤十字の車両9台が銃撃を受けた。この車両は救援物資を運搬中であった。現在、地震の死者は2,800人を超え、負傷者も4,600人にのぼっている。この数字は、今後さらに増えると見られる。【亀田浩史訳】元の英語記事はこちらチベット地震救援募金のお願いブログランキングに参加しています。応援のクリック、
ミャンマー(ビルマ)国軍の空爆により、地震の生存者の捜索活動が難航している。「地震の日から昨日まで、8度の空爆が行われています。今日も、マグウェーで空爆が行われました。」NyanLinThitResearchGroupのモーテットネイはこう語った。国軍は、シャン州のナウンキオを3度、カレン州ののバモを2度、バゴのピュー、マグウェーのポーク、カヤー州のデモソをそれぞれ1度空爆している。地震後の空爆で9人が死亡、7人が負傷している。1日、国軍は、今回の地震の死者が
3月31日、ミャンマー(ビルマ)軍事政権は、地震による死者が2,056人にのぼっていると語った。倒壊した建物に生き埋めになった人の捜索活動が続いている。軍事政権によると、行方不明者は170人、負傷者は3,900人だという。一方、民主派が構成する国民統一政府は死者の数を2,418としている。マンダレーでは、3月30日、75歳の女性と2人の孫娘が、崩落した11階建てのビルの瓦礫の下から救い出された。孫娘2人は暗闇でお互いを抱きしめながら、携帯電話の光を使って救助を求めていた。そして
3月28日にミャンマー(ビルマ)で発生した大地震を受け、でチベットの精神的指導者ダライ・ラマ法王は哀悼の意を表した。「大切な人を亡くされた方に哀悼の意を表します。今回の悲劇に見舞われたミャンマー、そして、タイなどの周辺国のすべてのみなさんのために祈りを捧げます。」【亀田浩史訳】元の英語記事はこちらチベット地震救援募金のお願いブログランキングに参加しています。応援のクリック、ポチお願いします。↓↓↓
29日のミャンマー(ビルマ)国営メディアによると、今回の地震による死者は1,600人を超えているという。また、国連は、重要なインフラが深刻な被害を受け、数千人が路上生活を余儀なくされていると語った。また、建築中の建物が崩壊したタイのバンコクでは、13人の死亡が確認された。行方不明者は118人となっている。29日夕方、ミャンマー国営メディアMRTVは、死者が、1,644人にのぼっていると報じた。負傷者は、3,408人、行方不明者は139人とのことだ。国連は、家屋やインフラに深刻な
ミャンマー(ビルマ)国軍の発表によると、28日に発生した地震の死者は、29日時点で1,000人を超えたという。震源から数百km離れたタイのバンコクでも倒壊した建物に生き埋めになっている作業員の捜索が続いている。ミャンマー国軍は、国内の死者が1,002人にのぼっていると述べた。負傷者も2,000人を超えているという。アメリカとロシアが支援に乗り出している。ロシアは、120人の救援部隊、医師を派遣したという。マレーシアも30日に50人を派遣するという。また、中国の支援チームも29日
28日、ミャンマー(ビルマ)中部を巨大地震が襲った。倒壊した建物の下で生き埋めになっている人々の救出にレスキュー隊が向かっている。ミャンマー国内の死者は、現時点で、144人。さらに増える可能性がある。マグニチュード7.7を観測した地震は、震源から数百km離れたタイのバンコクにも被害を及ぼしている。建設中の高層タワーが崩壊し、作業員が生き埋めになっている。バンコクでは、少なくとも9人が死亡している。2021年に国軍がクーデターで政権を掌握した後、ミャンマー国内では内戦が続き、300万
RadioFreeAsiaが、アメリカ政府によって凍結された資金の回復を求める訴訟を27日起こした。RFAは、これまで、アジアの独裁政権下で暮らす人々のニュースを検閲を受けることなく報じてきた。今回の訴訟は、USAGM(U.S.AgencyforGlobalMedia)の資金凍結が、連邦法に違反するというものだ。RFAが閉鎖の危機に直面していることに、中国国営メディアは「素晴らしいニュース」と歓喜の声を上げている。RFAのCEOベイ・ファンは、資金凍結
アメリカのトランプ政権は、国際メディアRadioFreeAsiaとVoiceofAmericaへの資金をカットする計画を発表した。チベット人にとっては大打撃だ。長きにわたり、RFAとVOAのチベット語サービスは、中国政府の「金盾」による検閲の下に置かれているチベット人が世界とつながるためのライフラインであった。RFAとVOAは、チベット内外のチベット人に真実を提供する役割を担ってきた。さらに、国際社会にとっても重要な情報源となっていた。現在、RFA
[イベント][終了]【1月18日@大阪】国際協力セミナー『チベット難民の今~囚われの100万人の子供たち』[出版物]【難民支援NGO"DreamforChildren"限定書籍】内容確認・購入は、下記リンク先からお願いします。●「暗闇に差した光~ダプチ刑務所の14人~」●「尋問の記憶~あるチベット人女性の証言~」●「故郷を追われるチベット人遊牧民~定住化政策の光と影~」●「チベット人女性の悲劇~情報統制の下でひた隠された真実~」●「弾圧で引き裂
アメリカに拠点を置く人権団体フリーダム・ハウスが世界の自由度2025を発表した。チベットは2年連続で100点満点中0点となった。中国の統治下で、政治的権利が厳しく規制され、市民の自由が奪われている結果だ。チベットは、政治の権利で、40点満点中-2点と評価された。市民の自由度では、60点満点中2点と評価された。報告書には次のように記されていた。「チベットは、中国共産党政府によって統治され、現地の決定は中国共産党の役人の手で行われている。」「中国当局は、チベット人の信仰・文化的ア
1.現地で難民の状況の調査を行い、情報発信を行っています。亡命してきた人たちに現地で聞き取り調査を行い、難民の発生原因・状況に関する情報を収集し、書籍・講演会・ブログ等で情報を発信しています。出版物はこちら。2.現地で難民の生活・教育支援を行っています。・食糧・衣類・文具等を必要な場所へお届けしています。・難民が通う学校を運営し、無償の英語・コンピュータ教育を行っています。・大学進学を希望する生徒への奨学金支給も行っています。難民の学校ブログランキングに参加
【購入方法】当NGOのイベント(主に大阪近郊)、および、インターネット注文での販売を行っております。インターネットで注文される方は、各書籍のタイトルのリンク先からご注文下さい。●「尋問の記憶」●「暗闇に差した光」●「故郷を追われるチベット人遊牧民」●「チベット人女性の悲劇」●「弾圧で引き裂かれた家族」【当NGOの限定販売である経緯】チベット難民の就業支援を兼ねて、チベット難民に印刷を委託しており、日本の出版社は通しておりません。※そのため、紙質・印刷・製本は日本の
2015年に国外脱出を試みたウイグル人男性アブドゥカディル・アブドゥラマンが中国当局に拘束され、懲役19年の判決を受けたことが判明した。判決を受けた時、アブドゥラマンは25歳であった。南アジアは向かう道中で中国警察に逮捕された。アブドゥラマンは、「違法結婚」の罪で懲役5年、国外に脱出しようとした罪で懲役14年の変決を受けた。アブドゥラマンはイスラム式の伝統的な結婚式を行っていた。アブドゥラマンは、現在、ウルムチで服役している。妻も投獄されている。妻の判決理由は不明だ。アブ
インドのダラムサラに拠点を置くチベット難民のNGOチベット女性協会が、66回目のチベット人女性蜂起記念日を祝った。同時に、中国政府によるチベット弾圧に抗議するピースマーチを行った。参加者は、チベット旗や、チベット人の人権と正義を訴えるプラカードを掲げた。このイベントに参加したツプテン(30代)は次のように語った。「昨日、イベントのアナウンスを聞きました。仕事が休みだったので、サポートの心を示すのが大事だと思いました。この日はとても大事な日です。男性、若い世代を含むすべてのチベット人にとっ
中国政府は、1月に発生したチベット地震に関して新たな情報を出した。被災者は以前の情報の2倍の12万人超、死者は126人超としている。この数の増加は、以前の発表より地震の被害が甚大であったことを示している。死者の数は以前の報告から増えていない。しかし、現地のチベット人は、ダムツォの死者だけで100人を超えていることから、実際の死者はもっと多いと話している。【亀田浩史訳】元の英語記事はこちらチベット地震救援募金のお願いブログランキングに参加しています。応援のクリック、
インドのダラムサラに拠点を置くチベット亡命政権ペンパ・ツェリン首相(主席大臣)は、1日、アメリカ政府によるチベット人への経済支援停止を明らかにした。ビラクペで行われたチベットの新年の集いでペンパ・ツェリン首相が語った内容によると、アメリカ政府が経済的支援を27日に停止すると公式に通達してきたという。「この停止は予想もしなかった困難です。誰も予想していなかったことです。他の支援を迅速に確保することは難しいです。」また、アメリカ政府の支援継続を求める活動も行っていると述べた。6日、
インドのダラムサラに拠点を置くチベット難民の学校からチベットの新年(ロサル)の挨拶状が届きました。チベット地震救援募金のお願いブログランキングに参加しています。応援のクリック、ポチお願いします。↓↓↓
多くのチベットの学校では冬休みが明けた。中国当局は、チベット語・チベット文化を抑圧し、愛国教育を強化している。RadioFreeAsiaからの情報だ。中国当局のキャンペーンには、政治教育の強化、チベット仏教の規制も含まれる。2月末、多くの、幼稚園、小中学校が新学期に入った。子供たちは政治教育を受けることを義務付けられ、中国政府への忠誠を誓わされている。教師は、仏教に関する教育をしていないことを示す報告書を当局に提出する必要がある。教師は、宗教を非難することを義務付けられている。チベッ
難民支援NGO"DreamforChildren"奨学金2024の受賞者が決定しました。看護を学んでいるチベット難民の大学生です。子供の頃に親が亡くなり、本人自身は国籍のない難民ということで、一時は大学進学を諦めていたようですが、現在は元気に大学に通っています。チベット地震救援募金のお願いブログランキングに参加しています。応援のクリック、ポチお願いします。↓↓↓
中国当局により投獄されているチベット人環境活動家ツォンゴン・ツェリン(29)の刑期が、中国当局により8か月延長された。ツェリンが、「社会の秩序を乱した」罪を認めなかったためだという。2024年10月、ツェリンは、SNSWeChat上に動画を投稿し、ツァルマ川沿いで違法な採掘が行われていることを訴えた。「このような見境のない大規模な採掘は、深刻な土壌浸食につながります。住居の基盤も脅威に晒されます。」ツェリンは、政府の身分証明書を掲げてこう語った。この後、ツェリンは、逮捕さ
インドのダラムサラに拠点を置くTibetanCentreforHumanRightsandDemocracy(TCHRD)によると、中国政府がチベット仏教への締め付けを強化しているという。最近導入された新たな規制では、仏教の管理に政治的な義務が伴うことが明文化されている。2024年12月1日に中国国家宗教事務局が発行した「チベット仏教僧院の管理に関する新規定」は、2025年1月1日から施行されている。規定の第4条では、チベット僧院が、「祖国中国を愛し、中国共産党指導部を支