ブログ記事42件
昨年末に不注意で「ZWO183MMPro」にUSBコードを付けたままぶつけてしまってUSBソケットを破損させてしまいました。💦一応他の部分は動作している様なのですが、このままでは都合が悪いので、修理に出すことにしました。「KYOEI-TOKYO」さんに本日修理依頼をしました。ソケットのユニット交換だけなら6500~基板交換なら22000程度らしいです。(^^;)『現物をお預かりし、中国の本社工場で分解修理を実行しないと明確になりません。修理期間は1.5ヶ月程度頂くかと思います。』
カメキチです。今日は好天に恵まれて、藤沢市からも大変きれいに土星食を眺めることができました。カメキチも土星が欠けていく姿を動画におさめながら、眼視とパソコン画面を通した電子観望で、存分に天体ショーを楽しみました。もしお見逃しの方がいらっしゃいましたら、静止画と動画をアップしますので、是非ご覧ください。<静止画>動画からの切り取りですので、画質はあまりよくありません。今年は土星の輪が細いので、月明かりで消えないようにとオーバー目に露出を設定したのですが、もう少し抑えた方がよかっ
蛍を撮影しながら空の雲が晴れるのを待っていましたがなかなか晴れそうにありません。その間に空の状況を撮影しています。人工衛星が無数に飛び交っています。(30分撮影)空の状況はこんな感じで厳しいです。意を決して撮影して見ます。オートガイドも問題なく稼働しているので、ナローバンド撮影であれば多少の薄雲でも写るのではないかと思いSHOフィルターでの撮影です。Hα画像はまずます写っていますが、OⅢ画像は画像が荒れて今一です。星回りが靄っとしてコントラストも上がりません。OⅢ画像は青ハロ
(有)エレクトリックシープさんに注文した「ZWO冷却カメラ用防露ヒーター」が届きました。ZWO社冷却カメラ用結露防止ヒーターAnti-dewheaterstripwww.electricsheep.co.jp冷却カメラ0℃辺りで撮影すると結露が発生し難いなどと言った情報もありますが、折角撮影した画像が没になってしまうリスクを考えると良いかな思い注文しました。在庫切れとなっていたので直ぐ届くとは思っていませんでしたが、注文した翌々日に到着しました。中身はヒータ
晴れてはいますが、少し空の様子は薄雲が発生しています。撮影準備をしていると、蛍が飛び始めました。折角なので、蛍を撮影しながら空の状態が良くなるのを待つが、一向に良くなりません。逆に筋雲がどんどん出てくる始末で、半分あきらめモードで待ちます。今日は、CMOSカメラの結露の状態を確認するために来たので、取り敢えず冷却温度0℃のダークファイルを撮影します。気温が高くなると普段撮影している-10℃だと結露が発生しやすくなるのか少し温度を上げて撮影しようと思います。何か撮影できれば
先日撮影中にASI冷却CMOSカメラ(294MMPr)が結露してしまいました。普通2年くらいは結露しないようなことが言われていたのですが、1年くらいでは少し早いような気がします。幸い結露したのは保護カバーのガラスの外側でした。結露して撮影するとこんな感じになります。koheiさん(ブロ友)からSNSにいろいろ対策が出ているよとの情報に検索した所、kyoei-osakaさんのHPに詳しく説明がありました。ZWO社ASI冷却CMOSカメラの乾燥剤の再生方法望遠鏡・双眼
天体望遠鏡で写真を撮る場合、特に天体望遠鏡が小さいと天体用CMOSカメラでピントが合わない場合があります。ピントが合わないと言っても、❶接眼部を一番短くしても合わない場合❷接眼部を一番長くしても合わない場合がありますが、今回は❶の場合について私が今までに採ってきた方法をまとめてみました。なお、工作を必要とするものはリスクを伴うものがあるので、工作される場合はご自分の責任において実施してくださいね。●鏡筒を切断して短くする(小さい反射望遠鏡の場合)今までに2
ちょっと前の記事で望遠鏡用のCMOSカメラを購入したと書いた。そのとき所有している望遠鏡(ほぼおもちゃだけど)は焦点距離600mm,420mmの2本で天体をCMOSカメラ使ってみるにはちょっと長いらしい。どうも100mmくらいから300mm以下がよいらしい。なので望遠鏡のガイドファインダーとして使用されるスコープを使ったりもするみたい。ということで、またもやSVBONYのSV165というf=120mmのガイドスコープを買ってみた。ポイント使って5000円くらい。まぁこのスコープはWEB
前回は、モノクロCMOSカメラで撮影したのですが、今回はカラーCMOSカメラに付け替えて撮影して見ました。この方が、M82のスターバーストの赤色も良く出ています。フィルターはUV/IRカットフィルターです。銀河の撮影にはこのフィルターが良さそうです。撮影データ:2024/05/02VixenR130SF(D130,FL650、F5)ZWO183MCProSV165(D40,120mm)ASI120MM-Mini+ASIAIR(オートガイド)ZWOフィルターホイールZW
星観測でCMOSカメラで見るっていうのがある。電子観望っていうのかな。小型の撮像素子が組み込まれた天体用のWEBカメラみたいのである。以前より興味はあったのだが、カメラ自体意外と高価。ただいろいろいろ調べてみると安価でそこそこ評判いいやつがあった。SVBONYというメーカーのSV105という接眼カメラ。まぁ安いなりなんだけど結構評判よさそうなのでとりあえず購入。7000円くらいなのでこの手のカメラとしてはかなり安い。このカメラのおもしろいところは通常のUVCなのでドライバー不要。まぁアプ
カメキチです。大変唐突ですが、まず土星の写真をご覧下さい。輪の傾きから、天文ファンなら一目で「最近撮ったものではない」ことがわかる土星の写真をアップさせていただいたのには、ちょっとわけがあります。このままでは申し訳ないのでブログをご覧の皆様にも簡単に事情をご説明しますと、実は昨秋に、大病を患ったごく近しい人のお見舞いにうかがいました。カメキチがかつて天文少年だったこともよくご存じでしたので、スマホに保存してあった画像を見せながら昔話に花が咲きました。つい最近もお訪ねして再び楽しい時
中国で一般的な通販アプリの1つ「淘宝」私、ここで買い物することが多いです。天体観測機材もここで買います。これ欲しいなぁでも買えないなぁとか思いつつウインドウショッピングを楽しんでいます。Seestarも普通に買えるようになっているみたいですね。そして、価格に驚くあら、値下がりしているわ割引価格だけど、2,699元(約5万4千円)で買えちゃう!※日本参考価格税込82300円さすが、ZWOお膝元価格だわ…円安の影響でCMOSが安く買えるからかも?ついでに、他の商品も見て見
LRGB撮影を以前からしてみたいと思っていたのですが、中々取り掛かれなくて今まで来ました。雲が出てくるかもしれなので難しいと思いつつNGC1752/魔女の横顔星雲を対象に撮影を始めました。この星雲は反射星雲で自ら発光しているわけではないためHOSフィルターでは捉えきれませんでした。カラーCMOSカメラでは写りますのでそのこともあり対象としました。フィルターの種類がLRGBの4枚となるため短時間でもかなり時間がかかります。イメージ的にはLを1h、RGBを1hの2h程度で試してみたいと
1月1日薄雲はあるもののCMOSカメラを使った新たな極軸合わせの試し撮りをしました。私が使っているポータブル赤道儀はスカイメモS、極軸望遠鏡が付いていて、はちぶんぎ座の台形の星の合わせるようになっていますが、家の南側に街の中心があり極軸合わせには苦労します。今回は赤道儀の極軸望遠鏡の中心を地上の街路灯に合わせて、CMOSカメラの中心は正確に合わせず、パソコンの画面上の十字の中心が街路灯に合うよう移動。CMOSカメラ画面です。画面右側に八分儀座のだいけいが右斜め上に傾いた状態で見えま
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年賀状の写真は、昨年5月のオーストラリア遠征の写真です。7月から天体望遠鏡とCMOSカメラを使用した天体写真を始めました。今年もバリバリ活動したいと思っております。撮影とともに画像処理もさらに勉強したいと思っています。2024.1.1Kohei
私の家はファンガレイ(オークランドから車で2時間ほど北)の住宅街にあり、南側に街灯りがあり、いつも極軸合わせに苦労しています。目標となるはちぶんぎ座の台形が暗く、街の灯りに負けているからです。そこで目の代わりに天体用のCMOSカメラで位置決めしようと思い立ち、フィルム時代の標準レンズとCMOSカメラを組み合わせて極軸合わせ用のカメラを作りました。赤いのが天体用CMOSカメラ、その先についているのがフィルム時代の標準レンズ。赤道儀の極軸望遠鏡の向きとCMOSカメラの向きが一致すれば、CMOSカメ
6月に天体写真を再開してから6ヶ月が経ちました。まだ年末には早いですが、今までの活動を総括してみようと思います。1.撮った天体数ー45天体(惑星・星景写真除く)我ながらよく撮ったと思います。質より量...。2.天体の種類散光星雲がほとんど、あとは惑星状、散開星団。銀河は機材的に難しいですが春までに何とかしたい。惑星は土星をもっとチャレンジすべきでした。あと流星・彗星とかも。3.リピート回数の多い天体・勾玉・おたまじゃくし星雲・北アメリカ・サドル近辺・網
先週撮ったカニ星雲M1(超新星残骸)ですが、カラーCMOSカメラで撮ったものは迫力がなく、Hαフィルターのモノクロカメラはハッキリクッキリ撮れていたので、合体したらどうなるのかやってみました。全然違うカメラで画角も解像度も全く違うが、ステライメージ7にそういうのを合成するLRGB合成機能があったので初チャレンジ。【超新星残骸M1カニ星雲(おうし座)】A:L画像(10/1101:30~18FRx3min=54min)B:RGB画像(10/1200:48~19FRx
以前にこの組み合わせで土星を撮影しましたが、木星は未だ撮ったことが無かったので狙ってみました。コンデジによるコリメートでは、カメラの液晶を見ながら追尾するので微動ハンドルを延長して対応しなくてはいけませんが、ASIを使う場合はパソコンを見ながら微動ハンドルを回すので、延長も不要でずいぶん楽です。合成FLは3000mm、フルサイズ換算で21000mm、合成F値は15で拡大率が不足していますが微動無しの架台で対象を導入するにはこれが限界です。(笑)それではいって
ケフェウス座からカシオペア座にかけて見える散光星雲群です。1枚30分(70mmF3.5)で4枚の画像をモザイク合成しています。もう少し撮影したかったのですが、いつもの通り雲が発生してきました。しかし、朝目が覚めたら雲一つない快晴でした。。。どうも海が近いので、海上に雲が続々と発生して山の方で雲が消えていきます。海温が高いので、夜に冷え込んでくると雲が発生しているような感じです。💦残念ながらクワガタ星雲までとなりました。この下にもいろいろ、天の川に沿ってたくさん有名な散光星雲
昨夜もドン曇りだったので、性能劣化したASI385MCの活用法の3回目を書いてみます。性能劣化したASI385MCの活用法は最近、次の2回書いています。『性能劣化した、CMOSカメラの活用(1)』天体写真は一眼レフなどのデジタルカメラでも撮れますが、最近は天体用CMOSカメラが主役となっており、天体写真を撮る上でなくてはならないものになっています。私…ameblo.jp『性能劣化した、CMOSカメラの活用(2)』少し前に、性能劣化したASI385MCの活用法(1)として(電子フ
昨日、システムを組んだレンズをもって今朝、実写テストしてきました。寝るときには曇っていたのでテストはできないと思いそのまま寝てしまったのですが、4時ちょっと前に窓を見てみると煌々と照らすお月様が出ていて雲一つない空でした。慌ててシステムを庭にセットしました。極軸をセットした段階で4時半をもう回っています。非常にまずい、空が白み始めてきました。焦りながらも月の影響がなさそうなエリア「バラ星雲」を目標を定め自動導入しようとするが導入できません?焦りながら設定を確認すると焦点距
モノクロ撮影を手持ちのカメラレンズで行いたいと以前から思っていたのですが、フィルターの交換が簡単にできず使いやすい方法がないか考えていたところです。ズームレンズであれば対象により変更できて便利です。電動フィルターホイールを持っているのですが、取り外すとめんどくさいのもあり中々実行に移せていませんでした。しばらく雨が続くようなので、組み合わせを考えてみました。ZWOドロワーにしてもそれなりの値段です。そう言えば手動式フィルターホイールを昔かったのを思い出しガラクタ入れから探してき
秋になったというのに、スッキリしないですねっと愚痴を言っています。望遠鏡をセットして少し怪しい雰囲気になってきたのですが、やっぱり曇ってきました。今日はある程度予想していたので、いつものモノクロ撮影ではなくカラーカメラを使って撮影していました。対象は北アメリカ星雲です。6枚目を撮影しているところでお終いです。6枚のスタックファイルはこんな感じです。ちょっと無理して編集した画像です。撮影データ:2023/09/22ε130(D130,f430mm,F3.3)ZWO2600MC
昨日も天候は良くないので、ダークファイル、フラットファイルのライブラリーを整理及び追加撮影などしています。ダークファイルは300sまでしか作っていなかったので、今回600sを追加撮影しようと思っています。Gainごとに作ると結構時間がかかります。機材も最近手入れをしていなかったので、清掃と動作確認などしているところです。ついでに、最近メインで使用している機材の紹介をしておきます。・メイン望遠鏡:SHARPSTAR61EDPHII+レデューサー(D61,f274mm,F
しばらく天候も思わしくないので、機材の整備をしようと思います。使っていてちょっと使いにくいSV165のガイドスコープの改造してみました。ピント合わせでいつも使いにくいと思って「SVBONYSV1081.25"ダブルヘリコイドマイクロフォーカサー焦点調節装置」を取り付けました。また、光害対策として光害対応フィルターの取り付けです。ヘリコイドを取り付けるとピントがでなくなります。CMOSカメラの保護カバーを外してギリギリ合いましたがフィルターを取り付けできません。いろ
少し前に、性能劣化したASI385MCの活用法(1)として(電子ファインダーとして使う)👇『性能劣化した、CMOSカメラの活用(1)』天体写真は一眼レフなどのデジタルカメラでも撮れますが、最近は天体用CMOSカメラが主役となっており、天体写真を撮る上でなくてはならないものになっています。私…ameblo.jpを書きましたが、今回はその2回目になります。今回は、ASI385MCを流星用のカメラとして使う方法です。ASI385MCの場合、CSマウントのレンズが同梱されているの
天体写真は一眼レフなどのデジタルカメラでも撮れますが、最近は天体用CMOSカメラが主役となっており、天体写真を撮る上でなくてはならないものになっています。私も2年余り前に天体写真を始めましたが、SV305SJ、ASI385MC、ASI585MCと使ってきて今3台目です。そのうちASI385MCはもう2年以上中心に使ってきたため、性能がかなり劣化しています。私はかなりハードな使い方をしており、天体写真を趣味としている人の中でもCMOSカメラの使用率ではかなり上を行っているの
時は2022年4月、それまで数年悩んでいた物をポチったマリーチの元にとある日本語のメールが届きました。おいおい、この時の顛末、既に記事書いてるじゃん、と思われた方がいらしたら、私のブログを長く読んで下さっている奇特な御方、ということで、心から御礼申し上げます。なお、そうだっけ?もしくは「昔のことは知らん」という御方は、どうぞ下記の過去記事をお読みいただければ幸甚であります。『視界王フィールドスコープ+ZEROその顛末①(いわゆる現況報告)』こんにちは、お久しぶりです。51歳を越え、寄る年
こんにちは。先日、大鹿村で久方ぶりにSamさんとお会いし、CMOSカメラが(購入してから2年以上経つのに)未だ使えなくてどうしたものか、という話を聞いていただいたのをキッカケに、ようやくやる気を出せたマリーチです。「PCと繋がなくてはいけない」という当たり前の事が、PC苦手意識の塊である私にはものすごく高いハードルで、セットアップやらなんやらしなくちゃ、と考えるだけで気が重く…。「AZ-GTeが上手く動作してくれない問題」もあったせいか、余計気弱になってしまってました。(全然別件なのにね