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今回は長期修繕計画(以下「長計」)に絡んだ不満今年は大規模修繕工事を行う年なので事前に設計コンサル会社により長計を作ってもらったんだけど、以前の現管理会社のものと比べると①(当たり前だが)時点更新されてる②予備費が無くなっているの2点が大きな違い。①は、数年前に長計を総会承認してたんだが、その時のを改めて見返してみると時点修正されてなく、前々回承認時の2017年スタートのままだった。このため、今年管理計画認定基準の7年以内に総会承認、という基準を満たせておらず、再度総会承認を
長期修繕計画の見直しは、マンション管理において重要な取り組みの一つです。その時期を見定める際には、一定期間ごとに計画を見直すことが基本とされていますが、特に大規模修繕工事の前後での見直しが鍵となります。このタイミングを見誤ると、資金計画の甘さや不確実性が原因で予期せぬ問題が発生する可能性があります。1.なぜ大規模修繕工事前の見直しが必要か大規模修繕工事前に長期修繕計画を見直すことは、マンションの資金計画を安定させるために非常に重要です。多くのマンションでは、販売当初
4月の早めに、自主管理マニュアルや長期修繕計画書を完成させたい!小さな自主管理のマンションだけど、建設当初の区分所有者は、初期の約半分になり、新たな入居者と半々です。自主管理は、マンション管理の意識が要なので、新しい入居者にマンション管理の意識を持ってもらえることが第一歩です!いままで、小さな集合体でも、日本の村意識や、場の雰囲気を重んじて、意見を言わない人や反対に、自己都合を優先した大きい声を出す人がいると、どうしても、そちらになびいてしまいます。山あり谷あり、さまざまなトラブ
2025年3月も終わりです。桜も開花しいよいよ新年度ですね。3月決算の管理組合も多いと存じます。心機一転、積み残し案件を解決に向け進めていきましょう!今回は、現在トレンドとなっている「大規模修繕工事の長周期化」について説明いたします。大規模修繕工事とは、マンションの外側に足場を組む必要がある大掛かりな工事で、長期修繕計画では一般的に10年から15年周期で組まれています。国土交通省の調査では、1回あたり140万円/戸程度かかると言われており、第1回目を実施するタイミングは
我が家は今年度、マンション管理組合の理事長をしております今年度のいちばんの検討事項は長期模修繕計画の見直し。国交省のガイドラインでは5年周期で見直すことになっているけど、うちのマンションでは分譲以来まだ1度も見直されていないとか。築20〜30年のマンションで1度も見直されていなかったらさすがにマズイと思うけど、このマンションは来年で築10年だから築5年の時にはまだしなくても良いでしょう…ということでしなかったらしい。昨今の物価上昇や人件
我が団地では来年度に汚水管の更新を計画していました。来年予算にその費用を計上すべく、管理会社を通じて概算見積の作成を依頼していました。先日その概算見積の結果について事前アナウンスがあったのですが、その額は事前の予想をはるかに上回る金額で、大きな衝撃を受けました。値上がり分もみて1億と踏んでいたのですが、出て来た金額はその三倍を上回るものでした。これは現在の我が団地の修繕積立金の総額に近い金額なので、これでは今後計画されている外壁塗装や屋上防水はまったく出来なく
このブログでは、大規模修繕工事の実施方式や設計コンサルタントについては触れません。また、大規模修繕工事でよく言われる「談合や不透明なお金の流れなどのネガティブな部分」についても触れません。基本的なことについて、お示しします。管理組合の大事業といえば、なんといっても大規模修繕工事!修繕積立金を原資に10数年に一度行われる大規模修繕工事は、マンションの維持にとって非常に重要です。しかし、その大規模な修繕工事には多くの課題があります。マンション大規模修繕の定義国土交通省では大規模修繕につ
2025年も後半に入ります。多くの管理組合で昨年からの継続案件が山積していると思います。そろそろエンジンをかけ、スタートダッシュで進めていきましょう。今回は「マンションの資産価値の維持・向上」をさせるための要件について復習していきます。①管理会社の担当者の能力(日常のメンテナンス)➁長期修繕計画と修繕積立金の充実(メンテナンスの実行を担保)③大規模修繕工事の適切な実施と設計監理会社の能力(長期のメンテナンス)このうち、もっとも高額で継続的にコストがかかるのが、管理会
2024年12月も最終週にはいります。1年あっという間ですね。元旦の能登地震から始まった1年も年の瀬となりました。皆さまにとって今年はどのような年でしたでしょうか?管理組合は常に様々な問題が発生します。問題を直視し溜めないよう適宜理事会で協議して進めて行きましょう。今回は長期修繕計画と修繕積立金について説明いたします。区分所有者が毎月納めている修繕積立金は、長期修繕計画に基づいて決められております。国土交通省のガイドラインによると、241円/㎡(70㎡の場合16,870円/月
[フォロー]ブログフォロー各ハウスメーカー『注文住宅ブログ・SNS投稿』を集めました!ハウスメーカー・注文住宅の感想&投稿なら『ハウスメーカー研究会』で検索!登場人物名前:ケンタ年齢:30代会社員家を建てた数:0回メモ:注文住宅で迷っている。名前:センパイ年齢:50代会社員家を建てた数:2回メモ:注文住宅についてアドバイスをくれる。10年後20年後に発生する修繕費用や工事の概要と概算**タイトル:未来の家のために、今決めるべ
最近、マンション管理会社の管理費の値上げが注目されています。多くの管理会社がコスト増加やサービス向上を理由に管理費を引き上げています。具体的な値上げ率や理由は管理会社によって異なりますが、例えば、東京の一部のマンションでは管理費が約10%から15%値上げされたケースもあります。このような値上げに対して、住民からは不満の声も上がっています。特に、値上げの理由や内容が十分に説明されていない場合、住民と管理会社の間でトラブルが発生することもあります。・・・最近の管理費が上昇する背景には
マンション大規模修繕工事は、住民の生活環境を維持し、建物の資産価値を保つために非常に重要です。これまで、多くの管理組合では12年ごとに大規模修繕工事を行うことが一般的でした。しかし、国土交通省の長期修繕計画作成ガイドラインが2021年9月に改定され、大規模修繕工事の修繕周期が12~15年の幅を持たせることとなりました。この変更により、今まで管理会社などから脅迫的に12年周期と言われていたものが、修繕周期を延ばすことも選択肢の一つとして検討できる根拠となりました。では、修繕周
マンション管理計画認定の新築版「予備認定」があります。既存マンション管理認定制度については、私のブログ『マンション管理計画認定制度』私のマンションが管理計画認定を受けました私が住んでいるマンションが奈良市の管理計画認定を受けることができました。昨年度の理事会が準備し、今年度の理事会で申…ameblo.jpをご覧ください。マンションの適切な管理を行うためには、分譲事業者の初期対応が重要です。分譲時点での管理規約や長期修繕計画の内容も重要です。新制度の背景既存マン
大規模修繕工事は、今後の住みやすさや資産価値に関わってくるためマンションにとって非常に重要なイベントです。多額の費用がかかり、この費用には住民が毎月支払っている修繕積立金があてられます。限りある大切な積立金を使うのですから、効率よく工事を行い成功させたいですね。そのためには、不要な工事を避け、必要な箇所を適切に修繕しなければなりません。マンション大規模修繕工事は、長期修繕計画にもとづき行われますが、実際にその時期にきたときに計画していた全ての場所の修繕が必要になるとは限りません。一方で、計画に
分譲マンションを良好な状態で維持していくためには、定期的な大規模修繕工事は欠かせません。大規模修繕工事はマンションの長期修繕計画を基に行われますが、適切に修繕するにはこの長期修繕計画を数年ごとに見直す必要があります。また、マンションの分譲時には、あらかじめ販売会社によって長期修繕計画が用意されていますが、これはマンションの建築前につくられたもの。実際に築年数が経過する中でその通りの状態になるとは限らないので、最初の大規模修繕工事の前には長期修繕計画をつくり直さなければいけません。では、何
マンションの状態を良好に維持するためには、定期的な大規模修繕工事が欠かせません。いつ、どのようにマンション大規模修繕工事を行うかは長期修繕計画によって予定されます。修繕の仕方でマンションの性能や住み心地は大きく変わってきますから、長期修繕計画はマンションにとって非常に大事なものです。現在は、長期修繕計画は新築のマンションの分譲時に建設会社によって用意されるのが一般的ですが、これはマンション完成前に作られたものです。また、あくまでも一般的な事態を想定して作ったものなので、住民が生活しながら年
私が住むマンションの長期修繕計画に係る住民説明会に参加しました。築24年が経ち、間もなく第二回目の大規模修繕が行われます。建築費の高騰により予算計画の見直しに迫られています。マンションの住民は、毎月修繕積立金を支払っていますが、その積立費用の見直しが必要だと言うのです。もちろん単純に値上げするということではなく、不要なコストの削減も見込むということです。例えば、給水のライニング鋼管は全交換で予算組みしていましたが、ライニング鋼管の耐久度を考慮すると接合部分のパーツ交換で済むということ。
どのようなマンションでも建物は年数とともに劣化していきます。劣化を抑えて資産価値を維持し、いつまでも快適に暮らせるようにするためには、日ごろからの小規模な修繕やメンテナンスと長期的な計画にもとづいたマンション大規模修繕が欠かせません。このうち、マンションの寿命にとって特に重要で、高額な費用がかかるのが大規模修繕です。マンションの大規模修繕には、外壁塗装や屋上防水、給排水管や各種設備の更新などが含まれます。通常、マンションの大規模修繕は管理組合が作成した長期修繕計画にもとづき、平均して12年に1
マンションの区分所有者は管理組合に入らなければなりません。管理組合は長期修繕計画を立ててマンションを管理しますが、長期修繕計画自体は管理会社・プロの業者に任せる場合が多いため、計画の読み方や考え方をあまり理解していない方は多いのではないでしょうか。末永く快適に住み続けられるマンションにするためには、長期修繕計画をどのように読むべきなのかを把握することが大切です。マンションの長期修繕計画の読み方や考え方についてのポイントを解説します。マンションの長期修繕計画大規模修繕と計画見直しで行うマン
マンション管理士のマー坊です!さて、ニュースで修繕積立金が不足していると報道されています。そのニュースをみて修繕積立金がなぜ不足するのか?不思議に思う方がいらっしゃると思います。なぜなら、マンションには長期修繕計画書というものがあり、その計画書に修繕積立金の改訂時期などが盛り込まれているので、その計画書通りに修繕積立金を改訂すれば不足は起きないと思うのではないでしょうか?修繕積立金が不足している理由は、大きく分けると二つあります。1つ目は当初の長期修繕計画書の修繕積立金の金額設定が低す
マンションの区分所有者は管理組合に入らなければなりません。管理組合は長期修繕計画を立ててマンションを管理しますが、長期修繕計画自体は管理会社・プロの業者に任せる場合が多いため、計画の読み方や考え方をあまり理解していない方は多いのではないでしょうか。末永く快適に住み続けられるマンションにするためには、長期修繕計画をどのように読むべきなのかを把握することが大切です。マンションの長期修繕計画の読み方や考え方についてのポイントを解説します。是非ご覧ください!マンションの長期修繕計画大規模修繕
ほぼ半数のマンションが修繕積立金不足に陥っている現実、計画通りに実行できないと資産価値の暴落も避けられず(JBpress)-Yahoo!ニュースマンションは建設時に長期修繕計画を立て、それに応じた修繕積立金を所有者から集めて、逐次大規模修繕を実施していく。それができれば、経過年数が長くなっても竣工時に近い良好な状態を維持し、快適な居住性をnews.yahoo.co.jp分譲マンションを購入すると、毎月、管理費と修繕積立金を支払う必要があります。管理費は、共用部分の清
マンションの区分所有者は管理組合に入らなければなりません。管理組合は長期修繕計画を立ててマンションを管理しますが、長期修繕計画自体は管理会社・プロの業者に任せる場合が多いため、計画の読み方や考え方をあまり理解していない方は多いのではないでしょうか。末永く快適に住み続けられるマンションにするためには、長期修繕計画をどのように読むべきなのかを把握することが大切です。マンションの長期修繕計画の読み方や考え方についてのポイントを解説します。是非ご覧下さい!マンションの長期修繕計画大規模
マンションを構成する建物は、鉄筋コンクリート構造などで構成されています。非常に多数の部材の集合体です。それぞれの部材は、個々に耐用年数が異なります。同じ部材であっても、施工条件、立地条件、使用環境によって劣化度の状況に違いがあります。言い換えれば、自然環境の影響や物理的摩耗などにより劣化し、機能の低下が進行します。・・・マンションの快適な居住環境や資産価値を維持し、向上を図るためには、建物や設備の経年劣化に対応した適時適切な修繕工事を行うことが重要です。修繕工事などの維
こんにちは!廣田信子です。国土交通省が2月27日に、分譲マンションの区分所有者が支払う修繕積立金を段階的に引き上げる場合の増額幅を新築時の最大1.8倍までとする基準案を提示したことがニュースになりました。その中で、長期修繕計画に基づき、必要な額を均等に積み立てる「均等積立」と初期負担を軽減するための「段階増額積立」の話が新聞記事に出ています。国土交通省の調査では、昭和54年以前のマンションでは均等積立方式が63.8%なのに、築年数が短くなるに