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毎月、第2・第4水曜日の午前・午後、第1・第3水曜日の午後は風景デモンストレーションデー。今回は、ベネチア・ブラーノ島の民家と洗濯物。前から光が当たる"全光(順光)”で描いてみよう。ブラーノ島はカラフルな街並みで有名な漁師の島。黒猫(ガット・ネーロ)というシーフードレストランは漁師のオーナー自ら漁に出て捕った魚を調理して出す、おしゃれでおいしい思い出のレストラン。Googleストリートビューではこの辺り。私が現地で撮った写真。ピンクの家は白く塗り直したのか
パンデミックが始まって約4年半、世界はすでに元通り動きだしてはいるが、私は、昨年11月にベトナム(ハノイ、ハロン湾)を実施しただけで欧米諸国への旅行は実現していない。すでに欧米では、パンデミックなどなかったかのように“フツウ”の生活に戻っているものの、ロシア上空回避、インフレ、円安、中東情勢不安、・・・以前に比べ、われわれ日本人にとって海外旅行のハードルは格段に上がっている。何とかリスクを最小限に抑えて旅行に出かけるプランは出来ないものかなぁ。ロシア上空
静物基礎コースの受講者を募集しています。5月7日(火)より第1・第3火曜日で4回(6月末まで)の予定。3月に一度募集告知しましたが、その後横浜画塾展(教室展)や私の個展が続き、留守がちだったり、準備で煩雑だったり、スマホを紛失したりで告知・受付ができていませんでした。そんな事情もあってか、まだ少数のお申込みしかいただけていませんので再度お伝えします。++++++++++++++++++++++++++++++++++第4期募集中毎月第1・第3火曜日の午前の開催
まず最初に断っておきたいのは、私は、塾生の皆さんや文化センターなどのワークショップ受講者の方々を“弟子”と思ったことは一度もない。強いて言えば“同好の友”であり“ライバル”なんだと思っている。“笠井の弟子”はこの世にはいないということ。なので、私の名前を"営利目的”で無断使用する人がいたら、"ニセモノ”認定する。さて、その上で、“教える”ということや“学ぶ”ということについて思うことを以前書き留めておいたので再掲したいと思う。次の3つが大事
毎月第4金曜日は、午前・午後通して渋谷ファッションアンドアート専門学校の公開講座。今回のテーマ、“空気の可視化”を意識して、大気を感じる雰囲気のある風景を描いてみよう。午前の部デモンストレーション作品午後の部デモンストレーション作品《午後の部》ベネチアの水上タクシーは何度も描いているが、当然ながらその都度自分自身の気分が変わり、着目点、技法なども変わってくる。今日は“空気の可視化”を意識しつつ、朝焼けの光や空気感にフォーカス
<取材・執筆・作画年月:2021年7月>東京藝術大学道を挟んで音楽学部と芸術学部が並んでいますが、学生のヘアスタイル、服装、靴、等の外見や雰囲気が180度違います。どう違うかって?、、、ここで詳細を書くと叱られそうなのでご自身の目で確認ください。音校と呼ばれる音楽学部美校と呼ばれる芸術学部ご存知、永山裕子さん、笠井一男さんの母校ですね。アートプラザでは喫茶や作品購入ができます。撮影時はコロナ禍で学生以外は入れませんでしたので、藝祭(
毎月第4金曜日は、午前・午後通して渋谷ファッションアンドアート専門学校の公開講座。今回のテーマ、“空気の可視化”を意識して、大気を感じる雰囲気のある風景を描いてみよう。午前の部デモンストレーション作品午後の部デモンストレーション作品《午前の部》イタリア、パルマの市立公園の木樹を輪郭をボカし、空気を可視化して雰囲気を演出してみた。Googleストリートビューではこの辺り。公園の中はストリートビューがここまでしか入れない。
木曜総合コースは外に出て新緑のスケッチ。横浜画塾のあるセンター南駅から画塾と反対側(仲町台方面)に徒歩20分、新緑の遊歩道の先に大原みねみち公園がある。Googleストリートビューではこの辺り。ストリートビューでは池の周辺を一周できないようだ。数年前は雑草だらけの荒れた印象だったが今はとても綺麗に整備されスケッチポイントとしてもコンパクトながらバリエーションがあって面白い。皆さん、それぞれ好きな場所に陣取って爽やかな風と光の中でスケッチを堪能。
毎月第2・第4火曜日は、午前・午後のWデモンストレーションデー。午前の部、デモンストレーション作品午後の部デモンストレーション作品《午後の部》濃霧の中、ベネチアのマルコポーロ空港に向かう船中からの景色を“空気の可視化”を活かして描いてみよう。Googleストリートビューではこの辺り。私が現地で撮った写真。当日はひどい濃霧で飛行機が飛べるのかさえ分からない状況で空港に向かった。構図の確認。ファー
毎月第2・第4火曜日は、午前・午後のWデモンストレーションデー。午前の部、デモンストレーション作品午後の部デモンストレーション作品《午前の部》ラトビア、リーガの中心に立つ聖ペテロ教会のファサードを"陰影追跡”効果によって光を感じさせる表現にチャレンジしてみよう。Googleストリートビューではこの辺り。私が現地で撮った写真。《StepbyStep》ファサード中心に塗り残し個所の確認をしておく。
某都道府県知事の"学歴詐称”問題が再燃している。"肩書”に異常に価値を見出す国民には、学歴や経歴が説得力を持つからと言って、噓をついたり勝手に利用するのはアウト。どんな世界でもそれは同じ。絵描きなら絵で勝負すべきだろう。太い幹があってこその枝葉(えだは)だと思う。その作者の姿勢、絵に対する真摯な立ち向かい方があってこそ滲み出る表現にこそ説得力が生じるし、それを見抜く審美眼こそが価値を持つんじゃないのか。それらを軽視し、表面的な技法や“見せ方”ばかり
今日は、NHK文化センター青山教室でワークショップ。チェスキークルムロフの朝靄の貯水池をモチーフにして、空気の可視化を意識した雰囲気のある景色を演出してみよう。Googleストリートビューではこの辺り私が現地で撮った写真。赤枠でキャプチャーした。《StepbyStep》鉛筆下描きは最小限度。”ぬり絵”のための線画ではない。ファーストウォッシュで全体の空気感を大まかにつかんでおく。徐々に暗部細部を入れ遠
本日、私の個展が終了しました。毎年この時期に、1年の節目として開催している「笠井一男水彩画展」。原宿表参道にほど近い感性豊かな人々が多く集まる場所での展覧会は、私にとっても楽しみなパーソナルイベントだ。今や街を歩く人の半数が外国人(インバウンドばかりとは限らない)という自分がどこにいるのか分からなくなるようなこの街で、“水彩画”がどう受け入れられるか、10年以上続けて観てきた。必ずしも水彩画が盛り上がってきたとは言えないが、水彩画に興味を持つ人の幅が明らかに広がったと実
毎年個展を行うにあたり、“なぜ個展をするのか”についての再確認している。いつものことだが、備忘録としてここに記しておこう。私にとっての個展の意義(目的)とは■晒してなんぼ(自分へ)観ていただいてこそ次への方向性が見えてくる。観ていただいてこそ自分が“何者”なのかはっきりする。■塾長、絵描きやってます(塾生、水彩ファンへ)塾生や水彩ファンに作品と絵描きとしての活動を見ていただく。■元気にやってます(お世話になった方々へ)
個展初日、なんとか無事にオープンできました‼️お花まで頂き、ありがとうございました。😊🙏✨11:00に開場すると次々に生徒さんやお客様がいらっしゃって、一時会場が人で埋まってしまうほど‼️ビックリ‼️その後、食事の時間になって収まったものの、午後になると絶えることなく入れ替わり立ち替わりご来場頂き、たくさんの方々とお話できて楽しく過ごしました。オシャレなお花をいただき、ありがとうございます。センスの良さにみなさん感激していました。ギャラリーコ
毎週第2・第4水曜日は、午前・午後のWデモンストレーションデー。新緑+木漏れ日の風景を題材にして、“夏休み”フレーバーで描いてみよう。《午前の部》北海道大学植物園の大木を描いてみた。現場で撮った写真。《StepbyStep》《午後の部》青森・十和田プリンスホテル敷地内の散歩道。私が現地で撮った写真。12日(金)か
4月8日(月)第13回横浜画塾展盛況の内に無事終了した。総勢90名、350点を超える展示に、ご来場いただいたみなさんも、質・量ともに驚きと共に満足していただけたようだ。よかったよかった。全作品を閲覧気分で見ていただけるよう、お客さんのいない時間に一気にノーカット撮影してみたので、ぜひご高覧いただきたい。1階会場。月曜日~水曜日午前のクラス。2階会場。水曜日午後~土曜日のクラス。私としては、皆さんが1.それぞれの
先週の名古屋に続き、横浜画塾のデモンストレーションデー。4月3日(水)at横浜画塾前回桜を描いたので、一足早く新緑の風景を描いて予習しておこう。画塾周辺に点在する竹林を入れながら、新緑の小径+木漏れ日の演出で描いてみよう。場所は港北二ュータウンの鴨池公園奥にある竹林保存地区。この辺は元々竹林が多かったので保存地区として残してある。私が現地で撮った写真。※右下に亡きアパッチ君が写ってた…。《StepbyStep》ファーストウォッシュ
先週金曜日に4年ぶりのNHK文化センター名古屋教室の日帰り一日ワークショップを行った。画塾展(教室展=開催中)、個展(12日から)の直前ではあるが、4年ぶりの名古屋に気合を入れて臨んだ。金曜日は朝から雨。新横浜から新幹線で名古屋へ。《午前の部》開花が遅れている桜をモチーフに水の力を利用して春らしい空気感を描いてみよう。Googleストリートビューではこの辺りまでしか入れない。実際は手前の藤棚の下から池越しに遠くの桜を見ている。私が現地で撮った
みなさんお久しぶり!スマホを紛失してからSNSから2週間以上遠ざかっていたので、再開のタイミングがなかなかつかめず、今回、横浜画塾展開始と同時にリ・スタートすることにしました。今後ともよろしくお願いします。++++++++++++++++++++++++1年半ぶりの教室展『横浜画塾展』の準備は3か月前から始まっていた。もちろん塾生の皆さんは1年半の間日々精進されこの日のために頑張ってきたのは言うまでもない。搬入時の混乱を避けるため、2週間前には全作品をアトリエに保管す
2024年3月横浜開港広場にてのスケッチ会に参加。ここは何度も描いている場所で、描くモチーフに毎回悩みます。現地に向かう電車の中で閃いたのは、以前、笠井一男さんのブログで開港博物館の門の所を描いた作品を拝見して、その記憶が蘇ってきたので、同じ構図で描いてみようと考えました。(なので、模写ではありません)WaterfordF6/透明水彩描き上げて自分の絵を見て、心の中でつぶやきました。「やっぱり、笠井さんは上手いなー」当たり前、だっちゅうの!(死語、
あなたは筆をどのように保管してるかな?洗った後、穂先を上にしてコップなどに立てて乾かしていないだろうか?まさか、筆巻きに巻いたままにしているなんてことはないよね?これは絶対にしないほうがいいよ~!※これは、ラファエルの筆やシュミンケの絵の具を輸入している丸善美術商事㈱の元会長、故・小林善安氏から生前に『くれぐれも生徒さんに伝えて欲しい。』と言われたこと。会長の意思をみなさんにもお伝えしておかなければ。基本は、穂先を下にして乾かすこと!なぜかという
花瓶に絵付けされた円、どう描く?この丸い絵付けがどう見えているか…もしかして、こう描く人もいるんじゃないかな?でも、ホントはこんな感じじゃない?円を斜めから見ると楕円になる。その長軸(長径)はその円の“回転の軸”に直角に交わる。まずはそこを理解していただくことが先決。※長軸・短軸は常に垂直・水平ではないので要注意。サイコロが描けたら、楕円とパースはマスターしたと言ってもいいと思う。この図を見ながら、過去の記事を参照し
日曜日は、個展と教室展の告知ハガキの送付準備を丸一日かけて集中してやったが、まだ半分しかできていない。二つの展覧会が続くので、封書にして一緒に送ることで節約した分、部数を増やせるかと思い、やってみることにした。因みに業者さんにも問い合わせてみたが、郵便法が改正(改悪)され信書をメール便で扱えなくなったことでかなりめんどくさくなっているし、時間もかかり高いので止めた。独禁法に抵触しないのかなぁ…。ということで、自分でやることにしたが…宛名シールの印刷⇒2枚
毎月第2金曜日は、NHK文化センター青山教室でワークショップ。おかげさまで満席(予約待ち)となっていて、なかなかの活気なので、こちらも気が引き締まる。イタリア、シチリア島のチェファルーという港町。映画『ニューシネマパラダイス』のロケ地としても有名なリゾート地でもある。その裏通り、濃厚な生活感、日常の時間が流れる路地をモチーフに、“光の道”をテーマにして描いてみようと思う。Googleストリートビューではこの辺り。私が現地で撮った写真。
木曜日総合誌コースの人物デー。本来第1週は屋外スケッチだったが気温も低く曇り空なので、急遽変更して、モデルさんに来てもらって人物画の講座を行った。”春らしいワンピースの女性”ということでプール・ヴ―さんにお願いして来ていただいた。私は皆さんの進捗を診て回りながら合間を見つけて30分ほどで描いたものに、終わった後背景を入れてみた。みなさん、立ちポーズは久々だったにもかかわらず、重心が乗ってしっかり立っているモデルさんが描けているようだ。プロポーションや顔・手
毎月第1・第3水曜日の午後はデモンストレーションデー。次回が祝日となるため、早めに桜の風景の準備をしておこう。横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅から徒歩5分のせせらぎ公園の写真を下に創作しながら描いてみる。横浜市都筑区のせせらぎ公園。Googleストリートビューではこの辺り。昨年、私が現地で撮った写真。《StepbyStep》ファーストウォッシュは空、桜、地面の下地の色を入れておく。徐々に暗い部分を入れていく
第3期水彩静物基礎講座の4回目。今まで勉強してきたスキルを活かして、白い花を描いてみよう。《StepbyStep》鉛筆下描きは最小限度。構図は意図そのもの。『納まりのいい』構図を探す前に、どんな絵にするのか、何を描きたい(見せたい)のかが先にあってこそ構図が決まってくる。“納まり”は優先度が低い調整事項だと思う。今回は基礎講座なので、使い方の説明をしながらマスキングも多用している。背景、花の陰、ベースとなる色調などをイメージしなが
4月12日(金)からの個展”笠井一男水彩画展”に出品予定のNYCシリーズが完結した。パークアベニューを描いた”NewYork,NY”は、昨年12月に開催されたファブリアーノ水彩画展日本チーム凱旋展に出品し、鹿児島の三人展にも出品予定。今回の個展のヴィジュアルとしても使っている。"NewYork,NY"inManhattanNYC72cm×51cm(B2)パークアベニューがグランドセントラル駅とぶつかるところに建つヘルムズレイビルの
デッサンは観察力・洞察力を鍛えるのには絶好の方法。見えている“表象”だけではデッサンは描けない。観察する、考える、気付く事でより”正しく”描ける。分かりやすいところだけ見ていても騙される。モチーフ(対象)が存在することの本質を洞察することによって新たな発見が可能になり、初めて見えてくるんだと思っている。【参考サイト】12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな先に教わってしまうんだね。