【人間論】ブロムホール著『幼児化するヒト「永遠の子供」進化論』ネオテニー理論が解明する性の多様性
ダーウィンの「自然淘汰説」は、進化論の基礎として広く知られています。しかし、人類の進化において、それだけでは合理的に説明できない現象が多く存在します。その謎を解明するための有力な仮説の一つが「幼形成熟(ネオテニー)」です。これは、進化の過程で個体の成熟が遅れ、子供(幼体)の身体的特徴を保ったまま大人になる、「子供がえり」の進化のプロセスです。クライブ・ブロムホール著『幼児化するヒト「永遠の子供」進化論』(河出書房新社、2005年)は、このネオテニーという視点から、人間の身体に隠された様々な
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