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No.351【最初から最後まで気持ちがいい家づくり】おはようございます🌱そうそうです。今日のテーマは【最初から最後まで気持ちがいい家づくり】です。ーー家ーー昨年の終わりに考えていた設計を一度白紙にしていまは改めて家づくりについて考えています。移住してみて色々なことが変化して家に求めるものも少しずつ変化していてそれを感じて言語化する作業を夫婦で進めてきました。ーー大工ーーその中でだんだんと動きが出てきていて、いま現在家を作っている人や大
昨日は、全国古民家再生協会長崎第一支部の月例会でした。新年度定時総会に始まり、今年度から次年度に向けた特別な事業を推進していいます。楽しみです。
この度一級建築士事務所に登録しました。本来であれば、完全独立した2016年に行うべきで、実際その予定でしたが、設計業務を行うより優先すべき事があると思っていました。それは「仲間づくり」です。自分ひとりで、耐震診断して耐震改修設計をして目先の仕事に追われていく形を作りたくなかったのです。基本自分だけでやるほうが楽ですし早いです。でもそれでは広がりません。伝統構法の古民家の安全と安心を確保し後世に遺していくためには全国各地に仲間が必要です。雇用形式を取らずボランタリーチェーン方式で広める
刳物・漆芸職人の息子によるDIYシリーズ第3弾です。とはいえ、3/28稿「杉皮塀DIY・・・」が3月7日と22日のこと、3/30稿「木製ベッドDIY・・・」が2月6日と9日のことと遡ってきて、今日4/2の投稿は昨年12月26日のことですから、実のところは第1弾。一度目の入院・手術から帰宅したのが12月26日だったことは、12/29稿で述べました。その日は、以前から息子に頼んであった栗無垢材一枚板テーブルの搬入の日でもありました。このテーブルの天板だけは、実は2021年1月
松本にやってきました。全国古民家再生協会長野支部の支援です。築109年の古民家、見事な外観の農家住宅です。この住宅を購入された施主様の依頼により古民家再生総合調査を行いました。まずは伝統耐震診断。伝統構法と在来工法の混構造。元々伝統構法で建てられた建物でしたが、後の改修工事は在来工法で行われていました。柔構造の伝統構法と、剛構造の在来工法が混ざって建てられても構造的に良くはありません。そんなデータが出ていました。続いて床下インスペクション。お馴染みの床下診断機モーグルを使って調査
今日は3/30、久しぶりに朝から晴れの土曜日。朝の最低気温は12℃、一昨日ぐらいまでは最高気温がそんなもん。今朝まで全館暖房用の1階のエアコンだけは20~22℃設定で24時間点けっぱなしでしたが、今日は最高気温20℃超えの予報。朝起きてエアコンを切って、名実ともに春を迎えました。東の窓に朝陽が射し、気分も浮かれます。今日は近所の桜並木で桜まつり。3月当初の開花予報は3/25頃だったので、この土日にお花見を計画していた人も多かったんじゃないでしょうか。ところが!暖冬だった割には3月
ちょっと長くてすみませんが、今の気持ちを吐露します。寂しさと感謝が交錯する心境の「木は生きている」連載終了を迎えました。月刊誌「じゃぱとら~古民家と創る地域文化の未来」で、連載小説「木は生きている」がスタートしたのは、2016年3月のことでした。北海道から九州まで、3,4カ月ごとに取材に出かけ、伝統建築を手がける大工さん、棟梁、建築士の方々をモデルに、8年と1か月、97回書かせていただきました。97回の分量は、原稿用紙に換算すると1,000枚くらいになります締め切りが近づくたびに、眠れ
実に約3か月ぶりの更新となってしまいました!昨年末の退院後に年始は自宅療養していたことを1/2稿で書きましたが、1/19には手術の合併症で再入院。2/6には退院していたんですが、なかなか調子が出ず書く気になれなかったんです。そうこうしている間に立春を迎え、春の陽射しが居間に届くようになりました。我が家は住宅密集地なので、冬場は南側の隣家の影に入ってしまうんです。夏場は深い軒の陰で日射を遮蔽しているので、春分・秋分前後だけ午前~午後と1階にも日光が届きます。居間の掃き出し窓
しばらく減築の報告をしていませんでしたが、母家周囲の下屋(母家と一体)の加工並びに建込みで時間を取ってしまいました。ようやく下屋造作が終えようとしています。解体で出た丸桁を再活用しての造作でした。隅木も一箇所だけ新しくして造り上げました。もちろん、多くは既存家屋に適応しなければならないので、現場での作業です。
地震が起こる度にでる人工地震説コロナ陰謀論などなど信じる人、信じない人がいるそれぞれ同じ土俵で議論できていないだからずーっと平行線建築も同じ気密必要派と気密危険派耐震派と柔構造派それぞれ同じ土俵で議論できていないだからずーっと平行線悪いこともあるけれど、良いこともあるのかも反対派がいるからこそ、より深く考えるキッカケになる反対派がいるからこそ、一方に突っ走らずにバランスが取れることもあるでも、耐震はしっかりやってほしい
築100数十年の古民家の一部修繕工事で、漆喰を剥がすと土壁にヒビ割れと違う何かが現れました。よくよく見ると魚のようなラインが❢・・・当時の左官さんが遊び心で描いたようです。オーナーの方もビックリされていました。
循環型建築ネットワーク九州地区加盟店会議が久しぶりに福岡で開催されました。九州地区は元より、遠くは愛知県や兵庫県から参加され有意義な会議となりました。
伝統再築士講習では、継ぎ手と仕口の話をします。柔構造である伝統構法の基本構成はこれらの継ぎ手と仕口から成っています。講習は、全国古民家再生協会の河野事務局長のガイダンスから始まります。地震の多い日本列島、木造住宅の耐震化の必要性は明らかです。古くから日本の住宅は木造で、伝統技術により自然環境と共存してきたのです。受講者の皆様は今回この仕口サンプルに興味を持ってくださいました。一級建築士であっても、意外と四方鎌継ぎを知らなかったりします。アンケートも嬉しい言葉を沢山頂きました。講師冥
茨城県常陸大宮市の古民家再生総合調査を行いました。私の御用達の中野の古民家で知り合ったご縁で、今回の調査に繋がりました。築150年超えの古民家、手入れはされているのですが、見えないところはやはり不安です。床下、屋根裏、耐震性の調査は、やはり古民家再生協会の出番です。小屋裏の手斧梁は見事です。そして桁行の7間(約12.7m)一本物の松梁は圧巻です。この長さをどうやってこの高さまで上げたのか。またどうやって製材して運んできたのか?当時人力しか無いのですが、その時の苦労を仲間と想像してい
2月22日は、聖徳太子の命日ですが、私達の地域では1月22日に「太子講」を執り行っています。大工の棟梁が集まり「聖徳太子」を職人の神として敬い・尊ぶ為、法要をしています。今では、棟梁や職人の隔たりをなくした形で執り行っています。職人として大切なコトを継続していきます。
2024年今年も講師としての活動がスタートしました。先ずは1月2日の航空事故により犠牲になられた方、被災された方、心よりお悔やみ申し上げます。今年も航空会館にて講習を開催するにあたり、航空神社にお詣り致しました。今年最初の講習は「伝統的構法による木造建築物状況調査技術者」です。元旦の能登半島地震からこの航空事故も発生しました。既存住宅の状況調査を行い、耐震性能向上、劣化状況改善の大切さを冒頭にお話させて頂きました。災害が起こる前に対策をとる必要があります。空き家を流通させるためには、
まずは元旦早々「令和6年能登半島地震」で被災された方々にお見舞い申し上げます。例年1月1日には投稿していたんですが、退院後体調が本調子ではなく、ちょっと余裕がありませんでした。(参照:23/12/29稿「入院中の病室の窓から・・・」)それで妻の実家に挨拶に行ってのんびりしてたら、緊急地震速報!午後4時過ぎ。大阪・枚方でも震度3、けっこう揺れました。築五十年ほどの家、耐震改修リフォームをしておいて良かったです。我が家を新築するにあたり、石場建て・伝統構法を採用したのは、
新年明けましておめでとうございます。🌅🎍㊗️氏神神社と以前再生工事でお世話になった崇敬神社。そして、先祖あっての今を生かされている事に感謝のために、お寺の元旦会にお参りさせていただきました。
一年間のスピードが早かったですね。今年も多くの皆様の御縁をいただきましたことに感謝申し上げます🙏。今年も残りわすがとなり、新しい辰年か皆様にとって良い年でありますよう、お祈り申しあげます。🎍🐉
全てが入母屋の屋根にするために、一箇所だけ新しく隅木を新しく造り、ようやく主屋の屋根仕舞が終えました。長かったなー。年明けからは周囲の下屋のための造作です。
帰ってきました!!12月26日。12/7から入院、手術を受けて、一昨日ようやく退院して20日ぶりに自宅に戻ってきたのです。いつもの玄関、本三和土(たたき)、鞍馬石の沓脱石(くつぬぎいし)、京名栗の式台、青森ヒバの建具。無垢材と土が醸し出す空気感。やっぱり我が家はいいもんです。ということで・・・。今日は我が家…石場建て伝統構法の家の話ではなく、入院してた病院のこと。まだ築17年という新しい病院。病室の窓に興味を覚えたという話し。我が家から徒歩圏の場所ですが病室は9階だったのでとても
茨城県筑西市にて古民家再生総合調査を行いました。100年をゆうに越す名家です。見事な梁、柱が使われています。縄文式土器も???施主様に聞いたらレプリカだそうです(笑)床下は見事な伝統構法です。後から増改築された部分は在来工法で造られています。伝統構法の建物に在来工法で増改築された構造を「混構造」と言います。混構造の建物は、基本的に剛性の高い在来工法側に地震力が集中し、ねじれ現象が起こるため耐震構造的に危険となります。伝統耐震診断は実際の振動を計測するため、揺れ方の特性を明確に計
11/7稿「秋分の頃(今さら)…陽射しが映える木の家~街中でも日光を積極的に楽しむ」と、立冬(今年は11/8)に秋分の話題を掲載しましたが、またまた…筆不精…ちょっと前、木枯らし1号が近畿で吹いた11/11頃の話題。かかってしまいました!大流行のインフルエンザ。出勤できません。それで、お陰で…と言うのもおかしいですが、普段は目にすることのない昼間の寝床からの視界を新たに知ることがでたという話。この季節、ようやく9時頃になってから東の窓に直接陽が射し始める我が家。東側が高い地形
床下の湿気防止と伝統構法建物だからこその補強補助のために、ポンプ車を使って床下コンクリートをしました。
敷き土台と大床差しの取替えが終了しました。これからは、礎石に建つ柱のジャッキアップ調整です。柱の根継ぎも終了です。