まとめカード

前回に続き、2025年度の中学入試で出題された「日本国憲法」に関する問題をまとめてご紹介します。憲法は社会科のなかでも頻出分野であり、条文の暗記だけでなく、その背景や意味を理解して答えることが求められています。今回は後半として、さまざまな学校で出題された憲法問題を見ながら、どんな知識が必要なのかを整理していきます。ぜひ前回の記事とあわせて確認してみてください。📚実際の入試問題にチャレンジ！■問題16攻玉社中学校次にあげたのは、憲法第21条の条文で、条文中の５つの()

2025年の中学入試では、「現象に関する問題」が数多く出題されました。サンゴの白化現象やフェーン現象、蒸散作用や津波など、身近な自然現象からニュースで話題になった現象まで幅広く取り上げられています。こうした問題は単なる暗記ではなく、現象のしくみや背景を理解しているかが問われるため、理科や社会の学習において重要なポイントです。今回は、実際に2025年入試で出題された問題をまとめてご紹介します。📚実際の入試問題にチャレンジ！■問題１青山学院中等部近年、世界のサンゴ

今回は、2025年度の中学入試で実際に出題された「遺跡」に関する問題をピックアップしてご紹介します。2025年度の中学入試では、日本の歴史を学ぶ上で重要な『遺跡』に関する問題が数多く出題されました。岩宿遺跡や大森貝塚、登呂遺跡、吉野ヶ里遺跡、三内丸山遺跡など、教科書でもおなじみの遺跡はもちろん、発掘の経緯や時代背景、そこから読み取れる当時の人々の暮らし方までを問う問題も見られます。最近の入試では、「遺跡の名前」だけを暗記していればよいわけではありません。どの時代の遺跡なの

今回は、2025年度の中学入試で実際に出題された「古墳」に関する問題をピックアップしてご紹介します。古墳は、古墳時代の人々の暮らしや権力構造、当時の国内外との交流を知る手がかりとなる貴重な遺跡です。入試では、大阪府の大仙古墳や埼玉県の稲荷山古墳など有名な古墳の名称や所在地だけでなく、そこから出土した鉄剣・銅鏡・埴輪などの副葬品の意味、刻まれた文字の読み方やそこからわかる歴史的背景まで問われます。📚実際の入試問題にチャレンジ！■問題１地図中の埼玉県と熊本県にある古墳時代の遺跡

今回は、2025年度の中学入試で実際に出題された「平野」に関する問題をピックアップしてご紹介します。平野は、人口が集中しやすい地域であり、農業や都市の発展とも深く関係しています。そのため、毎年の入試でも重要なテーマとして取り上げられています。また、各地の自然条件に応じた農業の工夫（棚田や客土、輪作など）についても頻出です。単なる知識の暗記だけでなく、「なぜそのような工夫がされたのか」といった背景を理解しておくことが、合格へのカギとなります。📚実際の入試問題にチャレンジ！■問題１

今回は、2025年度の中学入試で実際に出題された「山脈」に関する問題をピックアップしてご紹介します。山脈は、地形や気候に深く関わり、人々の暮らしや交通のあり方にまで影響を与える重要な地理的要素です。入試では、「山脈と川の位置関係」や「県境となる山脈」、「季節風との関係」といった基本的な知識を問う問題はもちろん、地図や文章をもとに考える応用問題として出題されることもあります。たとえば、地図を見て「風がどの山にぶつかって雪が降るのか」を考えたり、文章から「どの山脈が県境になっている

今回は中学入試でよく出題される地理分野の中でも、特に重要なテーマである【川】に関する問題をまとめてご紹介します！🏞️なぜ「川」がよく出題されるの？日本は山が多く、雨量も豊富なため、全国にさまざまな川が流れています。それぞれの川には、流域の地形・気候・歴史・文化との深いつながりがあり、地理の理解を深めるうえで欠かせない学習分野なんです！📝入試ではこんな出題がされます！「三大急流」を問う問題湖から始まる川の知識途中で名前が変わる川災害との関連がある河川時事問題とからめ

今日は、2025年度の中学入試で実際に出題された「スマート農業」に関する問題をご紹介します。ここ数年、テクノロジーと社会課題を結びつけたテーマの出題が増えており、スマート農業はその代表例といえます。📉人手不足🍚食料問題🌱環境保護など、現代の日本が抱える課題を背景に登場したこの新しい農業のあり方は、まさに時事性の高い注目テーマです。🌟スマート農業ってどんなもの？「スマート農業」とは、AI(人工知能)やロボット、ドローン、センサー、情報通信技術(ICT)

今日は、2025年度の中学入試で出題された「伝統工芸品」に関する問題をご紹介します。伝統工芸品は、地域ごとに受け継がれてきた技術や美意識が形になったものであり、その土地の自然環境や人々の暮らしと深く結びついています。たとえば、豊かな森林資源を活かした木工品や、雪深い地域で冬の間に作られた織物など、その背景には気候や地形、歴史的な文化が色濃く反映されています。こうした伝統工芸品に関する問題は、社会科の中でも「文化」「産業」「気候」など複数の視点を組み合わせて考える力が求められるため、総合的な

今日は、晃華学園中学校(2024年)で出題された「気体の性質に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------気体の発生について,次の各問いに答えなさい。気体A～Cは,酸素,二酸化炭素,水素,窒素,アンモニア,塩化水素のいずれかである。気体Aは,鼻をさすにおいがあり,水に溶けやすく,その水溶液は酸性である。気体Bは,空気中に二番目に多くふくまれる。

今日は、同志社香里中学校(2024年)で出題された「気体の性質に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------５種類の気体A～Eについての文を読み,次の問いに答えなさい。気体Aと気体Bはどちらもつんとしたにおいがあり,水によくとけます。気体Aがとけている水溶液にBTB液を加えると,青色になり,気体Bがとけている水溶液にBTB液を加えると黄色になります。

今回は、理科の中でも特に「覚えることが多くて大変…」という声の多い【気体の性質】をテーマにした、新しいカード教材をご紹介します！✨中学入試でよく出る「気体の性質」を、ギュッと凝縮！理科が苦手なお子さまでも安心！目で見て整理しやすい「まとめカード」と、実際の入試問題に取り組める「過去問解説カード」のセットです。📚《気体の性質まとめカード＆過去問解説カード》内容紹介◎まとめカード(１枚)代表的な７つの気体(酸素・二酸化炭素・水素・アンモニア・塩化水素・窒素・塩素)について、以下のポイント

今日は、松蔭中学校(2024年)で出題された「水溶液の判別に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------次の５種類の水よう液A～Eを区別するためにさまざまな実験を行いました。A：アンモニア水B：塩酸C：重そう水D：食塩水E：炭酸水(１)各水よう液の見た目のようすを調べました。このとき,水よう液の中からあわが出ていたのはどれですか。

今日は、東京農業大学第一高等学校中等部(2024年)で出題された「水溶液の判別に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------６種類の白い粉や粒A～Fを用意して,以下の実験を行いました。A～Fは次のいずれかです。（重そう水酸化カルシウム砂糖食塩ホウ酸水酸化ナトリウム)［実験１]A～Fをそれぞれ適量をとり,十分な

今日は、灘中学校(2024年)で出題された「水溶液の判別に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------５種類の水溶液A～Eを試験管に用意して実験１～実験３を行いました。これらの水溶液は,以下の６つのいずれかであることがわかっています。アンモニア水塩酸重そう水食塩水石灰水炭酸水実験１：水溶液を蒸発皿に入れ,加熱して水を蒸発させ

今日は、灘中学校(2024年)で出題された「水溶液の判別に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------５つのビーカーA～Eにそれぞれ,あ：塩酸,い：炭酸水,う：石灰水,え：食塩水,お：アンモニア水のいずれかが入っています。実験１：A～Eの水溶液に赤色リトマス紙をつけたところ,AとCでは青色に変化した。実験２：A～Eの水溶液に青色リトマス紙をつけ

中学受験で差がつく！理科の「水溶液の性質と判別」対策はできていますか？中学受験の理科でとてもよく出るテーマのひとつが、「水溶液の性質と判別」に関する問題です。「酸性・中性・アルカリ性」、「水に溶けるもの・溶けないもの」、「色がある」、「においがある」……など、性質に関して覚えなければいけないポイントがたくさんあります。この単元は、中学受験だけでなく、高校・大学入試でも問われることが多く、早めに理解しておくと長く役立つ分野です。今回ご紹介するのは、そんな「水溶液の性質と判別」の頻出問題

今日は、湘南白百合学園中学校(2019年)で出題された「身近な理科の現象に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------次の文は、「光の屈折」、「光の直進」、「光の反射」のどれかによっておこる身のまわりの現象をあらわしたものです。「光の屈折」に関係しているものを次のア～エからすべて選び、記号で答えなさい。ア：鏡の前に立つと、自分の姿が見える。イ：凸

今日は、星野学園中学校(2019年)で出題された「身近な理科の現象に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------私たちが日ごろよく使う「とける」という言葉は、いくつかの異なる現象を表します。たとえば、現象１～３のような例があります。■現象１：コップに入れた氷をそのままにしたら、氷がとける。■現象２：砂糖を水に入れると砂糖がとける。■現象３：卵の

今日は、巣鴨中学校(2018年)で出題された「身近な理科の現象に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------水は100℃になると沸騰しますが、みそ汁は100℃をこえないと沸騰しません。このように、水に溶けた物質によって沸騰する温度が高くなることがあります。この現象と同じしくみで起こるものを、次のア～オから１つ選びなさい。ア：熱いスープに息をふきかけ

今日は、駒場東邦中学校(2018年)で出題された「身近な理科の現象に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------暖ぼうしている部屋では、上の方の空気の温度が下の方の空気の温度より高くなっていきます。同じ理由で起こると考えられる現象として、最も適切なものを次のア～オから１つ選び、記号で答えなさい。ア：山頂付近の気温はふもとの気温より低くなる。イ：金

今日は、鎌倉女学院中学校(2018年)で出題された「身近な理科の現象に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------凝固点降下を利用している現象として正しいものを、ア～オから１つ選び、記号で答えなさい。ア：炭酸飲料の入ったペットボトルのふたを開けると、気体のあわが出てくる。イ：水をゆっくり冷やしていくと０℃で凍らずに０℃を下回る水になる。ウ：路上に

今日は、専修大学松戸中学校(2017年)で出題された「試薬の色の変化に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------次の①～④の文中のA～Dに色の名前をあてはめると、全部で何種類になりますか。①石灰水に二酸化炭素を通すと、「A」のにごりが生じる。②デンプンにヨウ素液を数滴加えると、「B」色を示す。③塩酸にムラサキキャベツのしるを加えると、

今日は、芝中学校(2019年)で出題された「金属の燃焼の様子と酸化物の色」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------花火の色が変わるのは、含まれる金属の種類によって、炎の色がちがうからです。様々な金属を加熱したときの変化として間違っているものを次のア～カから１つ選んで、記号で答えなさい。ア：マグネシウムリボンを加熱すると、強い光を出してはげしく燃えた。イ：

今日は、早稲田中学校(2017年)で出題された「モンシロチョウの成長と色に関する問題」を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------モンシロチョウの卵と幼虫の体の色の変化を示した空欄に、もっともふさわしい色をそれぞれ選び、記号で答えよ。ただし、同じ記号を何度も使ってよいものとする。卵…(①)幼虫…卵からかえった後(②)さなぎになる前(③)ア：

今回は、中学受験の理科で頻出のテーマ「色」に特化した新教材、『中学受験理科の「色」を体系的に理解するまとめカード＆過去問解説集』をご紹介します。■なぜ今、「色」なのか？理科の入試問題では、「色」に関する知識を問う問題が非常に多く出題されています。・星の色と表面温度・ガスバーナーの炎の色・モンシロチョウの成長と色・火成岩の色・金属の燃焼の様子と酸化物の色・血液の色・光の三原色・プリズムと光の分散・光の反射と色の見え方・試薬の色の変化・常緑樹と落葉樹・発光

今日は、逗子開成中学校(2019年)で出題された新幹線に関する問題を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------東海道新幹線で東京駅から新大阪駅まで行く場合に通過する都府県の中で、次のア～ウのことがらにあてはまる都府県をそれぞれ漢字で答えなさい。ア：宮津湾にある天橋立は日本三景のひとつに数えられている。イ：南部の泉州地域では、古くからせんい工業がさかんである。

今日は、浦和明の星女子中学校(2018年)で出題された新幹線に関する問題を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------新幹線で大宮から新函館北斗へ向かうときに通る県の説明文でないものを、次のア～エから一つ選び、記号で答えなさい。ア：北海道に次ぐ面積の大きさで、海沿いにはリアス海岸が広がっている。南部鉄器などの伝統工芸品が有名である。イ：県の北部には那須岳、西部に

今日は、攻玉社中学校(2018年)で出題された新幹線に関する問題を紹介します。親子で挑戦してみてください！東京駅から東海道新幹線に乗車し、新大阪駅を目指したとき、次にあげた車窓の風景を順番に並び替え２番目と３番目にくるものをそれぞれ記号で答えなさい。ア：熱海駅と三島駅の間にあるトンネルを通過した。イ：ウナギの養殖で有名な湖を通過した。ウ：茶の栽培がさかんな台地を通過した。エ：五重塔や伝統的な寺社が多くある古都を通過した。攻玉社中学校(2018年)---------

今日は、日本女子大学附属中学校(2017年)で出題された新幹線に関する問題を紹介します。親子で挑戦してみてください！-----------------------------------------------------------次の川のうち、東北新幹線が通らないものをア～エから１つ選び、記号で答えなさい。ア：最上川イ：阿武隈川ウ：利根川エ：北上川日本女子大学附属中学校(2017年)--------------------------------