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セレクションバイアスとは、選択による「偏り」を言います。昨日の発表で使用したスライドの一部です。私が2014年から2020年に治療を開始させていただいた、初診時に無治療だったステージⅣの乳がん患者さん方全体の全生存曲線です。93%の方は最初から根治を目指した積極的治療を希望され、そちらの治療から開始されました。7%の方はそれ以外の治療から開始されています。小さな割合ですが、その方々を含まないと、長期予後を期待出来る方だけを選んで解析したと取られる可能性がありますので、根治を目指した
抗腫瘍作用・免疫調整作用をもつフアイア(Huaier)は、アメリカ臨床腫瘍学会のトップエビデンスを獲得した生薬〔※1〕ですが、即効性を期待するあまり「効かない」と考え自己判断で中止してしまうケースがあります。本記事では、臨床データや免疫学の視点から「効かない」と言われる理由を整理し、効果を実感しやすくするためのポイントを科学的に解説します。フアイアとは?フアイア(Huaier)は、中国では医薬品として承認されている生薬です。2018年には肝がん術後の患者1044名を対象とした多施設ラ
近年、「フアイア(Huaier)」という名前を耳にする機会が増えています。健康意識の高まりや、免疫に関する関心の広がりとともに、フアイアに興味を持たれる方も多くなり、「費用はどのくらい?」「漢方なの?」「どうやって購入できるの?」といったご質問をいただくことが増えています。ここでは、フアイアの正しい位置づけと、医療機関での取り扱い、費用の目安、そして安心して続けるためのポイントを解説します。日本ではフアイアは漢方薬ではなく、“生薬”ですフアイアは、エンジュ(槐)という木に
こんにちは。3Hメディソリューション株式会社公式ブログ担当です。今回は、血液のがんの一種である「慢性リンパ性白血病(CLL)」の治療において、まだ治療を受けたことのない患者さんに対する新しい選択肢が加わったというニュースをお届けします。未治療の患者さんへの新しい光中外製薬と日本新薬は、抗がん剤「ガザイバ」について、電子添文(お薬の説明書)の改訂により、別の抗がん剤である「ベネクレクスタ」との併用療法が可能になったと発表しました。対象となるのは、未治療の「CD20陽性の慢性リンパ性白血
脊髄小脳失調症の治療を目的とした幹細胞医薬品「ステムカイマル」の第2相臨床試験を米国で開始仲恩生醫は3月9日、脊髄小脳失調症(SCA)の治療薬として、幹細胞医薬品「ステムカイマル」の米国における第に相臨床試験を開始すると発表しました。同時に、台湾と日本での認証取得および商業生産体制の構築を進めています。国内外の臨床および産業界のパートナーと協力し、台湾の細胞医薬品の希少疾患治療への応用における国際的なベンチマークケースの構築を目指します。仲恩生醫は、バイオヘイブン社の製品である
DelveInsight8月22日多系統萎縮症治療の進化:最近の進歩と将来の方向性より一部抜粋主要な製薬企業数社は、多系統萎縮症治療市場を主導する画期的な治療法を求めて、早期および中期段階の臨床試験候補薬を積極的に推進しているHLundbeckA/S(LuAF82422)TheravanceBiopharma(アンプレロキセチン)アストラゼネカ/武田薬品工業(TAK-341/MEDI1341)小野薬品工業(ONO-2808)テバ・ファーマシューティカルズ/MODAGGm
こんにちは。3Hメディソリューション株式会社公式ブログ担当です。今回は「EGFR遺伝子変異」という変異を持つ肺がんの患者さんにとって、治療の選択肢を広げる重要な研究結果について、分かりやすく解説します。お薬が効かなくなる「耐性」という壁EGFR遺伝子変異のある肺がんには「タグリッソ」という非常によく効くお薬があります。しかし、長く使い続けるうちに薬が効きにくくなる「耐性」という問題が起こることがあります。この耐性が起きた後の、次の治療法を確立することが大きな課題でした。3つのお
こんにちは。3Hメディソリューション株式会社公式ブログ担当です。今回は、IgG4関連疾患における「再燃抑制」を目的とした新しい治療薬「ユプリズナ(イネビリズマブ)」の承認、作用、IgG4関連疾患の治療への影響について、わかりやすく解説します。IgG4関連疾患とは再燃を繰り返す特徴とリスクIgG4関連疾患は、全身のさまざまな臓器に炎症が起こり、腫れや組織の硬化を引き起こす病気です。この疾患の大きな特徴は、症状が一度改善しても再び悪化する「再燃」を繰り返しやすい点にあります。さらに、症
がんに対するフアイアの効果についてご紹介します。フアイアは、がんに対して多様な作用を持つことが報告されており、数多くの研究や臨床データが発表されています。また、がんへの作用メカニズムについても解明が進んでいます。がんと免疫の関係がんは、免疫機能の低下にが関与していることが知られています。健康な人の体内でも、毎日約5000個ものがん細胞が生じていると考えられています。しかし、正常な免疫システムがこれらの異常細胞を発見し、攻撃・排除することで、がんの発症を防いでいます。ところが
PROTAC-SERDも臨床試験が進められています。ベプデゲストラント(ARV-471)はArvinas社とPfizer社が共同開発し、そのまま1:1出資でVERITAC-2試験(第Ⅲ相臨床試験)が進行中です。VERITAC-2試験対象:ER+HER2-進行または転移乳がんCDK4/6阻害薬と内分泌療法の治療歴あり試験群:ベプデゲストラント対象群:フェソロデックス(フルベストラント)患者数:624人、1:1に割り当て多施設、無作為化、二重盲検、第Ⅲ相国際共同試
県政の諸課題について(2)毛髪再生医療技術の開発支援について(副団長)「県では、再生・細胞医療の実用化・産業化に向け、産業化拠点としてライフイノベーションセンターを整備するとともに、KISTECにおける取組を通じて、大学等の研究シーズの実用化に向けた支援を行ってきたが、先日、毛髪再生医療の技術開発に関する番組が放送された。再生医療技術の実用化には長い時間を要することは理解するが、県として支援している技術等については、その開発状況や成果を、県民にしっかりと説明する責任がある。
この前紹介しましたhttps://ameblo.jp/helianthusgirasole/entry-12959262368.html『ステムカイマルの治験、アメリカでスタート』脊髄小脳失調症の治療を目的とした幹細胞医薬品「ステムカイマル」の第2相臨床試験を米国で開始仲恩生醫は3月9日、脊髄小脳失調症(SCA)の治療薬として、幹…ameblo.jp昨日、日経バイオテク・オンラインが載せたので記録ですSteminent社が脊髄小脳変性症に対するMSC製剤の米国第2相を開始、リ
3月14日リリースがあり紹介しましたhttps://ameblo.jp/helianthusgirasole/entry-12889918916.html『脊髄小脳変性症治療薬「ロバチレリン(KPS-0373)」の追加第Ⅲ相臨床試験開始のお知らせ』脊髄小脳変性症治療薬「ロバチレリン(KPS-0373)」の追加第Ⅲ相臨床試験開始のお知らせキッセイ薬品工業株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役会長兼最高経…ameblo.jp6月25日公開ではまだ募集してるみたいですhttps://jr
こんにちは。3Hメディソリューション株式会社公式ブログ担当です。今回は、血液のがんの一種である「多発性骨髄腫」の患者さんにとって、待望の新しい治療薬「タービー」が発売されたニュースを解説します。がん細胞と免疫細胞を結びつける多発性骨髄腫は治療が難しい病気の一つです。発売された「タービー(トアルクエタマブ)」は、がん細胞にある目印(GPRC5D)と、患者さん自身の免疫細胞(T細胞)にある目印(CD3)の両方にくっつく性質を持っています。免疫の力でがんを攻撃この二つの目印にくっつ