ブログ記事2,629件
冬の落葉樹を見て、枯れているのか生きているのか判別をする事ができますか?冬にホームセンターで苗木を購入して、春に芽が出なかった事で、枯れていたと分かったという話を時々聞きます。そのようになってからでは、購入後に枯れたのか、店頭に並んでいた時から枯れていたのかを判別する事はできません。冬の落葉樹が生きているのかどうか?そして、枯れ込んでいる場合、どこまでは生きているかを判別する方法を書いていきます。イチジクやブルーベリーであれば、若い枝は鮮やかな色をしており、ツンと張った芽があるので一目瞭
日本で苗木が入手できるピンク果実のブルーベリーといえば、ピンクレモネードとフロリダローズの2種類です。Twitterで頂いた質問です。どちらがオススメとは一概に言えないので、それぞれの品種の特徴をあげていきます。ピンクブルーベリーの代名詞的存在ピンクレモネードです。まず、淡いピンクのフロリダローズと比べても、濃いビビッドピンクで目を引く存在です。どうしてもこの色を使いたいと言うのであれば、ピンクレモネード一択になります。他の特徴としては、収穫期は6月末〜7月上旬頃、果実はやや小さめ、
実家のブルーベリーですが、ラビットアイ系が旬の時期になってきたので食べ比べてみました。平均樹齢15年前後で、剪定や摘果、肥料などを与えない状態で生育している木なので、適切に管理すれば果実サイズや味などは変わると思います。参考までにご覧ください。まずはウィトウです。ラビットアイ系の中では大きい方で、摘果無しにも関わらず100円玉大くらいの果実が実っていました。味は最初の一口は甘い、後味で蜂蜜レモンのような爽やかな甘酸っぱさが来ます。果肉自体は柔らかめで、個人的にはもう少ししっかりした果
生物である以上何もかもがホルモンに支配されているので、ホルモンの事を多少かじっておくと、植物の変化が科学的に理解できるようになっていきます。(もちろん、見た目で元気そう。元気なさそう。という判断も大事で、よく分からないけど、経験則で対応できてしまう人も凄いと思っています)最近、参加しているコミュニティで植物ホルモンの科学という本を読もうか悩んでいる人が多かったので、この本について、少し書いていきます。新しい植物ホルモンの科学第3版【CDなし、DL情報つきバージョン】(KS生命科学専門書
ブルーベリーが最初の開花から20日ほど経ちました。まだ、開花していないのんびりな品種もありますが、一部の品種では受粉に成功した花の花弁が落ちて、幼果になりつつあります。受粉前は下向きに咲くブルーベリーの花ですが。受粉が成功すると花弁は外れ、花は上向きになります。OPIとユーリカだと思います。今は星形に見えていますが、果実が成長するとその部分が次の写真の赤矢印の部分になります。面影はある感じですよね??とても美味しく、ピンク果実という事もあり人気のピンクレモネードです。受粉成功率が
2023年5月5日今日はこどもの日🎏シャインマスカット栽培5月は薬剤散布を3回実施する予定で、今回は上旬の1回目!使用したのはオンリーワンフロアブル。2000倍に水で薄めて噴霧器で散布しました。1度に2グラムしか使わないのに250ミリリットルも入っていて、一生使えるんじゃないか?と思っています。笑私が住んでいる関東では気温が上がって今日は28℃。植物も元気に成長しております。今日は職場の近くで酪農イベントがあったので、参加後に自転車で散歩してきました。汗が風で冷えて気持ちよか
窒素と聞いて何を思い浮かべますか?空気中に1番多く含まれている気体でもありますし、植物を栽培している人なら葉や茎を育てる肥料というイメージかも知れません。普段身近にある元素ですが、ピンと来ない人も多いと思います。今回は、肥料としての窒素にフォーカスした内容で書いていきます。まず、なぜ、窒素が葉や茎を育てる肥料と言われているか?と言うと、葉緑素やアミノ酸、タンパク質を作るために欠かせない元素だからです。人間や動物の身体がタンパク質で出来ているイメージは湧きやすいと思いますが、植物体も
芽吹かない植物を見ると枯れたかな?と思いますよね。趣味で栽培しているイチジクの中の1つがいつまで経っても芽吹きませんでした。通常、遅い品種でも4月中には芽が出るのですが、5月に入っても芽吹かなかったので、切り戻してみました。かなり、低いところまで切りました。生きていれば、黄緑色の形成層が出てくるのですが、地際ギリギリまで切り戻しても茶色く枯れた状態だったので、完全に枯れているだろうと諦めていました。ところが。5月半ば過ぎくらいにひこばえが出てきました。ひこばえとは、弱った樹木に出やす
ポルトガル原産のイチジク、ブラックマデイラの穂木をお取り寄せ世界でもっとも美味しいと称されている品種ですサービスで他に4品種の枝もいただきました!送り主様ありがとうございますそれぞれの特徴を調べたら食べ比べが楽しそうな組み合わせでした嬉しい‼︎品種名は右からBlackMadeiraChampagnelsutigerホワイトイスキアゴールドフィグ挿し木と言ったら土に挿すのだけれど‥水切れが不安なのと、根が出るところを見てみたいのでしばらくの間水挿しで観察します
我が家のニワトリ達餌を食べている横で、ニワトリ小屋の土をバケツ一杯分、拝借自家製鶏糞です。土の表面はまだ十分に分解してないかもしれないので、少し中の土を取るようにしています。最低でも6ヶ月は経っている鶏糞です。畑は肥料を全く使わなくても大丈夫なのですが、レイズドガーデンベッドや、果樹には、自家製鶏糞を使います。昨年9月にレイズドガーデンベッドに植えたニンニクです。元気に育っているようなので、追肥は不要かもしれないので、藁の下に、ほんの少しだけ鶏糞を混ぜておきました
ブルーベリーの紅葉、落葉が進んできました。かなり葉が落ちてしまったので、遠目で見てもあまり綺麗ではないですが、近くから写真を撮ってみたので、いくつかあげてみます。まずは、ラヒです。寒くなるギリギリまで、成長させてしまったので、まだ柔らかい若葉が紅葉するという、少し可哀想な状態になっています。色は、遠くから見ても、ラヒだ!と分かるくらい、明るい赤に染まっています。(まだ、周辺のラビットアイ系が紅葉していないからでもありますが)コビルです。木1本丸々この色の葉が付いていたらとても綺麗なん
11月から3月までの各月でイチジクの挿し木をしてきましたが、その成長具合を載せていきます。ちょうど1か月前の様子がこちらにまとめてありますので宜しければご覧ください。『秋冬に挿し木をしたイチジクはどうなった??』秋冬に挿し木をし、室内管理をしているイチジクです。前回の現状報告から1か月が経ちました。『秋・冬に挿し木したイチジクの現状』11/11にマルコポーロという品種…ameblo.jpまずは11月に挿し木をしたマルコポーロです。早い段階で2枚の葉が出ましたが、その後寒さのせいか成長が止
この時期になると、ブルーベリーの仲間だけを食害するニッチな害虫が出没します。名をシャシャンボツバメスガと言うのですが、その幼虫の被害に遭うと、新梢の先まで水が上がらなくなり、萎びてしまいます。木自体が枯れるほどのダメージは与えられませんが、次世代の主軸枝など大切な新梢をこのようにされるのは精神的ダメージが大きいです。シャシャンボツバメスガ自体は1cmほどの目立たない蛾で、成虫は夜間ブルーベリーの木の周りをライトで照らすと見られる事もあるのですが、小さくて地味なのでほとんど目に止まらない存在
イチジクにレディ3姉妹と呼ばれている品種があります。レディブラックレディホワイトレディグレイの3品種があるのですが、まずはブラックとグレイが収穫を迎えたので、食べ比べてみました。こちらがレディブラックです。そしてこちらがレディグレイです。どちらも首が長い、洋梨のような形で、色以外はよく似ています。イチジクの秋果は小さめの物が多いですが、レディブラックとレディグレイはまずまず大きいです。レディ3姉妹の果実は、収穫した段階で、濃厚なジャムになっているような、写真を何度も見てきたので
販売開始から2,3分で売り切れた、あの争奪戦で購入した、ブルーベリーサザンハイブッシュ系のスプリングハイの苗木が届きました。『ブルーベリー今季の苗木補充が終了しました。』今日はオーシャン貿易のブルーベリー苗木販売開始の日でした。オーシャン貿易でしか買えない限定品種があり、人気の品種は一瞬で売り切れるので、年に一度の勝負です。オ…ameblo.jp果樹の苗木は、権利の関係で、1社からしか購入できない品種が結構たくさんあります。スプリングハイもオーシャン貿易のみが取り扱っているので、この日を逃
種を蒔く時、どこに蒔きますか?ポットに土を入れて蒔いたり、プランターや畑に直接という答えもあると思います。袋に蒔くという回答はなかなか上がってこないと思いますが、メリットが多い袋蒔きという方法があります。特に、カラタチにはピッタリだと思っているので、試してみます。カラタチにピッタリだと思う理由は・果実の収穫期は秋冬なのに、発芽に15℃以上は必要なため。・種子が乾燥に弱いため、春まで保管するのに手間がかかるため。(湿らせたキッチンペーパーに包んで春まで冷蔵庫に保管したりします)・すぐ
先日完熟間近をブログでお知らせした、イチジクの希少品種LSUゴールドです。『子苗イチジクにつけた果実は収穫間近??』基本的に1,2年生の果樹に着いた果実は摘果した方が後々の成長や収量の面で有利になると考えているのですが、イチジクはずば抜けた樹勢があり、果実を付けた時の弱りが…ameblo.jp完熟間近とは思っていましたが、流石に週後半までは掛かるだろうと予想していました。しかし、昨日確認に行くと。無い!!枝の確かに付いていた位置を何度も見ましたがありません。鳥に食べられたと思いガッカリして
気を取り直して、レアイチジクの話です。挿し木1年生のブラックマデイラKKという品種に果実が着き始めていました。ビックリする程、樹勢が弱くて、1年経っても鉛筆くらいの太さしかなく、樹高も30cm無いのに、幼果が着いているのは驚きました。流石に、今からでは、完熟せずに冬になるのと、挿し木1年生では、体力的に不安なので、摘果しました。樹勢が強い品種より、樹勢が弱い品種の方が果実の着きが良いのは、ほぼほぼどの果樹でも共通ですね。ブルーベリーでは、ピンクレモネードやコロンバスあたりは樹勢が強くて
3月初めに動き出しの気配があった露地バナナの様子です。枯れるほどの低温に今後遭遇することはないと思うので、今の時点で新しい葉が伸びている株は、無事に冬を越えたとみていいでしょう。背が高く存在感抜群のナムワ系アイスクリームバナナ大きな株が越冬したので今年は開花&結実の期待してもいいかも(^^)デュスレも生存が確認できました。植えてから1年半ほど経過しているので、今後の成長が楽しみです。ドワーフ・オリノコこちらも定植してからおよそ1年半。2回の冬を無事に越えたの
ブルーベリーノーザンハイブッシュ系のレガシーの小苗です。以前、剪定して縛って育てる事を記事にした苗がその後どうなったかを載せていきます。『ようやく小苗の剪定です!苗木を縛る理由とは?』ブルーベリーの剪定です。最近ブルーベリーばかりですみません。もう少しでブルーベリーの作業も落ち着きますので、他の事も書けるようになると思います。600株を超え…ameblo.jp上のブログ記事でも載せているのですが、3月に剪定をし、紐で縛った時点ではこのサイズでした。とにかく枝が横に寝てしまう苗だったので、
ネット社会では、多くの植物の栽培方法を検索ひとつで調べる事ができます。情報が多すぎて、ベストな選択をするのが難しいと感じる事も多々あります。しかし、それはフィンガーライムには全く当てはまりません。とにかく情報が無いのです。常緑樹なので、実際に剪定を行うのは1か月ほど先になります。それは芽や根など木全体に冬場分のエネルギーを蓄えている落葉樹と違い、常緑樹は大半のエネルギーを葉が抱え込んでいるため、切り落とすと寒さを凌ぐ体力、春に芽吹く体力などをその分失う事になってしまうからです。大手種苗会社
フィンガーライム栽培も、始めてから数年が経ち、まだ数回の冬ですが、一緒に乗り越えてきました。その中で、肌感覚ですが、耐寒性の強い品種、弱い品種が少しずつ見えてきました。特に寒さに強いのは、ブラッドオレンジの血が入っているハイブリッド品種、オーストラリアンブラッドです。他には、ワイルドホワイト、デザートライムなどの、野生種が強いです。味や見た目が良くなるように品種改良が進められている事もあり、どの植物も原則園芸種より、野生種の方が強いです。フィンガーライムの改良種の中で、耐寒性の強さを感
フィンガーライムは、開花期を迎えています。特に先陣を切って咲き始めたオーストラリアンブラッドは蕾の7割ほどが咲き、綺麗な姿になっています。ミツバチも来て、受粉する体制もバッチリなのですが。1つ問題があります。それは、見渡す限り雄花ばかりな事です。雄花は花粉を出す事が役目で、雌しべが無いため果実を着ける事ができません。たくさん花が咲いても、雌花が0なら収穫も0です。区別が付いていないだけではないか?と思ったのですが、雌花はこのように、中央に大きな雌しべがあるので一眼でわかります。も
以前展着剤ダインを紹介しました。『展着剤ダインとイチジクの近況報告』こんばんは。いつもブログを見てくださる皆さんありがとうございます。コメントやいいね!も励みになります。農薬や液体肥料を葉面散布する際に効果持続時間を大幅アップ…ameblo.jp確かにダインは濡れ性を高めてくれるので、農薬や液体肥料を葉面散布する際に混ぜ込むと全体によく広がり、葉に馴染むので良い展着剤だとは思いますが、展着剤にもいろいろあります。そんな中で、個人的に気になった展着剤を一つ購入してみました。それが、スカッシ
長らく間が空きましたが、圃場の様子をお届けします。『フィンガーライム追肥完了!』長らく取り上げられていなかったフィンガーライムですが、台風対策で固めたままになっていました。周りの草を刈ってから戻そうと思っていたら、ズルズル今日までこの状態…ameblo.jp追肥を実施してから約2週間が経ちました。雑草もフィンガーライムもとても順調に生育しています。特にテイスティグリーンの成長が著しいです。梅雨時に透かし剪定をしましたが、全然甘かった様です。ある程度のサイズになるととんでもない早さで成
ブルーベリーの品種食べ比べもついに10回目です。『ブルーベリー食べ比べ第9弾!最後にお知らせも。』今回が500回目のブログです。3日坊主の私ですが、いつも見てくださる方がいる事を励みにここまで続けられました。いいね!やコメントも嬉しいです。ありがとうござい…ameblo.jp今日は52品種目からスタートです。まずはパウダーブルーです。パウダーがかかった様に白っぽく見える果実が特徴的な品種です。若葉もパウダーがかっていて青白い色をしています。ラビットアイ系の中では、皮が薄めで、果肉はツ
露地栽培ジャボチカバが冬を越えて目覚めてきました。ここ何年かはノーガードで越冬しています。今年の寒害はそれほど深刻ではないようで、耐寒性の低い大葉四季生り種でも半分くらいの葉がまだ残っています。ジャボチカバ大葉四季生り大葉四季生り低温ダメージが酷い年では新芽の動き始めが5月になることがありますが、今年は元気な様子です。おそらく5月半ば頃には1回目の開花を迎えると予想します。ジャボチカバ中葉種厳しい寒さに遭遇すると葉が赤くなるのですが、今年は緑を保っています。中葉種
大量のブルーベリー苗が大関ナーセリーから到着しました。3年生苗は1箱に3株までしか入らないので、20箱届きました。結構、ぎっしりな感じです。農園準備を始めた最初の年は2年生苗ばかりを買っていて、昨年から3年生苗を増やし始めました。1苗あたり、1,000円追加で払い、更に1年間育ててから送ってもらう選択をしています。趣味での栽培では、出来るだけ小さいうちから育てたい願望が強めですが、経営の視点を持つと、利益を生まない期間はなるべく短くしたいと思える物ですね。今回、仕入れた苗木は、4品種計
冬の間に挿し木をしたブルーベリーが発根していました。冬にはただの枝っきれだったのが、土に挿して日々水を与えただけでこのように根が出るのって不思議ですよね!毎回感動しています。予想より早く発根しました。本来は冬の終わりに挿し木をして、初夏に鉢上げをするのが一般的です。しかし、小さなセルトレイに挿してしまったため、初夏まで待つと、根が詰まってしまう懸念がある事と、根の周りに土が少ないため吸水しておける量が少ないため乾きが早い事が心配材料です。また、初夏になるとブルーベリー収穫や販売も始まり
イチジクのメアリーレーンが初収穫を迎えました。まだ、挿し木2年生の子どもの木なので、果実は数えられる程度に抑えています。9/26の様子です。黄緑色から、黄色っぽくなり、一回り大きくなりました。黄緑の時はピンポン球より小さかった果実が、色付くと同時に小さい鶏卵くらいのサイズになりました。そして、昨日の夕方に収穫しました。耳たぶくらいの硬さになって、指で軽く持ち上げた時に大きさ以上のずっしり感が出てこれば、完熟の目安です。1日早いかな?と思いつつも収穫です。完熟しても、黄色い皮が特徴的